10代と話して驚いたこと

宣言で
int a;
INT b;
というのが出来るのですが、
大文字と小文字では何が違うのでしょうか?

A 回答 (5件)

Cで定義された予約語は小文字の int のみです。



INT は、その(おそらくはプロジェクトで)独自に定義された型になります。
さて、なぜ、紛らわしい予約語をわざわざ定義するのかですが、実は、Cにおける int は、「整数を表す型のうちで、その処理系で処理しやすいもの」としか規定がありません。
最近の Windows だと、int は 32bit 幅ですが、いずれ、64bit 幅の int を持つ処理系が出てくるかもしれません。
10年ちょっと前なら、パソコンの世界でも、int は 16bit 幅でした。

プログラムの応用によっては、このように、処理系によって int のサイズが異なる」というのは、困ったことになります。
たとえば、直接外部のハードウエアとやりとりするような機器であれば、その機器のデータサイズがたとえば、16bit に固定されていたりします。

そういうような場合に、どこかで、 INT は、16bit 幅の整数型であると定義しておきます(普通は、typedef で定義しておく)
こうすれば、現在の int が 32bit 幅でも、大昔の 16bit でも、将来 64bit になったとしても、
INT b;
と定義した変数経由であれば、安全に外部の機器とやりとりできることになります。
int は、その処理系によって、16bit だったり、32bit だったりしますが、 INT は、(あらかじめ定義すれば) 16bit 固定にできるからです。

こういう用途で、 INT とか、UINT とか、もっとハードよりだと、WORD とか BYTE とかそういう型が使われていることがあります。

また、Cの(規格で決まっているわけではありませんが)流儀として、大文字だけで構成された識別子(上記の INT など)は、「プロジェクトや処理系で個別に定義したもの」というニュアンスが漂っていたりします。
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3番さんと同見解です。



typedef INT int

というコードがどこかの****.hとかのファイルで定義されているのではないかと思います。

私の仕事では

typedef signed char SINT8
typedef signed short SINT16
typedef signed long SINT32
typedef unsigned char UINT8
typedef unsigned char CHAR
typedef unsigned short UINT16
typedef unsigned long UINT32

typedef unsigned char BYTE
typedef unsigned short WORD
・・・
のような感じで、統一しています。

コーディング時に、変数の目的がわかりやすいように。
コンパイルオプションに依存しないように。
その他。

が目的だと思います。
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具体的な処理系等に関する情報がないと、正確なことは分かりませんが...



すでに回答が出ているように、intはCの標準規格で規定された整数型ですが、INTというのは何の規定もありません。
普通はユーザー定義型、もしくは特定の方言で用意された予約語かもしれません。

なお、intのサイズを隠蔽するためにINT型のようなtypedef名を設けたとしても、整数拡張や既定の実引数拡張、あるいは整数定数の型を決定する上でint型のサイズが付いて回ります。
C++の場合には、多重定義の振る舞いを分かりづらくするという弊害もあります。
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intは「予約語」、INTは「環境依存の予約識別子」です。



予約語は規格上既に決定されており、
識別子として使うことができませんが
予約識別子は環境によって定義されない為、
識別子として使用することができる場合もありますし
逆に言えばINTが使えない環境も存在するという事です。

個人的にはコーティング規則などであわせる以外では
無理に使うと移植性を失くすと思います。

typedefで定義された予約識別子は同意語として
定義されるため上に上げた以外に機能的な差異は
ほぼ無いと思います。
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違いはありません。



ただ文章の見ため上、どちらかに統一したほうがよいでしょう。
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