
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
私も一人のベートーヴェンの愛聴家として、「チェロ協奏曲」はぜひ作曲して欲しかったし、聴いて見たかったと思います。
ご質問にあるように、「(チェロは)協奏曲を作曲しずらい楽器なのでしょうか?」ということは決してないと思います。
作曲しようと思えば出来たと思うのですが、彼自身、ピアノでの作曲が「ライフワーク」だったこと(後世のピアノ曲に大きな影響を及ぼす程の作品でしたので)、またANo.2の方が指摘されているように、「作曲の依頼がなかった」「素晴らしいチェロ奏者が周りにいなかった」という推測も十分できると思います。
純粋な「チェロ協奏曲」ではありませんが、ベートーヴェンの作品に「トリプル・コンチェルト」と呼ばれるヴァイオリン、チェロ、ピアノの3人の独奏者とオーケストラのための協奏曲という作品があります。
この作品では、チェロが大変印象的な旋律を受け持っているので、最初に私が指摘した「書きずらかったということはない」という理由の根拠になるかと思います。
確かな記憶ではないのですが、前に読んだ文献に「最後の2曲のチェロ・ソナタを書き上げた後に、ベートーヴェンは大きなスランプに陥った」という記述を目にした事があります。
人間関係や自身の体に関することなど、苦悩の多い人物でもあったので、作曲環境や精神面でも、あらゆる分野に手を出せる状況ではなかったかも知れませんね。(オペラも1曲しか残っていませんし)
以上が私の回答です。ご参考にしていただけたらと思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2008/04/15 20:48
そんなに苦悩の多い人物だったのですか、だから、苦悩から喜びへと向かう5番や9番の交響曲があると思います、スランプから脱出して名曲の数々を書き上げたので、ベートーベンは偉大と思います
No.3
- 回答日時:
本のタイトル
(ヴァイオリンを読む本) もっと知りたいヴァイオリンのはなし
編者 音楽を読む本 編集委員会
発売 株式会社ヤマハミュージックメディア
発行所 株式会社トーオン
発行者 松沢 昶
株式会社 トーオン03-5385-7700 開発室03-5385-7726
この本を読むと答えが出るかも知れませんよ。?
No.2
- 回答日時:
幾つかの理由が重なったのでしょうが、容易に想像できるのは、
1.作曲依頼がなかった。
2.曲を献呈したいと思うような奏者がいなかった。
ということだと思います。
協奏曲というのは、ソリストの名人芸が前提になっています。
逆に言えば、チェロの名人のアドヴァイスというか協力によるインスピレーションがなければ、高い演奏効果が期待しにくい。
作曲家だって、誰も弾けない曲は書けない。(笑)
特に、コンチェルトの場合、その楽器の限界と長所、当時の名人からのアドヴァイスは必須だったと思います。
ハイドンは魅力的な協奏曲を書いていましたが、作曲に当たって献呈すべき奏者がいたし、ボッケリーニは自身が当時の名チェリストだった。
だから、作曲できた。
そういうことだと思います。
この回答へのお礼
お礼日時:2008/04/15 20:57
なるほど、その楽器の名人と仲良くなることが
必要ということですね。ベートーベンは、そのような人物と出会えなかったと言うことでしょう、残念ですね
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