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僕の分からない心理学用語です。つまずいてます。どうか以下のひとつでもいいので分かる方教えて下さい。
1、日内変動
2、インタラクショナル・シンクロニー
3、解離(dissociation)と分裂(splitting)の違い
4、連合主義心理学
5、非定型精神病
6、対象恒常性
とりあえずこれだけです。

A 回答 (2件)

1.ちょっと、最新のものではないのですが、英語でdiurnal variationと書かれます。

これは、内因性うつ病の場合、抑うつ気分や精神運動制止が午前中に強く,夕方から夜にかけて軽くなることが多いという、気分変動のことを言います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。本当に困っていたので助かりました。

お礼日時:2002/09/26 11:56

 


>1、日内変動

日内変動は、色々な生体の作用や活動について言われるのですが、心理学だと、daily fluctuation で、躁鬱病の場合、特に抑鬱症状が、朝方強く出て、夕方には、それは軽くなるというような一日内での周期的変動を指すようです。

>2、インタラクショナル・シンクロニー

これは、interactional synchrony と英語で書くようで、「機械的行動」のなかで、相互的に関係した二人の人物等のあいで、機械的行動が、「同調して」起こるようなものを言います。たとえば、一人の人が煙草に火をつけると、それを前にして、もう一人が何故か機械的に手をあげてしまうというような動作が生じることです。

個人的解釈では、一人が相手を殴るような感じで手をあげると、他方はそれに応じ、反射的・機械的に、手をあげて身を守るような動作をすることが、この相互行動的な同調性の例と言えるかも知れません。

>3、解離(dissociation)と分裂(splitting)の違い

これは、あくまでわたしの意見になりますが、分裂とは「分裂症」の分裂で、解離とは、「解離性人格障害」の解離だと考えます。

分裂症の「分裂」は人格全体が統一性をもたないで、ばらばらに分裂し、スプリット(亀裂)が入っているように観察されるところから、こういう名称になったのだと思います。統合された、整合性のある人格が感じられず、断片的な人格があるように一見思えるということです。分裂症は、統合失調症という呼び方が最近になってできましたが、この名前も、「統合性」の「失調」を表現しています。

解離性というのは、人格の統一の失調・分裂ではなく、解離性人格障害の典型例は、多重人格症状ですが、この場合、「統一人格」は存在していると考えられます。あるいは、個々の分離人格を観察しても、人格の統一性は維持しており、ただ、記憶や行動の様式で、分離人格ごとで、把握内容が違ったり、パターンが違うということで、基本的に統合された人格があり、そこから、記憶や行動様式を部分的に取り出して、基本人格から「分離した形」で、部分人格が現れてくるような事態です。

分裂症の分裂は、人格要素がばらばらになっているような分裂で、解離の場合は、普通の人でも、何か思い出せないことが時々あるように、記憶や思考の或るまとまりが、基本人格から分離して、別の人格のように見えるだけで、意識レベルでは分離していても、無意識レベルでは分離していないという場合だと思います。分裂症の「分裂」は、無意識レベルでの分離または分裂があり、これが意識人格に反映しているのだともいえるのではないかと思います。

>4、連合主義心理学

これは、心理学の歴史に出てくるもので、イギリス経験主義哲学とも関係し、白紙に近い人間の心理から、複雑な意識が発達してくることを、感覚と観念、単純な観念と観念などの「連合作用」で説明しようとする心理学です。

実際、意識を分析すれば、それは、観念、感覚記憶、表象などの連合で成り立っていることが分かります。しかし、ただ連合によって、意識が成立するというには、構造的な面や、ダイナミズムの面で問題があるでしょう。

>5、非定型精神病

これは、「不定型精神病」と言ったと思うのですが、以前は、分裂症と躁鬱病の中間の症状で、分裂症のようであるが、分裂症とは違う、一群の似た事例に与えていた病名です。

現在は、人格障害 personality disorder のなかに分類されています。「境界例症状」というのも、この非定型精神病を指したと思います。次の対象恒常性の説明で出てくるように、対象恒常性の確立に失敗し、自我同一性の確立に失敗すると、思春期の頃に、もっとも大きな自我同一性確立課題に直面すると、このタイプの人格障害が現れるという話のはずです。

>6、対象恒常性

これは発達心理学の用語だと思うのですが、発達途上、自我同一性の確立の前提に必要となる心の機能の確立です。発達の途上、認識する対象は、そのときどきで良かったり悪かったりしますが、たとえば、母親なら、「良い母親」が基本的に母親で、時に、叱ったり不機嫌になる母親は、この「良い母親」のもつ、別の一面であって、母親はあくまで「良い母親」として、安定して対象像が、心のなかにできる・把握されることです。

母親だけに限らず、他者なども、事物なども、どういうものか、何か、というような自我主体にとっての意味が、確かなものとして把握され、「対象が何か」ということの心の認識が、安定し、対象が恒常的な意味を持って心に把握されることです。

>発達精神医学から見た心の成長過程
http://homepage1.nifty.com/eggs/topics/hattatu.h …

>心理学 Technical Term
http://www.lares.dti.ne.jp/~s-satoru/study/psywo …
 
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