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染色体について調べているのですが、
ヒトは46本、ネズミは40本、イヌ78本・・・など
なぜ種によって染色体数が異なるのでしょうか?

A 回答 (2件)

>なぜ種によって染色体数が異なるのでしょうか?



進化の過程で偶然そうなった、としかいえないでしょう。
ヒト、ネズミ、イヌのゲノムに存在する遺伝子自体はほとんど変わりがありません。染色体の数が違っても、ゲノム上の遺伝子がどういう風に染色体に割り振られるかが違っているだけです。

進化の過程で、一つの染色体が二つに分裂することや、二つの染色体が融合することがあり、これが種間の染色体数の違いを生みます。

たとえば、ショウジョウバエは種間で染色体数が違ったり、連鎖群が違ったりしていますが、これは一つの染色体が動原体の部分で二つに分裂したり(centric fission)、末端に動原体をもつ染色体同士が動原体で融合したり(centric fusion)した結果であると説明できることがわかっています。
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染色体とは、DNAという糸状の分子がコンパクトにまとめられたものです。

たとえば、1リットルの水をコップに分ける時、五個のコップに分けることもあれば10個のコップに分けることもあるでしょう。同様にDNAも、どのようにまとめるかは種それぞれです。また、DNAのまとめ方が異なるだけですので、染色体数によって「高等生物」か「下等生物」かを判断することは出来ません。

また、染色体数は進化の過程で増減することもあります。たとえば人工的には、植物の生長点にコルヒチンという薬品をかけると、染色体数が2倍になりますが、このようなことは自然界でも起こります。このことで、種による染色体数の違いはさらに顕著になります。
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