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私の父は、長男で3年前に他界し本家のお墓に入っております。
このたび、父の妹の旦那(婿養子)が危篤状態にあり彼のお墓の問題がもちあがりました。 因みに、彼らには子供はおりません。 しかし、
彼らは、祖母と唯一本家で同居した夫婦です。 長男である父は別居してました。 叔母からしてみると、子供のいない彼らが自分たちでお墓を作っても無縁仏となるため、本家(父の入っている墓)の墓に入ることを希望しております。 そういった意図があるため、その墓の管理費も負担しております。 親戚内では、叔母自身が入るのは問題ないが、婿養子の叔父が入るのは、問題があるという意見で分かれております。私は長男であり墓を承継する身であり決断を求められております。

A 回答 (9件)

再度。


小生も真宗の僧侶です。
真宗10派とも同じことで、大谷派さんでも先祖崇拝の宗教観はありませんし、そもそも真宗は墓にこだわりません。まったくの他人が入ろうがどうであろうが何にも気にしません(実務上墓地使用契約で入れる範囲に制限はありますが)。従姉妹、鳩子くらいまで一緒の一族墓もありますし、血縁を重視しない本山大谷祖廟納骨なども一般的です。
同じ阿弥陀さまの浄土に生まれた仲間である御同朋・御同行を血縁で分け隔てする考え方はありません。みんな阿弥陀経の言葉にあるように「倶会一処」です。
当方が推測し、貴殿が補足に書かれたような考え方と習慣の違いはありますが喧嘩するような内容ではないので、お寺に相談に行き「お寺さんがこう言った」とお寺の判断を仰いだことにするのが一番です。
> 私の弟夫婦であり家業を継いでおり、母親と同居しております。
> よって、本家の墓も本来、彼らが承継者ということでしょうか?
と、なる可能性は昔の習慣からは強いかもしれません。寺墓地の場合には寺との付き合いを継続できる(寺の三大法要のほか毎月の行事に参加できる)前提が必要ですからね。名ばかりの本家で遠隔地ということは好ましくありません。
合掌
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この回答へのお礼

amida3様、
何度もご回答いただきまして心から御礼申し上げます。
大変、参考になりました。
お寺さんに言ってもらうよう母と話します。
私は、実家からかなり遠くに住んでおりますので、今のままでしたら
彼らが承継者となると思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/04/28 09:23

このご質問、スルーするつもりでしたが述べましょう。



はっきりさせておきますが“決まり”は何もありません。強いて言えば慣習によるということになりますがそれも一様ではなく、人それぞれの思想信条によるとすることも大です。宗派による違いはほとんど関係ありません。

本件の場合、誰が本家で誰が分家かではなく、状況から考えて誰が家(墓も)を継ぐべきかを考えるべきで、家(家業)を継いだ者が必然的に本家ということになると思われますが、本家分家を決め付ける必要もありません。お父上は“家を出ている本家”とする考えもおかしくありません。
また、民法では分家が祭祀を承継することを禁じてはいませんし、菩提寺は祭祀の承継者を指定することはできません。祭祀の承継者が墓に入れるとは限りません。

そもそも、本家や分家、家を継ぐ等はそれなりの家柄・家系に関係することだったはずで、一般階級でそれらの考えができたのは古くありません。
何代も続く名家や商家等は受け継ぐべき財産等があったから、このような問題に発展することもありましたが、一般階級では無縁だったことです。
また、一般階級では以前は土葬がほとんどだったわけですから、“先祖代々の墓”とする祀り方やそれを継ぐとする考えも古くはありません。
沖縄の慣習は特異なので本件と一緒に考える必要はないでしょう。

さて、本題に入ります。

先に述べたとおり決まりはありません。
察するところ貴家本家筋は商家等で、弟君が家業を継いでいるわけですから、墓もそのようになさるのもひとつのやり方です。しかし、弟君はその墓に入る気は無いようなので、貴殿も本家の墓に入るか分家として別に墓を設けることもどちらもかまいません。
ひとつの墓に親族みんなが入るとする考えは、土葬の時代にはありえなかったわけですから貴家のやりたいようにすればいいことです。
墓は血縁者だけが入るべきであるとする考えもありますが、嫁が嫁ぎ先の墓に入るのがあたりまえであることを考えれば婿養子が入ることも自然です。父上の義理の弟になるわけですが、そもそも、婿養子は家(本来は家督や財産)を継ぐ前提の存在のはずです。家を継がないのならば婿養子になる必要はありませんので、婿養子になった時点でお父上は跡継ぎではないのかもしれません。
しかし、婿養子は代々の墓に入るべきではないとする考えが一部にあるのも事実ですので貴家次第です。

仏壇を本家分家双方に祀るとする考えも新しく、仏教的に考えるのならば仏壇はあっても無くてもいいものです。釈迦の時代に仏壇がある訳ないのですから。寺請け制度でさえ仏壇を義務付けてはいません。
先祖供養は家業繁栄・子孫繁栄につながるとする考えも根強くあります。

仏壇を本家から分家に移した件ですが、仏壇は跡取りのいる家に祀るべきだとする考えも一部にあるので移したのでしょう。移す必要はありませんでしたが、かえって気にすることもありませんので、それで良しとしましょう。

繰り返しますが“決まりはなにもありません”ので、一連の出来事は新興宗教と考える必要もないでしょう。

ところで、現祭祀者(承継者)は誰でしょうか?伯母上とは限りません。貴殿が承継者ならば、うまく解決するのは弟君を説得する貴殿しだいですが、貴殿が具体的にどのようにしたいかわからず述べました。

乱文御容赦

合 掌
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この回答へのお礼

boronboron様、
大変貴重なアドバイスありがとうございます。
御礼申し上げます。
弟が家業を継いでおり、母とほぼ同居(敷地内に弟の家がある)しているので、なるべく弟夫婦の意向を取り入れてあげたいと思っておりました。 しかし、伯母ももう一つの家業(小料理屋)を継いでいたこと、実家で祖母と最後まで同居していたことを考えると、私としては伯母夫婦を実家の墓に入れるよう弟夫婦を説得するつもりです。
しかし、弟夫婦はかなり沖縄との関係も深く現在は沖縄の墓の常識等の
情報収集を始めております。 

お礼日時:2007/04/28 09:19

amida3です。

再度。
昔の習慣の家を継ぐという考え方でも、なにも長男が必ず継いでいるわけではありません。次男や三男が継いでいることもありますし(徳川家をはじめ大名家でもそうです)、(別に男子がいても)娘が婿をもらって継いでいる家もあります。
現在は、本家・分家という習慣が法律上も無いので、どちらが本家ということは難しいですが、婿養子の叔父さんの家が本家だとすれば当然に代々のその家の墓に入るのは当然ですし、分家であるとしても分家で子が無く断家となるときにはその夫婦は本家の墓に入るのが通常ですので、両方の意味合いからも叔母と婿養子の叔父がその墓に入るのが一般的です(沖縄の異なる習慣は除く。)。
なお、家業がある場合家業を継いでいるのが本家とする考え方もあります。
そのご親戚は、配偶者の叔母さんとは別にして婿養子の叔父さんだけどこかに無縁仏として葬れとでも言うのでしょうか?
どうも仏教的ではない新興宗教的な先祖崇拝の宗教観があるのではないでしょうか?
なお、回答へのお礼に書かれた新たなご質問ですが、
100%間違いとはいえませんし、宗派的による考え方の違いもありますが、特別に事前に移す必要は無かったです。叔父叔母夫婦が亡くなり断家になったときというのが多い事例でしょう。ただ仏壇の本来の趣旨からすると、本家にも分家にも双方に仏壇があることが仏教的には正しいあり方です。
合掌

この回答への補足

amida3様、
再度、ご回答いただきありがとうございます。
補足させていただきます。
実は、本家、分家(父)とも関東ですが、その親戚は沖縄のある人・習慣と”とても深い関係”にあり貴殿がコメントされました”沖縄の異なる習慣は除く”というのに大変おどろきました。 仏壇の移動も沖縄の習慣でしょうか?
因みに、うちは真宗大谷派?だと母から聞いておりますが、その親戚は
貴殿のおっしゃる”仏教的ではない新興宗教的な先祖崇拝の宗教観”と
関わりがあります。

補足日時:2007/04/26 09:04
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この回答へのお礼

amida3様、
貴殿のご回答・アドバイスには大変感謝しております。
補足にも書きましたが、今回のようなことをその親戚とゴタゴタならないようにうまく解決できる方法がないか悩んでおります。
その親戚というのは、私の弟夫婦であり家業を継いでおり、母親と同居しております。 よって、本家の墓も本来、彼らが承継者ということでしょうか?

お礼日時:2007/04/26 11:29

再回答です。

「回答へのお礼」にありました、
>でも家業を継いでいるので意見を聞かないわけにはいかない事情があります。 
というのはわかります。しかし、
>家業繁栄のために今回のようなアドバイスがあったことは認識しております。
というのが意味不明です。繁栄?お墓の中で商売するわけでもあるまいし。新興宗教の教祖様を継がれたんですか?他にすんなり納得できる家業が思いつきません。

そうでないとしたら、ご先祖的になにかしがらみが……というのかもしれませんが、人をそこまで雑に扱わなくては繁栄できない家業なんて、お天道様の下で商う資格なんてないと私が客なら思います。
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坊さんです。


その場合、普通そのお墓に入ります。なんら問題なく、かつ一般的です。
問題があるという意見のご親戚がかなり変に聞こえます。
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この回答へのお礼

amida3様、
ご回答ありがとうございました。 
実は、以前にも本家にあった仏壇を長男(父)の自宅に移したほうがよいという(今回反対している同じ親戚の意見)ことで叔母夫婦を説得して移した経緯があります。  
因みに、説得内容は、子供がいないので将来だれも仏壇を見れないというのを理由にしてました。 
やはり、これも非一般的だったのでしょうか?

お礼日時:2007/04/25 15:40

>婿養子の叔父が入るのは、問題があるという意見で分かれております。



変な意見だと思います。
婿養子なら質問者さんの祖父母と養子縁組届けを出した正式な養子さんですよね?
血の繋がりは無くても実子と同じ権利・義務は法的もあるのです。(実子と同じ)
ですから、お墓に入る事も何も問題は無いはずです。

しかし、養子と表現していても、単に叔母さんの姓を名乗っているだけの形なら、親戚の一部の意見である、お墓に入るのは問題と言う事、わからない事もありません。
でも個人的な意見では、一緒に入れてあげて欲しいと思います。

宗教的なおかしな考えになってしまいますが、入れてあげないと安らかにあの世に行けなく、子孫に災いが起こると言う、迷信的な考えもする方もいるようです。


家の夫も養子縁組した人なので当然、家のお墓に入ります。
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この回答へのお礼

perusepone様、
ご回答ありがとうございました。
私も一緒に入れてあげたいと思います。

お礼日時:2007/04/25 15:49

質問者様が嫌でないなら、「当然入っていい」と言ってあげてください。

口を出している親戚は、別に自分が本家のお墓に入りたいわけではないのですよね?なぜ口を出すのでしょうか。
土地柄もあると思いますが、管理費も負担し、おばあさんと同居したのに、いざとなったら、お墓には入るな(=でていけ)という理屈は、たとえ思ったとしても、口に出すのはとても恥ずかしい振る舞いと感じます。了見が狭すぎます。夫婦別のお墓に入れといっているのと同じです。

うちは都市部ですので事情が違うとは思いますが、祖父母の入っているお墓に、早世したおじさん(父の姉の夫)も眠っています。おばさん夫婦にも子供はいません。
うちの父は長男で、祖父母と同居してましたが、本家の墓だからとかそんな小さい事は言いませんでしたよ。
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この回答へのお礼

zumichann様、
ご回答ありがとうございました。
口を出している親戚は本家のお墓に入るつもりは全くありません。
でも家業を継いでいるので意見を聞かないわけにはいかない事情があります。 家業繁栄のために今回のようなアドバイスがあったことは認識しております。

お礼日時:2007/04/25 15:57

>彼らは、祖母と唯一本家で同居した夫婦です。

 長男である父は別居してました…

ということなら、叔母さんが本家の跡取りであって、お父様は分家ではありませんか。
お父様は別にお墓を建て、叔母さんが本家の墓に入るのが自然だと思います。
現今の民法では、長男が祭祀を継承するなどとは、決められていません。
お父様は同居していない、つまり親の面倒を見ていなかったにもかかわらず、お墓だけは先取りするという考え方はなじみません。

>子供のいない彼らが自分たちでお墓を作っても無縁仏となるため……そういった意図があるため、その墓の管理費も負担しております…

叔母さん夫婦が本家の墓に入るのが筋であって、そのあとを無縁仏にしてはいけないので、分家が継承した。
つまり、順序は逆になったが、お父様がそこに入ったという解釈ができます。

>叔母自身が入るのは問題ないが、婿養子の叔父が入るのは、問題があるという意見…

それはおかしいです。
長男であるお父様が順当にお祖母さまらと同居していたなら、お父様は当然本家の墓に入るが、お母様は入れてあげないとなりますよ。
夫婦は一心同体、同じ墓に入れてあげ、あの世でも円満に暮らしてくださいと祈るのが、普通の人間が考えることだと思います。

>私は長男であり墓を承継する身であり決断を…

実態として叔母さん夫婦が同居していた以上、叔母さんが継承者です。
叔母さんから、叔母さんの後をあなたに頼むと言われているのなら、あなたの代からはそれでよいでしょう。
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この回答へのお礼

mukaiyama様、
ご回答ありがとうございました。
父が同居しなかった理由は、家業を継いだため職場の近くに引っ越したのが理由でした。 本家(3階建てのビル)に叔母が残った理由は、もう一つの家業である小料理屋(1階に店舗、2階と3階が住居)を継いだからです。 父は、同居はしておりませんでしたが、資金援助はしておりました。 父の別居は叔母との同意のもとでした。
よって、叔母も私と母に本家のお墓に入りたいと頼んでいる次第です。

お礼日時:2007/04/25 16:13

>親戚内では、



お墓を管理されている方が決めるべき問題でしょう(貴方次第)

少しでも縁が有る方なら納骨しても問題は無いとは思います

本人が希望しているのならことさら断る必要も無いのでは?

貴方が嫌なら兄弟でも入れなければ良いでしょう

世の中「寛容の精神」が大切です

夫婦を別れさせるのが正解なのか?
嫁・婿は他人なのか?

反対している人の気が知れませんね

同じ墓地に夫婦だけの別な小さいお墓を建てるのも正解かも?

昔は個人墓や夫婦墓が主流でした

うちのお墓にも何基も建っています、個人有り夫婦有り...。
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この回答へのお礼

m_inoue様、
ご回答ありがとうございました
私はまだ現在の墓の管理者ではありません。
親戚内では、近い将来の管理者だと思われております。
同じ墓地に別の小さいお墓を建てることはしたくありませんので、
本家の墓に入れるよう親戚を説得したいと思います。

お礼日時:2007/04/25 16:20

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