いちばん失敗した人決定戦

ライカのカメラにはどういう特徴があるんでしょうか。

現在でも生産されているようですが、古い物との違いはあるのでしょうか。
アンティークとして集めている人もいるようですが、ライカでとった写真には
何か他にはない特徴があるのでしょうか。
「レンジファインダー機」と呼ばれるようですが、一眼レフとの違いは?
ライカ関連のサイトをいくつかのぞいたのですが、今ひとつわかりません。

質問が多くてすみません。お分かりになる範囲で回答お願いします。

A 回答 (5件)

ライカ(LEICA)は、もちろん今でも製造されています。


ライカには、いくつかのシリーズがあります。
一眼レフのR型、レンジファインダーのM型(機械式と電子式がある)、バルナック型(旧世代 一部の機種は、カメラのダイヤモンドと呼ばれている)、デジカメもあります。
そして、某メーカーのデジカメに(現行機種)レンズを供給しています。

>古い物との違いはあるのでしょうか。
すごくあります。古いカメラは(どんなカメラも)距離も露出も自分でやら無ければならないんです。オートって無いんですよ。そして。フィルムも装填のし方が今とは違うし。

>ライカでとった写真には
>何か他にはない特徴があるのでしょうか。
これは、ライカだからではなくて写真を撮った人の腕でしょう。ライカを使っても腕が悪くてはレンズの性能を100%引き出せませんから…

ライカ(機械式)の特徴は、どんなに古いものでも(たとえ戦前のものでも)ライカ カメラ社で修理可能だということ。日本に於いては、日本シーベルへグナー社(代理店)で、対応してくれます。これは、凄いことなんですよ。
ライカ以外にそんなカメラは他に存在しません。
レンズの描写に関しては、昔のレンズが現行のレンズにかなうわけが無く、ほとんど迷信に近いです。ただし、当時のレンズと比べた場合、ライカやツァイスレンズの性能はずば抜けて優れています。
現行のレンズ同士を比べた場合は、世界中のメーカーは、当然コンピュータによる設計をしているわけで、描写力の違いはほとんど有りません。違うのは、設計思想の違いでしょう。
よく、レンズの味などと表現することがありますが、プロだってなかなか解りづらい物を、ネガフィルムを使ってサービスプリントした場合レンズの違いを感じることは不可能なんですよ。
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この回答へのお礼

>プロだってなかなか解りづらい物を、ネガフィルムを使ってサービスプリントした場合レンズの違いを感じることは不可能
違いが分かるのかな、と思っていたのですが、さすがにそこまでは行かないようですね。
ライカの特徴は、「古いカメラのよさが味わえるカメラ」といったところでしょうか。

お礼日時:2002/12/10 17:21

レンジファインダーのメリットとしては、


・ファインダーが明るい
一眼レフは装着しているレンズの開放f値で明るさが決まってしまいますが、
(一眼の場合、開放f2.8のレンズとf4のレンズではf4レンズのほうが
ファインダーを覗いた時に暗い=ピントが合わせにくい)
レンジファインダーならどんな暗いレンズをつけてもファインダーには影響しません。
・シャッター音が非常に小さい
一眼は、ミラーを上げる>シャッターを開く>閉じる>ミラー下ろす
という動作をするのでミラーの上げ下げの音が大きいです。
レンジ機はミラーが無くシャッター音のみなので小さいです。
(一眼が「カシャーン」というのに対してレンジ機は「チャッ」という音しかしません。
・ボディが小さく出来る
ミラー、ペンタ部(軍艦部の台形のところ)が無いので小さく出来ます。
・レンズ設計に無理が無い。
一眼はレンズ後部とシャッター(フィルム面)との間にミラーがあるので、
レンズに無理が生ずる(そうです)レンジ機は極端な話、シャッター幕の直前に
レンズ後部があっても良いので、設計に無理が無く良いレンズが作れる(らしいです)

さて、レンジ機の苦手な部分は、
・撮影結果がわかりにくい
一眼の場合はピントの合う範囲(被写界深度)をファインダーで見ることが出来ますが(プレビューボタン)
レンジ機の場合は経験で測るしかありません。
・パララックスに注意
実際にレンズに入るものとは別の場所(ファインダー)から被写体を見るので、
被写体が近いほどファインダーで見ている画と実際にフィルムに写る画とのズレが出ます。
ですからマクロ(接写)撮影は難しいです。

私もレンジファインダーを一台持っていますが、
28ミリレンズつけっ放し、絞りはf8以上、ピントは∞(無限大)固定、(つまり「パンフォーカス」=ピント合わせ不要)で
街のスナップ専用に使っています。

さて、プリントされた写真から「ライカ」か「それ以外」かを判別するのは大変でしょうね。私は出来ません(^_^;)
確かにライカのレンズの描写力が良いのは周知の事実ですが、
その何分の一かの値段で買える国産レンズと比べて、
値段分の価値があるかどうかは・・・個人個人の考え方に寄るでしょう。
「ライカ崇拝」というのは日本独特の現象らしく、
ブランド志向が反映されている・・・と言えなくもありませんが、
まぁ、それは大きなお世話でしたね(笑)

ちなみに私もツァイスのレンズが好きなので、ライカは持っておりませんが。
ご参考までに。
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この回答へのお礼

>(被写界深度)をファインダーで見ることが出来ますが(プレビューボタン)
これは知りませんでした。私の一眼レフには付いてなかったと思います。たぶん。初級機?ですし。

>ブランド志向が反映されている・・・と言えなくもありませんが、
これもあるのでは、と思っていました。

丁寧なご回答、有難うございました。

お礼日時:2002/12/16 17:10

ライカと言っても、定番のレンジファインダー機、M型シリーズから一眼レフ


のR型シリーズ、果ては日本製のコンパクトカメラやデジカメまで様々です。
それらを全てひっくるめてライカを語るのは、無理な話でしょう。

ライカレンズの写りについては、昔のものはともかく今のレンズにおいては、
他メーカーのそれとの違いは正直私にはよく分かりません。
ただ、特にM型については、その使った感じが異常に高級で驚いた記憶があり
ます。他のカメラとは全く違うシャッターの音、感触などに感動しました。
もっとも、価格が高くて今でも全く手が出ませんが・・・。
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この回答へのお礼

カメラの雑誌などで「ライカ」の存在は知っていたのですが、ライカの中でもメインの話題はM型についてのようですね。

お礼日時:2002/12/10 17:16

質問がライカのカメラの特徴とは?



ですが、レンズがちがうからというのはないですかね?
ズミクロン、ズマロンとかいろいろありますよね。
レンズによっても写り方は全然違うわけですし。

わたしは”ツアイス”のレンズで撮ってみたいということで
コンタックスのカメラを買いました。回答のピントがずれてました?
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この回答へのお礼

本体の違いに加えて、レンズの違いもありますね。
ズミクロン、ズマロン?ですか....すみません、知らないです。
もう少し勉強しないと。

お礼日時:2002/12/10 17:12

ライカのカメラは、たしかに今でも生産されていますが、普通は誰かが「ライカを持っているんだ」と言ったら、レンジファインダー型のクラッシックなライカ(すでに生産完了になっているもの)を持っている、ということが多いようです。



ライカにはRシリーズ、Mシリーズなどがありますが、「ザ・ライカ」はM型ライカ、あるいはそれ以前のモデルでしょう。

M型ライカの主な特徴は「機械式」であること。つまり、電子制御されていない昔ながらのカメラです。そしてもうひとつがレンジファインダー。「一眼レフ」との違いをお尋ねですがそもそも「一眼レフ」はなぜ「一眼」なのかご存じですか?ファインダーで見ている画像が、カメラのレンズを通して得られるものだから、見た通りに撮れるからです。

レンジファインダーというのは、そうではありません。だからライカのMシリーズで写真を撮る場合、選んだレンズ(レンズ交換は可能です)の焦点距離、ファインダーから見た状態と、実際に撮れる画像とは若干ずれているということを考えた上で撮影する必要があります。今の便利なフルオートマチックのカメラとは、全然違うのです。

ライカの魅力は、生産完了した昔のカメラでありながら、修理が可能で、今も実用になるという点でしょうか。メカニカルでかつクラッシックな外観、機械式ならではの「カシャッ」というシャッター音、暖かい人間味のある映像が撮れる点(これは主観も入っていると思う)などが愛好者はたまらないと言います。

ライカについて知りたければ、書籍やカメラ雑誌の別冊などが役に立つでしょう。私も昔、一時期カメラに凝ったことがあって、上記はすべてカメラ雑誌などで仕入れた知識です。

私個人は、やっぱり「カメラそのもの」への愛着より「写真が撮りやすい」ことが嬉しかったので、高価なクラッシックライカには手は出せませんでしたけどね。
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この回答へのお礼

機械式であること、レンジファインダーというのが機能上の特徴で、後は外観と「暖かい人間味のある映像」が魅力なんですね。
同じ機械式でも、「この写真はライカで撮った」と見る人が見ればわかるのかな?

ありがとうございました。

お礼日時:2002/12/09 17:12

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