
3~4年計画で現在のオーディオのステップアップを目論んでいます。まず始めにスピーカーからと思い、現在は情報収集、試聴行脚中です。
候補は次のとおり。気に入っている順番も同じです。
ウィーンアコースティック T-3G
DALI MENTOR6
ATC SCM40
DYNAUDIO Focus220
ほぼ、T-3Gにしようと考えていたところ、背面の距離がかなり必要、という情報をネットで見つけました。
そこで質問です。
(1)T-3G取扱説明書では「1メートル以上背面の壁との距離を取ること」になっているそうですが、許容範囲としてどれ位まで近づけても問題ないでしょうか?
※拙宅では背面距離は40センチ程度取れれば良い方です。
(2)T-3G以外のスピーカーについても情報があればお願いします。
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
使用するスピーカーの設計思想によりスピーカーの設置位置は一概にここと決めつけられない、難しいものです。
しかし避けられない原則というものはあって、それが
(1) 定在波周波数を分散して低域にピークディップが生じないようにする
(2) 1次反射音を出来るだけ減じる。
特に1次反射音と直接音に時差を付けて聴感上の違和感を無くす。
といった要素です。
「後壁/側壁からできるだけ離せ」の理由は主に(2)の改善を目的とします。(1)に効く場合もありますが、必ずしも後壁から離すほど低域周波数特性がフラットになるわけではありません。
http://homepage2.nifty.com/hotei/room/download/0 …
上記は日本語では珍しいルームシミュレーターです。ここにT3の基本データ(ウーファーの取付位置、部屋における設置位置)を定義して、低域周波数特性がどのように悪化するかシミュレートしてみてください。
部屋の形状によっては、壁にくっつけた方がフラットになる場合だってあるし逆にバタバタ暴れる場合もあります。
一方、(2)の改善は壁から離さないと難しいものがあります。あるいは完全に壁と面一で無限大平面とすれば改善されますが、現実的ではないですね。
壁から離すと、スピーカーから直接耳へ届く音と壁に反射して届く音に時差ができます。実はこの時差が大きいほど人間の聴覚には都合がよろしいんです。
ウーファーを壁から1m離すと壁へ行って、戻って、で2m分の時差ができます。空気中音速を340m/secと仮定すると2mでおよそ6ms(ミリセコンド)の到達時差が生まれます。
人間の聴覚は5ms以内に受け取った音を「同じ音」として認知します。これを越える時間差があると「別の音」と認知します。すなわち、時間差があると別の音が鳴ったと認識するわけです。
もしも同じ音と認識してしまうと、それは「輪郭のはっきりしない、にじんだあるいは濁った不鮮明な音」に聞こえてしまいます。
それを避けるには、初期反射音と直接音に時差をつける。つまり壁や床からできるだけ離して置くことが良いという結論になりますね。
(1)周波数特性改善の視点でも少し書いておきます。
欧米のしっかりした設計のスピーカーの中には、バッフルステップ補償と呼ばれる周波数補償回路をネットワーク回路へ組み込んだものが多く見られます。
こうしたスピーカーはできるだけ壁から離した事を想定して設計されていますので、壁に近付けると、ある周波数から低域が盛り上がって聞こえてしまいます。そうした設計がなされたスピーカーは壁から離した方がベターとは言えるでしょう。
しかしながら、やはり部屋の寸法や部屋の何処へ置くかの方が重要ですね。バッフルステップ補償なんかどうでもよいと言えるほど、部屋や置き方によっては周波数特性が乱れてしまいますから。
で、結論がさっぱり分からないかも知れませんが、やはり乱暴な回答としては「出来るだけ壁から離そう」という事になってしまいそうですね。住環境を阻害しては意味がありませんのであくまでもできる範囲内で。
上記で御紹介しているルームシミュレーターも上手に活用してみてください。(精神安定剤的な意味で。)
専門的なご回答ありがとうございます。
ルームシミュレータ、面白いですね!シミュレーションしてみましたが、現在のスピーカーの特性とシミュレータの計算結果が合ってるのかよく判りませんでした。
よくよく考えたら、設置場所がリビングダイニングなので、色々ものがありますし、オープンキッチンだったりしますので、シミュレーションしきれないのかもしれませんね。。。
シミュレータの計算結果を参考にしつつ、候補探しをして見ます。
No.4
- 回答日時:
ウィルソン・オーディオCUB2を使っていますがセッティングに苦労しました(まだしています)。
カルダスセッティング等壁から離すべきと思っていろいろ試したのですがどうしても低音不足になり思い切って壁につけてみたら案外バランスが取れることが分り、そこを原点としてして少しづつ離していって調整しています。
CUB2は低音を締め過ぎですが、T-3Gはトールボーイタイプでかなり低音豊かだと思いますのである程度壁から離す必要がありそうですね。
1mには拘らず壁から少しづつ離していって気に入るポイントを探ってはいかがでしょう。
ご回答ありがとうございます。
色々と情報を集めてみても、実際には買ってみて苦労しながら良いポイントを探していく、と言うことになるんでしょうか。
私も苦労してみます。(それもオーディオの愉しみ?)
No.3
- 回答日時:
はじめまして。
候補のスピーカーはどれも一度は使ってみたいと思える、
魅力的な製品ばかりですね。
ちなみに現在はどの様なスピーカーを壁からどの程度離してお使いですか?
やはりコメントの40cmぐらいなのでしょうか。
もし現在お使いのスピーカーが候補同様にフロアスタンディングで、
候補スピーカーを使いになる予定のお部屋にあるなら、
少々、大変ですが、現有機を壁からの距離を移動させて再生テストされは如何でしょう。
候補機に置き換えた場合はテストで得たご自身の感想と、
「近い傾向でかつシビアに反応する」とのイメージが判断材料のひとつになるかと思います。
ご回答いただきありがとうございます。
現在使っているスピーカーはダイアトーンのDS-66Zで、壁からの距離は50センチほどでした。トールボーイは大抵本体の奥行きがこれよりもありますので、スピーカー前面が現在と同じ位置なら壁からの距離はその分短くなることになります。
壁からの距離は30~60センチの範囲で試してみたのですが、私の耳が悪いのか変化は感じられませんでした。。。
No.1
- 回答日時:
現代的なスピーカーは、ほとんどが、フリースタンディングで
壁から離して独立して設置することを前提に、設計されています。
これは、特に表示されていなくても、ダリでもATCでもディナでも、同じことです。
> 許容範囲としてどれ位まで近づけても問題ないでしょうか?
壁の具合(材質や強度など)もわかりませんし、
許容範囲はあなたにしかわかりません、
実際に、設置してみてどのくらい低域がかぶるのか?
高域にどの程度影響があるのか?聴いて見なければわかりませんね。
あと、壁も、吸音材質を設置するとか、
QRD↓のようなもので壁の反射をコントロールする方法もあります。
http://www.ohbashoji.co.jp/products/qrd/
どうせなら、多少の苦労をしても、好きな女性と過ごすべきじゃないでしょうか(笑)
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