最近、ネットで読んだのですが世界の基軸通貨、米ドル、ユーロ、円のうち
何十年か後には円が弱小になり、代わって元が支配し、経済は実質的に中国の傘下に入る、というものです。
傘下に入る、というのは言い方が良くないかも知れません。中国よりは下位に甘んじると言えばいいでしょうか。
中国の現在のGDPの伸び、人口、軍事費軍事力の増大、経済体制の変化から考え
更に中国独特の思想から考えてもやはりアジアの盟主になるだろうと思います。
また、アメリカにはそれを望む勢力は多いとも考えられます。
日本は今までは世界2位の経済力を持っていましたが、ユーロ圏の誕生、中国やインドの台頭、日本の経済力そのものの低下などによって
これからはアジアの中の単なる一先進国という位置におさまるのでしょうか。
A 回答 (5件)
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No.1
- 回答日時:
中国が何故アジアの盟主になれないのか。
その答えは極めて明白で、
「商品に付加価値がつけられない」
「安全性が極めて疑わしいものが多数流通している」
「著作権・意匠・商標などの概念を理解していない」
といった実情があるからです。
厳しい言い方をすれば
「安かろう悪かろうのバッタ物しか作れない」と思われているんです。
また、経済という意味合いにおいて日本が世界に及ぼす影響は
多少円安になった程度では薄れることはありません。
それは技術力の差であり、
「異常とも言えるほど品質にこだわる」という
日本人特有の気質のせいもあるでしょう。
「MADE IN JAPAN」は、今もってブランドたり得る力があります。
中国の潜在的な力は確かに無視できないものですが、
今のままでは永遠に逆転は不可能です。
国を挙げての意識改革が必要でしょうね。
私もオートバイ関係の消耗品で中国製のもので酷い目にあったことがあります。
正に、安かろう悪かろう、状態でした。安さの代償、といったところでしょうか。
ただ、潜在力は確かにすごいものがあるだろうと思います。
ご意見ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
少なくとも中国はそうしたがっています。
かつて中国共産党主席毛沢東は日本の経済力を中国は奪わなくてはならないと言っていました。(事実、その後の巨額な日本のODAが中国発展の資金源になりました。)また、中国の元首相・李鵬氏が、1995年にオーストラリアを訪問した際には、日本との友好を唱えた時のキーティング首相に向かって「日本だという国は四十年後には消えてなくなるだろう」と語りました。
中国の潜水艦や調査船は我が物顔で日本の排他的経済水域内で活動を行っています。
昨年、東シナ海の日中中間線付近の日本側で日本が海底資源の開発を行うことを打診したら中国は「軍艦を出す。戦争だ」と脅し、開発をストップさせました。(中間線付近の中国側ではすでに中国が大々的に開発を行い、日本側の資源まで吸い上げています)
中国海軍の艦艇が日本に寄港した際、中国のマスコミは中国の海軍が日本を圧倒したと報じました。
そしてつい先日、中国の日本人学校の地理教科書が没収されました。日本の領土である尖閣諸島を日本領と書いているためのようです。
つまり彼らはそのつもりでいます。
このまま中国の覇権を見過ごせばアジアの中の単なる一先進国という位置どころか気がつけば半ば属国状態ということにもなりかねません。
いい加減に平和ボケから目を覚ませ、日本人。
来るべき中国との戦争に備えよ!!
特にライバル関係なんかでは「あいつさえいなければ」と思っている存在は多かれ少なかれあると思います。
中国と日本の関係もそれに近いでしょうか。
確かに中国の軍事力は脅威であるし、そういうのを背景にされると日本は堪らないですね。
No.3
- 回答日時:
どういう記事を読まれたかは分かりませんが、こんなのはどうですか?
203X年、潤沢な資金を手にした中国の各省は、地元出身の人間で占められた人民軍部隊が興した新軍閥に支配され、それぞれが独立を目指して対立を深める。これによって中国に進出していた世界各国の企業は一斉に資本を引き上げ、そこに残ったのは収奪に遭って空っぽになった世界の有名企業の工場だけ。
挙句の果てには、失地回復を狙う北京の中央政府による自体収拾を目指した軍の出動により内戦に入るが、長年続いた泥沼の内戦に疲弊した中国はそれまでに手にした外貨を全て戦費に費やし、結局単なる農耕国家に退行してしまう。
数十年後の中国日本の関係なんてだれにも想像できませんし、確実なことなど一つもありません。ということで以上のようなシナリオも十分想像できるのではないでしょうか?
たしかにドルは弱くなってはいますが、まだ一枚岩ではないEUのユーロがそれに取って代わる力はまだ備えていないし、円にしてもまだまだです。だからといって世界に通用する企業やオンリーワンの先端技術を持たない現在の中国が、今後大きくその形を変貌できるとは到底思えず、したがって中国の元が世界の基軸通貨になるという話は、正直奇想天外な物語としか思えません。
アメリカが中国にアジアの盟主になることを望んでいるといわれますが、それは中国政府から潤沢な資金をあてがわれてせっせと「中国グレートキャンペーン」を展開しているロビイスト(ホンダ議員のような)、いや政治ゴロたちの言い草であって、本気で中国がアジアを経済的軍事的に牛耳ることを望んでいるものはいません。
日本のように扱いやすい国なら問題ないのですが、自己主張どころか常にけんか腰の外交が常態の中国のような国をだれも相手にしたくはないですからね。
日本が経済的に中国の傘下に入るということですが、今後も単純な労働集約型経済でしか成長できそうもない中国経済のどこにそれほどの経済力があるのでしょうか。世界中から集まった企業は中国に進出することで、ひたすら自社の一円でも多くの収益がアップすることを望んでいます。諸外国を脅かすほどの経済力を持つ国なら、それなりに先進国並みの出費を覚悟しなければなりません。しかしそれは諸刃の剣なのです。つまり先進国並みになろうとすればするほど、北京の中央政府の懐に入る金は細っていきます。
必然的に現在のような常識外れ的な軍事費の増大も望めません、そうなれば自国の周りの国々への睨みどころか、自国内の不満分子達への弾圧もしだいに緩くなり、足元がぐらつき始めます。現在中国を思いのままに操って、わが世の春を謳歌している中国共産党幹部たちには到底我慢が出来ない事態になるわけです。しかも命の心配も出てきますしね。
つまり中国にしてみれば、現状維持だけで精一杯だと言えるのではないでしょうか。
日本がアジアはもちろん、世界の舞台において政治経済的にイニシアチブを取り続けられたことはほとんどありません。日本は今も昔も、そして将来もただの一先進国です。それ以下でもそれ以上でもありません。残念ながら日本の政治家や官僚たちを見れば見るほどそう思います。
面白いシナリオありがとうございます。
内戦というのは考えにくいですが、国民の不満はものすごいみたいですね。
第一次大戦後の日本はすごかったと思います。
No.4
- 回答日時:
中国はこれまで日本の経済発展をモデルに経済発展を進めて来ています。
おそらくもう少し経つと今後は米国的な経済大国を目指すための方向転換を計るでしょう。それが5年後なのか10年後なのかは分かりませんが、消費大国としての旨味を中国も欲しているとは思います。何を持って中国傘下というのかよくわからないですが、その過程で当然元が切り上がって行くでしょうから、その時に日本の市場にチャイナマネーがどんどん入り込んでくるでしょうし、一部の上場企業は買収されるでしょう(上場企業でなければけっこう今も買収されてますが)。その時きっと国粋主義的な人からすると中国傘下に落ちてしまうと考える人もでてくるかも知れません。
ただ中国にもあまり悠長な事を言ってられない事情もあり、あの人口規模で少子高齢化社会を将来控えていますから、そこで中国の経済発展は日本同様一応ストップです。(というより少子高齢化は規模は違えど世界的にその風潮があるのですが)
日本は先に、しかも急速な少子高齢化時代を迎えています。だから日本で豊かな、あるいはそれなりに豊かな少子高齢化社会のモデルを作り上げる事ができれば、それは現在日本の経済発展モデルが中国の経済発展のモデルになったように、日本で少子高齢化モデルが出来上がれば当然中国もそのモデルを取り入れる事になるでしょう。
あとは日本がどれだけ尊敬される人材を排出できるかというところでしょうか。現在中国の財界では松下幸之助がとても有名だし、エンターテイメント分野では漫画家などで有名な人が多いですね。経済と言っても規模だけではなくやはり主軸となるリーダーシップ企業というのがある事もありますし、一概に時価総額だけでははかれないとも思います。というより中国も含めアジアでリーダーシップをとった商売ができればその日本企業も必然としてでかくなる事でしょう。大リーグと日本プロ野球の差を考えれば分かりやすいでしょうか。大リーグはいかに引き入れるかを考え世界野球という舞台を作り、日本プロ野球は外国人は二人までという外人枠を設けて、それぞれリーグ運営がされてきました。
これからというより今もですが日本企業とか中国企業とかそういうところにこだわっている企業は大きくなる事はできないでしょう。世界的な経済統合が進んでいるので。松下がパナソニックにブランド変更に舵を切ったように、グローバルという舞台であり、その中心に中国・インドをかかえるアジアがあるという事それだけという事でしょう。
何にしても10年後ならある程度「予測」が出来ても、それ以上となると誰がどう判断してもかなり無理があると思えますが。
中国はその大きさのゆえに内政も難しいことも多いのだろうと思います。
人口が多いので潜在的な脅威というか圧力にはかなりなると思います。
中国は、一人っ子政策、と言うんでしょうか、人口抑制に努めてますから
当然かなりの高齢化社会になっていくわけですね。
いろんなご意見をありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
>日本は数十年後に中国の傘下に入る?
入りません。
現在の中国の発展を支えたのは日本の技術提供があってこそ。
GDPの伸びは一時的(爆発的)に伸びているだけです。
今後何年かすると中国はバブル崩壊を経験します。
戦後の日本も建築ラッシュ、オリンピックを経験しています。
その後日本はどうなりましたか?
あれだけ広い国です。短期間に政治、経済が安定するなんて夢でもかないません。
方や低賃金。方や世界クラスの金持ち。
これで国が成り立ってることがまずおかしいですね。
生活の格差がいつか国民の政治不信へ繋がり暴動が起こるでしょう。
資源を金で買う国は日本に勝てません。
私は中東の方が脅威に思えます。
仰るとおり、資源を買っている国はゆとりを持った発展はなかなか難しいのでしょうね。
現在の伸びはかなり無理した状態でのものでしょうか。
貧富の差がすごいみたいですし、あまりにも大きすぎる(人間が多すぎる)のでしょうか。
率直なご意見をありがとうございました、なるほどなと思いました。
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