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SF・ファンタジー・戦記ものは大抵ラノベで賄っていたのですが最近ちょっと辛くなって来ました.

面白いものも無論あるのですが、やはりラノベという性質上外れも多く、1巻は楽しめたけど2,3巻から雲行きが…という作品に連続して当たるとゲンナリして来ます.それと話の良い所で挿絵が出てくると邪魔です….脳内補完が強く働いているものですので.

ですが普通に文庫を探してみたもののあまり良いものを見つけられません.というよりどこを探せばよいのかがさっぱりです.
自分なりに頑張って探した所、ハヤカワ文庫に結構固まってるかな、と感じた程度です.でもそんなに数は出てませんよね?

なので翻訳本に手を出すことにしました.が、またここで問題が….
元々『外国語臭い日本語』が苦手でして、学生時代ハリーポッターと指輪物語で断念した思い出があります.
最近読書の数をこなしたせいか以前よりは随分まともに楽しめるようにはなってきていますが、未だ苦手意識は消えません.

そこであまり翻訳臭くない・お薦めの・SF/ファンタジーものを教えて下さい.
お薦めの翻訳者さんも教えて頂けるとありがたいです.

また、上記のような事情で海外小説に流れ着いたので別に日本の文庫を避けている訳でもありません.普通の文庫でもお薦めがありましたら是非紹介して頂きたいです.

近年読んだ作品というと栗本薫のグイン・サーガ(もっともこれは途中で以前のストーリーを思い出せないようになったので断念)、小川一水の時砂の王、沖方丁のばいばい,アース、ビジョルドのチャリオンの影、辺りを読んでいます.

是非とも皆さんのお薦めを教えて下さい。
よろしくお願いします.

A 回答 (3件)

翻訳臭くないというのがちょっとよくわかりませんが


(自分はどっちかというと海外もの主なので)
オースン・スコット・カードのエンダー・シリーズはおすすめです。
とりあえず「エンダーのゲーム」(ハヤカワ文庫)

同じくハヤカワ文庫に
「伝説は永遠に ファンタジーの殿堂」1~3
「遥かなる地平 SFの殿堂」1~
というのがあります
これは自身も有名なSFファンタジー作家であるR・シルバヴァーグ?がシリーズもので著名な作家たちに、シリーズの短編新作の提供を募ってつくりだしたアンソロジーで、著名なシリーズはほとんど網羅しています。
この本を読んで雰囲気など気に入ったものを選んでみると一番早いかなと思います。
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この回答へのお礼

う~ん、翻訳臭い=訳が直訳、という意味合いで書いたのですが分かり辛かったようですね.自分自身日本語が達者というわけでもないので、他人(翻訳者)にそれを完璧に求めるのも虫が良すぎる話かな、と回答を頂いてふと思いました….


『伝説は永遠に』というのはゲド戦記の外伝のようですね.
ゲド戦記自体も未読なので選択肢に入れたいと思います.

『遥かなる地平』というのはオムニバス形式でしょうか.オムニバスは敬遠してたのですが確かにいろんな著者の雰囲気を感じる、という点で見ても良いかもしれません.
今度書店に行ったときに探してみます.

『エンダーのゲーム』はお薦めして戴いた3作の中で一番気になりました.ネットで調べても概要が良く見えなかったのですが,多分気になったので購入に走るかと思います.

何人か気になる著者ができればそれがきっかけで広がっていくと思いますので他の人が気に入った本を推して頂けるのはとても助かります.

ありがとうございました.

お礼日時:2008/03/08 12:51

ハヤカワを読んでるということなので、もう既読かもしれませんが…



日本物ですが、神林長平「戦闘妖精・雪風」。
神林さんは沢山出ていますが、「戦記もの」がお好きなようなのでまずはこれをお勧めします(戦記とはちょっと違うのですが)。
これはかなり硬い作品ですが、他にユーモアSFなども色々あります。

あと私自身今読んでるのですが、小松左京「復活の日」(ハルキ文庫)は全く古さを感じさせないどころか現実に私たちの目の前にある危機と妙にダブって恐怖さえ感じるくらいです。
まだ最後まで読んでなくてお勧めするのもなんですが、もともと傑作と名高い作品です。

海外ものの「翻訳臭くない」というのが私にはちょっと難しいようなので_ _;、国内ものばかりですみません。
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この回答へのお礼

『戦闘妖精・雪風』は学生時代に読もうとしたのですが間違って『グッドラック』の方を購入して読んでしまったので放棄していました.
題名違うんだから間違うなよ、と我ながら思います….
改訂版出て題名も変わったんだろう、と勝手に思い込んだアホな自分.
話がまるで見えてこないので途中で気づきましたが.

もう既に以前読んだ記憶はほとんどないので初めから読んでみようと思います.たしか知人が持っていましたので借りてきます.

ハヤカワはシリーズものを主体に探していたので『復活の日』はノーチェックでした.Amazonで概略を読みましたが確かに面白そうですね.読んでみたいと思います.

先のお礼でも書きましたが翻訳臭い=訳が直訳で読み辛い、という意味合いで書きました.分かり辛くて申し訳ありません.
国内ものを網羅したから海外、ではないので国内ものも紹介して頂いて助かります.

ありがとうございました.

お礼日時:2008/03/08 15:17

ファンタジーでいろいろとおすすめさせていただきます。


「エレニア記」(デイビット・エディングス・嶋田洋一訳・早川文庫FT)洋もの初心者におすすめな、皮肉の利いた会話がものすごく楽しいシリーズです。
「ダークホルムの闇の君」(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ・浅羽莢子訳・創元推理文庫)翻訳家では、随一というくらい私は浅羽莢子さんが好きです。浅羽莢子さん翻訳の本は本当に当たりが多く、楽しく読めました。ジョーンズの話は、逆に楽しくなってしまうぐらいの皮肉に満ちた作品が多いのですが、これはファンタジー世界を観光にくるやつらに困る話、という逆すぎる話になっています。
「女神の誓い」(マーセデス・ラッキー・山口みどり訳・創元推理文庫)中世風の世界で女傭兵二人組ががんがん活躍する話。活躍するのに、実際は生活に疲れている姿が楽しく読めました。
「ファーシーアの一族」(マーセデス・ラッキー・鍛冶靖子訳・創元推理文庫)とほうもなく不運な少年が成長していく姿を描いています。彼は不幸ですが、自己憐憫に陥ることなく、しかしまっすぐ育つこともなく、という一風変わった話が楽しめました。暗いですが、面白かったです。
「旅立つ船」(マキャフリー&ラッキー・赤尾秀子訳・創元SF文庫)宇宙を人類が旅する時代。考古学者の幼い娘が奇病にかかり、その脳を船に移植する話です。ロマンスあり。
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この回答へのお礼

『エレニア記』は既にチェック済みです.一巻だけ買って読んでみました.なかなかいい感じですよね.エレニア記の後はタムール記にもつながっているようですし、引き続き読む予定です.

『ダークホルムの闇の君』は概要からして面白いですねw
今度書店で見てみます.浅羽莢子さんも今後チェックさせて頂きます.

『女神の誓い』はシリーズものなのでしょうか?ちょっと分かりませんでした.もうちょっと調べてみます.

『ファーシーアの一族』.これかなり興味を惹かれました.おそらく今度書店で見つけた際に買わせて頂きます.しかし創元推理文庫って結構ファンタジー出してるんですね.単純に出版社名の通りミステリー系ばかり出してるのだと思っていました.

『旅立つ船』は『歌う船』の続編に位置するのですね.『歌う船』は以前読んだ事があるのですがシリーズものだったとは知りませんでした...有益な情報感謝します.

5作も紹介して頂きありがとうございました.

お礼日時:2008/03/10 20:57

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