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読書をするとき、面倒くさいので「序文」を読まずにいきなり本文を読んでしまうことが多いです。
また、「あとがき」も読まずにすませてしまうことも少なくありません。
読書で、序文や、あとがきを読まずにすませると、損でしょうか。
具体的に、どういう損をしているでしょうか。

A 回答 (4件)

 出版関係者です。

直接的な損はありません。間接的な
損としては、序文やあとがきを書いた人があなたにとって
未知の人だった場合、未知の才能に出会うチャンスをひと
つ逸したことになります。

 ただ業界人から見ると、あとがきなどを著名人に依頼
するのは箔付けみたいなものなので、別に読まなくても
なんの問題もありませんよ。
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この回答へのお礼

ご回答をしていただきありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2008/04/28 19:28

えっと。

それは本によっていろいろだと思います。
と言っても、漠然としすぎるので、ここは説明上、仮りに、文芸書と思想書に分けてみます。

文芸書の場合、本文こそが読むべきもの、読まれるに値するものだと思います。
そしてこれは、小説がその典型ですが、アタマ(最初)から順に、最後の一行まで読んでゆくものです。
(小説はふつう、結末を知らないで読むほうがいいですよね。)

一方、思想書のほうは、必ずしもアタマから順に読まれなければならないものではありません。
というか、本文にどんなことがどんな風に書いてあるのかをあらかじめ知っておくことのほうが
その本の理解を早め、深めるのにしばしば有益でさえあります。

そうした本の序文(まえがき)やあとがきには、その本を著すにいたった動機や理由が書いてあったり、
結論や要約、今後の課題まで書いてある場合があります。
まえがきを読み、あとがきを本文より先に読むことは、本文を理解することを決して損なうことではないと思います。
(以上が得といえば得の理由だと考えられます)

まえがきやあとがきばかりでなく、目次をたどることによっても本文の流れが掌握できますし、
本文中の小見出しなども先に拾い読みしていって、内容を半ば掴んでしまう人もあります。
また、ちゃんとした思想書にはたいてい巻末に索引があるものですが、
その事柄や人名を先に一瞥するだけでも、本文に関するあらかじめ多くの情報が得られます。

はじめにお断りしたように、仮りに文芸書と思想書に分けてみました。
自明のこととして、すべての本がこのどちらかに分類されるわけではなく、一冊一冊その性格も異なります。
辞書はふつう最初から読む人はいない、本はいろいろな読み方があっていい、
こんな目安もあると参考にしてもらえればと思い回答してみました。
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この回答へのお礼

ご回答をしていただきありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2008/04/28 19:29

 とある作家さんは、あとがきを書くのがとても苦手でした。

あるとき、どうしてもあとがきを書いてくれといわれたその作家さんは、「あとがき」というタイトルのショートショートを書いて最後に収録しました。

 こんな極端な例は滅多にないでしょうが、実はあとがきや序文に仕込みがしてあるという例も多々あると思います。
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この回答へのお礼

ご回答をしていただきありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2008/04/28 19:28

損をするってことはないと思いますよ。



あとがきとかがあるのは文庫本が多いですよね。
新刊の単行本とかではあとがきとかないのが多いと思うのですが。

ただ、私自身は序文やあとがきを読むのが好きです。
自分が見逃し・・・と言うか、読み取れなかった行間とかを発見できたり、本文とは関係ないこぼれ話が書かれていたり、ちょっと得した気分になります。

でも、勉強のためとか、感想文の宿題のためとか、必要に迫られてて読むものでないなら、自分が読みたくないならそれで良いのではありませんか。
損得は問題ではないと思います。

読まないから損をするのではなく、読んだら、ちょっぴり得するって感じが私はしますけど。
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この回答へのお礼

ご回答をしていただきありがとうございました。
たしかに本文にはなかった、こぼれ話が読めるという意味で得なのかも知れませんね。
大変よいご指摘をありがとう御座いました。

お礼日時:2007/04/04 01:34

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