プロが教えるわが家の防犯対策術!

 自分は,ある殺人事件の犯人に思い入れがあり,時々手紙のやり取りや差し入れをしています。
 本人は,共犯者とともに複数人を殺害しているのですが,若い時に,異常な集団心理の下,幼稚な精神状態で犯行に及んでいるようです。
 その後,彼はある宗教に出会ってから改心し,内省と贖罪の日々を送っていると聞いております。

 彼の一審,二審はともに死刑でした。
 自分としては,被害者遺族の峻烈な処罰感情にもかかわらず,彼には,生きて,自分のやったことの重みに苦しみながら内省・贖罪の一生を送りつつ,少しずつでも損害賠償を続けてほしいと考えています。

 最高裁で,彼が死刑以外の宣告を受けることを望んでいますが,それに少しでも力になるためには,どのような行動をとればよいのでしょうか?もちろん,行動に当たっては,彼の承諾をとるつもりです。
 皆様の考えをお聞かせください。

 なお,厳罰化支持からの主張等,質問の趣旨と異なるご意見に対しては,返事をいたしかねますので,ご了解ください。

A 回答 (9件)

「艱難汝を玉にす」という。


いつ処刑されるかわからない死刑囚という立場を、究極の艱難ととらえると、
玉のような人間に生まれ変わる死刑囚があらわれても不思議ではない。
実際そのような死刑囚が存在するようです。
あなたのその死刑囚もそんなひとりだとすると、
なんとかしたい、というお気持ちもわかります。
しかし、昔からそんな声はあるんですね。
素敵に生まれ変わった人間をむざむざと処刑することはないではないか、と。
たしか、死刑囚永山則夫のときに識者のあいだにそのような声があがったのでした。
が結局、処刑、その声も力及ばずでした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「生まれ変わった人間をむざむざ死刑にする必要はない」,私は,必ずしも,そうは考えておりません。
生まれ変わったとしても,殺された者とのつりあいからして,冤罪でない限り,殺人犯に対し,死刑は原則として妥当な刑罰であると考えております。

ただ,私は,「この男」は,内省と贖罪を通じて,ご遺族と気持ちが通じ合えるところがあるのではないかと,思うところがあるのです。
死刑が確定した人間の執行に反対しているのではありません。「この男」に対しては,死刑ではない選択肢をとるべきなのではないかと,思うからです。

私がすべきことは,そういう「声」をあげることだと思っています。

お礼日時:2008/08/07 20:50

一番有効なのは被害者の人たちが、許さないまでもその被告の反省の念を認めることですね。

そのための活動ということになるでしょう。

被害者の方たちが被告が真摯に反省していることを認めてくれるようだと、裁判所もその反省を重く見て量刑に繁栄させてくれる可能性は高くなります。
それは一番厳しい目で見ているはずの人たちが認めるくらいなのですから。

それが無理というのであれば、それは相当無理な話になります。
世間は基本的に被害者側の立場に立ちますから、世間の同意が得られるとは思えません。

当たり前の話ですが、1,2審で死刑判決のものを覆すのは当然にして困難な話なので、それを覆すための活動も困難を伴います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

おっしゃるとおり,最高裁には,被告人の反省の念を伝えることが大切だと思います。

ただ,ある犯罪・犯罪者を告発するサイトで,この被告人について,二審の傍聴(死刑判決)に行ったことを報告し,バッシングを受けることを覚悟して「この被告人には死刑ではない刑罰もありうるのではないか」と「主張」したところ,「意見に賛成する」という声が複数返ってまいり,意外に感じました。
そのご意見は,別に死刑反対論者からではなく,「この被告人」の犯罪に至る情状や犯行後の内省に着目したものでした。

お知恵を貸していただき,どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/08/07 20:57

一度やってしまったことの取り返しはつきません。


死刑を免れることはまず不可能です。

あなたが人を助けたいという気持ちは
とても素晴らしい物で、尊敬するに値しますが
感情論が入りすぎます、
このようなことが起こるから「裁判員制度」(でしたっけ?)
は絶対転ぶと思います。

人は情を捨て切れませんから、

あなたが起こすべき行動、
まずは関係者と共に遺族の気持ちを考慮したうえで
署名を集めてみたり、メディアに訴えかけてみてください
少しの力も関わってだいぶ変わってくるんじゃないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「まずは関係者と共に遺族の気持ちを考慮したうえで
署名を集めてみたり、メディアに訴えかけてみてください
少しの力も関わってだいぶ変わってくるんじゃないでしょうか」

ご遺族の気持ちは受け止める覚悟ができております。
ご意見を参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/08/07 20:59

こんにちはー



たくさんの嘆願書を集めて、マスメディアを
動かし、世の中の人に関心を持ってもらい、
その嘆願書は裁判所に提出するくらいですか。

でも質問者様は弁護士ではなく検察官のほうを
目指してなかったでしょうか?ちょっと意外です。

受刑者は反省というよりも、刑務所から早く出たい、
その一心が状態に出ているので、周りからは反省
しているように見えるのですが、実際は反省して
いる人が少ないため再犯率は高いです。

死刑囚も自分が助かりたいと思うのが、状態として
でているため、反省しているようには見えるのですが。。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私は,たしかに検察官を目指しております。
そして,死刑が残虐な刑罰と考える者ではありません。
また,刑罰に関しても教育主義ではなく応報主義の考え方を持っております。

しかし,自分も含め,人間は弱い存在であると思っています,自分のことを棚にあげて,罪を犯した人間をえらそうに評することはできません。
私の素直な気持ちとして,「この男」には生きて償ってほしいと思っています。そして,遺族の方の気持ちに少しでも応えてもらいたいと思っています。
そのことを通じて,ご遺族にも,そしてこの男にも,少しでも人間としての幸せを感じていただきたいと思います。
何らかの行動をする以上,可能であれば,ご遺族にごあいさつをしなければならないと思っております。たとえ,罵倒されても,無責任な気持ちでするものではないことをお伝えする必要があるからです。

ここでは,私に何らかの知恵を貸していただく方からのお返事をお待ちしております。

厳罰主義支持からの主張等を控えていただきたかったのは,単に,テーマの性質上,私の聞きたいこと以外のことで「荒れる」ことを避けたかったためにすぎません。
厳罰主義への反対を主張しているのでは全くありませんことをご理解ください。

署名,マスメディアの活用は有効だと思います。
参考にさせていただきます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/08/07 20:38

あなたは間違いを犯しています。


死刑囚と交際し、励ましたり、反省させたり、なるべく有意義な生き方をさせたりするのは非常に結構だと思いますが、同情するあまり死刑を免れようとするのはやりすぎです。感情論が先行しています。
じたばたせず、潔く死刑を受け入れさせるべきです。千葉のリンチ殺人ですか? あれはひどいものでした。あのような残酷で極悪非道を行った少年が助かりたい? じゃあどうして泣き叫ぶ被害者を助けなかったのか? 自分が情け容赦なく人を複数殺しておいて自分だけは助かりたいとは! 潔く死刑を受け入れなさい。

>なお,厳罰化支持からの主張等,質問の趣旨と異なるご意見に対しては,返事をいたしかねますので,ご了解ください。

この一文にあなたの身勝手さが如実に現れています。書き込みをすれば賛否両論集まる。当然のことです。あなたは賛成の意見だけくださいと勝手なことを主張している。間違っています。
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質問者のすべきことは、死刑囚に穏やかな死を受け入れさせ、それまでの期間を、自分のしたことへの反省と、遺族への謝罪に費やさせることでしょうね。



ここは、質問と回答の場であって、自己主張の場ではないはずです。
「人を殺しても自分は死にたくない」というのと、「死刑反対だ」という自己主張を公開の質問の場で執拗に繰り返すのと、自分のエゴを社会に押し付けている点でなにも変わりません。
単に反社会性の「程度」が違うだけです。
挙句の果てには、「質問の趣旨と異なるご意見に対しては,返事をいたしかねますので」と、自分と異なる意見を、最初から拒絶してしまっている。

自分のやっていることが他人からどう見えるか、自分が殺されても犯人に同じことが言えるか、あるいは被害者の遺族が質問者の書き込みを見てどう思うか、頭を冷やしてよく考えるのですね。
世の中は、質問者一人のエゴのために成り立っているわけではありません。
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日本の裁判で死刑宣告されるのって、かなりマレですから、二回も死刑宣告されては無理じゃないかと思います。



日本で死刑と言われる人は、確か、3人以上殺して、かつ、反省の意をまったく表さない人だった気がします。

なので、その犯人は、まったく反省してないのではないかと思います。
犯人が心から反省して、謝罪すれば、大抵、無期懲役だと思います。

質問者さんは、犯人には、遺族に対して、生きて、ずっと謝罪の念を持ち、苦しんでほしいとありますが、反省してない犯人なら、3食部屋つきで、それなりに人権守られる中で、のんびり過ごすだけなので、あまり意味がないと思います。
また、支払い能力のない人は、損害賠償してくれないと思います。滞納、踏み倒される可能性は大でもあり、また、全財産もってしても無理なときは、それ以上はお金出ません。(財産といってもしれてると思います)
損害賠償なんて形だけとなり、その犯人の家族も、支払いを滞納なりすれば、督促の電話がくるだけで、何もならないので、怪しいです。

所詮、裁判所や警察なので、支払い能力ないからって、犯人の内臓を売り飛ばすとか、犯人の家族の家を競売にかけるとかしないですからね。

死刑でなくすには、どうすればいいのか、という回答に全然なってませんが、私は、無理だと思いますし、遺族のいうとおり、死刑のほうがいいんじゃないかと思います。
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厳罰派からの主張には返事しかねるといっても、厳罰派が世間の多数を占め、その結果裁判に影響しているのに係り合いを持たないのは不可能です。


つまり、厳罰派を納得させる論を展開することが必要なんですよ。

異常な精神でやった犯行なら許されるのか(結果は同じ殺人)
反省すれば許されるのか(反省しても現実の状況は変わらず)
命を奪った人間に命が保障されるのが許されることなのか(究極的に殺した者勝ち)

犯人にも人権がある?
人権を真っ先に奪ったのは犯人なのに、自分のときだけ人権主張?

はい、厳罰派の主張ですね。
現時点で日本にこれらの問題点にまともな反論をできる人間はいないでしょう、いないゆえの国民の死刑制度支持ですから。
しかし、上記の理由から死刑に足る人間の死刑を回避するにはこれらすべてを皆が納得する形で論破しなければ国民は支持しませんし、判決も死刑です。

これらを無視して人権と叫びますか?
それとも論破しようと努力しますか?
どちらにしても貴方の耳に聞こえのいいセリフで死刑回避は不可能ですね。
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メディアを利用することかな…


もう死刑が執行されてしまいましたけど、宮崎死刑囚と手紙のやりとりをしていたジャーナリスト(?)がいましたよね。
報道番組でその手紙が紹介されているのを見て、そういう場でもないとなかなか一般の人には拘置所の死刑囚のことなんてわからないので、世論に何か知ってもらうという意味では使えるのかも、と思います。

もし最高裁で結局死刑になったとしても、その犯罪者の現在の胸の内がいくらかでも巷のひとに伝われば、何らかの意味はあるように思います。
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この回答へのお礼

 なるほど。
 世間の人に,被告人の心情の変化をもっと知っていただくことは,必要でしょうね。

 ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/07 07:29

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