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先日、キリスト教徒の中には、世界中にキリスト教の教えが広まって初めて神の国が訪れると信じている人がいると聞きました。具体的に同趣旨、あるいはこれに近いことを述べている聖書のパッセージは存在するのでしょうか?

具体的な場所などご存じの方がいたら教えていただきたいです。

A 回答 (8件)

このような言い回し部分は分かりませんが、似たような部分はあります。

沢山ありますので有名な所だけにします。
マタイ24-14「全地で宣べ伝えられ、終わりが来るのです。」
この場面は、キリスト教が全世界で語られ、その後全世界が抹消され、さらにその後、神自信の直接統治による新世界が始まる事を、キリストが弟子達に語った場面です。
ここでは、全世界が抹消される前に起こる予兆を話しました。これは現代社会そのもので、歴史上どの時代にも無かった事柄です。
キリスはこう語りました。「いちじくの木から例えとして学びなさい。若枝が柔らかくなり、葉を出すと、あなた方はすぐに、夏が近いことを知ります。同じようにあなた方は、これらのすべてのことを見たなら・・・これらが近いことを知りなさい。」
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聖書には、いくつか「神の国」に関するイエスの発言が記されています。


幾つか引用してみます。

・時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて 福音を信じなさい(マルコ1:15)

・神の国は、人の目で認められるようにして来るものではありません。
『そらここにある。』 とか、 『あそこにある。』 とか言えるようなものではありません。
いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。(ルカ17:20-21節)


・しかし、わたしが、神の指によって悪霊どもを追い出しているのなら、神の国はあなたがたに来ているのです。 (ルカ11:20)


・神の国は飲み食いではなく、聖霊によってあたえられる義と平和と喜びなのです。 (ローマ信徒への手紙14:17)

また、教皇ベネディクト一六世は次のように述べています。

・キリストの公生活とは、本質的に、神の国を宣べ伝え、病人をいやすことでした。それは、神の国が近づいていること、そればかりか、神の国が実際にわたしたちのただ中にあることを示すためでした ・・・(中略)
神の国――または、天の国――は近づいた」(マタイ4・17、マルコ1・15)。このことばは何を意味するのでしょうか。もちろんそれは、空間と時間によって限定された地上の王国を指すのではありません。むしろこのことばが告げるのはこれです。神こそが支配します。神こそが主であり、その支配は今ここにあって、働き、実現しています。それゆえ、イエスのメッセージの新しさは、「イエスのうちに」神が近づき、今やわたしたちのただ中におられるということです。

(教皇ベネディクト十六世の2008年1月27日の「お告げの祈り」のことば)



つまり、「神の国」とは死んだ時に入る天国でもなく、この地上に存在する国家でもありません。
「神の国」とは、イエス・キリストの言葉を通して及ぼされる「神の支配」の事です。
つまり、イエスの言葉=福音を受け入れるなら、その人には既に「神の国」は訪れているのです。
「福音の受け入れ=神の国の到来」という意味で、全ての人が神の国にいくことを目的とるすなら、「世界中にキリスト教の教えが広まって初めて神の国が訪れる」と言えなくもありませんが、ちょっと曲解しすぎな気がします。
既に「福音」を受け入れた人(洗礼を受けた人)には、神の国は訪れているのですから。

ただ、ユダヤ教の終末思想と混合し、最後の審判の後に訪れるのが「神の国」であるとする思想も存在します。
そういった意味での神の国は「天国=あの世で魂がストックされるところ」です。
また、終末後に来る「天国の魂が肉体を持って復活し、入る国」の事です。

「神の国」とは、この二つの意味があって、よくイメージされるのは後者の方です。
しかし、こちらは「イエスの言葉」と「旧約聖書の言葉」の混同であり、イエスの言葉を誤解している。。。という人もいます。

イエスの言う「神の国」とは、精神的なモノであり、福音を受け入れれば直ぐに訪れるモノ、福音を受け入れた人には既に来ているモノです。
『旧約聖書』の言う「神の国」は、物質的なモノ、この地上に現れるモノで、最後の審判の後に訪れるモノです。
この二つの意味合いがあります。
なんで、「世界中にキリスト教の教えが広まって初めて神の国が訪れる」がどちらの意味を指しているのか、あるいは両方かで意味合いは変ってくると思いますが、、、。
ただ、私の知る限りカトリック及びプロテスタントにはそのような教義は無かった気がします。(ただ、なんとなく布教心を煽る言葉のような気がしますけど)

あ、最後になりましたけど私は別にキリスト者ではありません。
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>>純粋に「世界中にキリストの教えが広まって初めて神の国が訪れる」という趣旨の一節があるかないか、そしてあるならどこにあるか、だけに興味があるので・・・どうぞよろしくお願いします。



部屋の整理をしたとき、旧・新と両方の聖書を処分したので、確認ができませんけど、「神の国が訪れる」という考え方は、原理主義の方たちで、「ヨハネの黙示録」の記述を信じているのだと思います。彼らは「神の国が訪れる」ではなく「神の国を訪れさせる!」って積極姿勢ですね。そして空中携挙のメンバーに入ることを望んでるのかも?

あの記述は、中東で大規模な戦争が起こることを想像させます。イスラエルは、以前、イラクの原子炉に対して、原爆開発用だとして、アメリカから供与されたF-16を、その機体の限界(それ以上?)の性能を引き出して、長距離飛行のあと、正確に炉心部を爆撃しました。レーガン大統領は、爆撃後の原子炉の写真を見て「そうか、そうか、わかった!それにしても見事な爆撃だな!」と語ったそうです。

ちょっと前、「イスラエル空軍がイラン核施設の空爆を想定した演習を行った」というニュースもありますね。

もちろん、原理主義の方が中東での大規模な戦闘が「神の国を招く」って本気で思っている人ばかりではないようです。その紛争をあおることで、軍事産業をはじめとして経済的なメリットがある方は多いわけですからね。「紛争で大いに儲けさせてくれよ。でも最終戦争(ハルマゲドン)はゴメンだな!(神の国は来なくていいよ!)」ってスタンスの方もいるようです。
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No.4です。



書き方が悪かったのでしょうか。 
書いてあると解答したつもりです。

どこに書いてあるかは、前回言った通り、マタイ。

信者じゃないので、信者さんのように、スラスラとマタイのどことはいえませんので、えっと、、、、

あら? マタイにも書いてあったと思うのですが、、、

えっとマルコにも書いてあるそうです。
 ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E3%81%AE% …

「今ここにある神の国」 と 「やがて来る神の国」

イエス作家とキリスト教徒の意見は違うんですね。

イエス作家は来た と言い、キリスト教信者は「アホか 今からや!」とイエスと対決。
すごいですねぇ。

イエスの言うことなど微塵も信じていないという構図が・・・・。
よき羊は主人の声を聞き分ける。 ということは、、、、ねぇ。
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>具体的に同趣旨、あるいはこれに近いことを述べている聖書のパッセージは存在するのでしょうか?



この「聖書のパーセンテージは存在するのでしょうか」の意味がよく読み取れませんが、「神の国が訪れる確立はどの程度でしょうか」「神の国が訪れるとしたら、どの地域でしょうか?」 ということでしょうか?


って回答を待つのもなんなので。 ゴニョゴニョ

えっとですね。
確かマタイにそれらしいものが書いてあったと思います。
マタイはギリシャ語で書かれていますが、元ネタはヘブライ語の可能性が濃厚。

多分マタイの作家はヘブライ語 もしくはアラム語話者だと思います。

で、ギリシャ語とヘブライ語はいろいろ違います。
現代ヘブライ語には、同士の過去形・現在形・未来形があるが2000年前のヘブライ語には時制が無かった。
神と同じで過去も現在も未来も同じ語で表していた。

で、ニュアンス的には、その部分は現在完了形みたいになるそうです。

The kingdom has come.

つまりイエス作家は、「神の国がまさに今来た」(来ることが完了した)と言ったわけで、「何千年後 何万年後 まあ そのうち~ 来るでしょ~ 」って言ったわけじゃあないんですね。


で、ユダヤの教えに「天でなるように地もなる」という言葉があるそうです。

キリスト教は「天で成ることが、地上でも成りますように」と変形を使っていますが、元ネタはユダヤの教えなんですね。

で、ユダヤの教えは、恐らく天の国つまり聖職者が善なら、その支配下にある信者の善になる、逆で聖職者が不正をするなら、その下にいる信者も不正をする という意味じゃないかと。

だから信者が正義になるには、信者1人1人が正義を目指しても駄目で、それを統率する支配者階級の聖職者が清められて正しい道に戻らなければどうしようもない という意味だと思います。

だからイエス作家は物語の中にイエスを登場させ、聖職者を正そうという物語を書いたと思われます。

つまり聖職者同士の清めを行っていたわけで、登場する人物のほとんどは、聖職者だと思います。

例えば足が萎えた人、目が見えない人、一般人ではなく、信者を率いたそのグループのリーダーで聖職者。

で、えっとペトロでしたっけ?
漁をする人として登場するが、この漁をするというのもヘブライ語かアラム語かユダヤ関連では聖職者を意味していたような。。。。


徴税人のマタイも、10分の1税(神殿税)をとっていた聖職者という設定じゃないか と。

マルコは・・・写字生かな?

で、結局 「天の国はまさにここに来た」という言葉が、ギリシャ語に翻訳されたとき、誤訳してしまって、未来形にしてしまったため、人々はまだ来ておらず、未来に来ると勘違いして、待っている状態。


というわけで、物語の中では2000年ほど前じ既に来た と書かれております。

イエスは物語では、一言もキリスト教を全世界に広めろなど言っていない。
各地に散らばった失われた神の羊を神の元に集めろ であり、異教崇拝に系統したイスラエルの子らを本来の神の羊に戻せと言っている。
つまりイエスはイスラエル人に対してであり、他の民族になど言っていない。


第一 イエス作家が書いた時代、キリスト教なんてありませんでしたもん。
イエス作家は熱血ユダヤ戦士のヒーローものを書いたわけで、その物語を語り聞かせる対象は神の国を構成している聖職者。
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アメリカのキリスト教原理主義者はRapture(空中携挙)という概念を持っており、敬虔なキリスト教徒だけが神により天上へと引き上げられ、異教徒が地上で滅亡するのを眺めることになるという、極めて独善的な教義を持っています。



信者数は2000万人とも言われています。
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おそらく質問者はそんなことが本当に聖書に書いてあるのか


それとも、ガセなのかを知りたいんだと思うけど、
それは
>キリスト教徒の中には、
というところにすべての答えがあるといえますよ。

あなたがもしマルチ商法のランクの高いところにいたとしたら
下の子供たちになんと言いますか?

この回答への補足

つまり、一般に広く使われている聖書には書いてないということでしょうか?

聖書に書いてあっても(文字通りの解釈は現代にそぐわないので)多くのキリスト教徒に文字通りは信じられているとは限らない事柄*もありますし、直接は書いて無くても解釈の問題として広く信じられていることもあります。


キリスト教の教えが正しいか、とかどの宗派が良いかとか、私が探している記述が広く信じられているか、などという興味ではないつもりだったのです。単に客観的に記述があるか無いか、あるならどこにあるか、ご存じの方があれば教えてください。

補足日時:2008/06/28 19:50
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キリスト教と名乗っている中にキリスト教会からカルト(異端)集団と呼ばれている教会があります。

 エホバの証人やモルモン教などですが、この教会専用の聖書以外の共同訳、新訳などの聖書の日本聖書教会関係書の黙示録(ヨハネの黙示録)の中に今後のことを含めて記載されてます。 もし持ってないようならば日本アッセンブリーオブゴッド教団のホームーページにアクセスしてください。この教会の中には聖書をプレゼントしてくれる教会がありますよ。
今の時代に即してのことならば旧約聖書は主キリストイエスが現れたために新約聖書に変更されてます。ですから旧約聖書を多様される教会より新約聖書を使用してメッセージされる教会に行って見て下さい。

この回答への補足

4人の方、どうも解答ありがとうございます。
どうやら私の質問の仕方がわかりにくかったようです。(ちなみに「パッセージ」=「passage」=「引用などの一節」、「文章のひとかたまり」、といった意味 のつもりでした)

特定宗派や、特定の代数派からは特異と見られる団体のことをどうのこうの論じているのではなくて、一般に使われる聖書、あるいは特殊な団体の聖書、なんでもいいんですが、こういう記述がある場所があれば、具体的に引用箇所を教えていただきたい、という質問でした。もちろん、少なくとも広く使われている聖書に記述がない、という情報をお持ちでしたらそれも大歓迎です。

純粋に「世界中にキリストの教えが広まって初めて神の国が訪れる」という趣旨の一節があるかないか、そしてあるならどこにあるか、だけに興味があるので・・・どうぞよろしくお願いします。

補足日時:2008/06/28 19:43
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