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皆さんこんにちは。
私は、ついこの間、高校で修辞疑問文を習ったのですが、文法が理解できず、内容がさっぱりです。この「教えてgoo」を見ていて、『反語表現』だということが、なんとなく理解できました。
しかし、わかっていることはそれだけで、あとは、何もわかりません。
中学の英語とは違って、勉強の仕方が違うので、しばし困っています。
どなたか、一から修辞疑問文を教えてくださる人がいたら、幸いです。
皆様、よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

アメリカに38年半住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

修辞疑問文とは「見た目には普通の疑問文に見える」から疑問文と言う名前がついているのです。 疑問文と言う名前がついているから疑問文ではないのです。 ただの形をしている、と言う事だけで疑問文だと学校文法は言っているわけです。 これは、日本語でありながら外来語とは呼ばずに和製「英語」と一定化にも英語だと言いたいような表現をしているのと非常に似ていて、学生には混乱させているのではないかと思います。

しかし、修辞疑問文は「見た目は」と言う事からこの疑問文の形をした文章を見ただけでは疑問文なのか修辞疑問文なのかは分かりません。 つまり、Why don't you come here?と書いてあっても「来いよ」と言っているとは限らない、と言う事なのです。 こられないと言うのは分かったけど何でだよ、理由くらい言ってくれたっていいだろう?と言っている純粋な疑問文である事だってあるわけです。

しかし家にちょうどいた自分に友達から電話がかかってきてWhat are you doing?と聞かれ、We are having a party now.と言われ、Why don't you come here?と「聞かれたら」、この人がこの質問をするというのは「来ないか?」「来いよ」と言うフィーリングがあるんだな、と感じるわけですね。 そう感じたときに、この疑問文を修辞疑問文と呼ぶわけです。

しかし、やることがあるから行けないよ、と弁解してもまだあきらめずに濃いと言っている、そして、そんなときに、Why don't you come right now?と言ったとき、「ちょっと待てよ、いけない、と言ったしその理由も行った、でもまだこの質問をしている」と感じますね。 さぁ、この疑問文は普通の疑問文でしょうか、それとも修辞疑問文でしょうか。

やることがある、と言う理由だけでは今来れば良い(Come right now)と言っているんだから無視しているんだろうか、それとも、来てくれよ、と言っているのか、試験ではどちらかに決めなくちゃいけないんだよな、どっちだろう、50%確率だから、修辞疑問文としちゃえ!!としますか。 <g>

どっちでもいいのです。 専門用語にこだわる事はないのです。 と言いながらご質問を読み直しました。 高校での勉強なんですね。 では、こだわりましょう。

>そう感じたときに、この疑問文を修辞疑問文と呼ぶわけです。

と上に書きましたね。

そうなんです。 もしこの状態で、I told you I've got things to do!! やることがあるんだよ、さっき言っただろう?と言うせりふが口から出れば、普通の疑問文としてとったのです。 しかし、Sorry, but I can't come tonight!と言うせりふが出たのであれば、「来いよ」と言っているフィーリングを感じたわけです。 そう感じたのであれば修辞疑問文として受け取った、と言う事なのです。

もちろん、これはいう人自身も来いよというつもりでWhy don't come right now?と言ったのであれば修辞疑問文、なぜ来れないのか理由を聞きたいと言うフィーリングがあれば普通の疑問文とつもりで言ったわけです。

そうすると、時によってはこの二つのフィーリングがかみ合わない場面で出てくる事もあるわけです。

なぜ日本人って6年も学校で英語を勉強しているのにしゃべれないんだ?と言う疑問文はどちらのフィーリングにも取れますね。 私がこれを言えば修辞疑問文であり、しゃべれないなんておかしいじゃん、と言うフィーリングをこの表現方法を使ったに過ぎないわけですね。 これを、表面だけの疑問文と取りしゃべれない理由を淡々と答える人がいればその人は疑問文としてとったわけですね。 そうすると、私は、No, I'm not interested in knowing the reasons. I know the reasons. What I want to say is I can not understand how this can happen in such a developed country. 「いいや、理由なんて知りたくない、もう知っているよ。言いたいのは何で発展国と呼ばれる国でこんな事起こるんだよ!と言う事なんだ。」と言うようなストップをかけることになるわけです。 

この英文でまた修辞疑問文を使った事に気がつきましたか?

つまり、英語でも日本語でも人間が使う言葉として、why/how等のようにいろいろな理由があると言う事を示すときに、質問するために使うときと「答えなんて要求していないよ、やりゃいいんだ」と言っているときにも使う表現方法なのです。 その自然な表現方法を学校文法では修辞疑問と言う専門用語を作って「二つのフィーリングがこの表現では出せるので気をつけなさい」と言っているわけです。 使える事を教えているわけです。

つまり、反語・反意とはフィーリングが違うのです。 反語・反意とは、へまをしたときに誰かが「よっ、かっこいいよ」「へまするのがうまいね」と言うようなからかい表現なんかの事を言うのです。表現とは反対の意味を言っているから反意と言う事になる。

今回の場合は、ただ聞いていると言う振りをしている、と言う感じだよね。 

しかし、もう少しよく考えてください。

疑問文であろうとWon't you?のように否定疑問(しり上がりであろうと)であろうと、日本語の「来ない?」と言う否定疑問文と待った釘ーリング表現方法は同じだということを知ってください。 つまり、英語に限った事ではないのです。

修辞疑問と言う用語がなくても理解できる表現発想なのです。

これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 
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この回答へのお礼

まず一つに、中学ではWhy don't you~=「あなたも~してみませんか」と叩き込まれていたので、Why don't youが、立派な修辞疑問文だという事に、気づきませんでした。
日常でよくある会話を例にしてくれたので、とてもわかりやすかったです。1つの例文について、詳しく解説していただいたので、とてもわかりやすかったです。
もし、またわからなくなったら、補足質問させていただきます。また英語でわからなくなったときは、よろしくお願いいたします。
回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/05/09 18:44

はじめまして。



No.1で既に良い例がいくつが出ているので、修辞疑問文の意味が理解できると思います。

少し説明を加えますと、修辞疑問文は、聞き手の答えを期待する疑問文ではなく、話し手が強調のために使う、修辞法の技法のひとつなのです。ですから、通常疑問文のように、読む時語尾を上げません。語尾上げ問題で、この修辞疑問文が出されたら、文末のイントネーションは「下げ」のマークが正解です。

反語表現と同じく、肯定文は否定を強調し、否定文は肯定を強調しています。例:
Who knows it?=Nobody knows it.
「誰がそれを知っている」=「誰も知らない」
Who doesn’t know it?=Everybody knows it.
「誰がそれを知らないことがあろうか」=「みんな知っている」

強調したいのが、「人、場所、理由、方法、もの、時」などによって、疑問詞をwho、where、why、how、what、whenと使い分ければいいのです。肯定を強調する時は否定文に、否定を強調する時は肯定文にするという法則と使って。

また、疑問詞を用いなくても、強調や確認を暗示する疑問文も修辞疑問文に含まれることがあります。例:

Do you think really so?(↓)
「本当にそう思ってるのか?(違うだろ)」

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

はじめまして。
発音までの細かいご指導、ありがとうございます。
疑問詞の使い分け方も、迷っていたところですが、ここでしっかりと理解することが出来ました!
回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/05/09 18:27

修辞疑問文か普通の疑問文かの区別は、原則的には、文脈でつけます。


ですから、一つの文章だけを見て、その文の訳を作るのは、普通の疑問文か修辞疑問文かの区別がつかないので、出来ないのが普通です。つまり、疑問文としては、まったく同じ形をしているわけです。

修辞疑問文の特徴の一つは、答えが普通はないということです。
No.1の方があげた文章を例に取ると、
>Who knows it?
誰がそれを知っていようか。→誰もそれは知らないよ

これに、たとえば Tom does. と答えることが出来る時は、普通の疑問文(誰がそれを知っているの)ということです。

>Why don't you come here?
どうしてここに来ないの→ここに来てね

これにたとえば、Because I must go to the station. のように答えることが文脈から言って出来る時は、普通の疑問文(なぜここに来れないのか)ということです。

>How can you say such a thing?
どうやればそんなことが言えるんだい→そんなことは言えないだろう

これも、I checked it myself.(自分でチェックしたから)のように答えることが出来る文脈であれば、やはり普通の疑問文(どうしてそんなことが言えるのか)です。

修辞疑問というのは、日本語にもあります。というか、多分、明治以降外国語からの影響で日本語でも使われだしたのでしょうが、たとえば、「誰が行くか」というのは、普通、「誰も行かないよ」と言う意味で使われます。それと同じで、「誰が知っていると言うのだい」は、「誰も知っているものなどいない」の意味になるわけです。

日本語のほうが、修辞疑問の特徴が出ているので、普通の疑問文と比べると区別がしやすいですね。
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この回答へのお礼

私は、この文章を読みながら、『はぁ~!』『ほぉ~!』と驚くばかりでした!文脈でとらえるときに、こんなに便利な確認の仕方があるとは、気づきませんでした。どうもありがとうございます。

お礼日時:2007/05/09 18:21

修辞疑問というのは、形は疑問文だが反語的な意味を表します。

肯定なら強い否定、否定なら強い肯定と考えましょう。why who how で始まる疑問文でよく使われます。

Who knows it?
誰がそれを知っていようか。→誰もそれは知らないよ

Why don't you come here?
どうしてここに来ないの→ここに来てね

How can you say such a thing?
どうやればそんなことが言えるんだい→そんなことは言えないだろう

日本語の反語と同じように考えましょう。一種の言葉の技巧です。
疑問文なのに疑問の気持ちは一切ないので、修辞疑問と呼ばれます
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この回答へのお礼

私は今まで、修辞疑問の『疑問』という部分に、少し惑わされていたみたいです。この回答を読んで理解することが出来ました。
例文も短く、シンプルで、とてもわかりやすいので、すぐに理解することが出来ました。回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/05/09 18:14

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