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『JBL スピーカー JRX115』について
ウェブ(ネット)上ではJRX115はコストパフォーマンスの面で優れているスピーカーと絶賛されている評価と
38cmという大きなウーハーの見掛けとは裏腹に低音、特に重低音が弱いとか低音域や重低音が前に出てこないという評価と
賛否が分かれる評価があります。

1.感じ方は人それぞれでしょうが、
実際には、本当に低音や重低音が弱いとか低音域や重低音が前に出てこないという印象が強いスピーカーなんでしょうか?

ごく普通の素人の人が聴いて、
どう感じるかという参考程度の御意見でも結構ですので、
宜しくお願い致します。

本当なら自分で実機を試聴すればいいんでしょうが、
近所に実機を試聴できる店がなく試聴できませんので
宜しくお願い致します。


2.JRX115を単独で鳴らしてみると特に低音域や重低音が弱いと感じないが、
他のスピーカーと聴き比べると遜色があるということかもしれませんので、そういう御意見でも結構ですので
実機を使用されてる方、使用経験のある方、試聴したことがある方の率直な印象・感想・御意見をよろしくお願い致します。


3.JRX115と4307・4312D・L880CH・L830CHと聴き比べた時の印象・感想・比較も、
もし、お分かりになれば教えて下さい。

4307・4312D・L880CH・L830CHは実機を試聴したことがありますので
JRX115と比較した時の印象・感想は参考になると思いますので宜しくお願い致します。

A 回答 (11件中1~10件)

ClassicPro路線で、30坪スペースで、低音粘り重視(そして、私の私見でメインはCSPシリーズが基本)ということなら、CSP12とCP15Sの組み合わせか、あるいはメインは1サイズ落としてCSP10でも良いでしょう。


CSP10では、ろくな低音が出ないですが、CP15Sで補完できればトータルでは悪くないし、高域の鳴りは30坪スペースくらいなら、CSP10でもCSP12並には鳴ります(CSP10より12の方が、遠距離まで音が到達する…というイメージで捉えていただいて差し支えないです)。

ただ、ClassicProは、正直言って内蔵ネットワークの質が、お世辞にも良いとは言えません。私の所では、メインとサブウーハはミキサー送りをチャンネルディバイダで高域低域を分割し、それぞれ別にパワーアンプ用意して分けて鳴らしていますので、何段階も高域低域の微調整ができますが、1台のアンプで内蔵ネットワークだけで高域低域を分割して鳴らす場合には、31ポイント級のグラフィックイコライザでセッティングを煮詰めないとバランスが取りづらいです。質の良いグラフィックイコライザと時間をかけた煮詰め作業が伴えば、据置ならある程度はご希望に近い音質にまとめられると思います。
(その点では、BehringerのBシリーズは内蔵ネットワークがなかなかよく考えて作られていて、何もしなくても高域低域がバランス良く繋がりますね。)

それから、30坪くらいのスペースなら、CSPシリーズは比較的能率も高いので、音量だけで言えばパワーアンプのW数は100Wも要らないのですが、低域の音の粘り重視なら、ある程度ハイパワーのアンプを使わないと綺麗な低音が出しづらいです(アンプに十分な余裕が必要…というように考えていただいて差し支えないです)。
マルチアンプなら高域用は100W×2でお釣りが来ますが、低域用は200W×2以上が理想です。シングルアンプなら是非とも200W×2以上が欲しいですね。私の所では低域用は150~200W×2のパワーアンプのBTL接続を2台用意して、片チャンネル300~500Wを低域専用にしています。実際には半分くらいの出力で使いますが、200W×2のパワーアンプ1台使用に比べて低域の粘りが全然違います。

いっぺんに多数の機材をまとめて揃えるのも予算的な問題があると思いますが、例えば「乗り出し」はパワードミキサーの2CH出力くらいから始められるとしても、ゆくゆくパワーアンプとチャンネルディバイダを追加されてマルチアンプ駆動することは、念頭に置かれておいた方が良いかな…と思います。
また、PAといえども、あまりごちゃごちゃと信号ラインの機材を増やすのは必ずしも得策ではないのですが、低域と高域のバランス取りと、特に低域の量感質感アップという概念では、ちょっと使い方が難しいですが、「BBE」に代表される「ソニックマキシマイザ」とか「マルチバンドコンプレッサ/エキサイタ」という機材が、うまく使えば結構有効ですね。
私のとこでは、この手の機材はBehringer製ばっかりでなんですが、こういうのを場面によって使っています。
http://www.behringer.com/DSP1400P/index.cfm?lang …
http://www.behringer.com/EX3200/index.cfm?lang=JPN
チャンネルディバイダはこれです。
http://www.behringer.com/CX3400/index.cfm?lang=JPN

「BBE」では、マキシマイザは
http://bbesound.jp/product_smax882i/
http://bbesound.jp/product_smax482i/
あたりですが、チャンネルディバイダ機能もあるこういう製品もあります。
http://bbesound.jp/product_maxx2/

こういう機材に頼るのは、PA界でも邪道視する人も多いのですが(^^ゞ
あまり高価高品質な機材を使えない貧乏素人PA屋にとっては、結構「福音」だったりもします。

だいぶ先走った話ですが、CSPシリーズ中心のシステムだと、ゆくゆくそういう「技術的/音質的な壁」も出てくるかも…と思いますので、ご参考までに。
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この回答へのお礼

またまた参考になる情報・アドバイスをありがとうございます。

スピーカーについては、最初はCSP12x2+CP15Sx1でいこうかと、ほぼ固まりました。

アンプ系については、更に無知ですので、アンプについても推奨アンプを是非ご紹介ください。

ただ、最初から機材をあれこれと導入したくないというのと、元々セッティングというのが苦手ですので、チャンネルディバイダなどの導入は、色々と勉強した上でゆくゆく導入を検討したいと思います。

最小限の機材でそこそこの音が出せる組み合わせ(アンプなど)を何パターンがご紹介下されば幸いです。

何度も御手数をお掛けして申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

お礼日時:2008/05/04 15:23

ターンテーブル…と来ると、DJとかクラブサウンド系ですか…


そっちはあんまり専門じゃないんですが(^^ゞ

話の導入参考として、補足質問とは違う側面から話を始めますが…
30坪ホールで低音の効いたクラブサウンド空間を作る方向で考えるとするなら、スタートは15インチ4発からでしょうね。ホール空間全体に低音を効かせるなら、まずはそこからです。そうなると、今まで流れの上ではCSP15か、この際はCP15Fなんかもありでしょう。こういう音なら、パワーをたっぷり入れられるClassicProは有利です。低域勝負なので高域の多少の荒れは割り切るのが前提ですが…。DJミキサーあるいはグライコで低域を持ち上げてやれば、及第点の音にはなると思います。
アンプだけは、300W×2以上のものがお薦めです。XLS402Dを2台と言いたいところですが、8Ω300W×2以上の十分に頑丈なパワーアンプなら、当面予算不足の間は1台のアンプで片チャンネル2台のスピーカを駆動する方法もあります。でも、せめてBehringerのEP2500くらいは欲しいですけどね。
あとは、ホール内の什器類や調度類の配置、ホール自体の構造やレイアウトにも左右されるので一概には言えませんが、ゆくゆくサブウーハも欲しくなるかも…です。

もっと広いホール…5~60坪クラスだと、ステージから離れた席にはステージの直接音は通らないのを前提のPAシステム造りになるので、ステージバンド形式なら12インチ級を2対4台+サブウーハくらいあればなんとかなりますが、パワーアンプは経験上片チャンネル600W、計1200Wくらいの余裕が欲しいです。私の所では、300×2級のパワーアンプを2基以上用意します。
クラブサウンド志向だと、30坪コースと同じくらい低域を効かせたいなら、最低でも15インチ級6発と願わくば15インチ×2級か18インチ級のサブウーハも欲しいですね。パワーアンプも合計2000Wが目安です。

野外となると、クラブサウンド志向では私は全く経験がありませんが、とにかく野外では低域が散ってしまうので、会場内を低音の回る音情感が必要なら、15メートル四方くらいならやはり15インチ級6発以上で会場を囲むような配置にするのかな…と思います。
私とこでも、ステージバンド式で15メートル四方の野外ステージを組むのが最大限なんですが、搬送重量の関係で12インチ級を6基(うち2基はステージのサイドモニター用)15インチサブウーハを2基並列×2で4基、フロアモニターを12インチ級4基、サブモニターを8インチ級2基の布陣で、客席出しだけで2000W、モニター関係で800Wくらいのアンプを用意しますが、これでも客席の後ろまでバスドラの音を十分に伝えるのは無理があります(素人的には、機材も腕前も、何より体力的に限界ギリギリ一杯ですね。一応はこういうのが年2回ありますが…応援も頼んで一大事業です。でもボランティアなので…(^^ゞ)

かえってイメージが湧きにくいかもしれませんが、現実的にはこんなもんです。
ステージ演奏的でよいDJパフォーマンスで、会場広さが30坪ちょっとくらいなら、メイン2発+サブウーハ2発で合計出力800~1000Wくらいあれば、会場の音としては何とかなるかと思いますが、屋内ほどの重低音感は諦めて、見せるエンターテイメント重視に走るしかないですね。
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この回答へのお礼

いつも的確な御教示をありがとうございます。

アナログ音源再生の場合でも今までの御教示を活かせると聞いて、ホッとしてます。
全く違う構成を一から練り直さなければいけないのかと少々不安でしたので安心しました。

機材の構成や組み合わせについては、CSP15を軸に将来的にも無駄のない構成を検討していきたいと思ってます。

最初は、最小限の基本構成からスタートして色々と勉強しつつ買い足して徐々にグレードアップしていく方向で考えます。

基本構成でつまずくと後々で無駄な出費となりますので、最初だけは将来を見据えて慎重に機材の選定や構成を検討します。

何から何まで御教示いただいて、本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/05/05 07:13

>最初はCSP12x2+CP15Sx1でいこうかと、ほぼ固まりました。



という組み合わせ自体は、30坪スペースということを考えると決してマズイ組み合わせではないのですが(そのスペースなら、確かにサブウーハは1個でもなんとか…)、メイン2+サブウーハ1だと、サブウーハの内蔵ネットワークが使えませんから(メイン:サブが1対1でないと使えない)、メイン用とサブ用の2アンプ構成が必須になりますし、チャンネルディバイダかサブウーハ専用信号の分岐が付いたミキサーもしくはグラフィックイコライザ等の機器が必須になります。

参考までにですが、私の所でもメイン2+サブウーハ1の構成を取る事はありますが、ミキサーにサブウーハ専用分岐付きの物を使わない時は、例えばこういうサブウーハ専用出力付きグラフィックイコライザを間に入れて、2アンプ構成で鳴らしています。
http://www.behringer.com/FBQ3102/index.cfm?lang= …

とにかく、メイン2+サブウーハ1の構成では、何らかの方法でミキサー以降に「サブウーハ専用出力」のある機材を設けて、さらにサブウーハ専用アンプを用意しないとマズイという点にご留意下さい。

どっちがコストパフォーマンスが良いか…が悩み所にはなりますが、サブウーハ専用パワーアンプラインを設けられる機器で固めるか、ある程度の大出力アンプ1台とメイン+サブ×2組の構成にする方が良いか…が、予算とのかねあいで難しいところになるかもしれません。
さらに、メイン+サブ×2組の構成なら、私としてはCSPシリーズならグラフィックイコライザは必須だと思いますので、さらに悩み所ですね。あるいは、サブウーハ出力も兼ね備えたミキサーを選択するか…比較的高価なものになってしまいますけどね。

パワーアンプは、コストパフォーマンスの点で一押しはAMCRONのXLS402Dです。5万円以下でこれに勝る物はないです。スピーカのSX300とある意味同じ位置づけですね。これなら、メイン+サブ×2組を1台でドライブしても楽勝です。
ただ、アンプ2台必要で予算的にちょっと…となれば、これは超個人的な選択ですが、私だったらBehringerのA500を2台にして、1台はメインのCSP12にステレオで、1台はブリッジ接続にしてCP15S1台に…にするかなぁというところです。A500は元来スタジオモニター用で、大音響でガンガン鳴らす場合には発熱がちょっと不安な面もあるのですが、30坪会場ならフルパワーは必要ないと思うので、通気の良い場所に置けば何とかなるかと。
なお、個人的にはClassicProとSAMSONのパワーアンプは薦めません。安いけど音悪すぎです。まだBehringerのEPシリーズの方がはるかにマシです。
オークション中古の程度の良い物を狙うなら、私の経験上はRAMSA、YAMAHA、ROLANDのものがお薦めです。RAMSAとYAMAHAは、メーカーに依頼すれば(めちゃ高い物もあるけど)補修パーツが手に入りますし、特にRAMSAは「ジャンク品扱い」でなければ、多少古い物でも根が頑丈で滅多な事では不調になりません。VICTOR製品も音は悪くないんですけど、RAMSAやYAMAHAに比べると中古相応の故障の可能性は高いです。

ミキサー→アンプ→メイン+サブウーハのストレートな構成なら、サブウーハ2台張り込んで、アンプもAMCRONにするか、サブウーハ出力付きグライコ(どちみち欲しい)とアンプ2台構成にするか…ですねぇ。
アンプとグライコを妥協するなら、後者の方がちょっと安いかもしれません。あるいは、アンプ2台のうち1台はAMCRONを張り込んで、もう1台はA500クラスの安い物で我慢するか…ってとこでしょうか。

この回答への補足

詳細な御教示に感謝しております。
ありがとうございます。

CSP12x2+CP15Sx1の場合ですと、2アンプ構成が必須で
更にチャンネルディバイダかサブウーハ専用信号の分岐が付いたミキサー
もしくはグラフィックイコライザ(例えばFBQ3102)等の機器が必須なんですねぇ。。。

それかメイン2+サブ2で高出力アンプ1(例えばXLS402D)+できればグラフィックイコライザ(例えばFBQ3102)の構成にするか・・・

悩むところですね。。。

この件は、ちょっと検討してみます。


今までの流れとは別件なんですが、
条件的には今までの流れと同じで小規模ホール中心でたまに野外という条件下で、
ターンテーブルでアナログ音源を鳴らすということですと、
今までに御教示いただいたことを参考・応用すればいいでしょうか?
それとも今までの流れとは全く別物として一から構成などを考えないとダメでしょうか?

御手数をお掛けして申し訳ありませんが、御教示をお願い致します。

補足日時:2008/05/04 21:23
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なるほど、質問の意図に当方もやや誤解があったようで失礼しました。


それと、ついにClassicProが土俵に出てきましたね(^^ゞ

今頃ですが、私の素人PA稼業で最近よく使っていますのが、BehringerのB1520、B1220とB1500X(サブウーハ)の組み合わせ、CSP12、希にCSP12とCP18SII(サブウーハ)の組み合わせなどを使っています。幸いというかなんというかで、似たような事をやっている知り合いが近隣に何人か居てるので、BOSE802、RAMSA WA-A200そしてEV SX300やZX4なんかも、貸し借りしあって使う事も多いです。私の所は手持ちスピーカはショボイのばかりですが、マイク、ミキサーとエフェクタ類とステージモニター類が充実?してるので、みんな気前よく貸し借りしてくれるのがありがたいところです。(ただ、SX300は人気なので、借りようとしたら他の仲間が押さえていたりで、なかなかスケジュールが合わないですけど(^^ゞ)

で、ClassicProなんてすが、PA用途と割り切れば、なかなか悪くはないです。私は、例えばCSP15なんかとの比較なら、PA用途ではJRX115より高評価です。よく使っているCSP12の場合で言えば、音が前に出る感じの明るい音質で、人の声やそれと同じか高い音質の楽器音などは、シャープな感じで大きく良く響きます。この音の明るさという点では、BehringerのB1220よりもかなり上で、また、どんなセッティングにしても良く通る音なので、使い勝手は良いです。
でも、本来的な音質自体がよいかどうかと、こいつはちょっと難問です。

あくまで私が聞き比べた限りの感想なんですが、仮にSX300を基準に置くと、まず比較対象をBehringerのBシリーズに置いたら、同シリーズは低域がおとなしい分B1220では太刀打ちできないのでB1520が対抗になります。
で、SX300、B1520、CSP12及びCSP15を比較すれば、高域が元気の良い良く通る音という点では、B1520よりCSP12、CSP15の方がやや上です。また、CSP15だと低域もそこそこ響いてくれます。Bシリーズはこれらに比べれば音質自体がおとなしいので、パッと聞いたらイマイチ冴えません。
ところが、B1220、B1520とCSP12、CSP15を実際に並べて聞くとどうかとなると、鳴りや迫力はCSPシリーズの方が存在感がありますが、良く聞くと「何か足りないような音」です。シャープに明るく聞こえる割には、何かが欠けているような音…と言う方が良いかもしれません。
また、ClassicProは、ステージ生音源でもCD等の音源をPAで鳴らす時でも、クラシック系の楽器でも電気楽器でも、すべて同じような音で鳴ります。その意味では、音のキャラクターはまるで違いますがBOSEと相通ずるところがあります。逆にこのことは、素人PA現場では(BOSE802もそうなんですが)個々のチャンネルの音をあんまり煮詰めなくても、そこそこ及第点の音で鳴ってくれるので「手を抜きやすくて使い勝手がよい」というプラス面もあったりします。が、音のクォリティもある程度求めたい向きには…特にそういう意味でBOSEが嫌いなタイプの方には…手放しでは薦めにくい面もあります。

一方、BehringerのBシリーズは、SX300に比べてもCSPシリーズに比べても、比較の面ではやや音がおとなしく、並べて聞くと音が前に出ません。しかし、音の情報量…音色の違いや変化の再生力…という点では、CSPシリーズよりは遙かに上ですし、B1520なら音の情報量の面だけは、SX300に比べても「勝てはしないが馬鹿にした物でもない」と思っています。
Bシリーズも基本的には「電気楽器バンド用」的な音質感はありますが、生楽器マイク録りの音なんかは、CSPシリーズよりは遙かに「生音感」のある音で鳴りますね。

あと、ClassicProは、私の知っている限りでは音のキャラクターはハードエンクロージャのCPシリーズも樹脂製のCSPシリーズも大差ありません。むしろ、私はCSPシリーズの方が評価が高いです。CPシリーズは重さの割には箱鳴りが大きく音も濁り気味なので、そこはBehringerのBシリーズの方が音も仕上げもかなり上です。
よって、私などは、あまり機材のセッティングに時間が取れず、さらに生バンドがメインでなくてMCやBGM流しが主体の現場では、CSPシリーズやBOSE 802を使う事が多く。やや広めのステージ会場で、バスドラムやベースもそこそこ鳴らしたい時には、Bシリーズでメイン+サブウーハの布陣として、MCやBGM及びバンドのボーカル系の補完用にCSPシリーズを立てるやり方はよく使います。

これはついでの話ですが、ClassicProはもとより、Behringer、SAMSONあたりのスピーカ製品のレビュー記事を参考にする時は、ちょっと注意が必要です。これは、さきのJRX115のレビューの件にも通じるところですが、このような廉価PA製品のレビューを書く人に、果たして他のPAスピーカ…特に高価な定番メーカーの定番製品…を、日頃から聞き比べた結果として書いている人がどれほど居てるかという点です。
少なくとも、PAを生業としているプロの人が書いたレビューというのは、皆無ではないんですが目立つほど多くはありません。そもそもプロはJRX115やBOSE802は使っても、ClassicProやBehringer、SAMSONは表だっては使いません。JBLやBOSEは、音よりネームバリューで顧客から信頼されますから使う価値があるのですが、JRX115やBOSE802と同等かちょっと上くらいの音質ということなら、わざわざClassicProやBehringerを使う意味はプロ的には無いのです。なので、レビューを書く事もないです。ですから、ClassicProやBehringerを褒めるレビューのほとんどすべては、せいぜい私くらいまでの素人の意見が大半だという事は、割り引いて考えておく方が良いでしょうね。

話を戻すと、スペースは30坪くらいとのことでしたから、その規模で簡単なステージをしつらえた会場…と考えれば、長辺で実質奥行きが10mちょっとくらいでしょうから、生声生音も会場内にある程度通る規模と言えると思います。それで、ステージ側から音を送ることでよいのなら、やはり15インチクラス2発か、低音重視なら12インチクラス+サブウーハの組み合わせで、全体としては「ステージの生音の不足を補う」という考え方でまとめるのが良いかと思います。
主としてボーカルやギター等の音の補完(ドラムやベースなどは、PAからはさほど大きくは出さなくて良いはず)で考えれば、サブウーハ追加前提ならClassicProではCP12やCSP12でも使えるとは思います。もちろん、SX300ならサブウーハ無しでもいけるかと。Behringerなら、やはりB1520を2発かB1220とサブウーハの組み合わせですねぇ。
15インチクラス2発だけで考えるなら、私はCP15やCSP15だけでシステム組むのは、あんまりお薦めではないです。もっと広い会場で、CSP15とサブウーハ使うなら話は別になります。

あとは、価格の制約がありますから、YAMAHA BR15くらいか…それと、低音重視でいきたいがサブウーハ導入の価格やアンプの手配が…ということなら、据置で良いならBehringerP2520というダブルウーハという選択肢もあることはあります。音質は聞いた事がないので、語り切れませんが…

ただ、スピーカだけを語っていますが、実際にはアンプの選択も(PAといえども)ある程度は重要です。使用予定のアンプによっては、スピーカも若干の軌道修正が必要な場合もあります。
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この回答へのお礼

毎回、丁寧な御回答を本当にありがとうございます。

中立的な公平な御意見やアドバイスを伺えて本当に感謝しております。

CSPシリーズはBOSEと相通ずるところがあるという点だけが気になるところですが、音が前に出る・明るい音質というのが決定打でした。
語弊があるかもしれませんが、明るい音質=透明感のある音という理解で、CSPシリーズを中心に考えてみます。
(明るくて透明感のある音というのも個人的に理想の音の一つの大きな要素ですので・・・)

ただ、Behringerも捨て難いんですが、おとなしい音というのはBOSEの音と同じくらい苦手な部類の音なので・・・

表現が難しいんですが、濁りのある音は問題外として、とにかく、やんちゃな音・粘りのある音が好きなんです。
(一番の理想は透明感があって、しかも粘りのある音です)

もし、CSPシリーズの組み合わせを使ってるうちに物足りなくなってきたら、Behringerを追加導入するか、一気にSX300に移行しようかと思ってます。

具体的には、CSP12を2発に補完的な意味と音の重量感を持たせる意味でサブウーハーをプラスしての組み合わせでいこうかと考えてます。

この組み合わせですと、明るく透明感のある音に更に重量感があって粘りのある音(JBL的な音)が少しでも出せるんじゃないかって思ってます。
(極めて素人考えですが・・・)

お礼日時:2008/05/04 07:08

問1については、いささか話をずらすようで申し訳ないですが、私の意見としては「ハコに据置前提」なら、前回の投稿のとおり(費用面はちょっと置いて)専門家に相談してシステム化を図るのが最もお薦めです。


単体3万円までが最優先なら、個人的にはB1520は推薦の土俵には上げられますが、ハコの据置設備であれば、今まで話が出てきていなかったものの、パワーアンプやミサキー等々の組み合わせや予算の事も合わせて総合的に検討する必要があるでしょうし、後の問いに絡みますが、安くても小型でも中~高域の音離れの良いスピーカを2対以上配置して、重低音~低音はサブウーハを設置する方向で、予算とサウンド双方で自由度の高い組み合わせとする方が、ハコ全体の音響としてパフォーマンスが上がる方法もありますので。

問2も回答のベクトルがずれるのは承知ですが、廉価で重低音にこだわるなら、メインスピーカ+サブウーハの組み合わせにする方が良いと思います。あえてBehringerにこだわる場合であれば、私ならB1220とB1800XPROの組み合わせの方を薦めたいです。しかし、メインスピーカを10~12インチで組むなら、YAMAHA等を含め他のメーカーでも選択肢は広くなりますし、逆に重量路線でEVのELIMINATOR-Iあたりをドンとステージ脇に据える手もあります(ちなみに、私はこのスピーカの音は結構好きです。SX300よりは低域は粘るし高域も遜色ないので…ただ屋外がメインの素人PAでは重すぎ大きすぎで持てません)。

問3については、これも私の過去投稿に語弊があるかと思うのですが、ここは当時の過去問との整合で読んでいただきたいのですが、OVER20KHzを誇るような高級ピュアオーディオ路線の機器に対して、PA機器は逆に「上限は20KHzかそれよりやや以下でも良いと割り切って、有る意味それより上の高域はバッサリ切って出さない設計が普通」→だからピュアオーディオ用機器とは設計思想が違うので、同じ土俵で語るのはおかしいです…という意味で述べています。
PAで、そういう「最高20KHz以下の割り切り」がむしろ必要になる理由の一つに、PAのように信号ケーブルを長距離引き回すような環境での機器間の高域発信現象等に対し、すべての機器が再生上限を可聴域以下に抑えてしまうことによる自衛目的であるとか、またPAスピーカのの方にしても「音は良いに越した事はないが、PAの任務としては、まずは最低限の可聴域帯の音を会場全体に供給する事」という設計思想がまずありき…なので、OVER20KHzを誇るよりスピーカ効率とか指向性が優先であるといったことから、PA機器全体としてピュアオーディオに比べ「高域は低い周波数帯にワザと落としてある(といっても基本は20KHz)…という言い方は成立するよ」ということです。
よって、頭ッから可聴域を割り込む20KHzより遙かに下までしか再生しません…と言い切っているわけではないつもりです。
それを踏まえて、高域の響きが綺麗なスピーカとなると、YAMAHAやPEAVEYなんかも候補に挙がるかと思いますし、高域が綺麗な路線なら10~12インチスピーカの方が良い物が多いですから、そういうスピーカとワイドレンジ名サブウーハの組み合わせの方が、ハコ据えならトータルの音圧は余裕を持って上げられます。

問4は、私にはちょいと難しいですねぇ…
そうなると、またまた一般的なピュアオーディオの概念からはやや外れてしまうのですが、「PA的ではない音の正確性路線」と捉えるなら、むしろ「レコーディングモニタースピーカ」の方が堅いと思います。価格帯的には FOSTEX NF01Aとか YAMAHA HS80Mあたりになるかとおもいますが。その意味では、「ピュア」と言われてしまうと、一本3万前後のPA用スピーカでは、「これっ!」ってものはないですね。バランスが取れているという点では、またまたB1520を持ち出しますが、NF01Aとかと比べれば、B1520はおろかSX300でも、音像のシャープさとか定位感はポロポロに悪いです(スタジオモニターとは最初から勝負にも何にもなりゃしません。ライブ的量感のある低音がPA用の方が出まくる…という以外に音質上のアドバンテージは無いですね)。

この回答への補足

kenta58e2様

懇切丁寧な御回答をありがとうございます。
大変に感謝しております。

質問の書き方にやや問題があったかもしれませんが、野外持ち出しを考えないで屋内据え置きというのは問1に限定してお聞きしたかったことです。
問2~4は単純に音質面についての御意見をお聞きしたいと思って質問しました。

その後も色々と調べていて、SX300より音質面では若干劣るようですが、さほどの遜色は無いという評価のCLASSIC PROのCSP15やCSP12が音質面・パワー・価格面・音のバランスなど非常にいいんじゃないかと思い始めてます。

取り回し面が不利ですが、木製のCP15FやCP12Fもなかなかいいんじゃないかと思ったりもしてます。

BEHRINGERのB1520も捨て難いんですが、現時点では、CLASSIC PROの中から選ぶか、B1520にするかという方向で検討しようかと思ってます。

この点について、何か御意見・アドバイスがありましたら、是非お願い致します。

補足日時:2008/05/03 17:30
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No.4です。


1点、私の言い回しに語弊がありましたが、JRX115でアコギインストを流す場合、本当に高音弦のハイポジションの音が全く再生できないという意味ではないです。基音はちゃんと再生できます。
ただ、アコギ独特の、ある種「非常に高域の余韻」というか「ハーモニクス音」というか…そういうアコギの空気感そのものの音みたいなのがありますよね? あれが、マイクやミキサー、パワーアンプにある程度そこそこ(といってもアマチュアが何とか手が出る範囲ですが)のものを揃えても、ちょっとJRX115では出ない…という感じです。
逆に、その種の音の綺麗さを全く求めない現場やジャンル…歪み系で音圧勝負のような現場…であれば、JRX115も決して「まるで使えないPAスピーカ」というわけではないんです。けど、やっぱそういうスピーカでピュアオーディオは無かろうと思うわけです。

また、SX300が最高峰というのは、まずは樹脂製で軽く比較的安いPA用スピーカで最高峰という意味だとお考え下さい。
というのは、少なくとも低域の出音の綺麗さで言えば、PA用といえども基本的には大口径ウーハで重いエンクロージャのものの方が良いのです。ところが、SX300は12インチウーハで重量15キロ切っているにもかかわらず、今まで土俵に上がってきたBehringerやClassicProの15インチ樹脂製エンクロージャ製品や、もちろんJRX115に比べて、遙かに綺麗で迫力のある音が出ます。BehringerのB1520は、価格は概ねSX300の半分とはいえ、私的には音はSX300に及ばぬながらも良い線は行っていると思うのですが、重量は27キロもあります。また、SX300はそこが設計の良さでしょうが、音のエネルギーがほとんど正面のみに集中する感じで、側面や背面には音の回り込みや箱鳴りがほとんどありません。そのあたりは、もっと安いメーカー品は全く太刀打ちできませんね。
ということで、もっと音が良いスピーカ自体はゴマンとありますが、価格、重量、効率、音質すべてを(PA用として)総合評価すると、私はSX300がコストパフォーマンス最高峰で、時点は同じくEVのZX4(15インチで重量20キロ、音はSX300より良いと思います。値段は1万円くらい高い)と思っています。

とはいえ、貧乏素人PA屋にとっては、Behringerも捨てがたい(^^ゞ
再三ですが、いわゆる「安物メーカー」の中では、私はこのメーカーが相対的に一番音が良いと思っています(JRXシリーズは私の中ではJBL製では無く枠外で、他にはClassicPro、SAMSON、PEAVEYの安いモデルとの比較でです)。
ただ、Behringerの各モデル比較となると、そこはやはり、同一口径モデルなら良し悪しは原則価格順です。15インチモデルなら
B1520 > E1520 > P1520 > S1520
ですね。
もっとも、私が普段から音を聞き慣れているのは、B1520ばかりなんですが、E1520とP1520は、音のキャラクターがちょっと違います。E1520は、B1520がまんべんなくちょっと音質が落ちた感じ…ちょっと全般的に音がぼやけて深みに欠ける感じ…なんですが、P1520はキャラキャラした感じで聞きようによっては元気の良い音です。それがS1520になると、P1520から深みが消し飛んで、それこそ村祭りのPAっぽい感じになります。ですから、Behringerで音質重視なら、15インチならB1520、12インチならB1220しか、他人には自信持ってお薦めしづらいです。

30坪クラスの小屋ということでしたら、私としては本来はやはりなんとか専門家に相談されて音響機器の計画を立てられる事はお薦めしたいです。
やっぱり、私程度のアマチュアとプロとでは、相談して得られる実践的な情報量やノウハウが比べものになりません。ただ、他の世界でもそうかもしれませんが、音響界はプロ間でも人により業者によりレベル差が大きいと言うか…アマチュアの私以下の技術レベルで立派なお値段を取るプロもゴロゴロ転がっていますので、良いプロに巡り会うのが苦労だったりもしますけどね。
そこをあえて、自己責任は臨むところでDIY感覚でやってみようということで、スピーカだけでSX3002本がギリギリだとするなら…ですが、30坪くらいならドラムやベース(ベースアンプさえそこそこのものなら)の低域は、生音のままでも結構小屋全体に回りますから、15インチにとことんこだわる事は無いかと考えます。ボーカルやギターの他、特に線の細い楽器を補完的に出すだけでよいですから、基本はSX300×2なり、それこそB1220×2~4でいけるんじゃないかと思います。スピーカをある程度高い位置に据えられるなら、10~12インチクラス4発を小屋全体に音が回るよう配置して、サブウーハを1対導入するのも手かもです。
屋外へのPAセット持ち出し前提なら、Behringerで薦められるスピーカは重い物ばかりなので、そうなるとSX300やZX4の方が楽ですけどね。

雑多な意見ばかりで、我ながらオチが見えませんが…申し訳ございません。

この回答への補足

kenta58e2様

毎回、貴重な御意見・アドバイスを本当にありがとうございます。
長々とお付き合い頂いて貴重なお時間を割いて頂きまして心苦しい限りです。
本当に参考になる内容ばかりで感謝、感謝です。

JRX115は、ちょっと除外して、SX300は予算的な面で折り合いが付けばという最後の切り札として取っておくとして・・・

3万円代までのスピーカーで、ズバリ以下の4点について御意見をお聞かせ下さい。
(できれば、それぞれの質問ごとにお勧め順も教えて頂けると幸いです。もちろん、kenta58e2様の私感で結構です)

1.野外持ち出しは考慮しない(考えない)で小規模ホール使用の場合、PA用(JRX115以外)で3万円代までのお勧めのスピーカーはB1520ですか?

2.PA用スピーカー(JRX115以外)で低域音(重低音も)をクリアに再現してくれるスピーカーは何でしょうか?

3.PA用スピーカー(JRX115以外)の中でも高域音を割とクリアに再現してくれるスピーカーは何でしょうか?
(PA用スピーカーは、基本的に高域音を再生しないような設計になっているというのはkenta58e2様の以前の投稿内容で理解・承知しております)

4.ピュアオーディオ的な使用も可能(及第点)というPA用スピーカー(3万円代まで)は、何ですか?
(ピュアオーディオには使えないというお答えかもしれませんが、強いて無理やり使うとすればという御意見でも結構です)

何度も御回答を頂きながら、更に質問するのは恐縮ですが、よろしくお願い致します。

補足日時:2008/05/02 23:49
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No.4です。

用途がそういう事とはつゆ知らず、申し訳ありませんでした。

ちょっと脱線した話ですが、私も某ケーブル屋以外でJRX115の高評価にかかる記事等を見つけては、興味を持って読んでいるのですが、個人的には、特にヤラセとは感じられない高評価レビューを見ていると、ほとんどは12インチ超クラスのスピーカを初めて自宅に持ち込んだ方々のような気がします。皆が皆、そのことを明記されているわけではありませんが、何件かご自分のスピーカ遍歴を書かれているのを見ると、30cmウーハすら持った事のない方だな…と思われるケースが多いですね。
特にJRX115は、高域まるで出ない(アコースティックギターのインストのPAなんかに使うと、高域弦の響きが本当に全然再生できないので泣きそうになります)割りに、8K~10KHzあたりがやけにシャカシャカ言いますし、さすがに15インチウーハを直近で鳴らせば、低域の量感だけは一般のスピーカの比じゃないですから、そういう音を自宅で聞いた事がない人にとっては「生々しい音だ」という錯覚もあるだろうな…という感じがします。でも、どう考えても「天下のJBL」の音にはほど遠いですね。
実際、JRX系は私ら素人PA屋相手の専門店でも、ラインナップからジワジワ無くなってきてますしね。ただ、田舎PAではBOSEかJBLでないと客が嫌がる(田舎の客は、Behringerはやむなしとしても、EVもRAMSAも知らないし、YAMAHAは割と安物だと思ってる(^^ゞ)ので、そういう客相手に「使える」JRX115は、結構しぶとく生き残るかもしれません(^^ゞ

ところで、小規模ホールでの使用を視野に入れた選定との事ですが、そうなってくるとJRX115と近い価格帯では、私なら15インチ仕様ならNo.3の方と同じくB1520か、YAMAHAのBR15あたりがお薦めかな…と思います。
個人的に、SAMSONだけは薦めません。SAMSONだったらBehringerの方が絶対に音はよいです。安さに吊られてSAMSONのステージモニター買ってしまって、その音にガックリ来ているところなので(^^ゞ
(これならJRXの方がマシでした…)

ただ、流す音楽がどんなジャンルかにもよりますが、概ね120平米程度までのスペースで、ドラムやベースがブイブイ言うような曲調ではなく、クラブやライブハウス的な低音感までは求めないのであれば、12インチクラスでも十分じゃないかなと思いますね。特に飲食店的な内装の場所なら、可能であれば、15インチ1対にハイパワーをかけるよりは12インチクラス2対を、場所や角度を工夫して設置した方が、全席まんべんなく音が送れるとともに低音高音のバランスも取りやすい場合が多いです。もっと広くなってくると、15インチにするかサブウーハを足すか…が、結構悩みのタネになってきますが…

また、野外に持ち出す事もあるなら、なるべくなら樹脂エンクロージャの方が良い事はよいです。取り回しのしやすさも重量もまるで違いますので。
ただ、そうなるとEVのSX300が最高峰で、他はすべて遠く及ばないのですが…それを承知で価格面で譲歩するなら、PEAVEYのIMPULSEシリーズか、CLASSIC PROのCSPシリーズか…ですかねぇ。うーん、SXに比べたらかなり落ちますけどね。Behringerでは、B212とかB215とかがここのクラスに入るんですが、実は私はまだB212/B215シリーズの音を聞いた事がないので、お薦めに値するかどうかがわかりません。
ただ、CLASSIC PROのCSP15は、B1520にはやや劣りますが、JRX115よりはPA的には良い鳴りします。
個人的には B1520 > CSP15 => IMPULS > JRX115 って感じですけどね。

あとは、普段使う場所のもうちょっと突っ込んだ情報と、メインに据える音楽ジャンルによりますね。

この回答への補足

kenta58e2様
引き続いての御回答ありがとうございます。
この御回答の内容は興味深い情報が満載で貴重な内容ですねぇ。

アコギの高域音も再生できないようじゃ、JRX115は使えませんね。

使用場所は小さい箱です。
(30坪程度ですかね)
ですから、無理に15インチを入れなくても12インチクラスでも充分かとも思うんですが・・・

でも、ジャンルがですね、これが実はR&Bが中心なんですよ。
R&Bを安価な、しかもPA用で鳴らすのは、やっぱりキツイでしょうか?

よっぽど愛機の4311Bを持ち込もうかと思いましたが、なんせ4311Bはサランネットなので、もしも物でもぶつかったりしたら・・・
それに長時間駆動の耐久面でも不安がありますし。。。

『B1520 > CSP15 => IMPULS > JRX115』の比較対照の図式は大変に参考になります。

BEHRINGERの1520には、価格順にS1520・P1520・E1520・B1520の4機種ラインアップされてますが、各機種で差異は僅差なのか、それとも大幅に違いがあるんでしょうか?


>EVのSX300が最高峰で、他はすべて遠く及ばないのですが

他はすべて遠く及ばないということは、逆に言えば、5~6万円クラスの機種の中ではコストパフォーマンスに優れていて、音的にも突出してるということでしょうか?

そうであるなら、コスト面ではキツイですが、SX300も視野に入れてもいいかな?と思ったりもしてます。

PA用は全く無知ですので、是非、SX300が最高峰ということについて参考になるような御意見・アドバイスが何かありましたら、是非お願い致します。

補足日時:2008/04/30 07:01
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No.1の方がご紹介の駄文を書いた者です。


駄文の書きぶりは、顔から火が出る思いですが、私もJRX115と見て反応してしまいました(^^ゞ

既にNo.1、No.2の方々がおっしゃられているとおりです。

感じ方は人それぞれですが、さきの駄文でも書きましたように、私のような素人PA屋の世界でも、JRX115は同価格帯の他社PA用と比べても「音は汚い」という評価が多く、No.2の方のご意見とおり、商店街の青空広場イベントレベルの「簡易PA用」という位置づけです。つまり、ピュアオーディオとは別視点のPA用の立場でも、コストパフォーマンス的な評価は低いです。
私自身、もっと安いClassicProなんかの方が、よっぽど(PA用として)音が良いと思っています。この差は、素人(私もプロじゃないけど)の方が聞かれてもすぐわかると思いますよ。

JRX115を単独で鳴らした際の低音感という点でも、まずそんなに重低音は出ません。この手のPA用スピーカでの大口径(15インチ)の設計思想は、重低音まで伸びた再生を目指しているのではなく、低域の指向性と平均音圧を稼ぐため(PAでは、拡散しやすい低域を少しでも遠距離の客席まで届かせたい…低域特性や音質はその次のファクターで優先順位は低い)と考えられた方が良いです。
ただまぁ、確かに本来は10m以上は離れて聞くべきなPA用スピーカを至近距離で聞けば、「低音を風で感じる」ような音圧感は得られますけど…逆に10mは離れて聞くべきスピーカを至近で聞いたら、ウーハとツィータがバラバラに別の所から聞こえるような感じになりますが、それでもいいんですか? という気になりますね。
なお、きれいな重低音が欲しい時は、素人PAでJRX115をメインに使うとしても、別途(PA用)サブウーハを用意してマルチアンプで音を出します。JRX115なら、150~200Hz以下は受け持たせません。重低音域までJRX115に持たせたら、低域全体が歪みますので…(まぁ、PAではアンプから数十~100Wくらいは常時かけてるんですけどね)

JRX115と4307・4312D・L880CH・L830CHと…
いやぁ、私は4300系の音は語れませんが、それは比べものにはなるまいよと思います。

私はPA側の人間として、JRX115はピュアオーディオの現場に持ち出して「賛否を語る」というレベルですらないと思いますね。もちろん素人PA現場で何度も使った事はあるんですが、その経験でピュアオーディオの世界で議論の対象になること自体が信じられない気持ちです。ずばり言って家庭オーディオで使い物になるわけがないと思いますので(縦横10m以上、天井高3mくらいのリスニングルームをお持ちなら別ですが)…

さきの駄文にも書きましたが、とある半ば「詐欺的」なWEBショップが元凶なら…個人的には腹立たしい限りですね。

この回答への補足

御回答ありがとうございます。

駄文だなんて、とんでもありません、とても貴重で参考になる名文の御投稿(御回答)だと思います。

ピュアオーディオにPA用のJRX115を用いるなんて、そんな大それたことは考えておりません。
(使用目的は、NO.2の回答者様の御回答に補足したとおりです)

当初は無難に万人受けするBOSEを検討しましたが、BOSE信望者の方には申し訳ありませんが、個人的にBOSEの音は好きになれなくて・・・

質問投稿内にも記載しましたが、JRX115をはじめPA用のスピーカーを試聴できる店などが近所に無いもので、比較対照として4300系などのホームユース製品を引き合いに出したという訳です。
(何も深い意味もなく、JBLのホームユース製品なら試聴できる店があり試聴したこともあります)

余談ですが、私のホームユースとしては、JBLでは下位機種の4311B(一部では名機と言われてるようですが)を飽きもせず浮気もせず一途に30年近く愛聴しております。

JBLの他の上位機種を聴いても確かにイイ音ですが、優等生的な音とでも言いましょうか、どうも好きになれず、結局、4311Bを延々と愛聴してます。

4311Bの癖のあるというか粘っこい音が大好きで飽きもせず30年近くも鳴らしていますので更に磨きがかかって私個人としては最高の友です。

汎用性・耐久性・コストパフォーマンス・粘っこい音を兼ね備えたスピーカーって無いんでしょうかねぇ。。。

補足日時:2008/04/30 02:09
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3ウェイからツィータを取り去ったような音とでもいいますか。

この手でホームユースにつかえそうなのはベリンガーのB1520かな?と思います。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

>3ウェイからツィータを取り去ったような音

大変に参考なる御意見(御感想)をありがとうございました。
締まりの無い音・スカスカな音ってことのようですね。

やはり、腐っても鯛に有らずのようですね。。。

ベリンガーのB1520ですか、一考の価値ありですね。
貴重なアドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2008/04/30 01:30

はじめまして♪


 さて、このスピーカーをどういった目的でお使いになろうとしているのでしょうか?
4307・4312D・L880CH・L830CH等は家庭オーディオを意識して造られておりますが、JRX115って 簡易PA用ですよね。
 比較対象がエレボイやベリンガー、サムソンあたりのPA用ならあれこれ言いたいのですが、家庭での利用ならば 一般的に「やめておいた方が。。。」って事になります。

たぶん 耳が耐えられる限界以上の音量でもちゃんと音声が伝わると言う目的には コストパフォーマンスも良い製品だと思いますが、私の好みでは無いですね(苦笑) 商店街のイベント等では朝搬入、夜撤去には重いし、大きすぎ。音質的には倍位の価格帯にはエレボイの金字塔がありますし(笑)

プロのJBLで高度な領域では一級品です。しかし4892A-90など 驚く程高価です。

有る程度目的が絞られた購入者の意見がWEBショップに載ってますので、ご参考までにURL張ります。

公民館ホール等でステージ袖に置きっぱなしなら 悪くない選択かとも思います。

ここまで読んだ上で #1yorkminster様のご意見を読み砕いて頂けると ご理解いただけるかと思います。

この回答への補足

御回答をありがとうございます。
使用目的を明記するのは最低限の常識というか質問者側のマナーですね、失礼しました。

使用目的は、カフェのような小規模ホールでの使用が中心でJRX115はPA用ということなので野外での使用も可能だろうから、そこそこの音なら汎用性を狙った使用を考えてのことです。

要するにコスト削減といいますか、コストパフォーマンス狙いと使用目的によって複数のスピーカーを購入(所有)したくないので汎用性を狙ってということです。

それと合わせて、小規模ホールでの使用が中心で長時間鳴らし続けるため耐久性も重要ポイントなのでPA用なら耐久性もあるだろうという単純発想で、しかもJBLの音が大好きなので安いしPA用のJBLのJRX115が機種選定の第一番に挙がったという訳です。

「腐っても鯛(JBL)」は、JRX115に限っては通用しないのかなぁ。。。

補足日時:2008/04/30 01:15
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