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気圧傾度が同じならば地衡風は低緯度ほど風速が大きい、と
習ったのですが、それはなぜですか?低緯度ならば転向力が小さい
ということはわかるのですが、なにがどうなって低緯度ほど風速が大きくなるのか分かりません。

A 回答 (2件)

地衡風速は


V=-(1/2ρΩsinφ)*(Δp/Δn)は習いましたよね。2Ωsinφがコリオリパラメーターです。Δpが気圧の差、Δnが距離です。ρは空気の密度。

仮に空気の密度1、気圧変化1hPa、距離100km、緯度を35度として計算しますと、コリオリパラメーター8.4*10^-5で約-12m/s。これが緯度10度ですとコリオリパラメーター2.5*10^-5で約-39.5m/sとなります。-の符号は高圧部から低圧部に吹く風の意味。
 
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こんにちは。



定性的な回答で申し訳ありませんが、
地衡風は、気圧傾度力と転向力とが釣り合っている風ですよね。
そして転向力は、風速が大きくなればなるほど大きくなりますよね。

気圧傾度が同じなら、気圧傾度力も同じ。
同じ気圧傾度力と釣り合うためには、低緯度では転向力が小さいので
より大きな風速が必要とされるのではないでしょうか。

イメージとしては、気圧傾度力でどんどん加速を始めた空気塊が、
かなり風速が強くなって初めて地衡風になるような感じでしょうか。
では。
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