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先日ライブを行ってきました。

まだオリジナルはしてなく、色んなバンドのコピー曲ばかりでしたが、結果は自分では大成功!
音も良かった!と自画自賛してたのですがPAさんに頼んで録音して頂いたMDを聴いてみると
とんでもない音でした。

こう、ファズで歪んだような粒の粗い歪みだったんですね。それでいて音が細い。今まで数回繰り返してきた
スタジオ練習で綿密に決めたのと同じ設定なのに全く違う音。

今まで何度かライブは経験していたのですが、録音したのは今回が初めて(前までは緊張で忘れたり・・・)だったんです。
もう今までこんな音でやってたのかと思うとメンバーに合わせる顔がないです。

色々と自分でも考えたのですが、音量の上げすぎなのかEQなのかその他なのか・・・まったくわからない状態です。

機材ですが

ギター:Fender JAPAN TL62B-82TX (テレキャスター)
エフェクター:ギター側から BOSS BD-2→MD-2→GE-7
アンプ:マーシャルJCM2000

という感じです。

エフェクターはこれだけ使ってますが、エフェクターを全く使わずアンプの歪みでやる曲でもかなり粒の粗い状態でした。

エフェクターの繋ぎすぎも音に影響はあるのでしょうか?

ちなみにその曲の時アンプのEQは P5 B5 M6 T8 こういう状態だったと思います。
ゲインは6ぐらい、ボリュームは細かく覚えてませんが、5付近だったような気がします。

音源を用意することができないのでちょっとわかりづらいかもしれませんが、お願いします。

A 回答 (5件)

素人PA屋です。


他の皆さんの回答で、私が今から言うことと同じ内容もあれば、ちょっと的はずれ丸出しなのもありますが…

現場がどういうところだったのか(ライブハウスかな?)が明確じゃないですが、基本的にはPA席では、各楽器の音質やバランスをきちんと取った録音は、基本的には無理なんです。
なぜかというと、PA席では「客席に対して」「ステージ生音とPA経由音との」ミキシングをするのが目的だからです。

なので、例えばギターでキロのソロが入るとします。
当然、ギタリストは(多くの場合)エフェクタ等で「音量の大きくなるセッティング」に切り替えます。これはあたりまえです。
すると、ステージの生音が客席に勝ちすぎて、客席から聞いた感じのバンド全体としての音バランスが崩れます。これは致し方ないです。
なので、PA卓ではギターのチャンネルを下げて(場合によっては音質も若干変えて)、客席で「このギターソロが聞き所ですよ」というバランスに変更します。
・・・ということは、上のケースの場合、PA卓直で録音したら、音量が大きくなるべきギターソロの音が、逆に音量が下がって録音されてしまいます。

でも、その時のライブの客席では、ソロのところで上手い具合にギターが前に出た、ちょうど良いバランスに聞こえるわけです。PAオペは、そういう風に「客席最優先」でバランスを取りますし、客席では、その方がバンドやプレイヤーが客に聞かせたい音になっている…はず(^^ゞ…なんです。

また、ギターの場合は、特に狭い目の会場(ステージ)だったら、ステージ上のアンプからの生音が、会場に流れるギター音の7~8割を占めることもザラです。つまり、PA卓では最初からあまり大きな音にはしていないわけです。
そして、そのようにPAスピーカからはギター音をあまり出さないセッティングにしている時は、意識的にアンプの芯の音はPAスピーカから出さないセッティングにすることが多いです。
というのは、やっぱりギタリストの演奏のニュアンスは、ギターアンプから直接出る音が最高で、それをマイクで拾ってPAで出す音はどうしても生音に劣ります。で、せっかく良い生音が会場に十分響いているのに
PAからの劣った音を足しすぎてしまうと、客席では生音とPA音が悪い意味で混ざり、音が濁って折角の演奏がきちんと客席に伝わらないということがあります。これは、バンドにとってもPA屋にとっても本末転倒ですね。
なので、そのような場合には、ギターの低域(なぜなら、低域音は観客に「吸われて」会場全体に十分届かない場合が多い)だけを拡声したり、例えば細かいピッキングのアヤをはっきり会場とどけるため、中高域だけの音を客席に出したり、もっと極端な場合では、ギターの直接音はほとんどPAに出さず、PA卓のリバーブ音だけ出したりすることもあります。

こうやって、PA卓では「客席で最良の音になる様に」工夫しています。

ただ、PA卓直で録音すると、上の様な操作をした結果の音しか録音できません。質問者の方のケースも、もろにそういう録音だったんじゃないかと思いますね。

ただ、私もよく録音を頼まれることがあります。私もアマチュアですから出演者も当然アマチュアですが、今まで私が述べた様な「PA卓録音の限界」を知らない人が多いです。なので、私の場合は時間の許す限りそのことを教え、「だから、会場で誰かに録って貰うのが一番だ」と言います。

しかし、プロアマ両方を相手にする様なライブハウスなんかでは、私が上に書いた様なことは、本来は「プレイヤーも知っておくべき常識中の常識」なので、いちいち説明なんかしてくれなかったかもしれませんね。でも、それが普通です。
「あ、PA卓直の録音で良いのね。(当然、音が実際と違うのは知ってるよね)。じゃ録ってあげるよ」と( )の部分は常識だから知っているものとして対応されることは、残念ながらライブハウスでは当たり前です。

ちなみに、私に限らずプロのPAでも…ですが、主催者から「ちゃんとした音で録って」と前もって頼まれていれば、
・PA用と別に録音専用のミキサーを用意する…か
・ステレオマイクを別に据えて、会場音を生録りする…か
を準備します。
ただ、ステレオマイク式なら、誰かに会場で録って貰った音と基本的には変わりません(そりゃ、そこそこの性能のマイクを用意し、マイクの位置なども吟味しますから、観客が客席で録るよりはクリアですが)。
録音専用機材を用意する場合は、プロに頼むなら、PAだけ頼む時の2~4倍くらいは料金がかさみます。録音の方が技術的に難しく機材も高価なので…ね。

プロのライブ版では、PA用より大がかりな録音専用の機材が現場に持ち込まれているのが普通です。

ということで、今回はちょっと残念でしたが、今後のライブ活動のためにも、上のようなことは一応覚えておいて下さいね。
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あくまでも参考意見ですが


今度客席からマイクで録音してみてください。
あと以前zoomのH-4
http://soundfield.shop-pro.jp/?pid=4308470
を使って客席から録音したことがありますが、なかなか再現良く録れて参考になりましたよ。
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 今回書かれていらっしゃることは、いわゆる”ライン録りとエア録りの音質の違い”といった話で、ライブ活動を行うと誰もが経験することかと思います。



 一般のライブハウスで、店側に録音を依頼すると、PA卓(ミキサー)での音を直接に接続して録音する”ライン録音”になってしまうことが多くなります。
 この状態ですと、エレキギターに関しては、ギターアンプのスピーカーの前に置いたマイクからの音となるわけですが、これはあくまでもアンプの直前の場における音ですので、会場での反響等の効果が無く、スタジオ等での音に比較しても、たいへん臨場感の無い、細い音になってしまうものです。


 また、ギターアンプのスピーカーの直前では、指向性の関係からも、トレブルの領域が強く出てしまいますから、その音を直接聴けば、高域の倍音ばかりの、まさにファズのような音質に聴こえてしまいます。
 PAにおいては、この音(ラインでの音)をさらにPAのパワーアンプを通した後、最終的にPAのスピーカーから会場に出しますので、客席では、それなりの太い音質に聴こえるものですが、さすがにラインの音を直に聴けば、つらいものになってしまうわけです。

 これに加え、小さめの店であれば、ドラムスのシンバル類の音はマイクで拾わないことが多いので、ライン録音での音においてもシンバルの音が無くなってしまい、なおさら、バンド全体の音がたいへん違和感のある、臨場感のない音になってしまうことに影響したりします。


 ということで、自分のライブ演奏でのリズムのチェック等をするための利用であれば、ラインの音は良いのですが、当日の会場での雰囲気を味わおうとすれば、店に依頼した録音では、かなり悲しい気分になってしまうということです。

 したがって、自分で録音機器を持って行って客席の後ろ等でマイクで録音する、”エア録り”を実施しておけば良いことになりますが、それなりの性能を持ったマイクをビデオカメラにつけて、映像と共に録音するといったことでも良いでしょう。


 店によっては、エア録りの音もミックスしてくれることもありますが、ライブにおいては、とりあえずは、色々な方法での録音を同時に実施しておくと、何かと良いものです。
 やはり、ライン録りの音を最初に聴くとガッカリすることが多いですから、まずは、エア録りの音を先に聴いたほうが良いかも、ということですね。


 ただし、ライブ演奏においては、ギターアンプの音をマイクでひろったものがPAを通ってどのような音質になるか等も含め、総合的に考えることが必要ですので、そのような状況も含め、エフェクターやアンプのセッティングを検討することは、もちろん必要です。(リハーサルでは、演奏しながら客席に降りて、PAからの音をチェックする等は行ったほうが良いものです。)
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録音した音への録音状況による影響に関しては、他のパートの音を聴けばおおよそ想像できると思います。

卓からMDに直接つないで録音した音が、会場に流れている音とは違って聴こえる可能性は考えられますが、それにすべての原因を求めるのが正当かどうかは検討の余地があるでしょう。
また、普段のスタジオ練習の時にも、録音はしていたのでしょうか。もし普段の練習の時に録音をしていなかったとしたら、ぜひとも普段の練習の時の音についても、録音して確認してみることをお勧めします。

音作りに関していえば、同じ機材を使っていたとしても、環境によって音の具合が変わってしまうということはよくあることです。ある時に特定のセッティングで良い音が出たとしても、別の場所では同じ設定にしても反響などが変わり、感触が違ってしまうということも起こり得る事態といえます。同じ機種でも、個体が違えばそれぞれの調子も違うかも知れません。ですので、アンプの設定などについては、いつもの練習の時に決めたパラメータにあわせてそこで安心してしまうのではなく、リハの時にきちんと音を出して良い具合になっているかどうかをよく確かめるのが良いでしょう。スタジオ練習などの時に突き詰めたセッティングに関しては、指標として記憶しておき、ハコが変わった時にはその状況に合わせてセッティングを微調整するのが妥当です。盲目的につまみの数値ばかりをみるのは、お勧めしません。

エフェクターのつなぎ過ぎは、音に影響が出る可能性のある要素です。機械式スイッチでエフェクトオフの時に内部の回路とはまったく別の迂回したラインを通すトゥルー・バイパス仕様のエフェクターであれば、影響は少ないかも知れませんが、BOSSのエフェクターに関してはつなぐだけでも多少音質への影響はあるでしょう。
ただ、ご質問のケースについていえば、特に問題になるような数ではないと思います。もし気になるのであれば、エフェクターをつながないでアンプ直の状態と、エフェクターをつないですべてスイッチオフの状態とで音の具合を比較してみるのも良いでしょう。もしそれで劇的に違いが感じられるとしたら、エフェクターの影響も出ていると捉えるのが妥当です。こうした場合は、ラインセレクターなどを間に挟み、エフェクトを切り離したい時にはエフェクトのループをバイパスさせるような設定にするなどの方法で、影響を最小限にとどめることも可能です。

音質に関しては、ファズのように粗く歪むということであれば、なによりもゲインの上げ過ぎに注意するのが良いでしょう。アンプで歪ませ、エフェクターでも歪みを載せているとしたら、歪みが暴れすぎて制御しにくくなっている可能性も十分に考えられます。特にMD-2などはかなり深く歪むペダルですので、アンプでも歪むようなセッティングになっていると扱いにくくなるでしょう。もし、歪みペダルで歪みを作るとしたら、アンプの側はクリーンなセッティングにしておいた方が制御しやすいと思います。まずは、アンプのゲインを下げるのが第一でしょう。
歪みは、過剰になるとうるさい割りに音程が聴き取りにくく、細くて痩せた音になります。激しいロックで歪みが深く聴こえるような場合でも、実際には音圧が出ているだけで歪み自体はそれほど深くないというケースもよくあります。歪みの音作りに関しては、激しいイメージだけでゲインをガンガン上げたりせず、音の迫力はボリュームやイコライジングなどを調整したり音圧で稼ぐことを考え、ゲインは控えめにする方が良いこともあるでしょう。そのあたりを考慮に入れて、歪みの加減を見直してみることをまずはお勧めします。

粒の粗い音に聞こえることに関しては、トレブルが相対的に強すぎることも可能性として考えられると思います。特に歪みが過剰に深い場合、トレブルが強いと耳に痛い音になりがちです。また、テレキャスターは高域に癖のあるギターだと思います。トーンコントロールの設定に関しては、粒が粗く感じられる時には高域の調整を見直してみるのが良いでしょう。また、音が細く感じられるとしたら、ゲインの上げ過ぎの他に、中域・低域が相対的に弱すぎることも考えられます。そのあたりも含めて、総合的に見直してみるのも良いでしょう。
アンプのトーンコントロールに関しては、パッシブであれば10が無加工に近い音になります。トーンコントロールのセッティングを決めるときには、まずBass、Contour、Trebleをすべて10にしてから、出過ぎているところを絞るという形で決めていくと、やりやすいと思います。
なお、アンプをいじる時には、アンプのすぐそばで音を聴くだけでなく、一歩離れてスピーカーの向いている方向に耳を持っていき、加減を聴き取るのが良いでしょう。音には指向性がありますので、スピーカーからの音を直接受けられる姿勢で音を聴くのが望ましいと思います。

いずれにしても、音作りに関してはいろいろと実験をしてみるのが良いでしょう。実際に音を出しながら、極端で有り得なさそうなセッティングも含めて、いろいろなパラメータを試してみるのが、結局は解決への早道になると思います。家にライブで使うようなアンプがないとか、音量を出して確認することができないという場合は、空いている時間にスタジオを個人練習で押え、スタジオで音を突き詰めてみるというのも手です(貸しスタジオでは、予約が入らず空いているブースを個人練習用として割安で開放しているところもありますので、活用するのも良いでしょう)。

参考まで。
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PAの方の録音方法にもよると思います。


卓とMDデッキを繋いで録音した場合あまりいい風には聞こえないんではないかと。
ライブでCDと同じようにきっちり演奏なんて難しいですからね。ノリも違うし。
ライブを録音するならばホールの反響や客の声を入れるようにマイクを追加するとよいです。
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