映画のエンドロール観る派?観ない派?

はじめまして。
とある営業会社で、専属ライターとして働き始めました。
職場は役員までが私より年下です。

記事広告を執筆するのがメインなのですが、気になることがあります。
いったん書いた原稿をいつまで経っても入稿せず、
職場でぐるぐる回し読みを行い、その都度細かく修正をしてくるのです。
先方(取材先)や編集長だけならともかく、
わざわざ新卒の人に読ませ、ぐちゃぐちゃと修正を言ってきます。

既に進行している原稿もあるようなのですが
そういった原稿に限って、こちらから聞かない限り何の音沙汰もありません。
なぜそういうことをしているのかということについても、
上司からは何の説明もありません。

また、この会社にはライター専属の方が過去何人かいたのですが、
長く続いたことがないそうです。
スポット契約で何人か依頼しているそうです。
以前、某スポーツ新聞記者出身の方がいらしたそうで
皆さん口をそろえて「あの人はすごかった」と言います。
私は、そんな華やかなキャリアはありません。

本人たちに悪気はなさそうなのですが、もうすぐ試用期間が終了するだけに
非常に不安を感じております。
私の書く文章が下手で、契約を終了させたいのでしょうか。

一応入社時の契約としては、試用期間の後に
その後正社員として必ず契約を結ぶ旨を書面でもらっています。
週末に、改めて社員契約の面談を行う予定です。
私は、この会社にずっといたいと思っているのですが。。。

職場で他の人に相談できず、また同じ職種の人がいないため
こちらに書かせていただきました。
ご回答いただけましたら、幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

 


 1
 
 営業会社で“記事広告を執筆する専属ライター”という表現からして、
そもそも無理と矛盾があるように思います。
 以下、いささかの共感をもって、わたしの印象を述べてみます。
 
 飯沢 匡《ヤン坊ニン坊トン坊 195404‥-195703‥ NHKラジオ》は、
はじめに《ヤン坊リン坊トン坊》と題されていましたが、企画会議で、
「リン坊って、淋病みたいだ」と云われて、書換えられました。
 
 評価が高まってからも、作家としてのプライドは傷つくのです。
《武器としての笑い 19770120 岩波新書》には、こう書かれています。
 「文学に、何の勉強もしていない広告代理店の社員が、口を出す」
 
 2
 
 わたしの経験でも、素人の意見は「ぐさり」とくるものがあります。
 しばしば彼らは「視聴者は素人なのだから、素人の意見が最優先だ」
と豪語します。それなら、素人が書くべきではないでしょうか。
 
 このような齟齬(食いちがい)は、経営者の教養に左右されます。
 採否の決定権をもつ上司が、創作者や執筆者に対し、親しみや尊敬を
抱いていなければ、ケチをつけるばかりなのです。
 
 もうひとつ重要なことは、彼らは文学や芸術を、ゴルフやマージャン
のような遊芸だと信じているので、ふだんから我慢がならないのです。
(営業マンは、しばしば屈辱に耐えているのに、何がゲージュツか!)
 
 3
 
 わたしが読んだ印象では、質問者の文章(質問文)は整っているし、
一般的に好ましい文体で、構成や表現力も申し分ないと思います。
 ただし、素人どもを黙らせるには、シャープなインパクトが必要です。
 
 粗野な素人に囲まれて、じわじわ説得できる迫力や、折々の挫折感に
耐える精神力を、いまいちど自問自答すべきでしょうね。
 自分の才能を大切にするなら、あえて職業にしない覚悟も必要です。
 
 いまの職場で冗談も通じないのなら、見切るべきではないでしょうか。
 意地悪く同僚たちを観察して、それなりの文学作品を書きあげた例も
なくはないのですが、おすすめできません。
 
 4
 
 スポーツ新聞記者出身で「あの人はすごかった」と云われる人には、
文章よりもキャラクターに魅力があり、業界用語で“ハッタリ”という
別の才能なのです。
 
 むかしとちがって、一般的に学歴が高くなったため、文章が書けても、
キーボードを打つのと同等の能力にしか評価されなくなっています。
(実態は、まったく異なるとしても、日々の実用性ではかなわない)
 
 あなたが「今の会社にずっと居たいと思っている」ことは、ぜひとも
上司に伝えましょう。しかし、試用期間が終って、不本意な結果になっ
ても、いさぎよい態度で受けいれる覚悟を決めておきましょう。
 
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この回答へのお礼

お忙しいところ、どうもありがとうございました。
営業会社といいますか、
フリーペーパーやリリースを売る会社で、専属ライターをしています。
ある日刊紙と提携している点にひかれたのが、入社のいきさつでした。

社員の大半は営業ですが、やはり文章力に問題があるため
クオリティ面の担保をある程度見てください、といったようでした。

今日、また原稿の回し読みがあったので、
それとなく新卒の同僚に聞いたところ
「私もよく分からないんです」「さすがですねぇ」と言われました。
どこまでどういうつもりなのか分からないので、
面談時にさりげなく聞いてみようと思います。
(あくまでさりげなく、ですが)

スポーツ新聞の記者のハッタリは、ある意味うらやましく思います。
一朝一夕で身につくものではないでしょうから。

>むかしとちがって、一般的に学歴が高くなったため、文章が書けても、
キーボードを打つのと同等の能力にしか評価されなくなっています。

そうなのかもしれません。
斎藤孝さんの本が、決定打かなという気がしています。
ちょっと頑張ってみます。勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/24 16:55

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