好きなおでんの具材ドラフト会議しましょう

質問いたします。
これから熱帯魚を飼おうと考えているのですが、水槽のレイアウトに水草を使用しようと考えています。
ショートヘアーグラスという水草を植えてみたいと考えているのですが、私なりに調べてみたところ、どうやらCO2の添加が必須のようです。
そこで浅はかかも知れませんが、水草の光合成で必要なCO2は熱帯魚を多めに入れることで解決するのでは?と考えるのですがいかがでしょうか。
夜に照明を消してしまえば当然水草も酸素を必要とすると思いますが、夜だけは酸素ポンプを稼働させれば問題ないように思うのです。

やはりそううまくはいきませんか?水草および熱帯魚の飼育に詳しい方はぜひお教えください。

A 回答 (5件)

No.4です。



お礼を読んで冷や汗が出ましたよ~。(^_^;

カルディアアクロスのような一体型水槽は、水草水槽には拙いです。
こんなはずじゃなかった...と後悔する典型的なパターンで、経験者は手を出しません。

・上部フィルターはCO2を逃がすので水草水槽には不適切。
・ライトの増設が出来ず、位置的にもフィルター側が暗くなる。
・高水温対策が難しい。
・根本的に光量が不足している。(ショートヘアーグラスは夢)
・増設が一切出来ない。

GEXのサイトには、インバーターで本格的な水草水槽...と書かれていますが、
11W×2では高さが40cmもある水槽ですので大半の水草が難しくなります。

> 明るさがアップしたことにより、水草育成や本格的なレイアウトにも十分ご満足いただけます。

こういうのは、
「光量をあまり必要としない」水草育成や「光量をあまり必要としない水草の」本格レイアウトにも十分ご満足いただけます。
と、但し書きが入ります。

従って、増設や設備交換という発展性がなく、あっという間に行き詰まり、
雑誌にあるような水草水槽を羨みながら、低光量で育つ水草(全体の3割以下)を育てる羽目になります。
こうなってからの買い換えは大幅出費となり、かなり痛いです。

水槽は45cm規格水槽か、30cmキューブ水槽にされて下さい。
理想を言えば60規格で、更に欲を出せば90×45×45が水草レイアウトの標準サイズです。
ただ、60cm水槽オーバーになってくると、重さから水槽台が必要となり、恐らく予算超過でしょう。

ここで水槽サイズを指定した理由は、規格サイズでないとライトの選択肢が極端に狭くなり困るからです。
例え、カノーバ(20W)であっても、クリップ式1灯だけでは暗いんですよ。
育つか育たないかというと育ちますが、赤系水草が緑のままとか、になります。
今は予算の都合があるとしても、最終的にはライトを2つ置くスタイルになるはずですから、
将来の発展性を見据えておいて下さい。
30cmならインバーター13W以上×2灯、45cmなら15W×3~4灯を目指します。もちろん、45cmの方がお勧めです。
フィルターはエーハイムは定番ですが、ライトの方は避けて下さい。

そして、フィルターは外部。小型魚中心に水草水槽をやる場合、
エデニックシェルトV2(お勧め)かパワーキャニスターミニで良いでしょう。
45cmでエデニックシェルトはメーカー推奨に劣りますが、水草水槽であれば余裕です。
贅沢できるなら、エーハイムの2211ですが。
水中モーター式の底面フィルターも悪くないのですが、幾つか制約が出るのと、
小型外部が安価になっているため、敢えて押しません。

ちなみに、濾材のお勧めはエーハイムのサブストラットプロ レギュラーです。
もちろん、標準の物でも飼育に支障はきたしませんが、
フィルターが小さい分、濾材で余裕を取ると、もしもの時に楽です。

底床は、ソイルか、カルシウムを含まない天然砂。大磯砂のようにカルシウムを含む場合は必ず酸処理します。
アルカリ性に傾ける底床を使うと、大半の水草が育たなくなります。
水質がアルカリ側によってしまうと、炭酸ガスがCO2の形態でいる比率が下がりますし、
硬度も上昇してしまい、水草よりもコケの勢いが勝りやすい環境が出来ます。
ここで 躓いている人も多いですので。

あとは、水草を数週間育ててから、魚を少しずつ追加していって下さい。
バクテリアや水質調整剤の類は、お金が勿体ないので不要です。(カルキ抜きは必要)
ソイルを使わない場合は、テトラ イニシャルスティックを初期肥料として少量使って下さい。
水草が水質に慣れるまで時間が掛かりますので、最初からフル装備する必要はありません。

バラ買いになると、多少予算が高く付くかと思います。
2灯式のセット水槽を買って、後日フィルターを外部に変えるというのもアリですが。
発酵式なら、ロスによるコストも気にならないでしょう。
レシピは色々ありますが、1Lのペットボトルがお勧めです。

観賞魚飼育や、水草育成は、初期投資をちょっとだけ多めに掛けて、適切な選択さえしていれば、
後々買う物はあまりありません。
餌とカルキ抜きを買って、蛍光灯とヒーターを1年に1回変えるくらいで済みます。
水草が育たないからと言って、水質調整剤やバクテリアなどに手を出し始めたら、迷走パターンです。(笑)
    • good
    • 24
この回答へのお礼

bellena33様、何度もご丁寧にご回答いただき誠にありがとうございます。

とりあえず、水槽は小型で考えておりましたので、30cmのキューブタイプにしようかと思います。フィルターはパワーキャニスターミニ、光源は…デスク用のスタンド照明(20W)がたまたま3つほど余っているので、これを2つ使いたいと考えています。
底床は、ADA アクアソイルアマゾニアというのを検討中です。

>バラ買いになると、多少予算が高く付くかと思います。

私もそう思いましたが、元々考えていた一体型タイプですと、相場が8500円前後ですが、30のキューブ型だと安いのですと3000円程度でありますので照明が今あるものを使い回せるのを考えると最終的な費用はむしろ安くつくと思っています。

今回のアドバイスでも新たに多くを勉強させていただきました。
購入した後にも何度か拝見させていただくと思います^^
本当に感謝しております。

お礼日時:2008/01/04 06:07

結論から言うと、炭酸ガスの強制添加なしで、ショートヘアーグラスを育てることは可能です。


水草を10年20年とやっている人であれば、「育つよ。」と簡単に言ってのける気がします。
私も強制添加なしで育てたことがありますよ。

> どうやらCO2の添加が必須のようです。

これから熱帯魚を飼育していくにあたり、馬鹿正直に信じなくて良いことも沢山あります。
安売り合戦の末に薄利になった。
→ 多売せざるを得ず、飼育ノウハウが表に出でなくなり、業界に都合の良い偏った情報が出回る。

あった方がいいよ、というだけで、強制添加必須とまでいうとブラフです。

育成Point
・pHを弱酸性側にキープすること。
・底床の肥料切れに注意。
・光量が十分に足りていること。(蛍光灯の光は水中で急激に減衰)
・底床がある程度こなれている必要がある。(微生物相)
・微生物の多い水槽を作ること。(特に濾過)

バランスをしっかりと取ることができ、コケを防ぐことができれば、
CO2の強制添加なしでも、ヘアーグラスの草原は作れます。
ただ、2,3ヶ月で出来るところを、1年かそれ以上掛かるかもしれません。
とはいえ、これはデメリットばかりではなく、そのようなスタイルの維持は
頻繁なトリミングに苦しめられることもなく、長期間、水景を楽しむことができます。

しかしながら、バランスを取ると書きましたが、
そのバランス感覚をこれから習得していくはずの入門者には、キツイことだと思われませんか?
ヘアーグラスは成長が遅い水草だけに、コケが付きやすく、一旦、コケが付けば、簡単には除去できません。

入門者には、やれ高光量だ、CO2、肥料だ、と踊らされないで欲しいなぁ...と思う反面、
適応範囲が狭く無茶が通らない水草育成を、甘く考えても欲しくもないです。
特に、機材不足でやり繰りしようとすると、大変なだけで楽しさを感じられない可能性があり、
そこで投げ出す人が大半なので。

長年続けて来た経験者はそこら辺の事情を知っているので、
強制添加は必ずしも必須ではない、ないのだが、入門者がそれを真に受けさせて良いのだろうか?
この趣味は、中庸が大事だぞ...と、言葉が濁るわけです。

> 水草の光合成で必要なCO2は熱帯魚を多めに入れることで解決するのでは?

確かに魚はCO2の供給源ですが、餌を与えることによって発生する窒素や燐も増えます。
ですから、下手をすると簡単にコケますよ。

特に、最初の数ヶ月は安定せず、急にコケたり、なくなったり、水草が枯れたりします。
初期状態でのヘアーグラス育成はかなり厳しいものがあります。
だからこそ、根張りが良く、丈夫で、成長の早いスタートアッププランツを
水質の不安定な時期をかわし、土壌バクテリアの安定のために使うんです。
なお、CO2の供給源としては、水槽内の微生物の方が魚よりも大きいと考えます。

従って、安易には「解決する」と言えません。
窒素や燐が多少多くても、簡単にコケないだけの微生物相の安定した水槽が必要です。
その安定した水槽を作るには、何ヶ月,時には1~2年の時間が必要です。

水草水槽は常にコケとの戦いでもありますので、CO2の強制添加は水草を強力に支援することになります。
強制添加をしないということは、その強力な支援なしで、
コケと水草のパワーバランスを、ずっと水草に傾け続けるということを、
やらないといけないということになりますね。

「あ~、難しい。こんな知識と微妙なバランスに手間を掛けるくらいなら、CO2の強制添加を。」
と、まあ、世の中の流れはそうなりました。

> 夜だけは酸素ポンプを稼働させれば問題ない

これも微妙です。
昼間、水草に十分に光合成させておいて、夜間は水草の作った酸素を消費させ、
二酸化炭素を朝のために蓄積しておくべき、という自然を真似た考え方もあるからです。
ただ、十分に光合成が行われない水槽や、生体の酸素消費量が多い水槽に関しては、
夜間エアレーションを行うべきでしょう。

> 基本的にCO2の強制添加はしたくないと考えています(費用面の理由から)。

費用面の問題であれば話は簡単で、「発酵式 CO2」で検索すれば、問題解決です。
浮いたお金は水槽で不足しがちな光につぎ込んで下さい。(^_^)

私の家の発酵式の水槽は、24時間ひたすら添加し続けて、夜間エアレーションもしていません。
飼育しているのは、大量のビーシュリンプ。
その代わり、ドロップチェッカー(別にどこのメーカーのCO2測定器でも良い、所詮中身はpH試薬)を使用して
常時、CO2の濃度の異変だけはチェックしていますけどね。
    • good
    • 10
この回答へのお礼

大変丁寧なご回答誠にありがとうございます。
最後まで拝見して、敷居の高さは変わらずとも、今後の参考として大い
に役立つ情報満載で助かりました。
やはり上手く維持するにはいろいろな要素のバランスが必要なのですね。とても勉強になりました。

>強制添加は必ずしも必須ではない、ないのだが、入門者がそれを真に
>受けさせて良いのだろうか?
>この趣味は、中庸が大事だぞ...と、言葉が濁るわけです。

なるほど。納得です。
実は以前に数年間熱帯魚を飼育していた経験があったのですが、そのと
きもやはり水草を上手く維持させることができずにいました。
単に熱帯魚を飼育する(熱帯魚に重点を置いた環境作り)についてはこ
れから新しい知識を付けるまでもないと思っており、そこに水草の知識
を合わせればよいだけ、という浅はかな考えを持っておりました。

>費用面の問題であれば話は簡単で、「発酵式 CO2」で検索すれば、問
>題解決です。

発酵式CO2ですね。これも調べている過程で見つけた言葉の1つだったの
ですが、前向きに検討する余地がありそうですね♪

>浮いたお金は水槽で不足しがちな光につぎ込んで下さい。(^_^)

今考えている水槽は「GEX カルディア アクロス432」という光源がセ
ットになっている商品なのですが、水槽自体のサイズが小型なのですが
光源は11Wの蛍光灯×2のようです。これだと光量は全然足りないですか?

#bellena33様のご返答で今回の疑問は私なりに解決しましたのでここで
新規での質問受付を締め切らせていただきます。
回答してくださった多くの皆様にあらためてお礼を申し上げます。

お礼日時:2008/01/04 02:06

どの位の数の魚を投入するおつもりなのか分かりませんが、もしそれを実践するおつもりなら、魚10~20匹に対して水草2~3本でしょうね。


まあほとんど不可能と考えた方が賢明かと思われます。

ショートヘアーグラスに限らず観賞用の見た目の綺麗な水草は大抵”虚弱”です。
はっきり言ってCO2だけの問題では無く、水質管理もむしろ魚に合わせると言うよりは水草に合わせる形にしないと栽培出来ません。

更に”ダッチアクアリウム”のようにレイアウトしたいのなら、植えたい水草全ての特性を知り尽くした上でその”中間点”を上手に見つけ、その状態を維持し続けなければなりません。
当然ながらCO2の大量添加も必要なのですが、皮肉な事に大量にCO2を添加すると水質を変えてしまいます。気を付けたいところです。

また、入れる熱帯魚もコイ科の魚ほとんど全てとナマズ目の魚の一部は水草を食べる為、良く調べてから決めた方が良いですね。
ショートヘアーグラスのように柔らかく細い水草は格好の餌となります。

まあ、どうしてもCO2無しで水草を栽培したいのなら、昔ながらのアナカリス、松藻、アヌビアス・ナナ辺りなら出来るかも知れませんが、60cm水槽中(3~5本の束)5点程度が限界でしょうね。
    • good
    • 6
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

>もしそれを実践するおつもりなら、魚10~20匹に対して水草2~
>3本でしょうね。

>更に”ダッチアクアリウム”のようにレイアウトしたいのなら、植え
>たい水草全ての特性を知り尽くした上でその”中間点”を上手に見つ
>け、その状態を維持し続けなければなりません。

ダッチアクアリウムほど派手にしようとは考えておらず、ショートヘア
ーグラスのみを床一面に生やせられれば良いと考えています。
今考えている水槽の大きさは(奥)30cm/(幅)40cm/(高)50cmくらいの小型のもです。この程度ですらやはり魚10~20匹程度だとやはり無理があるというところなのでしょうかね。

>また、入れる熱帯魚もコイ科の魚ほとんど全てとナマズ目の魚の一部
>は水草を食べる為、良く調べてから決めた方が良いですね。

これも初めて知りました。勉強になります<(__)>

どうやら私が考えていたことを実現させるのは思った以上に敷居が高い
ようですね。
基本的にCO2の強制添加はしたくないと考えています(費用面の理由か
ら)。
ですのでショートヘアーグラスなどの環境に敏感な水草との共存は諦め
よて上にあるアナカリス、松藻、アヌビアス・ナナを始めとした他の種
類を検討してみようと思います。

ご丁寧なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/03 10:12
    • good
    • 2
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
上記リンクの文面から察するに、強制CO2添加が必ずしも必須ではないということがわかりました。確信的に述べられてはいませんが可能性としては「あり」だということがわかり、十分参考になりました。
ありがとうございました<(__)>

お礼日時:2008/01/03 09:22

昼にCO2添加、夜にエアレーションでOKですよ


レッドビーシュリンプなど非常にデリケートな固体を飼うには
やめたほうがいいですけど、可能です
    • good
    • 3
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

>レッドビーシュリンプなど非常にデリケートな固体を飼うには
>やめたほうがいいですけど、可能です

苔を食べてくれるということでレッドビーシュリンプなども共存させようと思っていたのですが…。やめたほうがよいというのはPHの関係ですか?
苔を食べてくれるという点でコリドラスやプレコなどの代用(というとなんか彼らに失礼ですが…)というのもありなのでしょうか。
#重ね重ね申し訳ございません。

お礼日時:2008/01/03 09:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報