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僕は、句の持つリズム感が崩れてしまっていることや、ある意味"何でもあり"に近いので、自由律俳句をどうしても好きになれません。

そこで、質問というよりは皆様のご意見を伺いたいのですが、『自由律俳句』(五七五でない句)について皆様はどう思われますか?

賛成・反対等活発なご意見等いただければありがたいです。よろしくお願い致します。_(._.)_

A 回答 (8件)

私は自由律俳句もやりますが、俳句もやります。


自由律の良さは、やっぱり自由なことだと思います(笑)。詠みたいことがすでに8文字以上の単語の場合、詠みたいことが2語で終わった場合など、テクニカル的な面でもそうなのですが、そういった自由さからくる発想の広がりが(私の場合は、です)自由律を詠んでいるとき感じます。

ただ、自由な分その句が良いとか、みなが認めるとかいうことになると大変で、無駄、リズムの悪さ、漢字なのかひらがななのかカナなのかなど、かえってウルサイぐらいです。タブンですが、575のようなリズムの決まった感が無い分、その句独自に”決まった感”を出さなくてはいけない?のではないでしょうか。

でも日本人だと575ってリズムですよね。私も結局575っぽくなってたりします。

参考URL:http://www.kaikoh.com
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新しいスタイル ~ 開拓者のこころ ~



yamakasiさん、はじめまして♪ (*^_^*)/
私は作曲をやっています。最近趣味で自由律俳句を始めました。
これは解答ととしては相応しく無いかも知れません。
ただ、ものを作る人間が独自のスタイルを追求するという事を
考えるきっかけにして頂ければと思い、書かせて頂きます。

私は、ある掲示板で偶然、久光良一という詩人の作品に触れ、
あついものが心に充満していくのを覚えました。驚きました。
それは哲学という言葉を使わずに哲学する心を詩っていました。
久光良一詩集は、このご質問への「回答No.6」に挙げられた
『周防一夜会』のサイトで見ることができます。
そう、久光氏はこの会の代表をしておられたのです。
私が自由律俳句を始めたのは詩人久光良一をあらゆる角度から
もっと良く知るためでした。

yamakasiさん、実は私も最初はどうして五・七・五で無いのか
とんと理解できませんでした。(笑)
しかし、句にふれてこそ分かる喜びや充実感といったものが
多くあるという事を発見しました。
今では自由律俳句を知って良かったと思っています。(*^_^*)

ここで一句ご紹介します。

  まずしいくらしの屋根に青空のせている  久光良一

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では最後に、ジャンルこそ違いますが創作する者の一人として、
作曲屋の私の文を書かせて頂きます。お読み頂ければ幸いです。


新しいスタイル ~ 開拓者のこころ ~

足を踏み入れてしまった道は決して平坦ではない。
歩くためのノウハウさえ自ら見い出しながら進む。
新しいスタイルを理解ようとしない対象を理解し、
未だに様式化されない独自の手法を確立するために
費やしたエネルギーと時間は如何ばかりであるか。
斯くして私の脳裏をかすめる神の御言が(笑)常に
「miyuki-dora よ、本当にこれで良いのか?」だ。

参考URL:http://dreamcity.gaiax.com/home/miyuki_k_suzuki/
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再度。

お邪魔します。自由律俳句の関連サイトです。

●自由律俳句は一行詩に近い派のサイトの例:
山頭火・久保白船 ・江良碧松の
『周防一夜会』http://www2.ocn.ne.jp/~ichiya/

●自由律俳句は一行詩である派のサイトの例:
中塚一碧楼の「海紅」、「青い地球」系
『こころ俳句』http://homepage1.nifty.com/mhcsion/ 

●自由律俳句は一行詩ではない派のサイトの例:
「層雲」 このサイトの「さがみの野火」さんは荻原井泉水の弟子です。超高齢だが元気。
『自由律俳句の部屋』http://www2s.biglobe.ne.jp/~nobi/?

◆層雲人の作品(の一部)
放哉居士や山頭火以外にも優れた才能が見られます。
http://www2.ocn.ne.jp/~ichiya/soun.html

●他、「青空文庫」に山頭火や放哉居士の作品があり、無償で入手できます。検索で。

◆『未来山脈』という現代語短歌(自由律短歌)のサイトの作品も良いテイストのものがあります。検索で。

▼偏見は世界を狭くする、誤解の裾野は広いほうがいい、という言葉が好きなのですが、できるだけ多角的な視覚で世界を眺めて行きたいと思ってます。

お邪魔さまでした。
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他の方の回答にもあったとおり、俳句と呼ぶから問題があるように思います。



自由律俳句と呼ばれているもの自體は私は嫌いではありません。
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私は自由律の尾崎放哉が最高に好きです。


定型の俳句と自由律とでは、前者が五七五と季語だけで格好が付き、
かつ、ある感興を引き起こすのですが、五七五のリズムがあるだけに
その感興はある範囲、傾向を越えられないように思います。
自由律はたとえれば『石ころ』ですが、“何でもあり”なだけに、
全語句に作者の責任があり、身を削るように作られます。

小豆島で堂守をしながら、ろうそくの火が消えるように死んでいった
尾崎放哉の句はそのようにして作られました。私たちは『石ころ』の中から
自分の宝物を探し出すことができます。

 畳を歩く雀の足音を知って居る

 入れものが無い両手で受ける

 月夜の葦が折れとる
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この回答へのお礼

回答から自由律俳句がお好きな気持ちが伝わってきました。ありがとうございました。

>自由律はたとえれば『石ころ』ですが、“何でもあり”なだけに、
>全語句に作者の責任があり、身を削るように作られます。

全ての"自由律"がそうであれば良いのですが、単に五七五俳句の"字余り風"な作品が近年増えているような気がします...

お礼日時:2002/10/18 08:39

私にとって自由律俳句は種田山頭火です。

自由律俳句は現在まで続いているようですが、今回サイト検索をするまで知りませんでした。

私の好きな句は山頭火が放浪先で読んだものです。

*分け入っても分け入っても青い山

*こころつかれて山が海がうつくしすぎる

*ふくろうはふくろうで わたしはわたしで眠れない

何れも深い悩みを抱いて放浪の旅に出た彼の心境がよく反映されています。

俗世界を捨てて乞食(人に食を貰う)の旅を続けた山頭火にとって、季語もなく
定型に拘らない自由律俳句は、自己表現にもっとも適した表現方法だったのでしょう。同じく旅を愛した牧水は短歌を離れることはありませんでしたが、彼は実家が
医者であり当時としては遊学生に近く、山頭火の苦悩とは比較にならないものだと思います。定型故に美しい俳句、自由闊達な表現の自由律俳句、いずれも好きです。

参考URL:http://www.urban.ne.jp/home/festa/d1-27.html
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この回答へのお礼

恥ずかしながら種田山頭火さんを知りませんでした。
確かに彼の歌を見ていると、心に響くものがありますね。

貴重なご意見ありがとうございました。_(._.)_

お礼日時:2002/10/17 18:23

わたくしは俳句・短歌・川柳・都都逸・自由律短歌・自由律俳句をつくっています。

(時々は、狂句・狂歌もつくります)
で、自由律俳句は俳句という言葉を含んでいますが俳句とは別の非定型の表現形式だと思っております。放哉や山頭火の短律の作品は好きなものが多いです。俳句であれ自由律俳句であれテイストのいいものはいいというのが、わたくしの考え方です。その時、自分が表現したい内容にピッタリの表現形式をチョイスしています。
ただ、自由律俳句の人たちの間でも、たとえば、一行詩、一行詩に近い、一行詩ではないというように、いろいろな考え方があります。書き表し方も、空白を入れたり読点をいれたりする人がいます。ケンカをしても無意味なので、自分は自分でつづければいいと思っております。
オモシロクない回答ですね。わたくしみたいな人もいるということで………
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございました。
実際に歌われている方からのご意見は、やはり重みがあります。

これからも創作活動頑張ってくださいね!_(._.)_

お礼日時:2002/10/17 18:12

嫌い・・・ということないんですが、確かに卑怯だと思います。


じゅげむじゅげむごこうのすりきれ・・・でも単なる詩でもなんでもよくなっちゃうじゃないですかね。

例外:「咳をしてもひとり」尾崎放哉
これはなぜか好きです。あはは・・・
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。_(._.)_

質問には書きませんでしたが、自由律俳句では季語が無くても良い(間違っていたらごめんなさい)そうですね。

僕は、一定のルールの中で句の作者が想像力を膨らまし、短い言葉の中に情景や心情を織りこみ、読み手も想像力を駆使してその歌を楽しむという文化が素晴らしいと思うのですが...

お礼日時:2002/10/17 16:47

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