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 今更ながら、GAINAX制作のアニメーション「トップをねらえ2」の設定について、次のとおり3つの知りたいことがあります。ご存じの方がおられればご教示頂けないでしょうか?

1:トップレスとバスターマシンの信頼関係について
 劇中、「トップレス」の存在は、実は真の宇宙怪獣に近いものであり、人類の脅威になりかねない存在とも考えれられる(実際、ラルク達は拘束される)・・・というような描写がありました。
 だとすると、ディスヌフをはじめとするバスターマシン達は、なぜトップレス達に協力的なのでしょうか? 
 エキゾチック・マニューバの能力によって強制的に従わせられていた、というような感じにはどうしても見えなかったのですが。

2:フラタニティの技術力の基盤について
 劇中、新しいバスターマシンが就役するという描写がありました。
 ワープ技術などの様々な科学を封印して太陽系に閉じこもった人類の中で、どうしてフラタニティだけが1万年以上も前のバスターマシン建造技術を温存できていたのでしょうか?
 正しい技術が温存できていたならば、宇宙怪獣に関する正しい知識も温存できたと可能性も高いように思えるのですが。
 いちかばちかの発掘兵器の要素が濃かったということでしょうか?

3:ドゥーズ・ミーユについて
 最後に登場したドゥーズ・ミーユは、地球そのものを質量弾と化して敵へぶつける兵器でした。
 結果的に地球は救われて結果オーライであったとは言え、なぜドゥーズ・ミーユは、敢えて「地球」でなければならなかったのでしょうか?
 (「そうしないと話が釈然とつながらないから」という理由は除いて。)
 質量的に観れば、また「自然が残され人類の故郷である」という点を考慮しても、火星や金星を使用する方が合理的に思えるのですが。

A 回答 (3件)

1については、7号の元、太陽系絶対防衛システムとして進化したものと、トップレスを動力源として動くものとの差異ではないでしょうか。


簡単ですみません、多分これくらいは考えてらっしゃるかもしれませんが。

また、3については、制作側が単に「妖星ゴラス」に影響をうけたものではないでしょうか? こちらは「地球ごと逃げる」ではありますが。

2については、確かに仰るような疑問点を感じます。

この回答への補足

 あ、妖星ゴラスへのオマージュもあるかも知れないのはありますね。

補足日時:2007/12/26 20:08
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。

 なるほど、縮退炉が無くなったあとの動力源としてのトップレスですか。なるほどなるほど。
 動力源を提供してくれるわけですから、従っていると。

お礼日時:2007/12/26 20:08

2


>どうしてフラタニティだけが1万年以上も前のバスターマシン建造技術を温存できていたのでしょうか?
縮退炉の技術は失われているようなので、温存とは言えないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

 ご回答有り難うございました。

 なるほど。
 ワープ技術に付随する技術は失われているということですね。

 だからエネルギー源としてトップレスが必要となったと。
 一種のいびつな形の運用なんですね。

お礼日時:2007/12/26 20:10

1:トップレスとバスターマシンの信頼関係について


人類が旧文明の超絶科学を用いたころに作られたバスターマシンで現存するのは、太陽系絶対防衛権を作っていた所謂宇宙怪獣、バスターマシン6号と、それを統べる7号(ノノ)だけです。
更に詳細は不明ですが、8号~19号までが本来はその科学力で製作された物でしょう。
しかし、19号ディスヌフは、縮退路を外されてトップレス機能を与えられていました。
これは、人類が真の宇宙怪獣、変動度重力源との戦いに疲弊し、太陽系に引き篭もり、縮退技術を封印するに当たって行なわれた処置だと思われます。
この間にどれだけの年月が流れたのかは判りませんが、この過程で既にトップレスの存在が確認され、そのエネルギーを使用する技術が生まれたと思われます。
つまり、その時期に作られたバスターマシンは、既に初めからこのトップレス能力ありきでの稼動を前提として作られた、また、ディスヌフにもその機能が与えられたと推測できます。
そして、トップレスが真の宇宙怪獣と同質の存在となり始めたのはこれよりも更に後の時代であったと思われます。
太陽系絶対防衛圏で防衛についていた6号は、長い年月の間、少なくとも人類がその存在を忘れ去るほどの間は何事も無く太陽系の防衛、太陽系内に残存した真の宇宙怪獣の殲滅、タイタンに封じられた変動重力源の封印に勤めていたでしょう。
この間にも、人類は宇宙怪獣の脅威から身を守るために新しい技術でのバスターマシンを作り続けました。
そして、ある時にトップレスが強い力を発揮し出した時に、6号がその真の宇宙怪獣との類似性に気が付き、攻撃を開始したのではないでしょうか?
恐らく、トップレス能力を完全原動力とした20番台機がロールアウトした時期ではないかと思います。
ですから、トップレスたちの宇宙怪獣との近似性を察知する事は、そういう処理を施されたディスヌフも含めて出来なかったのだろうと思います。

2:フラタニティの技術力の基盤について
現行のバスターマシンは旧文明の超絶した科学力が生かされては居ません。トップレス能力の発見、開発とともに、旧技術は封印した縮退路と共に失われている筈ですから。
旧技術を封印した上で、新しい技術で作られた機体群であり、それも、製造番号が後に成れば成るほど旧技術との関係性は薄れていったと思います。
劇中でも、バスターマシン1~3号の技術とは全く異なるコンセプトであることが判ると思います。
関連しているのはバスタービームだけですが、これも、大昔からたまたま残った伝統のような物であり、実際に使われている技術は別物でしょう。

3:ドゥーズ・ミーユについて
作品中で人類に残された中で最大の質量を持った惑星だったからでしょう。

地球=5.9742×1024
火星=6.4191×1023
金星=4.869×1024

ですから、限られた期間で出来る加速度と、質量比、そして与えるダメージを考えた上で地球が選ばれたのだと思います。

予断ですが、人類の最高に技術が発達した時代の痕跡は、凍結艦隊として太陽系外周に残っています。
ノノは恐らくこの辺りで発見されたのでは無かったでしょうか?
と成ると、長い年月の間、正式には記録が残っていなくとも、誰かが何がしかの技術を発見、使用した可能性は無いとは言えません。
そして、一部の記録もそのような形で残された。
だから、古い記録を参照し、推測した結果、バスターマシン6号がどういった存在であったかがノノの証言もあって判ったのだと思います。
劇中での描写では、ノノの記憶が完璧に戻っていたとも思えませんので。
そして、物語の最後に、人類は再び外宇宙との(恐らく長い歴史の間に他星系へ移住した人類の子孫)交渉を開始した描写がありますが、この間僅かに10年しか経っておらず、凍結艦隊の発見、技術の応用があって初めて出来た事だと思います。その凍結艦隊から得られた情報が、バスターマシン1号と2号の帰還を予測したのでしょう。
ノノからそのような情報を得られた状況とも思えませんでしたから。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。

 おお! 一般人の参考意見とは思えない質の高いご回答有り難うございました。

 なるほどぉ、1については、ワープ技術を封印したと同時にディスヌフの縮退炉も取り外され、その後防衛システムがトップレスの脅威に気づくまでの間に「トップレスを動力源とする機構」が泥縄的に設置されたとすれば、納得のいくご説明です。いやいや、SFを愛するご考察ですね。

 2についても、確かに「トップレスが搭乗したときの攻撃」には縮退炉を利用した超技術の片鱗もありませんでしたから、なるほどですね。
 かろうじてバスタービームが残ったと。

 3については、たしかに、地球の質量が最も大きい。(笑)
 万全を期したということですね。(^_^;

 他星系(シリウス)へ移住した云々のお話は、たしか別に連載されていたマンガがあったように思います。
 その点については、ワープ技術を凍結艦隊から得たのでなければ、たぶんわからない話ですよね。

 ありがとうございました。

 

お礼日時:2007/12/26 20:21

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