「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

エアコンの設置方法ですが
R22は真空引きをせずエアパージで大丈夫だとは知ってます。
しかしR410は絶対にエアパージしてはいけない!
絶対に真空引きせよ!とあるのですが、
業者さんによってはR410でも4メートル程度の配管長であればエアパージで大丈夫!!
とも、言っておりました。
実際にR410をエアパージで施工した方はいらっしゃいますか?
エアパージでも問題なしでしたか??
業者を呼んで真空引きを行うか、自前でエアパージを行うか悩んでおります。ご教授願います。

良い、悪いは機能的、物理的問題でお願い致します。
決まりでは・・・とかの回答はご遠慮いたします。

A 回答 (2件)

環境を考えるという目的においては


22であろうと410Aであろうと真空引きが基本です
メーカーの謳い文句として
22のモデルのも真空引きするよう説明書きが
あると思います(メーカーはISO取得しているので)

さて410Aについて何故真空ポンプを使う必要があるかについて
環境部分を除いて説明します
 フロンの組成についての説明になりますが
 HCFC22は 単一組成のものでありどのような状態になっても
 組成は変わりません
 しかしHFC410Aや407Cなどは混合冷媒です
 407Cは3種混合の非共沸、410Aは2種混合の擬似共沸

 この非共沸とは何かというと 沸点の違いです
 簡単に言えば気化する温度条件が違うという事です
 従来どうりのやり方で「プシュー!」とやってしまうと
 フロンを組成するある特定の成分だけが気化して
 抜けていってしまい 残ったものは組成変化を起こしてしまい 
 正常な冷媒サイクルが維持できなくなってしまいます

 このためガスを充填する際も 「液充填」が必要となります
 
 こういう理由から真空ポンプを使う必要があるのです

 非共沸と少し違った 410Aの擬似共沸ですが
 混合された2つの成分の沸点が似ているので
 擬似共沸といい
 このため実質的には ある程度の「プシュー!」は大丈夫
 と言う事になります 
 410Aはオゾン破壊係数は0ですが 地球温暖化係数は0ではありません
 プロの誇りとして 是非真空ポンプを使うようお願いいたします
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
ところが22の取説には真空引き又はエアパージでと書いてあります・・・
410、407の違いによるエアパージの是非は良くわかりました。そのような情報はどこにも載っていなかったのでとても参考になりました。
410、407のエアパージ厳禁だと考えた理由に
「新冷媒は吸湿性が高いのでエアパージはいけない!」
と書いてありました。このへんの話は何か御存知でしょうか?

お礼日時:2002/09/23 10:55

>ところが22の取説には真空引き又はエアパージでと書いてあります・・・



むむむ、そうですか ルームエアコンの取り説をまじまじと見ていないので
何ともいえませんが 以前三菱重工のモデルを見たとき確かポンプを
使うよう書いてあったと記憶しているのでこのように書きましたが・・・
いかんなあ、メーカーさん

>「新冷媒は吸湿性が高いのでエアパージはいけない!」

これは何に書いてあったのですか?
配管内に空気があると何故いけないかというと
以下の2つの理由があります
 (1)空気は非凝縮性ガスであり(液化しないガス)正常なフロンサイクル
  (冷媒サイクル)を妨げてしまう
 (2)空気内に含まれる水分が キャピラリー(又は膨張弁)で氷結
  してしまい正常な冷媒の循環が出来なくなる また配管内で
  加水分解を起こしてしまい 配管が腐食してしまう

吸湿性については よくわかりませんが
パージで出て行ってしまうガスに吸湿性の心配など要らないと思います
どうでしょうか? 
  

この回答への補足

御回答ありがとうございます。
エアパージが上手く行かなかった場合(2)の原因で故障することがありうる。と言いたかったのかもしれませんね。
ちなみに、何に書いてあったか
文化貿易工業(株)のカタログ内での説明です。

R22エアパージと取説にあったのは
LG電子の取説でした。
韓国ではエアパージ公認なのでしょうかね?

実は他にも質問があるのですが直接的関連性が無いため
別質問とします。ご存知でしたら再度ご協力の程お願いします。

補足日時:2002/09/23 14:13
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