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今まで、20を超える国や地域に旅行をしてきましたが、オーストラリアのビザ制度だけは、どうしても理解できません。

通常の国では、3か月以内の短期滞在ならビザは不要であるか、ビザが必要な場合は、パスポートにページ1枚分のシールを貼りつけるというスタイルが主流だと思います。

変則パターンとしては、シールの代わりに、ページ1枚分の大きなハンコを押すアゼルバイジャンや、紛争地域につきパスポートにA国に入ったという記録があるとB国には入れないなどのケースで、係員を気を利かせて、シールを貼りつけるのではなく、クリップで留めるだけにしてくれるなどの方法もあります。

しかし、オーストラリアのビザは、こういう通常の概念を軽く超越しているのです。何年か前に行った時は、旅行会社からはがきが1枚送られてきて、これがビザだといわれました。パスポートに貼りつけることを想定していませんし、そもそもビザの発行に渡り、パスポートをチェックしていないのです。最近では電子ビザという方式に変わり、プリンタで結果を印刷して持っていくという代物ですが、本質的には状況は変わっていません。パスポートのチェックやパスポートへの貼りつけなど、全く考慮していないのです。

なぜオーストラリアは、このような不思議な制度を採っているのでしょうか?例えば、私のパスポートにはシリアへの入国記録がありますが、米国が最近、「北朝鮮とシリアが核開発をめぐり協力関係にあった」と発表した以上、シリアへの入国記録がある人はオーストラリアにも入れないとかいうルールが出来た場合、ビザを発給してしまった後になって、空港で、「お前は入国禁止」と言われるという、困った事態も想定できるのですが、どのように考えますか?

A 回答 (5件)

#1です。



オーストラリアのETAは政府の手数料目的ではありません。
というか登録自体は完全に無料です。
旅行会社やシステムを構築している会社が「手配手数料」「システム維持費」
として徴収しているに過ぎません。

で、#4で書かれているとおり、Eメールその他紙ベースのものには何の意味もなく、
すべてコンピュータ管理されています。だから紛失しても大丈夫。

ところで、ETAの条件に「対象の航空会社で入国すること」とあるのは
ご存知ですか。
まあ、大手はほとんど対象になりますが、なぜわざわざ航空会社を
限っているのか。
このETAのデータは、各航空会社の予約端末(CRSと言われています)から
登録したり、確認することができるのです。
つまり、搭乗手続時にETAの登録の有無をチェックしているわけです。
もし登録されてなく、かつ通常のVISAも持っていなければもちろん搭乗できません。
で、この確認をできるCRSを持ち、政府から認められた航空会社で入国する
場合のみ、ETAが使えるということです。

※航空券を直接航空会社から買うと、無料でETA登録してくれたりします。
 そこにある端末をちょちょいと叩けばすぐ終わることなので、あっという間です。
 どこの航空会社でもやってくれるとは限りませんが。
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この回答へのお礼

さすが不思議の国、オーストラリア…
何度と無く、私の常識をひっくり返してくれます。素敵です。

ニュージーランドとの間に船便は無いのかとか、最新鋭のはずのオーストラリアのシステムが、実は旧式のEquantのX.25ネットワークで動いているのでないかとか、つっこみどころ満載です。

あまり知られていませんが、オーストラリアって、南極って意味なんですよ。カンガルーと一緒で、勘違いした名前が定着してしまった例ですね。

お礼日時:2008/05/18 18:48

#3です。



E-TASの受付メール自体には、何の意味も無いんですよ。
そのメールを持っていなくても、入国に何の問題もありません。
旅行会社が「これがVISAです。」と言って送ってよこしたとのことですが、
現実には、違います。
それは、そう言う申し込みを行ったと言う記録であって、
航空券のE-ticketの紙の控えと同じです。
入国時には、パスポートの番号を機械に読み取らせ、
そのパスポート番号で、VISA情報が登録されているかと言うことを確認します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。クリアになりました。

お礼日時:2008/05/18 18:31

VISAがシール形式で無ければならない理由は、何も無いと思いますけど?


シールタイプのVISAが張られていれば、VISAの有無は視覚的に分かりますが、
逆に言えば、VISAシールの偽造が簡単に行えるということでは?

オーストラリアのE-TASは、電子的にVISA情報を管理しているので、
VISAの偽造はきわめて困難です。
また、E-TASは、VISA情報をパスポート情報と紐付けして、
出入国管理システムで一元管理しているものと思われるので、
情報の一元化という意味では、オーストラリア当局には、きわめて有効でしょう。

私は、シールと言う無駄な資源を使わない極めてエコな進んだ
システムだと思います。
逆に言えば、情報の一元管理化が進んだ、ある意味怖いシステムだとも
言えると思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

確かに紙幣などと比べれば、VISAのほうが偽造は楽でしょう。ただ、E-TASを使っているからといって、入国管理員が、コンピュータ端末を使っているようにも見えませんでした。一体、何のためのVISAなのか、よく分かりません。また、VISAよりも、E-TASの、メールを単純に印刷しただけのもののほうが、偽造ははるかに容易なはずです。

以前、トルコから帰国しようとした時、1か月、ヒゲをそらずにいたら、出国管理員がパスポートの写真と比較し、本当に同一人物なのか、じろじろ観察していました。オーストラリアよりよほど厳格だと思います。トルコは、顔写真を含め、コンピュータで出国者の情報を登録しています。いざとなれば、後から本人性の再確認や追跡ができるというシステムになっているわけですね。

お礼日時:2008/05/13 05:42

入国の審査を厳格にするのが目的なのではなくて、単に、手数料を稼ぐことが目的なのではないかと思います。



インドネシアにも、手数料目的と思われるビザが存在します。

http://www.jal.co.jp/other/info2004_0127.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

手数料目的ですか。ただ、単にビザが有料の国なら多数ありますよ。事前取得型ではなく、到着して空港や国境線でビザを買うタイプの国なら、ごく普通に見かけます。

典型例はアルメニアです。グルジア領内のアルメニア大使館に行っても、外交官から「私にはビザを発行する発行する権限がない。国境で警備隊から買うように」と言われました。つまりアルメニアでは、外交官より軍のほうが強いというわけです。これでは、ナゴルノカラバフ紛争の解決は、遠い未来になるでしょう。

お礼日時:2008/05/13 05:22

確かに、オーストラリアのETAは他国のビザとは一風変わった制度ですね。


ビザ、というよりは事前のパスポート登録に近い感覚かもしれません。
基本的に申請が却下されることもありませんし。(重複発行等なら却下されるが)

ただ、どこの国でもそうですが、ビザ発行は入国許可ではありませんし、
質問者様の例の他国の入国状況で入国可否を判断するのは必ずしもビザ発行時の
仕事ではないです。(パスポートをチェックしている国もあれば、していない国もある)
ご存じのとおり、最終判断は入国審査官ですので、私は質問者様の最後の文
>空港で、「お前は入国禁止」と言われるという、困った事態も想定できる
については、特段変わったことではないと思うし、違和感はありません。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

重複発行は、却下されませんでした。状況にもよるのでしょうが、前回に行った時のVISAがビジネス・ロングになっていると指摘され、このVISAが出ている以上、パスポートの有効期限切れまでなら、いくらでも入国できると言われました。

>空港で、「お前は入国禁止」と言われるという、困った事態も想定できる
については、特段変わったことではないと思うし、違和感はありません。

念のため、オーストラリア政府のホームページで、シリアとの関係が良好であることを確認してから、出発しました。おっしゃるとおり、制度上はありうる話なのですが、仕事に行って入国拒否を食らったら、非常に困りますので。

お礼日時:2008/05/13 05:11

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