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先日はじめて落語を観に行ったのですが、その題目のひとつの「口入屋」で把握しにくいところがあったので誰か教えてください~
最後の方で三番番頭が、天窓のひもで女中さんの部屋に忍び込もうとしているくだりがあったのですが、まず天窓のひものしくみと井戸の位置関係がよくわかりませんでした。なんで井戸にハマってしまったのかも・・・
また二階の女中さんの部屋に行くのに、一階から「ターザンのように」とはどうやって行こうとしたんでしょうか??

A 回答 (1件)

京阪の大きい家は、屋内、台所に井戸がありました。


大阪はとくに。海が近くて地下水に塩気が多いのでいい水が出ず、なのであまり深くない、小さい井戸を掘って洗い物とかに使ったのです。飲料水は川から酌んできました。
ってこれは余談ですが。
天窓は、屋根に付いたあかり取りの窓です。もちろんガラスのない時代ですから夜や雨の日は閉めます。
戸は屋根の傾斜に沿って上下にスライドするようになっていて、下からヒモで引っ張って開け閉めします。開けているときは、戸が閉まらないようにヒモをどこかにくくりつけておきます。
このお話では、「天窓は半開き」なはずですので、ヒモの途中のところでいいかげんに巻き付けてあったのでしょう。
三番番頭さんは、台所の横の、二階まで吹き抜けになったところから二階によじのぼるのに、井戸のヘリに登って、そこから天窓のヒモにぶら下がって壁の鴨居かなんかに飛びつき、上まで登ろうとしたのでしょう。台所の物置部分なんかは、たぶん壁もきちんと塗っていなくて上の方は木材がむきだしだったと思うので、壁にうまく取り付ければ登ることはできたのだろうと思います。
でも天窓の戸が半開で、しかもたぶんいいかげんにくくりつけてあったので、番頭さんの重みでズルズルと窓が開き、番頭さんは井戸のヘリから井戸の中に落ちてしまったのだと思います。

わかりにくかったら申し訳ありません。
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この回答へのお礼

なるほど、井戸は屋内なんですね!そして天窓は一階の屋根でなく、吹き抜けの二階の屋根についているという事でしょうか。一階の天窓のひもにぶら下がっても、どう頑張ってもむりだよなあと思っていたんですが、ようやく合点がいきました。情景がはっきり思い浮かべられます。
ベテランの仁鶴さんの落語だったので、雰囲気だけでも十分楽しめたんですが勉強不足のためにそこだけもやもやしていました。
丁寧に答えてくださってありがとうございました。

お礼日時:2007/09/29 22:57

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