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昨年の夏、友人たちと手持ち花火程度の簡単な花火大会を催しました。
10cm四方のお菓子の空き缶の真ん中ににろうそくを立て、火付け用として用意しました。
それから30分くらい過ぎると、ろうそくが完全に溶けて、空き缶の底に広がり10cmくらいの高さの火になってしまい、水をかけたところ1mくらいの火柱があがり一歩間違えたら大変な騒ぎになっていたところでした。

なぜ、水をかけると火柱があがるのでしょうか?
ちなみにその水は火消用のバケツとして用意し、その水で直接手持ち花火を消してもいました。

よくやりそうなことなので理屈が知りたいです。

A 回答 (2件)

>ろうそくが完全に溶けて、空き缶の底に広がり10cmくらいの高さの火


より、てんぷら鍋火災と同じように、器全体に脂が溶けて広がって、油の上に炎が出ている状態。

ろうはそれなりの高温で、液体状の油とおなじ。
少量の水が入ると、油の中で蒸発して、水蒸気になります。水蒸気によって上空に熱いまま持ちあがって、燃えている火が引火して、巨大な炎になります。

てんぷら鍋火災と同じ考え方になります。
「てんぷら鍋」といっても、ラードのような常温で固体の脂を使うときがあるでしょう。ラードの代わりに、パラフィン蝋を入れた状態と解釈してください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほどです。
よく、花火の注意事項に水バケツを用意して・・・。
とありますが、このようなことも書いておいたほうがいい気がしますね。

ありそうな話だとは思います。

お礼日時:2008/01/31 14:40

ろうそくの原料はパラフィンというものです。

このパラフィンは石油に含まれているものであり、石油から取り出します。ろうそくは芯の周りをパラフィンで固めたものです。ろうそくが完全に溶けた状態というのは、油に火がついたのと同じ状態ということになり、そこへ水をかけたから大量の水蒸気が発生して油が飛び散りその油が火にかかり、火の勢いが強くなったのではないかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

日常的にやる花火一つにも危険が潜んでいますね。
楽しい花火が悲しい結果にならないように、
皆さん、このような危険を認識していただきたいと思います。

お礼日時:2008/01/31 14:45

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