映像に黒いシミが？！

映画館で映画を見ていると、よくスクリーン（映像）の右上部分に、黒い、インクを垂らしたような点が、一瞬、映ることがあります。

あれは何なのでしょうか？

最近の映画でも見ますし、複数の映画で、何度と無く、見かけます。

No.3 ベストアンサー 回答者： Mickey_us 回答日時： 2008/06/06 07:34

こんにちは。

他のみなさんがお答えになっているように、あのシミは、チェンジマークといいます。

ほとんどの劇場用映画は、15分から20分くらいが1ロールになってだいたい一作品が6ロールから8ロールくらいに分かれています。昔は2台の映写機を交互に使って、1ロール目を映写機A、2ロール目を映写機B、3ロール目をまた映写機Aと交互に切り替えて使っていました。

チェンジマークはよく見ると一回目が出て数秒後に二回目が出て、その数秒後にそのロールの終わりになるようになっています。

映写技師がフィルムが少なくなったのを確認しながら一回目のチェンジマークを見て準備し、二回目のチェンジマークが出たら映写機の切り替えレバーをガチャンとやります。

このやり方ですとどうしてもロールのつながりが数コマから長いと1秒くらい途切れてしまうのですが、たいていの映画はロールチェンジはそうなることをある程度想定した編集をしています。そのためロールチェンジのタイミングはシーンチェンジや、重要なセリフがない部分などが多くなっていると思います。

もちろん最近はほとんどの映画館で自動映写機が使われているようですし、デジタル上映の場合はそもそもロールチェンジがありませんので上記のような作業は必要ありませんが、フィルムはどこで使われるかわからないのでまだ習慣としてチェンジマークを入れる場合が多いようです。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
１５～２０分に一回だと、映画技師はかえって落ち着かないですね。
でも、いまだにイメージできないのですが、フィルムって、一秒間に２５～３０こまくらいあるんですよね？映画技師は２５分の１～３０分の１の一瞬を逃さずに切り替えると言うことでしょうか？シーンの変わり目とは言え、ちょっとでもずれたら、二種類の映像がスクリーンに映し出されたり、何も映らない、映像の途切れた瞬間がスクリーンに映し出されてしまうのでしょうか。

お礼日時：2008/06/06 13:28

No.4 回答者： ultraCS 回答日時： 2008/06/06 12:58

ちょっと裏話ですが

チェンジマークはパンチとも言います。これは、元々は、フィルムにパンチ穴を開けていたことから来ているようです。
で、見逃しても言いように、映写技師はそれぞれに工夫しています。よく聞いたのは、パンチのちょっと前の部分のフィルムにコインを挟んでおく方法です。こうすると、そこまでくると挟まっていたコインが落ちて音を立てるのでわかるとのことです。まあ、実際は一巻約二十分で、よほどのことがなければ大きな違いはありませんから、10数分の所にタイマーをセットしておいてもかまいません。
なお、最近のノンリワインドの映写機では自動上映ですからパンチは必要ありません。
実際、映写中は映写技師は前巻の巻き戻しくらいしかすることがありませんので、結構時間をもてあましていたようです。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
コインをはさんでおくって、なんか洒落てますね。
さすがに最近は自動上映なんですね。センサーがパンチを読み取るとか？！

お礼日時：2008/06/06 13:32

No.2 回答者： fine_day 回答日時： 2008/06/06 00:38

フィルムのリールの架け替えタイミングを知らせるものです。

２時間の映画はリール一巻にはおさまらないので複数のリールに分け、昔は手で、最近では機械でリールを架け替えていました。
http://www.union-net.or.jp/cu-cap/film.htm

今はデジタル化されてフィルムのリールを使わない場合がありますので、このマーク（パンチ）がないこともあります。

この回答への補足

ありがとうございます。
リンク先も見てみました。知らなかったのですが、一本の映画は、二つの映写機で上映されていたんですね。でも、その切り替わるタイミングって、どうやって切り替わるのでしょう？なんかイメージできません。パシッとスイッチを切り替えるみたいに、一方から他方に映写機が切り替わるのでしょうか？客席で見ていて、気づけちゃうものでしょうか？

そういえば、同じ一本のフィルムで、隣り合わせの二つの上映席に同時に映す、というのは聞いたことがあります。一方で映写機を通り抜けたフィルムが、ず～っと、伸びていって、隣の上映席の映写機に入っていく・・・というの。あるときは、同じフィルムで？一方が字幕で、他方が吹き替え版で上映されていたこともあったような。

補足日時：2008/06/06 01:04

No.1 回答者： danboald 回答日時： 2008/06/06 00:33

映写フィルムのリールの交換のタイミングを映写技師に知らせるためのサインなんですよ。

だから映画館で見るときは必ず出ます。
昔の映画をテレシネ（TV映像化）したものの場合も必ず出ます。

この回答への補足

ふと思ったのですが、映写機を操作している人は、あの黒いシミを見落としたら、大変なことになってしまうということでしょうか？映写機を操作している人は、見落とさないように気を張っていないといけませんね（笑）

補足日時：2008/06/06 01:07

この回答へのお礼

早速の回答、ありがとうございます。
素人にとっては、なんか気になってしまいます（笑）。ほかにもっと、いい方法のサインとかできないんでしょうかね。

お礼日時：2008/06/06 00:59