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佐藤多佳子さんの「黄色い目の魚」や、重松清さんの「くちぶえ番長」のような、読後に暖かい気持ちになれるような小説はありませんか?
具体的な内容としては、主人公が10代(男女は問わず)で、普通の生活の中でありそうなものでお願いしたいです。
文庫として発売されているとありがたいです。

上記のような小説がありましたらぜひ教えてくださいm(_ _)m
できれば出版社と著者も記載していただけると助かります。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (8件)

「優しい小説」という言葉でパッと浮かんだのは、



『図書館の神様』 瀬尾まいこ/著 マガジンハウス/刊  でした。
http://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4 … 
主人公はちょっと訳ありゆえに、ひなびた高校でやる気なく文芸部顧問を勤める教員・清(20代・女)のほうなんですけど、たった一人の文芸部員・垣内くん(高3・男)がなかなかいい味出してる人物で、読み終わった時には、主人公・清が回復し再生していくように、明るい何かが心に広がる気がする1冊です。

瀬尾さんの作品では他にも(十代が主人公ではありませんが)、
『強運の持ち主』 文藝春秋/刊  なども、何気ない日常にあるドラマをちょっとコミカルに、温かく描いていてオススメです。
http://www.amazon.co.jp/%E5%BC%B7%E9%81%8B%E3%81 …

ただ、どちらもまだ文庫化されていないんですよね…。
よろしければ図書館で手にとってみてくださいね。

余談ですが、いいですよね佐藤多佳子さん。
最近では『一瞬の風になれ』のヒットや『しゃべれどもしゃべれども』の映画化ですっかりメジャーとなられてしまいましたが、個人的には、
『イグアナくんのおじゃまな毎日』もあったかい気持ちになれて大好きです。オススメします!
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/ws …
主人公・樹里(11才)が、誕生日プレゼントに押しつけられたイグアナをめぐって進むお話です。児童文学とあなどるなかれ、大人でも十分楽しめる1冊です。
こちらは文庫ではありませんが、軽装版になっていて、単行本よりお手頃、文庫よりちと高め、という感じでしょうか。
(文庫版もあったのですが入手困難みたいです。在庫のある書店さん頼みなのかな…?参考までに文庫は「中央公論新社」の中公文庫です。)

長くなりましたが、参考になればと思います。
また、既読でしたらごめんなさい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「図書館の神様」「強運の持ち主」の2作品、ぜひ読んでみたいと思います!図書館は家の近くに無いのですが、今週末にでも出かけてみようと思います。
佐藤多佳子さん、いいですよね!!
まだ「黄色い目の魚」しか読んだことがないので、オススメしていただいた「イグアナくんのおじゃまな毎日」も読んでみたいと思います!!
ご丁寧にそれぞれの本の紹介ページを載せて頂いて、ありがとうございます。

お礼日時:2007/12/20 19:15

出来れば「10代の子が主人公」


・・・とのことなので、私は『夜のピクニック』をお薦めします! ・・・って、もう紹介された方がいましたね(苦笑
では、私は私で違う作品をお勧めしたいと思います(笑
それは
『ささらさや』(幻冬舎文庫 加納朋子(著)
という作品です。ジャンルはミステリー ・・・なのですが、誰も死んでしまう人なんかいません(例外として一人いますが)。田舎の町に溢れている小さな小さな謎を一つずつ解いていくようなお話で心が暖かくなります。
何が凄いといえば、加納さんの人物描写がとても綺麗かつ繊細で、登場人物全てに魅力を感じずにはいられません。
主人公こそ10代の少年少女ではありませんが、私はこの作品を読んで、この作品と出逢えて良かったと思いましたよvv
私の拙い説明ではあれなのでアマゾンで確認してみてください。既読の方々のレビューも参考になるはずです↓↓
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%95%E3%81%95%E3%82 …

また、加納さんは他にも『螺旋階段のアリス』『虹の家のアリス』という作品も書いておられるのですが(共に文春文庫)、こちらの方もほんわかしていて良い感じですvv ただ、やはり主人公は10代ではありませんが(汗
では、私の書き込みが質問者様にとって有益なものになることを願っております。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「夜のピクニック」購入しました!今は半分ぐらい読み終わりましたが、登場人物が多く、なかなか苦戦しています^^;
しかし面白いです!!
オススメしていただいた「ささらさや」、ぜひ読んでみたいと思います!
今まではミステリーやサスペンスといったジャンルは読んだことが無いので(基本的に殺しとか苦手で…)、この機会にチャレンジしてみたいと思います!

お礼日時:2007/12/21 19:57

敷村良子の「がんばっていきまっしょい」(幻冬舎文庫)や、藤野千夜の「ルート225」(新潮文庫)とかどうでしょうか。


http://www.shinchosha.co.jp/books/html/116431.html

十代というより小学生が主人公でもよければ、A No.4さんも挙げてる湯本香樹実の「ポプラの秋」「夏の庭」(ともに新潮文庫)とか、銀林みのるの「鉄塔 武蔵野線」(ソフトバンク文庫)とか。

ちなみに、上にあげた5作のうち「ポプラの秋」以外は映画化されてますね。「がんばっていきまっしょい」はテレビドラマにもなってました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「がんばっていきまっしょい」はどこかで聞いたような気がしましたが、テレビドラマになっていたのですね。
ドラマは見たことがないので、読んでみたいと思います。
「ルート225」というのは知りませんでした。おしえていただきありがとうございます!

お礼日時:2007/12/20 19:03

こんにちは。


No2さんも書いておられるスロウハイツの神様を含めた辻村深月さんの作品全般をお勧めします。
今年初めて読んだのですが全て暖かい読後感の物ばかりでした。
人物描写を丁寧に描かれているので大人数の作品でも読みやすいです。
どちらかというと前半より、中盤からラストまでがググっときます♪

1番すきなのは「僕のメジャースプーン」(講談社ノベルス)です。小学生の主人公がある事件で心が壊れてしまった幼馴染の女の子を必死で助ける話です。
因みにこの話とリンクしている「子供たちは夜と遊ぶ」(講談社ノベルス)は連続殺人なので描写が結構きつい部分あるのでご注意ください。(それでもどこか暖かい雰囲気なのでお勧めですが)
「冷たい校舎の時は止まる」が唯一文庫化しています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「スロウハイツの神様」はとても良さそうですね!
オススメしていただいた「僕のメジャースプーン」、すごく気になります。(何か辛いことを乗り越えていくような話が読みたいので)
「子供たちは夜と遊ぶ」は描写のきついところがあるみたいですが、気になりました。
まずは文庫化されている「冷たい校舎の時は止まる」を読んでみたいと思います!

お礼日時:2007/12/20 19:00

湯本香樹実さんの作品で「夏の庭」「ポプラの秋」(ともに新潮文庫)。


ある意味悲しいお話です。でも、あたたかい気持ちになれます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
湯本香樹実さんの作品は読んだことがないので、オススメしていただいた2作品を読んでみたいと思います!

お礼日時:2007/12/20 18:55

森 絵都「つきのふね」



「二人で万引きした日、わたしはあなたをおいて逃げた。
それが心に引っかかっているよ。
ちゃんと話さなくては・・・」

「もしも、一人が捕まっても、一人は必ず逃がす約束だった。
だけど私は、逃げようとしたあなたの手を掴んでしまった」

つきのふねが、人々を乗せるためにやってくる。
小学校に急がなくては・・・・・!!!!
心が離れつつある青年たちが、最後にまた繋がる。

感動のストーリー。



吉本ばなな
「白河夜船」「うたかた/サンクチュアリ」「キッチン」など

下の方もお勧めしていますが、吉本さんはお勧めです。
人生の描写がうまい。
人が出会い、好きになったり、嫌いになったり、別れて、また巡り合う。
淡く切ない。それでいて心地よい。
悲しみの中に希望のある世界。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
「つきのふね」購入しました!!
まだ始めのほうですが、読みやすい小説だと感じました。

吉本ばななさんの作品は、下の方のオススメの「つぐみ」を購入したので、それを読み終わり次第、色々見てみたいと思います!

まだまだ募集します!

お礼日時:2007/12/19 15:22

「夜のピクニック」 恩田陸・新潮社文庫


映画にもなったので聞いたことがあるかもしれません。
歩行祭と呼ばれる行事でのある高校生達の物語です。
あと、恩田さんだったら他にも集英社文庫から出ている「光の帝国-常野物語-」をおすすめします。
少し条件からは外れますが・・・。

「スロウハイツの神様」辻村深月・講談社ノベルス
こちらも少し条件から外れます(主人公が20代)が、是非読んで欲しいと思います。
個人的には今年読んだ中で最高傑作でした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
「夜のピクニック」は映画で観ました!原作も読んでみたいと思います。
「光の帝国」は知りませんでしたが、探してみます!
「スロウハイツの神様」、ぜひ読んでみたいと思います!!
沢山教えていただいて感謝しています!

お礼日時:2007/12/19 15:18

中公文庫刊・吉本ばなな作の「TUGUMI つぐみ」をお勧めします。



10代後半の少女・少年のある夏が舞台で、丸い文体と
読了時の何ともいえない感情がすばらしいです。

ぜひ読んでみてください。

http://www.amazon.co.jp/TUGUMI-%E3%81%A4%E3%81%9 …
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます!
吉本ばななさんの作品は気になっていたので、「つぐみ」を読んでみたいと思います!!

まだまだ募集しています!

お礼日時:2007/12/18 20:13

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