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北斗星やトワイライトエクスプレスのロイヤルのチケットは
人気が高く、一般人には入手困難のようです。
(発売開始時の秒差の勝負とも聞きます)

そこで質問ですが、
なぜJRはこれらの列車の本数を増やさないのでしょうか?
素人的には、ロイヤルやスイートに特化した列車を毎日走らせた
としても、十分に需要がありそうだと思うのですが。

私が思いついた理由としては、
1.ダイヤ的に増発は難しい。(これはないと思いますが)
2.増発するほどの需要が潜在的にあるとJRは考えていない。
3.営業的には、あまり儲からない為。
4.希少価値が下がって人気が落ちては困る。

推測しかできないかも知れませんが、
鉄道に詳しい方はどのようにお考えですか?

A 回答 (6件)

こんばんは。



>ロイヤルやスイートに特化した列車を毎日走らせたとしても、十分に需要がありそうだと思うのですが

実際には連休や夏休み期間でないと需要はありません。トワイライトエクスプレスは定員が120人ほどですが、30人ほどで走ることもしばしばあります。(以前GWに乗車した時も30人ほどしかいませんでした。)
また、人気のスイート、ロイヤルに特化した編成では定員が少なくなりますから運行コストが高くなると思われます。

また、トワイライトエクスプレスについては登場したときからの歴史を振り返るとちゃんと増備しているんです。最初は1編成のみで、団体貸切でスタートしました(編成も今より短かったはずです)。その後好評につき3編成体制に増備し、夏休みなどの多客期は毎日運転できるようになりました。トワイライトエクスプレスはダイヤの関係上、上下両方向を毎日運転するためには最低3編成が必要なんです。
実際は2編成を使って隔日運行し、残り1編成は旅行会社のツアーで全国各地を巡ったりしています。(山陰や九州にも顔を出すことがあります。)


今後は北海道新幹線の開業(2015年)が控えており増発は難しいです。JRとしては寧ろ減便(廃止)を考えていると思います。仮に人気があって儲かっているのならば、北斗星とトワイライトに新型車両がとっくに投入されていると思います。
特にトワイライトエクスプレスは北海道新幹線に先立ち、北陸新幹線の金沢開業(現長野新幹線の延伸:2014年)で廃止・廃車の公算が大きいと思います。(車両の老朽化に加え、北陸本線の大部分が第3セクターになる予定なので、JR西日本が自社路線を走らせる距離が極端に短くなり、余計に運行コストがかかるようになります。)
カシオペアは北海道新幹線開業時点で車両製造から16年ですからまだ廃車にはならないものの、現在のダイヤを廃止の上、イベント列車やツアー列車に転用されるのではないでしょうか??

どちらにしろこれらの列車が廃止された後に、これらに匹敵する豪華列車が登場する可能性は極めて低いと思いますので、乗るのなら早いうちがよいでしょう。廃止が発表されれば、たちまち今以上のプラチナチケットになるのは必至です。

この回答への補足

最後の回答者さんへのお礼には、全回答者及び全閲覧者に向けたメッセージも書き込みたいと思いますので、最後の回答者さんへのお礼は質問の締め切りまで御容赦下さい。

補足日時:2007/11/26 21:57
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
やはり新幹線の延伸やコスト面において、寝台特急はその役割を終えつつあるのでしょうか。
でも私は旅行の移動手段としては、寝台列車を含めた在来線の特急が一番楽しいです。
新幹線や飛行機は速く移動するには便利ですが、道中を楽しむものではないと思います。
鉄道ファンの方達の中には、私と同じような考えの方も少なからずいるのではないでしょうか。
山陽・九州方面への寝台特急も一本になってしまいました。
こちらはたまに仕事で利用するのですが、急な出張の際には重宝しています。
乗車率が低いのは確かですが。
JRには寝台特急の完全廃止だけはないようにお願いしたいです。
何か質問・回答の趣旨とズレたお礼になってしまい申し訳ありません。
そうですね、超プラチナチケットになる前に、一度豪華客室を経験したいと思います。

お礼日時:2007/12/02 01:49

サンライズはたとえ連日満員であったとしても赤字だと聞いたことがあります。


つまり、JRとしては運転するメリットがない列車なのでしょう。

だから、割引切符なんてもってのほか、災害があれば前日の朝から運休を決め付け、ケンカばかりしているJR同士でも廃止のときだけは手を組むといういやな現状になっているのです。

この個室時代になっても、廃車になった列車から個室車両を回したりせずに開放寝台を連結し続けるのは、客が少ないという実績(?)を残すためではと勘ぐってしまいます。
カシオペアが2人用寝台ばかりなのも、北斗星で一番人気がないツインDXタイプの車両ばかりにして、閑古鳥状態を作っているのではと思えます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
サンライズは満員でも赤字・・・。
寝台車はそれほど儲からないものだということですか。
カシオペアが2人室ばかりというのは私も疑問に思っていました。
そういう裏読みもありえますね。

お礼日時:2007/11/26 21:44

トワイライトエクスプレスは大阪札幌に需要がないとJR自身思っていましたよ。

トワイライトエクスプレスは元々ボロイ寝台特急を改造したものですし登場時、寝台特急が急速に客を奪われていたので余った車両があったのです。そのため増備しました。なので毎日運行できるように3編成があります。
寝台特急は混雑期は1秒で売り切れたりしますが普段の平日はそこまで乗車率もよくない。
北斗星も乗車率が良くないので定期便を2往復から1往復に来春から変更になります。
「超満員」というのは長期休暇や特定の時期だけなのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
トワイライトエクスプレスは、余剰車両を改造したものだったのですか。
それを豪華に仕立てての商売は成功したようですが、二の矢はないのかな??
豪華客室と一般寝台との人気差は知っています。
豪華客室の需要に答えて、なおかつJRの収益につながる方策はないのでしょうかねぇ。
新幹線の延伸を考えると無理なのかな。

お礼日時:2007/11/26 21:29

結局は新造コストと収益の問題でしょう。



豪華列車の場合、車両が特注で量産できませんので、多分新幹線より
高価な、1編成で30億以上の投資になると思います。問題はこれから
得られる収益でして、当然整備にかかる人件費も高額になるのに対し、
1編成の定員は精々100人強程度と推測されます。

運転日などから考えると仮に全日満員だとしても、年間延べ3万人から
の収益でこの編成にかかる投資と、運転やメンテナンスのコストを賄う
必要があるわけで、どう考えても収支が合いません。現行列車の廃止代替
と考えて、運転コストの低減を考慮に入れたとしても、少なくとも高額な
初期投資を何とかする方法を考える必要があります。

(新造された「カシオペア」は資金に余裕のあるJR東日本が作り、
「サンライズ」はJR東海と西日本が折半して作ったのは、このあたり
の事情が問題になったものと思います)

ということで、例えば「九州各県が利用債を引き受けて、車両を新造
する」みたいな資金の手当てを考えないと、豪華夜行列車の新設は
難しいものと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに寝台車の定員は少ないです。
寝台料金は結構高額ではありますが、実際の経費を考えると、ホテル等との競争を考えてのギリギリの価格なのかも知れないですね。
やはり車両の新造はコスト的に見合わないのでしょうね。

お礼日時:2007/11/26 21:11

増発した気動車として「リゾートしらかみ」があります。


http://www.jreast.co.jp/akita/shiramai/
この車両は、すべていままで通勤などで使われていた車両を改造したものです。
北斗星は最終的には「北海道新幹線」(所要時間:4~5時間)が開業すれば、需要はほとんど見込めず、車両自体老朽化に伴い、新造しても採算が取れそうにもありません。
また、途中で運行不能になった場合、元の運行航路に戻すにも時間がかかります。
以前、トワイライト-が台風とかで運行不能になって、秋田駅で打ち切り(時刻表では「通過」)になったケースがあります。もちろん、折り返しの深夜まで秋田駅で停車していました。
今現在、トワイライト-は3編成がほぼフルで運行されています。
そうなりますと、「調理師」「アテンダント」さん達の拘束時間(約3日間、9:00ころ~翌々日15:00.途中休憩を含めてですが...)(車掌さんは札幌~青森と青森~大阪の区間担当で、機関士さんたちは自分たちの支社内担当なので、そこ範囲内での拘束時間)も考えなければなりません。増発するには「製造費」「輸送費」「先の人たちの人件費」「料理に使う材料費」を考えて見ましょう。

書いてて思い出したのですが、前に「リゾート-」に乗ったとき、車販のお姉さんが一通り仕事を終えたのか、ボックス席でぐったり(通勤電車で乗る風景のように)されていました...。
だから「トワイライト-」でインスタントコーヒーの代金を支払わないで飲むアテンダントさんの気持ちもよくわかります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私も「調理師」さんや「アテンダント」さんのことは気になっていました。(思いついた理由からは省略しましたが)
職場が特殊なだけに、類似の仕事の経験者でもそれなりの教育期間が必要でしょうし。
やはり新幹線の整備計画との兼ね合いも重要ですね。

お礼日時:2007/11/26 20:53

供給は増やしてますよ。


寝台特急カシオペアは全てがA寝台ですね。
ただ、まだ1編成しかなく臨時列車扱いです。

おそらくJRとしては今後の需要を疑っているでしょう。
寝台列車用の車両はもうそれほど残っていませんし、残っている車両もかなり古いものばかりで改造を施しても豪華寝台特急にふさわしいものを作るのは大変困難な作業となります。
しかし車両を新造するとなると、その車両を20年くらいは使わないとコスト的に割に合いません。
今後それだけの長い期間、北斗星などの寝台特急の人気が続くことには疑問があるはずです。
しかも北斗星・トワイライトエクスプレスの人気が衰えた場合、他に使うことも出来ません。

今後北海道方面は、東北新幹線の青森延伸、北海道新幹線の開業など、寝台特急の需要を左右する要素が幾つも控えています。
ですので、どうしても寝台車両の新造には慎重にならざるを得ないでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>車両を新造するとなると、その車両を20年くらいは使わないとコスト的に割に合いません。
それほど掛かるのであれば、慎重にならざるを得ないですね。
寝台専用車を他に転用が困難なのも、新幹線の延伸による需要減も、仰る通りだと思います。

お礼日時:2007/11/26 20:40

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