プロが教えるわが家の防犯対策術!

法律の方へ質問すべきか迷いましたが、とりあえずOfficeソフトの事ですのでこちらへ。
よろしくお願いします。

Yahoo!オークションなどでMicrosoft OfficeのOEM版が頻繁に出品されていますが、キーワードでかんたんに一括削除できるのに削除されていない(見落としだったらすいません)ということは、OEM版のソフトをパソコンとセットにせずに売ろうが持ち主の勝手ということでしょうか?
つまり、落札してインストールしてはいけない(規約違反)という事だけ?

OEM版には大抵再販してはいけないと表記がありますが、これはなにかの(例えばゲームとかの初回)限定品の特別音楽CDなどに再販禁止と書かれているようなもので少なくとも良心的には再販してはいけませんが、法律的には問題がないものでしょうか。

このあたりがどうも分からないため(例によって利用規約は長くてさっぱり分からない部分があるため)難しいのですが、
仮に出品は問題が無く、落札も問題がないとすれば、
これをバージョンアップ元としてインストールせずに利用する、例えば Microsoft Office 2007 アップグレード版を購入して利用するのは、節約なのか、それとも規約、あるいは法律に違反することなのか。
教えていただけないでしょうか?

+数千円ほどで通常版ではなくアップグレード版が購入でき、法律上問題がないのなら、この金額差は非常に大きいのでややこしいことも考えてしまう次第です。
法律上問題があるのなら、素直にOEMではない古いバージョン(これらは高いですが差額で数千円は得になるはずなので)を探したいと思います。
もし、それも規約違反だ! と言うようなことがありましたらご指摘下さい。

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

OEM版を売り買いするのも自由です。

ただ使用しなければよいだけです。
たとえていうならば包丁を売り買いするのは合法ですが、それで人を刺すと違法です。yahoo側は明らかに人を刺すために売買されていることを認識はしていますが、それでも放置しています。そこに道義的な責任はありますが、違法性はありません。

OEM版はそのライセンス上(と言っても色々なタイプのライセンス契約がありますが)、質問者さんの言うような形でのライセンスまで認めていることはほとんどありません。ですので、買うのは自由ですが、使うことはできません。まぁ実際は販売=利用目的になるのですから、販売していること自体で違法性は出てくると思いますけど。例えば記念品としてとか骨董的ものとしてという建前で販売しているとしたとしても、裁判所等でその屁理屈が認められるとは思えないからです。

>差額で数千円は得になるはずなので
実際にどういう使用用途を考えているのか次第ですが、そこまで数千円にこだわるのなら最初から無料のOpenOfficeでもよいとは思いますし、ビジネス用途での利用が前提なら、やはり最新版の方がよいかと思いますが。結局安物買いの銭失いになりそうな。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
使用しなければ問題ないのですね。それでしたらオークションで削除されないのも納得です。
しかし、バージョンアップ版の元として使用するのは認められないようなので、やはりこんな方法は無理ということですね(汗)
製品版か、新品のOEM版を検討したいと思います。

現在OpenOfficeと一太郎2007を使っておりますが、一部のワードの(すごくレイアウトが複雑なもの)文章がうまく開けないことがあり、困っている次第です。
WordはOpenDocumentに対応しないのでしょうか…。
(既に対応しているけど、それで送ってもらってないだけなのかもしれませんが)

お礼日時:2007/07/02 07:48

こんにちは。



>バージョンアップ元としてインストールせずに利用する、
可能だと思います。また、MS製品の再販は、利用規約さえ守れば可能です。ただし、それは出品者側の義務であって、購入者側の問題ではありません。購入者側には、どのような製品かは保証が何もなく購入することになりかねません。

>+数千円ほどで通常版ではなくアップグレード版が購入でき、法律上問題がないのなら、この金額差は非常に大きいのでややこしいことも考えてしまう次第です。

これは、法律上の問題ではありません。しかし、これは、法律に問えないので、MS側は対抗策を出してきていると思います。私個人は、そのような製品の購入はしませんし、お勧めもしません。それは、流通の過程を考えると、仮に、善意の第三者であっても、あえて、そのようなリスクを想定して、金銭を支払うのはおろかなことだと思います。

ヤフオクは、現在のところ削除していません。MSKK(日本)では、Yahoo 側にクレームは出したようですが、それでも、ヤフオクでは、それについては管理していません。ただし、それで購入して、使えなかったらそれまでです。そういうリスクは、個人に帰せられる問題で、法律の範囲ではありません。海賊版については、MSKK側が、購入者に情報提供と共に、救済してくれますが、それ以外には、救済措置はありません。また、個人間の問題やMSとユーザーの間の問題を、金銭的なトラブル以外については、ヤフオクが管理する必要性はないのだと思うのです。

Yahooの本当に理由ははっきりしませんが、日本の企業は、日本国の法律の範囲内だけであって、それ以上の個々のソフトウェア会社の利用ガイドラインを受け入れていたら、Yahoo 自体が成り立たなくなってしまうように思うのです。

ただ、今、私が問題だと思うのは、こうした個々の問題が結果的に、一般ユーザーにつけが回ってきているのではないか、という不安がよぎるのです。今回のOffice 2007 も、なぜ、アカデミーパックは、米国と同じスィートにしなかったのか、その理由は良く分かりません。Office 2007アカデミーパックは、非常に高額になり、それを対象とするユーザーには不要な製品が多く入っています。また、現在発売されているProfessional版も、米国版よりも機能が落ちます。

Microsoft Office Home & Student 2007 (Retail Price:$149)
http://office.microsoft.com/en-us/suites/FX10163 …

ソフトの機能とCRM実践の「相関関係」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/2006 …

私は、この先の未来に不安を感じます。
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この回答へのお礼

> 利用規約さえ守れば可能です。
うーん、つまり利用規約で、バージョンアップの元として使ってはいけない、と無いのならOKということでしょうか。
やはり規約を頑張ってみてみるしかないですね。

実際使うとすればバージョンアップ版のOffice2007をインストールして、プロダクトIDでしたか、それをOEM版のものを入力することになると思いますが。
あるいはCD認証するなら、CDを入れて認証したら取り出す、という事ですね。規約によっては前者はOK、後者はNGとかありそうですね。

Microsoftの製品の価格や種類が無茶なのは、なんというか仕様のような気がしますが。
(すいません、詳しくないのでよく分かっておりません)

お礼日時:2007/07/02 07:53

実際にマイクロソフトに聞いたのですが、嘗てConnectixからバーチャルPCが出ており、日本ではメディアビジョン社が代理店になっていました。


途中からマイクロソフトが権利を買って、マイクロソフト製品になったのですけど、私の手元のVer.3はConnectix社のものだから、ユーザー登録もバージョンアップも認めないと通告されました。
それではユーザー登録を認めているVer.5アップグレード版をどこかで買ったらどうするのと聞いたところ、これは既存のユーザー(Ver.4以前)でなくても登録を認めると言われました。
つまり、メーカーの認識では大本のVer.3が無いと同じわけですから、そのバージョンアップ元が無くても、プログラムの改変など不正な方法をとらなければ何からバージョンアップをやってもかまわないということです。
この件では先週Adobeさんにも問い合わせ、他人のCDを使ってバージョンアップしてもよいかと確認したらよいと明言されました。
実は当方昔はユーザー登録を家電のご愛用者カードと勘違いしていて、今は亡き愛犬ポチ(仮名)が正規ユーザーのPhotoshopがあります。
バージョンアップを断られたらどうしようと思いましたが、バージョンアップ版を買ってそのままポチのCDでインストールし、私の名前で登録するように指示されました。
道義的には大いに問題ありですけど、ライセンス上は抜け道というか合法的なグレーゾーンですね。
OEM版の売買は分かりませんが、買ったCDで普通にバージョンアップすることは違法ではないです。
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この回答へのお礼

> この件では先週Adobeさんにも問い合わせ、他人のCDを使ってバージョンアップしてもよいかと確認したらよいと明言されました。
本当ですか!?
あのPhotoShopなんかも、知り合いで持っている人がいればとんでもない節約になりそう…。たしか10万円が4万円くらいになりますよね。

> 買ったCDで普通にバージョンアップすることは違法ではないです。
問題なしですか。回答内容が別れてきましたね。
やはりややこしいことのようです。
ここはMicrosoftに電話すべきなのかもしれません…。

ちょっと考えてみます。

お礼日時:2007/07/02 07:57

誤解がないように書いておきますけど、私の手元には他人名義といっても、私が管理しているオリジナルのCDがあるから問題がないのであって、友達のCDを借りてきてどうかまでは分かりませんよ。


うちのポチは犬ですし既に死んでいますから、私がライセンスを横領しても文句は言いませんが(元々私がお金を出しています)、オリジナルCDで2回バージョンアップが出来るかまでは聞いてませんから。

「Photoshop7.0(ポチ)」→「PhotoshopCS3(私)」で、ライセンス上は前のものは無くなりますから、使えなくなっても正規ユーザーのポチが文句を言わないという前提での話です。
あなたがバージョンアップすることで、理屈ではお友達のライセンスが消滅しますから、それでよいかどうかということです。
オークションで買ったのであれば、対価を払ったから、前のユーザーがどうなろうが、それは関知する必要はないと考えます。
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この回答へのお礼

あ、なるほど。
友人から借りてきてバージョンアップOKとはすごすぎると勘違いしておりました(汗)
失礼しました。それはさすがにないですよね、、

ご指摘感謝します。

お礼日時:2007/07/03 00:31

#2です。



かなり危険な話題になってきました。ある意味、ここの主催者のポリシーとか、読者さんの反応なんかにも依存してきてしまいます。

私の書き込みは、ご質問者の趣旨とは、最終的にはかなり離れてしまっていると思いますが、お許しください。この件は、かなり引きずっている問題です。独占的な販売に対する、私たち消費者という問題として、誰も意見を言おうとしないような気がします。あくまでも、個人という問題に帰せられて、個人の負担に置きかえられてしまっているように思います。それに対して、解釈や注釈の述べれば、違法性があるとか、違法性を助長するというなら、それは、筋違いだと思います。個人の良心とか、道義的な問題とシステム上の問題とは別問題だと思います。

>実際使うとすればバージョンアップ版のOffice2007をインストールして、プロダクトIDでしたか、それをOEM版のものを入力することになると思いますが。
>あるいはCD認証するなら、CDを入れて認証したら取り出す、という事ですね。規約によっては前者はOK、後者はNGとかありそうですね。

それがもしあれば、前の持っているバージョンの違いだと思います。規約上の問題ではないと思いますから、私の知っている範疇からでは、それが、NGとは思えませんが。

#3さんのお話ですと、やはりシステム上の抜け穴ということにもなりかねませんね。(#4にレスがついているようですが)

私は、どうも、この根本的な問題は、その販売価格の仕組み自体に問題があるような気がします。実際の販売の経験で、消費者や購入者側は、必ず、そのシステムや制度的な盲点をついてきます。それは、するほうが悪いといえばそうですが、販売側に責任がないとは言えません。国内の商習慣から考えると、あのような商品のバラエティに対する価格体系は、法的な問題を抜きにしても、問題あるなって思いますが、相手が、あまりに巨大になりすぎて、ある意味で、一般の消費者や専門家の判断の枠に納まらないのではないかと思います。それを、一部の消費者は、制度的な盲点に逃げ込もうとするのも当然だと思うのです。私は、それを責められないと思います。しかし、それを更に保護主義に走り、利益確保のために推し進めようとする、それが、現在のMSの姿のようにも思うのです。

言い換えると、今はいいけれど、先は分からないなっていうことになってしまう、というのが私の考えなのです。

>うーん、つまり利用規約で、バージョンアップの元として使ってはいけない、と無いのならOKということでしょうか。

書かれていなければ、それは、そうなってしまいます。私は、規約に関わる問題は、何度か読んでいますが、それについて触れられた項目の記憶がありません。

>やはり規約を頑張ってみてみるしかないですね。

あまり極論は出来ないけれども、つまるところ、結果論でしかないのではないか、と思うのです。ただ、私は、法律の問題ではなく、MSの言葉で言えば、利便性(=なんらかのシステム上のトラブル)のリスクは負います、ということは繰り返します。

>あるいはCD認証するなら、CDを入れて認証したら取り出す、という事ですね。

この件は、昨日、書きかけて、掲示を取りやめました。通常、そういうようにするとは聞いていますが、そうでないこともあります。つまり、そうでない場合-実際の私のアップグレードの場合(MS-Office ではありません)、前のバージョンのインストールもなく、PCも違うし、CDの確認もなく、アップグレードが出来ました。PCが違うのに、何も求められなくて、どうやって前のバージョンとの整合性を取ったのか、それは、未だに、釈然としていません。

今、MSは、周知の通りMS 製品のいくつかにはスパイウェアを入れていますが、米国では問題になっても、日本では、マスコミ報道も制御されているので、ほとんど耳に入りません。

私の場合、勘違いとは思いたいのですが、スパイウェアが、ポジティブ(良性)に働いていればよいのですが、ネガティブ(陰性)に働くと、本人に直接の利害関係だけではなくなってくるようにも思うのです。私は、長いスパンで見ると、少しずつ、MSのエンドユーザーに対する監視体制、制限事項がエスカレートしてきているように思うのです。見つかって、その時は言い訳をしても、次のバージョンでは、また別な方法で繰り返してきています。

#2の私の話は、ちょっとオーバーかもしれませんが、「その国に対する全体的な懲罰主義」を取り入れて、その国の言語に対する差別的なバージョンが、そうした問題に対する原因だとしたら、という不安がよぎってしまうのです。最初のアクティベーションの実施の時から、こうした差別的な国の対応というのは存在していましたからね。それに、少なからず、ヤフオクは、MSを刺激しているのには間違いないと思うのです。

そんなことは、個人には関係のない話なのですが……。

この回答への補足

こちらに書かせていただきます。
Microsoftからの公式の返事(一部のみ)

-ここから-
■ケース1
>現在は廃棄したメーカーの PC に付属していた OEM版 Office を
>バージョンアップ元として Office 2007 アップグレード版 をインストール

PC 購入時に予め添付されて提供されたプレインストール版(OEM版)Office 製品は、
基本的には添付されてきた PC 上でのみご利用いただけるライセンスとなっておりますが、
アップグレード版の対象製品としてであれば他の PC 上でご利用いただくことは可能です。

しかし、上記の場合、元々プレインストール版 Office 製品がインストールされていた
PC 上からはアンインストールし、完全に削除していただく必要がございます。

■ケース2
>オークションで購入したOEM版 Officeをバージョンアップ元として
>Office2007 アップグレード版 をインストール

オークションにてご購入いただいたものが正規品ということであれば、
ご質問(1)と同様、アップグレードしていただくことは可能です。

なお、プレインストール版 Office 製品は、元々添付されていたハードウェア( PC 等)
と共にのみ譲渡が認められています。
譲渡する場合には、譲る人がそのライセンスに基づくすべてのコピーを消去し、
マニュアル、オリジナル・ディスク、パッケージなど取得した一切のものを譲り渡し、
譲り受けた人はその使用許諾契約書に同意することが必要です。

■オークションへのOEM版の出品について
>オークションにおいて、Microsoft Office OEM版がPCとセットさせずに販売されていることに関して、
>貴社の規約や法律ではどのような取り扱いになるのでしょうか。

プレインストール版 Office 製品がオークションサイトにて単体にて出品されているとのことですが、
その場合には、不正行為が考えられます。

通常、プレインストール版 Office 製品は、ハードウェア( PC 等)と共に販売されているものとなり、
単体での提供ををおこなっておりません。
そのため、オークションサイトにて上記のような製品が販売されているとうことであれば、
出品自体が不正行為となります。

-ここまで-

質問に仕方が悪かったようで、新品のOEM版を単体で売るのはNGという回答になっている気がします。
補足で質問してみます。

私の質問の答えは、マイクロソフトのお墨付きで問題ないようです。
ただし、出品はNG? ここは調べる必要がありそうです。

補足日時:2007/07/04 11:28
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この回答へのお礼

参考になります。

現在Microsoftに具体的な例を示して、バージョンアップが規約上問題ないのか問い合わせています。
MSを刺激しまくっていますが…、まぁ大丈夫でしょう。
ブラックリストに載りそうですね。。でもACEだし、(どうなってるんだろう)

MSOfficeのバージョンアップについては、やったことがないので、
WindowsXPはCDが必要、Vistaはインストールしておく必要があり、他の会社ですが、一太郎は登録したユーザーIDが必要、筆まめは旧バージョンのシリアルナンバーが必要、某UPS管理ソフトは旧バージョンのCDを入れてセットアップが読み取ってOKでした。
XPと同等かなと思ったものですから。

バージョンアップ版はともかく、乗り換え優待版は、なにもなくインストールできるものもありますけど、MSOfficeがそうだとは意外です。
しかしこれは規約とは無関係なので、余談になってしまいますが。

お礼日時:2007/07/03 00:37

こんばんは。



今、読ませていただきました。わざわざ、掲示をありがとうございました。とても参考になりました。

だいたい、予想通りでしたね。私は、それを利用することはないだろうなって思いますし、こういう問題は、次回には是正されていくのではないか、と内心は思っています。

もう、私としては、気に入らない人がいれば、掲示を削除されてもかまわないけれども、ここにROMの読者の方がいたら、良く考えてほしいなって思います。

>そのため、オークションサイトにて上記のような製品が販売されているとうことであれば、出品自体が不正行為となります。

今までのMSにとっては、大きな問題だと思いますが、Office XP か、Office 2003 どちらからかは分かりませんが、OEMバージョンは、違うPCでは、アクティベート自体は出来なくなったようですね。その内情は、結構複雑なものがあるから、未だに、ヤフオクで流通しているようです。詳しくは知りませんが、そうでなければ、流通はしないはずです。それを電磁的に解除したりすれば、いうまでもなく、著作権法上の「違法」です。また、そういう匂いのする出品者がいます。そうしていくと、購入する落札者も単に、無辜(むこ)の「善意の第三者」とは言っていられなくなるように思います。

建前論だけでは解決はしませんが、かといって、お互いの企業論理で、ユーザー個人が振り回されるのも賛成できないなって思います。もちろん、Yahoo自体の倫理の問題でしょうけれども。

流通が成り立っているということは、そこに、利益が上がっていることでしょうけれども、一体、そうした仕組みは、本当に、(法的に)正当なものなのか、私は、疑問を抱いているのです。

>質問に仕方が悪かったようで、新品のOEM版を単体で売るのはNGという回答になっている気がします。

それは、ダメなんですね。

『ご注意! このパッケージはお客様が新規に購入されたパーソナルコンピューターにインストールされているソフトウェアと一体をなすものです。このパッケージを単体で販売、配布または譲渡することはできません。』
というシールがパッケージに貼られています。

けれど、厳密に言うと、誰も疑問を付けないようですが、ここも変なのです。根本的に、

・一体、誰が、アプリケーションソフトのOEM化というのをさせたのか?

というと、言うまでもなくMS自身で、それは、元はブラウザの話ですが、米国内でも問題になったはずです。OSに則ったアプリケーションや.Net FrameWork に基調を置いた製品では、独占状態になってしまいます。しかし、本来は、OEMを許されているのは、OSのみではなかったのではないでしょうか?そうしないと、自由主義経済の自由競争を阻害してしまうわけです。単純に、米国の独禁法の「シャーマン法」を持ち出そうとは思わないけれども、私は、何か、うやむやにされてしまっているように思うのです。

この国のMSファンは、正義や遵法を表立って掲げる人たちも多いようですが、国内外の政治を絡めた複雑で矛盾したグレーゾーンの部分にも、もう少し目を向けてほしいなって思っているわけです。突き詰めれば、もうこれは、日本の経済と政治の問題だと思います。自分たちの産業や資産が奪われても、なお、国内産業の保護をしないのは、政治の責任だと思うのです。トロンの坂村健氏の声はあまり聞こえてこないけれども、やはり、内心はうらみを残しているのは事実なのです。形ばかりのLinux 化なんていうのは、一部の教育機関だけで、そういう格好だけではダメなのですね。それで、MSの古川氏が、坂村氏に、Linuxを敵として、共闘を張りましょうっていうのも、何か釈然しないのです。

この根本的な問題って、「値段」なんだろうと思います。

日本の現状と、MSの販売ターゲットとは、現実には食い違いがあります。日本の中小企業や公共団体で、MS製品の価格の問題には難色を示しているわけで、まして、米国でも、同等かそれ以上だと思います。どうも、MSのターゲットは、ヘビーユーザーを対象にしているのかもしれません。それと、内容的にも、こと日本においても、Excelが、本当に銀行業務や会社の経理に使えるかというと、それは、かなり問題点があります。製品としても、まとまり・統一性が悪いのです。また、ワープロを使う日本のプロの作家が、Wordを使うかっていうと、やはり、10人中9人ぐらいまでは、「ノー」と答えるのではないか、と思うわけです。日本の原稿用紙の規則ぐらい守れないのでは使えないのです。

普通は、緻密な販売価格の計算をしている場合は、そんなに、トラブルは起こらないのです。どこかで、アンバランスな小売(卸)価格の計算が、別のところに歪として現れていると思うわけです。過去のMS-DOSバージョンの一太郎やLotus1-2-3と値段の比較する人もいるようですが、日本の経済の状況が違います。一太郎やLotus1-2-3で、バージョンアップせずに、一体、何年使えたのでしょうか、どれほど、無料サポートを利用したのでしょうか、と聞きたいですね。まったく比較にならないです。満足度においても違うはずです。

私個人は、あまり個々の問題には口を挟むつもりもないけれど、過去に戻れないからこそ、どうしても、この件では、将来的にも、問題を引きずっていきそうな気がします。私は、再び、日本でアプリケーションソフトが群雄割拠で、切磋琢磨する時代が戻ればなぁ、と思っているのです。

また、関係のない話が混じってしまいました。
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この回答へのお礼

御返事が来ました

-ここから-
OEM 版 Office 製品の CD-ROM のみをオークションへ出品(譲渡)すること
および落札して元々 OEM 版 Office 製品が添付されていた PC 以外の
PC 上にて使用することは許諾されておりません。

そのため、上記のような行為は不正な販売および使用となりますことを
何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。
-ここまで-

ということで、出品・譲渡・落札・使用はダメのようです。
つまりオークションから落札しても問題ないのは、PCとセットで売っているOEM版のみということのようです。

店舗で、メモリやFDとセットで売られているものはどうなのでしょうか。
OSについては正式にこれでOKだと聞いていますが…。

結論としては、オークションでOEMを落札してアップグレードはだめですね。
オークションで、正規品(OEMでない、OEMだがPCとセット)を落札してアップグレードは問題ないようです。
と、私は解釈しましたがどうもややこしいので違っていても責任は取れません(汗)

しかし勉強になりました。長々と失礼しました。

皆様ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/05 19:43

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