
A 回答 (12件中1~10件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.12
- 回答日時:
P が偽ならば,P => Q は真.意味はなすし,偽でもない.したがって命題
「非零の整数 x, y, z が x^3+y^3=z^3 を満たす => x, y, z の少なくとも1つは3の倍数」
は,フェルマー=ワイルズの定理を既知とすれば,即座に真.
いっぽうこの問題では,同定理を既知としない証明が求められている,というだけの話でしょ.
No.11
- 回答日時:
「今回のようなx,y,zが0でない整数と限定した場合は、この命題自体は偽となります。
」における「この命題」とは, どれを指すのでしょうか? 証明系が健全である限り, 証明された以上真の命題ですよね?「フェルマーの定理を知らないものとする」というただしがきは
「フェルマーの定理より xyz≠0 である整数に対して x^3 + y^3 = z^3 となることはない, 従ってこの命題は証明された」
という記述を排除するためのものでしょう. もっとも, この問題についていえば「フェルマー」が適切なのかという点はつらいと思います... えっと, 「いずれも 0 でない整数 x, y, z に対して x^3 + y^3 = z^3 となることはない」という命題を証明したのは誰でしたっけ?
ちなみに #7 の「『偽』であることが知られている命題を前提とした命題は『意味をなさない』とすべきでしょう。」というのは意味不明です.
命題p が偽のときに 命題「p→q」が意味をなさないとすると, この対偶である「¬q→¬p」も意味をなさないとするしかないんですが, 後者の命題は (#7 の見解をもってしても) 意味をなすことがあります.
No.10
- 回答日時:
#4です。
議論が思わぬ方向へと行きましたね・・・これは問題をどう見るかだと思います。すなわち背理法の一部(n=3のときのフェルマーの定理の証明)として捉えるか質問にある命題そのものを考えているのか。前者の場合(XかYが3の倍数であることから矛盾を導き出すことができるかどうか分かりませんが)はまさに#9さんの仰るところで議論がナンセンスであるどころか立派な定理の証明です。ただ後者の場合(結局そこから矛盾を見出せないとき)は#7さんの仰ることに通じるような感じですね。そこから何か有意義なことが出てこない場合確かに全体としての議論はナンセンスになることもありえます。しかし基本的にはこのように矛盾を探しながらさ迷う態度は数学で必須のものであるのは確かです。No.9
- 回答日時:
#7様
前提は真と仮定しています。
大定理が証明される以前なら
この投稿はなかったでしょう。
また、大定理が証明されていても
前提は真と仮定する事は可能です。
当方もしばしば、誤答を投稿して
お詫びの方が多くなりつつ・・・
さて、貴殿の見解は間違いです。貴殿の議論は、
<x^3 + y^3=z^3不成立>を前提としていますが、
いまは <x^3 + y^3=z^3成立>を前提とした議論です。
そして、背理法で<x^3 + y^3=z^3成立>を否定するための
さらに以前の問題です。
この論法は良く使われ論法で、貴殿の説を敷衍すると、
<x=√2の時 x=n/mと表せると仮定する・・・ >において
<xは有理数ではないから、ナンセンス >となります。
誤答や錯誤や誤植は見過ごせますが、
根本的な誤謬は、投稿者の見識を疑わせます。 PS これ以上の議論をするつもりは、ありません。

No.8
- 回答日時:
#6です。
回答とは全く関係のない話で恐縮ですが、ふと疑問に感じた事がありますので、書き込みさせていただきます。今回のようなx,y,zが0でない整数と限定した場合は、この命題自体は偽となります。つまり、フェルマーの定理では、x,y,zが0でないという制約があるため、その場合は解を持ちません。しかし、このような制約がなければ、(x,y,z)=(1,0,1)や、(x,y,z)=(3,0,3)、(x,y,z)=(-2,2,0)のなどの解を持ちますし、x,y,zのうちいずれか一つは0を持つ事は確実に言えますので、この場合は命題は真になります。
よって、最初からx,y,zが0の場合も含めて考えるならば、フェルマーの定理を知らないという前提である必要はなく、そのような断り文句自体は不要だと思われます。
No.7
- 回答日時:
「偽」であることが知られている命題を前提とした命題は「意味をなさない」とすべきでしょう。
「太陽が西から出れば、私は都知事選に立候補する」と言われても、この人が、ウソつきかどうか論じることはナンセンスです。

No.6
- 回答日時:
x,y,zはそれぞれ3の倍数でないと仮定します。
x=3k+s y=3l+t(s,tはそれぞれx,yを3で割った余り)おき、
x,yが3の倍数でないのは、
(1)s = 1 t = 1
(2)s = 2 t = 2
(3)s = 1 t = 2
(4)s = 2 t = 1
の4通りになります。
ここで、(x+y)(x^2+y^2-xy)=z^3であり、(x+y)が3の倍数になれば、zも3の倍数となるので、(3)(4)のケースでは、x+y=3(k+l)+3となるので、除外されます。
次に、(1)(2)のケースではs=tを満たすので、x=3k+s,y=3l+sと置き換えて、
これらを与式の左辺に代入して計算すると、
x^3 + y^3 = (3k+s)^3 + (3l+s)^3
27k^3 + 27k^2s+9ks^2+s^3 + 27l^3+27l^2s+9ls^2+s^3
9(3k^3+3l^3+3k^2s+3ls^2+ks^2+ls^2)+(s^3+t^3)
になります。
したがって、
9(3k^3+3l^3+3k^2s+3ls^2+ks^2+ls^2)+(2s^3) = z^3になります。
ここで、左辺を9で割った余りはs=t=1のときは2であり、
s=t=2のときは7になります。このことから、z^3は9で割ると2または7余る数字でなければならない事になります。
しかし、z=3m+rとおくと、z^3 = 27m^2+27m^2r+9m^2r+r^3を9で割った余りは、r=1のとき1であり、r=2のとき8である事が分かり、両辺とも9で割った余りが一致しないので、(1)(2)のケースも否定されました。
よって、(1)~(4)のケースを否定されたので、x,y,zが全て3の倍数でないようなx,y,zの組は存在しない事が言え、すなわち、x,y,zのうち少なくともいずれか1つは3の倍数でなければならない事が示されました。
No.5
- 回答日時:
アドバイスとしてはそれで十分だと思います>#3.
というか, 方針はそのままだし.
「3で割った余り」を使うだけじゃダメってのは, 多分きちんと計算すればわかるはずです.
そういう観点では私のアドバイスも間違っていて,
「x^2 + y^2 = z^2 なら x と y の少なくとも一方は 2の倍数」
の証明を参考にすべきだったかもしれません. これも「2で割った余り」だけでは証明しにくいはずです.
No.4
- 回答日時:
とりあえず#1さんの方針でも以下のように証明できるかと思います。
X,Y,Zを3の倍数でない整数と仮定します。このときその余りは問題の式から各々1,1,2でなければなりません。
X^3=(Z-Y)(Z^2+ZY+Y^2)=(3k+1)(3j+1)とおきます。右辺展開して適当に移項し再度因数分解すれば3(3kj+k+j)=(X-1)(X^2+X+1)となり、この右辺は仮定(Xを3で割った余りが1)から9の倍数、よって左辺のk+jが更に3で割り切れなければなりません。k,jの定義にもどって結局
9|(Z^2+ZY+Y^2+Z-Y-2)----(★)です。Y,Zの仮定から各々9で割ったときの余りの可能性はYが1,4,-2、Zが2,5,-1です。ところがこれら9通りの中で(★)を満たすものは存在しません(チェックしてみてください、もしかしたら計算間違ってるかもしれないので)。これでX,Y,Zのどれかが3の倍数でなければならないことが示されました。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 数学 某大学の数学入試問題で、フェルマーの定理絡みの問いがありました。 9 2023/02/14 08:35
- 数学 京都大学教授が証明。 「ABC予想・宇宙際タイヒミューラー予想」を、ザックリで説明お願致出来ますか? 1 2022/04/11 20:52
- 数学 0でも無限でもない。 4 2023/04/22 19:12
- その他(悩み相談・人生相談) お金さえあればなんでも出来るらしいのですが、例えば1000億円の資産があれば、独学で数学を研究してフ 4 2023/03/27 21:24
- 数学 失敗した人の話がほとんど出てこない理由は何でしょうか? 4 2022/06/06 14:08
- 数学 上三角行列のn乗の証明 2 2023/07/23 21:45
- 数学 ハイネボレルの被覆定理、内田伏一著 「集合と位相」定理22.1 1 2022/07/07 10:49
- 中学校 中3の数学の問題の四季と計算の利用という分野の問題がいくつか分かりません 助けてくださいm(_ _) 2 2022/05/05 21:23
- 数学 数学の複素数の証明問題です。 (1)複素数全体の集合に2要素間の実数と同様な大小を定義できないことを 2 2022/08/28 11:17
- 数学 数学の解法について こんばんは。最近数学の問題を解いています。証明問題を解いたのですが、解答とアプロ 4 2022/09/11 23:22
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
a>0、b>0⇔a+b>0、ab>0
-
数学の背理法について質問です...
-
命題「PならばQ」でPが偽ならば...
-
有理数を文字置き→互いに素な整...
-
a.bが定数で任意のε>0に対してa...
-
カントールの対角線論法につい...
-
nは自然数 n^2と2n+1は互いに素...
-
強い仮定、弱い仮定、とは
-
n=3の倍数ならば、n=6の倍数で...
-
背理法について
-
ウェイソン選択課題について悩...
-
「逆もまた真なり」について
-
高校数学、論理
-
数学の論理学的な質問なんです...
-
対偶
-
「ならば」について
-
背理法と対偶証明の違いについて
-
数独 次の一手を教えてください
-
数学の証明の問題です。
-
青チャートに、「命題p⇒qの否定...
おすすめ情報