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かなり昔に発行されたビデオ雑誌「HiVi」を見ていましたら、普通のアナログBS放送の受信のための設備に対して「DBS」という表現をしているものが見受けられました。

これは直接(個別)受信の衛星放送「DirectBroadcastingSatellite」と言いたいのだと思いますが、何故普通にBSチューナーやBSアンテナといえないのか疑問に思えます。
また、現在この記事を見ますと、デジタルBSと見間違えて紛らわしいことこの上ありません。

さらに疑問ですが「SKYPerfecTV!」などのCS放送受信システムを「DCS」とこの雑誌は表記していませんが、同じ衛星放送なのにBSだけ「DBS」とよんでいることは矛盾があると思います。

BSのことを「DBS」と表記していることについて理由などをお知りの方、是非ご教示下さいませ。

A 回答 (3件)

衛星を利用する直接受信型(家庭向け)放送の正式な名称がDBS「Direct Broadcasting Satellite」です。

この名称と規格は世界主管庁会議(WARC)で定義されています。家庭向けの衛星は、送信電力(200wとか)が大きいので、隣国の通信への影響を防ぐために周波数や送信電波の偏波方式、衛星に搭載するアンテナのビーム仕様などが各国の合意の上で決められています。一方、通信衛星(送信パワーがDBSより小さい 5Wから50Wぐらい)CSを利用した放送もあります。通信衛星(CS)は送信電力が小さいので比較的緩やかな制約で利用されています。
スカパーやCS110度放送などは通信衛星を利用した放送です。日本ではどちらも放送として利用していますが、一般的には、DBSサービス(放送)とCSサービス(通信)に分かれています。
日本では、DBS国際規格に基づく国内放送規格をBS放送といっています。
衛星利用の放送チャンネルを増やすために、正規のDBS周波数やCS周波数
を利用しているわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

詳細なご説明で疑問点が解決できました。

お礼日時:2002/10/26 17:34

米国で一番多いのは


衛星から流れてくる放送を、その地域のCATV会社が受けて
これをケーブルで配信するというパターンです。

日本でもCSは衛星ごとに方向が違いますが、
沢山の衛星が上がっている米国では、
BSを直接受けようとすると本当にいくつものパラボラが
必要になりますから、こういう形が普通になりました。

ついでに、近接地域の地上放送も再送信していますが、
米国のCATV会社は、基本的には自社の衛星から飛んでくる
オリジナル番組を配信の目玉においています。

これと区別して、直接家庭で受信をする放送用衛星ということで
Directが頭に付いています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
CATV局が衛星波の再送信を行うことは日本でも日常的に行われていますね。

衛星波を効率よく受信するためには「H-Hマウント」などのローテータをアンテナに取り付けて回した方が経済的ですし、アンテナを衛星毎に取り付けるよりも見栄えも良いですから諸外国ではこの方式が普及しています。

少なくとも日本では直接受信がメインですから、わざわざ「DBS」と呼ばなくても良いと私は思います。

お礼日時:2002/09/19 20:01

HiViではなかったのですが、それについて解説していたのを覚えています。



おそらく俗語だとは思うのですが、アメリカでは「BS」と表記するのが汚い表現、嫌がられるものだったか、蔑視にあたる言葉だったと記憶しています。そのため「DBS」としたみたいですが。その詳しい意味については英語に詳しい方が回答してくださるかと思います。あるいは、gooでも語学系のカテゴリーがありますから、そちらで質問された方がいいかもしれません。

いまだにAV機器でもアメリカにも輸出しているような機器、例えばAVアンプなどはいまだにDBSと表記されています。

TVのように日本語でシルク印刷されているような製品はBSと入っていますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「BS」という表記は米国では良い言葉ではないのですね。

検索してみましたら「Satellite Broadcasting(SB)」と言う表記が出て参りました。
日本の「AV」という表記が「アダルトビデオ」と勘違いされ、場合によっては「Visual Audio(VA)」と言い換えることと同じかもしれません。

お礼日時:2002/09/19 19:53

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