
A 回答 (3件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.3
- 回答日時:
補足します。
塩とCTABだけで、タンパク質は不溶化しているはずですが、おそらくそのまま遠心しても上清からきれいに分離しにくいのでしょう。クロロフォルムを加えることで界面にきれいにまとまってくれるからだとおもいます。
プラスミドをアルカリ/SDS法でとるとき、塩を加えてタンパク質・変性DNA・SDSの複合体を沈殿させますね。でも、そのまま遠心しても管壁にくっついたり、水層にかけらが混じったりして、きれいに水層を分離しにくいことがあります。これを防ぐためのTipsとして、少量のクロロフォルムを添加するというのがあります。こうすることで沈殿を底の方のクロロフォルムとの界面にきれいに集めることができます。これと同じことではないでしょうか。
CTAB法はタンパク質に加えて多糖類も効率よく除去できるので、多糖類の多い植物や菌類、細菌類からDNAを抽出するのに良く使われます。
フェノール/クロロフォルムはタンパク質を除くのに優れていますが、多糖類には効果が望めません。クロロフォルムを加えないフェノールだけだとある程度、多糖類を除去できます。ただ、フェノールだけだと、水層との分離が若干悪いこと、短いかったりA-richな核酸(特に一本鎖)がフェノール層に入りやすいことなどから、一般的な除タンパク質の目的ではクロロフォルムと混ぜて使うことが多いです。
No.2
- 回答日時:
クロロフォルム自体には除タンパク質の能力はほとんどありません。
せいぜい脂質が除けるくらいです。ふつうクロロフォルム抽出の目的は、フェノール抽出で除タンパク質をした後、水層に溶けたフェノールを除くために使います。CTAB法でDNAを抽出する原理は、高塩濃度でCTABを加えるとタンパク質と多糖類が不溶性の沈殿になることを利用しています。これら不溶化した夾雑物をクロロフォルム抽出で分離しやすくするのです。
クロロフォルム抽出に使うクロロフォルムには1/25容のイソアミルアルコールを添加するのがふつうです。添加しなくても効果自体は変わらないのですが、疎水性が高すぎて水層との界面に強いメニスカスを生じ、水層が球のように丸まってその周りをクロロフォルムが包み込むようなかんじになって、水層の吸い出しが困難になります。
この回答への補足
ご回答ありがとうございます、つまりCTAB法でのクロロホルムは、フェノールの様に使って蛋白除去のためではないということでしょうか?蛋白除去であれば、フェノールを使えばいいのに、と思っていましたが、それであれば納得できるきがします!
補足日時:2007/05/04 19:36お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 化学 ガスクロマトグラフィーについてです。 試料溶液中のピリジン、フェノール、アセトフェノンの重量比および 1 2022/07/04 17:36
- 化学 至急 ガスクロマトグラフィーについて教えていただきたいです。 試料溶液中のピリジン、フェノール、アセ 1 2022/07/06 01:11
- 化学 至急 ガスクロマトグラフィーについて教えていただきたいです。 試料溶液中のピリジン、フェノール、アセ 2 2022/07/05 12:31
- 労働相談 【至急!!!】有給休暇について。 有給休暇について、ご意見をお聞かせください。 説明が下手で分かりに 4 2022/08/09 15:35
- 歴史学 江戸時代のお金について。 江戸時代ではお金として金貨や銀貨が使われていたと思うのですが、なぜ年貢とし 11 2023/01/13 15:24
- デジタルカメラ 画像のJPGファイルの「大きさ」と「サイズ」の意味の違いをお教えください。 8 2022/09/18 14:50
- 引越し・部屋探し 大学生男です。来月から一人暮らしを、始めるのですが揃えるべきものやあった方がいいものなど教えていただ 4 2022/07/02 13:32
- 生物学 【生化学】【医学】【薬学】「ランゲルハンス島からインスリンを抽出する方法」 ご覧くださりありがとうご 1 2022/09/09 15:59
- 日本語 「〜たり〜たり」の使い方 2 2022/06/08 21:30
- FTTH・光回線 インターネット 光回線について 3 2023/05/19 21:03
このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています
おすすめ情報
このQ&Aを見た人がよく見るQ&A
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
四次構造のタンパク質が合成さ...
-
グルタミン酸
-
卵白アルブミン=オボアルブミ...
-
電気泳動前のサンプル処理での...
-
「カルノア液」について教えて...
-
精液について
-
rDNAとは
-
タンパク質は大きく分けて膜タ...
-
食器のタンパク質汚れは水のほ...
-
タンパク質をボルテックスできるか
-
タンパク質の凝固
-
タンパク質の分解or破壊とは?
-
CTAB法におけるクロロホルム/...
-
タンパク質の変性について
-
GST結合タンパク質が精製できま...
-
TnT lysate と whole-cell ext...
-
Mature peptide
-
プラスミドへのインサート長が...
-
試薬のグレード
-
トマトと牛は多細胞で、大腸菌...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
精液について
-
タンパク質をボルテックスできるか
-
酵素 分子活性Kcatの算出方法
-
食器のタンパク質汚れは水のほ...
-
タンパク質の凝固
-
タンパク質ってボルテックスし...
-
たんぱく質の吸光係数(紫外線...
-
卵白アルブミン=オボアルブミ...
-
Mature peptide
-
タンパク質は大きく分けて膜タ...
-
電気泳動前のサンプル処理での...
-
「カルノア液」について教えて...
-
電気泳動
-
mRNAレベルとタンパク質レベル...
-
電気泳動 SDSの熱処理について
-
CTAB法におけるクロロホルム/...
-
遺伝子の読み方について
-
遺伝子の分野で「コード」って...
-
電子レンジでタンパク質が毒に...
-
RNA抽出について
おすすめ情報