今まであまり歴史に興味が無くて、読んでいなかったジャンルなので、ドナタの作品が面白いのかまったく分かりません。
できれば史実に基づいた内容で、なおかつストーリー性の高いものを希望です。
今、特に読んでみたいな~と思っているお話は、ルネッサンス時代が舞台の小説で、メディチ家とかチェーザレ・ボルジアなどが主役のものです。
他にも「これは面白かった」という歴史小説がございましたら、是非教えてください。ジャンルの和・洋・中は問いません。
※三国志・封神演義は選んだ本が良くなかったのか、ちょっと苦手だったので、できれば物語性の高いものをお願いします。…史実の羅列だけだと飽きてしまう傾向の読者です☆
よろしくお願いします。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
>史実に基づいた内容で、なおかつストーリー性の高いものを
何処までフィクションを許した内容で紹介すればよいのかが悩ましい点なのですが、
読みやすさ、ストーリー性の高さなら
北方謙三さんの「三国志」で、もう一度挑戦して欲しいですね。
北方さんの場合は、どの歴史小説でも最高に面白くて読み易いのですが、
大胆に再構築している場合があるので、史実かは、???です。
他でオススメは
船戸与一さんの「蝦夷地別件」も読み出したら止まりません。
歴史小説、時代小説でベスト10を選べと言われたら
司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」は必ず入ると思っています。
この回答への補足
もともとファンタジー大好き人間なので、全然フィクションOKなのですが、
先日有名な『ダヴィンチ・コード』を読んで(遅い?)、(どこまでノンフィクションか分かりませんが)歴史上の史実って面白いじゃないの、と思いまして…
何冊か適当に歴史小説を読んでみたら、これはこれでかなり面白い!もっと色々(できれば面白い作品を)読んでみたいな!と今回の質問を立ち上げた次第です。
歴史の狭間で起こった事など後世の人間には分かるべくも無いので、興ざめにならない程度(爆)のストーリー性のある作品のご紹介をよろしくお願いします♪
面白い三国志のご紹介、ありがとうございます。こういったご回答があるのではないかと、ちょっぴり期待していました。質問してよかったです。
北方謙三さんは他の作品も面白くて読みやすいのですね。「大胆に再構築」と言う所が、羅列の苦手な私でもイケそうな気がします(笑)
是非色々な作品を読んでみたいと思います。
「蝦夷地別件」とはタイトル見ただけでは手が出そうにありませんが、読み出したら止まらないの言葉に誘われて、三国志を読み終わったらチャレンジしてみますね。
司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」は有名ですよね~。でもベスト10に入るほど人気のある本だとは知りませんでした。読んだ事がなかったので(笑)これも順番に読んでみたいと思います。
色々と参考になりました。ご回答ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
ずいぶん前に読んだので、詳しい内容は書けませんが、ここに載っている本はお勧めです。
児童書のくくりかもしれませんが、「九日間の女王さま」は、15歳で歴史に翻弄され、可哀そうと思った話です。
未読でしたら、是非どうぞ。
http://www.kyobunkwan.co.jp/Narunia/mini33.htm
未読です、未読。
なかなか、そそる内容ですね~♪
私は大人向けの本よりも児童書の方が好きで、児童書ならば、かなりたくさん読んでいると自負していたのですが(爆)この作品は知りませんでした。つい好みのファンタジー系ばかり読んでいるから、ひょこっと名作を見逃してしまうんだな~←反省
素敵な本を教えてくださってどうもありがとうございます。是非探して読んでみますね。
No.7
- 回答日時:
NO.5です。
少し訂正を。
本筋とは関係ないですが、ジョセフ・バルサモ=サン・ジェルマン伯爵と書いてしまいましたが、ジョセフ・バルサモはカリオストロ伯爵でした。
カリオストロ伯爵はサン・ジェルマン伯爵の弟子とも噂される人物だそうです。
知識不足で同一視していました。申し訳ありません。
小説自体は面白いのでおすすめですよ。
カリオストロ伯爵!?ひょっとしてルパン3世のカリオストロの城のモデルさん?
以前「カリオストロ伯爵夫人」というアルセーヌ・ルパンシリーズの一作を読んだ事があるけれど…調べてみたら、なんと彼女のお父さんですか~(笑)
いや、これは余計読みたくなっちゃいました。ご丁寧にご訂正、ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
アレクサンドル・デュマ(大の方)の小説群がオススメですよ~。
歴史に忠実か、と言われるとそうでもないですが、史実に基づいた中での脚色がきいていて、ストーリー性も抜群で面白いものばかりです。
三銃士やモンテ・クリストもいいのですが、歴史物ということで、
「王妃マルゴ」
「王妃の首飾り」
あたりがおすすめですね。
「王妃マルゴ」はフランスのヴァロア朝からブルボン朝に移行する時代の話で、旧教徒(カトリック)と新教徒(プロテスタント)の対立、そのために起こった聖バーソロミューの虐殺などが描かれています。
時代もちょうどルネサンスですね。
ブルボン朝の初代フランス王アンリ4世の妻マルグリット(マルゴ)が主人公で、彼女の母はイタリアから嫁いで来たカトリーヌ・ド・メディチです。このお母さんはメディチ家らしい(?)強烈な人です。陰謀とか毒殺とか……。
間接的にですがメディチ家も出てきますし、いかがでしょうか。
フランスで映画も製作されていて、そちらもマルゴが美しくてオススメですよ。
「王妃の首飾り」はフランス革命直前が舞台の、有名なマリー・アントワネットの首飾り事件がモチーフです。
ルネサンスではないですが、華やかな時代のフランスの雰囲気が楽しめていいのではないでしょうか。
「王妃マルゴ」の時代では、まだフランスは田舎の遅れた国なので……。
物語としては、ジャンヌと言う女山師が首飾りを足がかりに大儲けをしようと企み、結果その首飾りの悪評のためにマリー・アントワネットの運命を斬首台に送ることになる、というようなものです。
ジョセフ・バルサモと名を変えてありますが、ヨーロッパで有名?な怪人物サン・ジェルマン伯爵も出てきますよ。
こちらも映画化されています。
お奨めはアレクサンドル・デュマの小説群ですか~。これは読み甲斐がありそうですな。時間があるときに潰して行きたいと思います(笑)
「王妃マルゴ」「王妃の首飾り」 タイトルはどこかで訊いた事がるような…?それにしても面白そうな内容ですね!興味津々です。
どちらも映画化されているんですか。フランス映画は多少難解な印象がありますが、美しいマルゴにはお会いしてみたいですね~♪
マリー・アントワネットは、世代が『ベルサイユのばら』(笑)なので気分的には身近な存在で好きな歴史上の人物です♪
首飾り事件はひょっとしたら内容は漫画で先に知っているかもしれませんね。(私は元ネタを探るのも大好きなので、これは別の意味で楽しみかも)
大変面白そうな作品をご紹介してくださってありがとうございます。
ご回答ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
和洋中、どれでもいいのでしたら中の宮城谷昌光著「重耳」はいかがですか?
私が初めて読んだ中国の歴史小説ですが、普段使っている四字熟語の語源が出てきたり、
各国のエピソードなども面白かったです。
その後、近い時代のものを次々読んで相乗効果で楽しめました!
もしかしたら最初は地名、人名などがひっかかって入りにくいかもしれませんが
読み進めるとすいすいいけると思います。
チェーザレ・ボルジアでしたらフランソワーズ・サガンの「ボルジア家の黄金の血」などはいかがですか?
これは読みやすかったですよ。ストーリー性の高いものという事でしたらお勧めです。
メディチ家のほうは詳しくないのですが、同じ時代のフィクションで
塩野七海さんの本はいかがですか?
「黄金のローマ―法王庁殺人事件」(他2編続編があります)は
当時のヴェネツィアの様子が生き生きと描かれていてヴェネツィアという街について少しわかった気がしました。
シリーズ2作目が「銀色のフィレンツェ―メディチ家殺人事件」なので、ちょっと近いかな?
私は1作目の「黄金…」が好きでした。
おお!どれも大変面白そうです!
「重耳」 『しげみみ』(ぉぃ)ではなく『ちょうじ』と読むんですね~。内容を検索してみましたら、大変好みです♪
予定を変更して、中華を先にしようか、初志貫徹でルネサンスものから行こうか迷ってしまいます(笑)
そうだ、同時進行で行こう(爆)
「ボルジア家の黄金の血」 タイトルからしてイイですね~!ワクワクします。
塩野七生さんの著書を以前から読んでみたかったので、助かりました。(どれを読めばいいのか、イマイチ分からなかった)
今回の質問にストライクの著書もあったんですね~。勉強不足ですいません☆
とても詳しくて、参考になるご回答をありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
私も小説ではないのですが、歴史(日本史)に関してはこちらの本がおすすめです↓
「学校でまなびたい歴史」斎藤武夫
著者の齋藤さんは小学校の先生で、歴史の解説と共に授業を再現した作りになっています。
私はこの本で歴史そのものが、感動できるドラマであることに気付かされました。
しかも、歴史は当然ノンフィクションで、実際に起こったことです。
歴史のおもしろさを知るきっかけになると思いますので、良かったらどうぞ。
とても勉強になりそうな本ですね。
事実は小説より奇なりと申しますが、本当にそうですよね。
社会科では習わない部分にドラマが隠されているなぁと大人になってから気が付きました。
社会科は苦手なのですが、こういう歴史の勉強なら大歓迎です。
調べてみたら、近所の図書館で借りれそうです♪
良い本を教えてくださってありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
爆笑問題は面白くて大好きです。そういえば本も出しているんでしたよね。番組で宣伝していたのを見たような覚えがあります。
これは面白そうだけど、子どもの勉強にも役に立ちそうですね。
う~む…私の使っている図書館で検索してみたら、予約したら借りられそうなので、一度借りてみて、気に入ったら購入しようかな~♪
大変参考になりました。ご回答ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
こういうのいかがですか?
「井上靖」の『楊貴妃伝』
幻想皇帝のよう愛を受け、後宮の最上位を占めた後、皇帝の妃となった楊貴妃の運命的な短い生涯を、唐代の史実の中に掘り起こしながら、女の愛の不思議さと、権力者の非情な心の絡み合う人間ドラマを、絵巻物のように浮かび上がらせ、壮大な抒情詩として構築した名編。
講談社文庫評より
私も史実の羅列は苦手ですがこれはおもしろく読むことができました。
面白そうな本ですね!
楊貴妃ってお名前だけは何かで訊いた覚えがありますが、よく考えたら何も知らないです。
これは是非読んでみなくては!
私と同じような羅列は苦手な方でも面白く読めたと言う事は、きっと私も楽しく読めると思います(笑)。近々図書館で借りて読もうっと♪
楽しみが一つ増えました。ご回答ありがとうございました。
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