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赤外線はなぜ、黒い物質は通らないのですか?

A 回答 (1件)

なかなかストレートで分かりやすい質問ですね



赤外線は光の一種ですので、まずは光について説明しましょう

物の色は物質が光の一部を吸収することで、残った光が反射して見えているのです
例として、赤色を完全に吸収する物質は水色に、青色を完全に吸収する物質は黄色に見えます
では、全ての色を吸収する物質はどんな色に見えるのかと言うと

 黒く見えるんです

話は変わりますが、太陽光が雨上がりの虹やプリズムによって【屈折】して
「紫色・青色・水色・緑色・黄色・橙色・赤色」
に見える【虹色】は、実は
「紫外線・紫色・青色・水色・緑色・黄色・橙色・赤色・赤外線」
に分かれているんです
(紫の外にあるから紫外線、赤の外側にあるから赤外線なんです)

そして、黒く見える物質は目に見える色(可視光)だけでなく紫の隣にある紫外線や
赤の隣にある赤外線まで吸収することがあります

ですので回答は
 「可視光と一緒に赤外線も一緒に吸収しているから」
と言うことです

ですから逆に、黒く見える全てのものが紫外線や赤外線を通さないと言うことはありませんし
黒く見えないから赤外線を通すと言うことではありません
最近の【透明】なガラスには紫外線や赤外線を通さない物がありますよ
黒く見える色は可視光以外にも「たまたま赤外線も吸収している」からと言うことです
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