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この前深夜にテレビでオペラ座の怪人がやっていて、途中から見始めたんですけど、ひとつ疑問点があります。
最後ら辺のシーンで、地下の隠れ家にファントムとクリスティーヌとラウルが行きますよね?
シャンデリアが落ちた後です。
そこでクリスティーヌが、ファントムに対して優しく歌いかけるシーンがあって、その時確か「あなたは1人じゃない」みたいに歌ってたと思うんですけど(キスもしてたっけ?)、でも彼女は結局ラウルと一緒に帰ってしまいますよね??
あれって、クリスティーヌ的にはファントムに対するどういう感情の表現だったんですか??
少しは愛してたとか、ただの同情だけとか、そこら辺がよく分からなかったのですごくもやもやしてます。
少しも愛がないのだとしたら、ファントムの一生って悲しすぎますよね??
途中から見たのであまり話の内容がつかめてなくて…
すいません。
どなたか分かりやすく説明していただけたら嬉しいです。
お願いします!

A 回答 (3件)

物語の解釈には人それぞれのものがあり、正解というものはないと私は思いますし、私自身、ストーリーを深く読み解くのが得意ではないので、あくまでも参考意見としてお読みください。



『オペラ座の怪人』は、原作が古い上に、舞台ミュージカルや映画化など、何度も作品化されているので、各作品によって解釈が違うと思います。
話の筋や人物設定も作品によって違ってるようです。

おそらくpink-6さんがご覧になったのはジェラルド・バトラー主演の作品だと思うのですが、クリスティーヌのファントムに対する感情はとても複雑なものだと私は感じました。
序盤ではクリスティーヌにとってファントムは正体が分からないが敬愛する対象であり、そこから正体が分かってからの感情の移り変わり、ラウルへの愛との間で揺れる想いなど、とても複雑です。
ラストでは、クリスティーヌはファントムのことを愛してるわけではなかった、むしろ憎しみの方が強かったのではないでしょうか?
ファントムにキスをしたのはラウルを助けるためのお芝居。ラウルと一緒に帰っていく直前にファントムのところに来たクリスティーヌには同情の気持ちがあったのかもしれません。
しかし、私個人的には、心の片隅に少しはファントムへの愛情があったのだと信じたいです。

途中からしかご覧になってらっしゃらないということですので、もう一度最初からご覧になることをオススメします。
またpink-6さんなりの感じ方があるかもしれません。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%9A% …
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私は映画館で見ました。


あれは字幕がひどかったので、分かりづらさが倍増してました。テレビで放映した時に同じ字幕だったかは分かりませんが…。
クリスティーヌの気持ちは、あえてはっきりとは描いていないのだと思います。
これは私の解釈ですが、クリスティーヌにとって、ファントムはあくまで音楽の天使であり父親のような存在です。
それが、色々な事件が起こり、ファントムのことを知るにつれて、憎しみに変わり、最後に彼に対する深い憐れみの気持ちが湧いてきたのだと思います。ラスト近くで、彼女がファントムにキスしますが、あのセリフ、正確には「あなたは一人ぼっちじゃないと伝えたい」というものです。(映画字幕では「あなたに惹かれていた」となっていましたが、これは解釈の押し付けだと思います。)
ファントムの悲しみと孤独に触れて、母性愛のようなものを感じたんだと思いますよ。
恋愛の対象として愛していたのは、ラウルだと思います。
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ずいぶん前にDVDで見たときの印象なので、私なりの感じ方になりますが、特にクリスティーヌとファントムの感情の変化は、こんな感じだったと思います。


(1)序盤、クリスティーヌは、姿は分からないが音楽の先生としてファントムを慕う。
(2)ファントムもクリスティーヌを愛しく思い始める。
(3)ファントムが姿をあらわして、一気に恋愛へとすすむ。
(4)中盤。そこに、ライバルのラウルが登場。三角関係となる。
(5)ラウルとクリスティーヌの出会いに、ファントムは嫉妬心が芽生える。(決闘したりする。)
(6)終盤。ファントムは、ラウルを恨み、隠れ家で捕まえて縛る。
(7)クリスティーヌは、この直前までは、ファントムの顔の醜さなど気にせず、ファントムに気があったはず。しかし、ファントムが嫉妬に狂いラウルを捕まえて、強引に別れさせようとしたので、ファントムの顔の醜さよりも心が醜いのだと言って、一気にクリスティーヌの恋心は冷める。
(8)キスシーンは、ラウルを助けるために、仕方なく行なったと思います。(それとも、お別れのキスかな?)
(9)最後。ラウルとクリスティーヌが結ばれる。(一緒に帰る)

こんな感じだったと思います。(違ってたらすみません;;)
最後のシーン(お墓参り)を見る限り、ファントムは、生涯、クリスティーヌを陰ながら愛し続けていたと思います。
ファントムの一生は確かに悲しいですね。
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