好きな「お肉」は?

最近ギターサウンドに目覚め、自分でも挑戦しようと
さっそくギターの購入を考えています。
が、自宅のアパートは壁が薄く、音漏れが心配で
アコギはさすがに無理そうな雰囲気。
そこでエレキを買ってアンプ+ヘッドフォンで
こっそり練習を、と考えたのですが、
フルアコ、セミアコのどちらにすべきか迷ってます。
フルアコは箱鳴りがするといいますが、
やはりアンプの有無に関わらず、結構でかい音が
出ちゃうんでしょうか?
見た目で気に入ったモデルはフルアコなんですが、
大家さんが少々うるさい人なので、騒音とかで
トラブルになるのは避けたいもので。
詳しい方、ぜひアドバイスをお願いします。

A 回答 (1件)

楽器は、基本的に音が出るものと考えておくのが良いと思います。

共鳴室を持たないエレキギターでも、環境によってはアンプを通さない生の音がよく抜けてしまうこともありえます。音を出すことに関しては、時間を選ぶとか、あまり長時間に渡って練習し続けたりしないなどの配慮は常に必要でしょう。

フルアコやセミアコの生の音についてですが、アコースティックギターほどではないにしても、それでもそれなりの音は出ると見ておいた方が良いと思います。リスクは大きめに判断しておいた方が無難でしょう。ソリッドギターでも環境によっては隣室にギターの生の音が漏れる可能性があります。
とりあえず、ネット上でギターの生の音の加減を類推できそうな参考として、ヤマハのサイトのコンテンツを紹介しておきます。
http://www2.yamaha.co.jp/u/naruhodo/13eguitar/eg …
鳴るほど楽器解体新書というコンテンツで、いろいろな楽器のことについて構造などから紹介しているページです。エレキギターのページでは、フルアコ、セミアコ、ソリッドの3種について、生の音とアンプを通した音をFlashで聴けるようにしてあります。そのそれぞれの生の音を聴き取ってみると、音量の加減についてもある程度の推測はつくのではないかと思います。

なお、アコースティックギターとエレキギターとでは、例えフルアコであっても楽器演奏上の感覚として同じ感覚で弾けるとはいえない部分も多くあると思います。仮にアコースティックギターが弾きたいのに、代用としてエレキギターを選ぼうと考えているのであれば、それはあまりお勧めできません。発音の機構がまったく異なるために、姿形とルーツとチューニングは共通していても、いろいろなところで相違点があるでしょう。エレキギターに通じてもアコースティックギターが弾きこなせるようになるとはいえないところもあります。やってみたい種類のギターと、手にするギターの種類を一致させることをおすすめします。
また、あまりおすすめはしませんが、アコースティックギターをご希望の場合は、騒音に配慮して作られたアコースティックギター的な楽器として、サイレントギター(ヤマハ)やシンソニード(Aria)といったボディがなくピックアップで音を拾い、ヘッドフォンやアンプで音を聴くタイプのアコースティック様ギターなども存在します。これらのギターに関しては、アコースティックギターにおいてボディを鳴らして音を作るという感覚が身につかない可能性をはらむという点で積極的におすすめしかねるところはありますが、騒音に関してはエレキのソリッドギターのように弦が鳴る音以上の音量にはならないことが期待できるため、その点については実用的といえるかも知れません。

参考になれば。
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この回答へのお礼

大変丁寧な回答、ありがとうございます。
すごく勉強になりました。
どうも変に視野が狭くなっていたようです。
自分が何を弾きたいか、改めて考えてみます。
ショップでも現物を見つつ、聞きつつ
じっくりと相談してみますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/24 02:15

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