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書籍のあとがきなどに、
・○○さんの協力がなければこの本はできなかった。○○さんに感謝申し上げる

といった内容が記述されていますが、この記述の意味は何かあるのでしょうか?
○○さんにあたる方は、「出版部の編集者の方」の名前があげられているのですが、その方の名前を聞いても、
”そんな人知りませんし、興味ないんですけど・・・”と思ってしまいます。

・妻や子供の協力がなければこの本はできなかった。
と書いてある本もあり、こっちにいたっては、
”全く興味がないし、苦労したことを訴えているようで気持ち悪い”とさえ思ってしまいます。

作者の方が感謝の気持ちを表したいのかもしれませんが、感謝の気持ちは、本に記述するほどのものでしょうか?
それとも感謝の気持ち以外にも、何か意味があってのことなのでしょうか?

とても気になっています。

A 回答 (9件)

すべてあなたのおっしゃるとおりです。



>それとも感謝の気持ち以外にも、何か意味があってのことなのでしょうか?
単純に感謝の気持ちだけです。

>作者の方が感謝の気持ちを表したいのかもしれませんが、感謝の気持ちは、本に記述するほどのものでしょうか?
記述するべきではありません。関係者に感謝したい気持ちはわかります。しかし同人誌ならなにをしようと勝手ですが、商業誌でこれを行なうのは極めて非常識なことです。
作家にとって最終のお客様は、読者のはず。お客様の目の前で身内を褒めるという行為は、ビジネスの世界ではご法度です。褒め言葉を聞かされるお客様がしらけるのは当然のことです。
身内の感謝をあとがきに載せる作家は、お客様が自分を支えてくれているのだという意識の欠落している人です。「私には常識がありません」と本の中で宣言しているも同然であり、あなたのような声を本人にぜひ聞かせてあげたいものです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

> 作家にとって最終のお客様は、読者のはず。

shikakuhonpoさん、ありがとうございます。
自分が言いたかった事がズバリまとめられていて、はっとさせられました。

”漫画やソフト等には感謝の気持ちを記述していないのに、なぜ一部の書籍だけ記述がされているのか?”という疑問がこの質問をしたきっかけでした。


> 身内の感謝をあとがきに載せる作家は、お客様が自分を支えてくれているのだという意識の欠落している人です。

確かにそうとらえられても仕方ないと思いますね。
”お客様がいて初めて作家がいる”という考えが薄いと感じました。

”慣習だし誰も困らないから良いじゃないか。”
”気に入らないならその部分を読まなければ良い”
といった考えもありますが、そういった考えとは別に考えるべきものだと思いました。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/16 19:57

こんにちは。



本を書くためには、かなり苦しい思いをする作家さんもいます。
1つの作品に、本棚何個もの資料を集めている作品もあれば、専門家に何度も付き合ってもらって創り上げた作品もある訳です。
また、作品を書いて、続きがかけなかったりすると泣き出したり、自殺しようとする作家さんまでいるのです。
その重圧は、主に編集者さんや、付き合っている専門家さんに圧し掛かりますよね。
そんな中の作品の完成!!
作者さんは「これは一人で出来るものではなかった」と思います。
出来るならば、作者の欄にその人の名前を載せたいくらいだと思います。
しかし、そんなことは出来ないので、あとがきに書くのでしょう。

オリンピックにでてメダルをとった人は
「コーチ、両親、応援してくれた皆のお陰です!」
って言ったりしますが、これも気持ち悪いですか?
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

> また、作品を書いて、続きがかけなかったりすると泣き出したり、自殺しようとする作家さんまでいるのです。

他の回答者の方々からかも書籍を作る時の大変さを教えていただきました。やはり大変な苦労のようですね。

突き放したような言い方になってしまいますが、
”書籍を含めて全てのものは、内容で勝負。作成者が苦労しようがしまいがどちらでも構わない”
という考えがあるので、苦労を見せて欲しくないし、見せないほうがその人のためになると考えてしまいます。


> オリンピックにでてメダルをとった人は
> 「コーチ、両親、応援してくれた皆のお陰です!」
> って言ったりしますが、これも気持ち悪いですか?

これについては気持ち悪いとは感じません。
なぜかというと、オリンピックでメダルで取った人にはお金を支払っておらず、金銭的な面で関係がないからです。


ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/17 14:16

no5の回答者さんも触れておられますが、実際に多大な協力を得ているからでしょう。



編集者の役目は単に原稿を受け取って校正するだけではなく、作品の執筆過程において、資料集めに奔走したり、作家の方がアイディアに行き詰った時には、相談に乗る役目を負ったりするわけですし。

作家の方にしてみれば、作品を書き上げたとき、そうした過程を思い起こし、これは自分一人の力で書き上げたわけではないという、一種の後ろ暗さのごときもの抱いてしまい、書かずにはいられなくなるのだろうと想像します。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

> 作家の方にしてみれば、作品を書き上げたとき、そうした過程を思い起こし、これは自分一人の力で書き上げたわけではないという、一種の後ろ暗さのごときもの抱いてしまい、書かずにはいられなくなるのだろうと想像します。

確かに、想像できますね。
感謝の念をより多く持つ人にとっては、書かずにはいられないかもしれないですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/16 09:52

それは、読者一般のためではなく、当事者のために書いてあるのです。

たいていの人は、自分の名前が本に載っていたら、うれしいものですから。それが、最大限の感謝の気持ちを表すことになるんです。

また、読者の中には編集者や資料提供者の名前に興味を示す人もいます。

ある出版社の書籍担当で、あちこちの作家のあとがきに名前が出てくる編集者がいます。無名の新人を発掘して育て上げる名物編集者で、マニアはそういうことを知っていますから、「その編集者が発掘した新人なら、面白いかも」と思ってもらえるような効果もあるわけです。

質問者さんが気持ち悪いと思うのは、その本が質問者さん(と同じような人)だけのために書かれているように感じてしまっているからではないでしょうか。本は、さまざまな人のために出版されています。自分が興味がないところは読み飛ばせばいいでしょう。

でも、海外小説などで、冒頭に何十人もの名前をあげて謝辞が載っているのって、私もちょっとうんざりします。いちいち読んでいませんけど。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。


> 質問者さんが気持ち悪いと思うのは、その本が質問者さん(と同じような人)だけのために書かれているように感じてしまっているからではないでしょうか。

確かにそう感じている面がありますね。
他の読者の方、書籍を書く人、そして書く人をサポートする人等、さまざまな人がいるんですよね。
視野が狭くなってしまい、想像力がないことを、genmai59さんを含めた皆さんのご回答から痛感しています。


> 本は、さまざまな人のために出版されています。

そうですね。その事実を頭に入れて、これからは本を読んでみたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/15 20:16

これは、その作品を本当にひとりで書き上げたというのならまだしも、本を書くきっかけや工程、出版に至までに関わったであろう方々への感謝の思いなのですから、むしろあってしかるべきだと思います。



単に、心からの感謝を、直接伝えるだけでなく、自分が書いた本に載せることで、その感謝の重さ・大きさを表そうとしているのですし、その人からすれば、本当にそのような方々がいらっしゃったおかげで作ることができた本なのですから。自分も、論文でこのような記述をしたことがあります。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

> その感謝の重さ・大きさを表そうとしているのですし、

今まで一度も論文を書いたことがなく、その大変さを想像することができませんでした。とても大変なことなんですね。

自分がもし論文・書籍を書くとなったら・・・と考えてみると、自分も感謝の気持ちを書くんだろうな・・・と想像することができました。

もやもやがすっきりできました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/15 12:20

普通のことです。


書籍に限らず論文とかレポートとかでも書きます。

逆に感謝の気持ちを示すのがそんなに悪いことでしょうか?
>~気持ち悪いとさえ思えてしまいます。
というほうが失礼ですけど「邪推しすぎ」のような気がします。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

> 逆に感謝の気持ちを示すのがそんなに悪いことでしょうか?

”一読者として知りたいのは内容であり、書籍が作られた過程については、興味がない人もいるのでは?”という考えから質問してみました。


ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/15 12:27

別に気持ち悪いなどとは思いませんが。


本当に感謝しているから書いたんでしょう。
あなたに捧ぐ一文ではないわけです。
そんなことに嫌悪するあなたが不思議です。
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感謝の気持ちを最大限表す方法、ただそれだけです。



洋書などでは巻頭に謝辞と言う1ページを設けて大々的に感謝を表すのが普通のことです。
ここには参考文献の著者に対する謝辞も掲載されます。
日本の場合、まえがきやあとがきにチョロッと書く程度ですからまだ可愛いですよね。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

> 洋書などでは巻頭に謝辞と言う1ページを設けて大々的に感謝を表すのが普通のことです。

海外では、1ページを使うことが普通なのですね。
洋書を読んだ経験がなく、自分が読んでいる本での範囲でしか考えることができませんでした。
とても勉強になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/15 12:36

慣例なのでは?


書いてない本もあるし。

論文などでも書きますよね。
参考にした文献や、お世話になった教授へのお礼など。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

> 論文などでも書きますよね。

論文を書いた経験がないので、想像することができませんでした。
論文には、こういったことを書くのが一般的なのですね。

参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/15 12:39

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