未知のブロスナン主演００７映画について

以前（といっても１０年くらいなりますか）、音楽関係の友人から私の好きな音楽家ミシェル・ルグランが音楽を担当する新しい００７映画が出来るらしいということで、雑誌かちらしのコピーをもらいました。P.ブロスナン主演、ジャンヌ・モロー、シェールなどの参加で「００７ A Smile of Snake」という題名でした。監督がマーチン・キャンベル、音楽ミシェル・ルグラン。コピーの絵柄は金網を背にしたブロスナンのボンドが銃を持ち、シェールと思われる女性が横たわり、００７のロゴの７が蛇という、いかにも直ぐにでも上映されるだろうと期待させるものでした。ところが上映ならびにサントラを期待して早幾年、いつまでたっても実現されていないし、映画関係の検索等しても痕跡さえありません。どなたかこの辺の事情ご存知でしたら、教えて頂けたら甚幸です。

No.4 ベストアンサー 回答者： so-long07 回答日時： 2008/09/01 14:42

こんにちは。

検索してみたところ、その007映画は橋本治氏のパロディであるらしいことがわかりました。
氏がキネマ旬報に連載していたコラムをまとめた
『嘘つき映画館シネマほらセット』という本でその話が読めると思います。

http://homepage3.nifty.com/amonon/snake.htm

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%8D%E3%83 …

しかし才人橋本治も罪作りな人ですね!?

この回答への補足

so-long07様

あっ、、、、、、、あぁ、、、、、
まさしくこれです。このポスターです。

やっぱり、皆さんがご推察下さったようにパロディ、、
ホラ話だったんですね。
それにしても、こんな手の込んだ細工をなさる方が世の中には
いらっしゃるんですねえ、、、、いやはや何とも、、、

ほんの少し残っていた未知の曲への未練が潰え去りましたm(__)m
がっかりではありますが、お蔭様ですっきりいたしました。
こんな私の取るに足りない質問に、お調べ下さり恐縮です。

重ねて他の皆様にもお礼申し上げます。
皆様全てにお礼ポイント差し上げられないのが、申し訳ないですが
どうぞ悪しからず。ありがとうございました。

補足日時：2008/09/01 17:06

No.3 回答者： ironman28 回答日時： 2008/08/30 22:55

質問者さんの仰るポスターの内容がどうも腑に落ちなくて、静観してたんですが・・・

前の回答のお二人のを見てて思い出した事があります。

そもそもブロスナンはボンドに正式に決まるまでに、数回オファーがあったが本人が曰く若過ぎたから、とかまたその他諸々の理由で決まりそうで仲々決まらなかったと記憶しています。
・・・で、１０年位前のポスターだと、既にボンドなんですよね。(９５年が「ゴールデンアイ」だし)
だから、最初は確かに新作の制作発表っぽいなあ・・・とも思ったのですが、その頃にジャンヌ・モローやシェールが出るのもなんだか不自然だし・・・グウィネス・パルトロウが出るかもというのはアリかもしれないですが・・・。
監督がマーティン・キャンベルというのはブロスナン＝ボンドとしてはアリだが・・・でも、音楽がその時点でミシェル・ルグランなのは矢張り不自然な感じがします。「ネバー・セイ・ネバー・アゲイン」は１９８２年作で、ちと間が空き過ぎな気もします。しかもブロスナン主演だと正当なボンドシリーズって事で、それに嘗て本家００７シリーズの制作と色々揉めて作られた「ネバー・セイ～」からワザワザ作曲家を持って来るのはどうも無いような気がする訳です。

で・・・話が長くなりましたが・・・思い出した事は、もう随分前ですが、月刊の「ロードショー」と「スクリーン」を買ってたんですね。
で、その両誌にその頃パロディポスターのページが毎月あったんです。
描いている人はプロだったりセミプロだったり、素人にしてもかなり描き慣れた方が多く仲々の出来のものがよく有りました。
例ですが・・・海の中にグラスタワーが建ってて燃えてて、タワーにはキングコングが登ってて、海には巨大鮫が泳ぐ・・・題して「タワーコング・イン・ジョーズ」これは合成ではなくちゃんと描かれてましたが、非常に良く出来たものでした・・・(笑

で・・・つまり、キネ旬にそういう企画ページがあったか知らないんですが、その御覧になったポスターというのは・・・
そういう類のそのイラストレーターか誰かの自分が希望する００７シリーズのセルフでオリジナルなポスターだったのではないでしょうか？
タイトルのA Smile of Snakeというのは確かアメリカのアーティストのアルバムのタイトルじゃないかと思いますので、それもその絵描き氏が好きだったんじゃないですかね？

最初は、映画界では、そういう制作発表だけされて結局制作されないまま終るという映画がかなりありますので、そのひとつなんじゃないかと思いましたが・・・(例えば、シュワルツェネッガー主演のサージェント・ロックという映画が制作されると以前映画雑誌に書かれてたのですが、結局全く制作されなかったと、言う事もありました)・・・・
多分他の方が書かれているようにパロディか、自分オリジナル希望作品のポスターなのでは・・・と思います。
掲載されていたキネ旬が見つかるといいですね。

この回答への補足

ironman28様
丁寧かつ詳細なご回答下さりありがとうございます。
コメント下さった内容を読み返すにつれ、なるほどなあ、仰るとおりだなあと思うことでした。
「それに嘗て本家００７シリーズの制作と色々揉めて作られた「ネバー・セイ～」から」とのこと、、、、そうでしたか、そんな逸話もあったんですか。映画事情には詳しくないので存じませんでした。
またそうであれば「ワザワザ作曲家を持って来るのはどうも無いような気がする訳です。」ということも、なるほどそうだなあと思えます。
１０年くらい前というのもあいまいな記憶なので、申し訳なかったのですが、皆さんが仰っているように、パロディの類だったんでしょう。
１％の未練で、未制作、ただし音楽は作曲されたが未発表、という筋書きを期待したいところですが、、、なさそうですね。
サントラ期待でいつまでも頭の隅に残っていた記憶で質問させていただきましたが、お三方にお手間おかけしてしまったようで、恐縮です。でも親切にご回答下さり、本当にありがとうございました。

補足日時：2008/08/30 23:21

No.2 回答者： mgrover75 回答日時： 2008/08/28 08:45

質問にある様な事があったとは知りませんでしたね。

ファンやマニアでは結構な価値ある情報かもしれませんね。

私が思うのは、００７はいつも新作が公開される度に、監督して欲しい人は誰？ボンドは誰に演じて欲しい？ボンドガールは誰がいい？といったアンケートがあるので、その中で上位になったネタを基にして、ファンがワル乗りというか、熱心にイラストを作成したのかなあと思います。

ブロスナンは８０年代半ばに、既にボンド役のオファーはあったそうですが、ＴＶの探偵レミントンスティールで人気があり、これを利用しようとした番組のプロデューサーによってブロスナンのボンド進出が流れた、といったことがありました。
可能性としてはこの当時の物なのかもしれませんが不明ですね。
シェールが参加するなら、『月の輝く夜に』でオスカーを獲る以前の８６年頃のネタでしょうし、一方で監督がマーチン・キャンベルというのならば、８０年代の後半のネタの気もします。

もしかしたら相当な価値のある代物かもしれないし、現実のボンド映画のアイテムではないのでそれ程価値は無いのかもしれませんが、『ロゴの７が蛇』だなんて、想像しただけで現実味がありそうな気がする貴重なモノであることには違いありませんね。

この回答への補足

mgrover75様
ご回答ありがとうございます。
私の興味からだけの質問に、お答え頂き恐縮です。
コピーをくれた友人に出所を問い合わせたところ、キネマ旬報だったということでした。既にその雑誌は手元にはなく、我々二人とも白黒のコピーをもっているだけですので、いつ頃のものだったかを特定は出来ていません。暇を見つけてどこかの図書館へ見に行くことは可能かもしれません。それにしても奇妙な話だなあという実感です。
どなたもご存知ない話ということであれば、dp4ever様の仰るようなパロディ広告だったのかもしれませんね。残念ではありますが。

補足日時：2008/08/29 13:53

No.1 回答者： dp4ever 回答日時： 2008/08/26 14:26

憶測ですが、それはパロディ広告だったのではありませんか？

１０年前にシェールがボンドガールというのはあり得ないと思います。シェールはすでにオスカー女優になっていました。ボンドガール出身がオスカー受賞とか、オスカー受賞の前にボンドガールに決まっていたので受賞後出演、という例はありますが、すでにオスカー女優として地位を確立した女優がボンドガールは、少なくとも１０年前にはありえないでしょう。

この回答への補足

dp4ever様
早々にご回答ありがとうございます。
パロディ広告なんてものがあるんですか。存じませんでした。
もうひとり Gwyneth Paltrow という人の名前も入ってます。
１０年くらいというのも記憶があいまいなのですが、時期的には「ネバーセイ・ネバーアゲイン」の後だったと思います。なぜなら、またルグランが音楽つけるんだと思った記憶があるからです。
何らかの事情で立ち消えになったのか、権利か何かの関係で上映せずにお蔵入りしたのかと考えたのですが、、、、いつか日の目を見ることができたらいいなという思いが消えず、質問させて頂いた次第です。ご回答に感謝です。

補足日時：2008/08/26 16:00