これ何て呼びますか

ドラムをはじめて3年くらいのものですが・・・。
今度高校の学園祭で演奏することになりました。

本番では音響さんが入るそうなのですが、自分は音響関係の知識が無く、
また、自分の周りにも音響に詳しい人がいません。

ドラムのチューニングで悩んでしまったので、アドバイスをいただきたくて質問しました。

現在のセットのチューニングは全体的に低めで、
バスドラムだけはアタックのはっきりした響きの少ない音
(連打すると「ドコドコ」というよりはメタル系の「トトトトッ」)
にしてありますが、
音響さんからの視点で見るとどうなんでしょうか?
(主にマイク乗りなど・・・。)

ちなみにセットは自分のセットを使う予定で1バス、1タム、2フロアです。
ほかに誰かと共同でセットを使うということはありません。
会場は学校の体育館だそうで、一度演奏しましたが結構音が響いて残る感じでした。

ライブ経験のあるドラマーさんやPAさんからのアドバイスをお願いします。
できれば、「こんな音はマイクでとりやすい」とか「こういうチューニングにすればいい」など
具体的なアドバイスをお願いできればと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

素人PA屋です。



御質問の件は、私のような素人PA屋にとっても結構悩ましい問題なので、私もこの掲示板によく回答されている専門家の方や『自称専門家』、『自称経験者(これは私もだけど(^^ゞ)』が何か回答しないかな・・・と思ってたんですが、なんか回答がつかないですねぇ・・・

あとで本物の専門家の方から、全然違うアドバイスが出てくるかもしれません
が、あくまでも『素人PA屋の経験則』の範囲で、ネタ振りアドバイスだけチョロっと書いておきます。

・・・と、大袈裟に前振りして「ガクっ」と来るような話をしますが、基本的には「ドラムは好きなようにチューニングしてかまわない」です。「ガクっ」と来ましたか? それは失礼(^^ゞ

でも、PAやる立場だと、ドラムに対しては基本は「出て来る音をマイクで録
る」以上のことはできないので、本格的なレコーディングの時ならまだしも、学祭のPA程度のステージングでは、ドラムチューニングその物についてとやかく言うことはまず無いです。基本「あるがままに・・・」ですね。

とはいうものの、ドラムチューニングと必ずしも直結しない話もありますが、「学祭ステージ」や特に「体育館ステージ」で、『こういうトラブル良くあるよ』的な話はありますので、その部分だけ少々。
(質問者の方にとって「それくらいとっくに知ってる」とか「その程度は対策済み」という話も混じるかも知れませんが、その点は御勘弁を)

まず、体育館ステージにドラムを据えるなら、床に直接はあんまりよろしくないです。
もっとも、それ以前に先生から「床に傷付けるな!」と言われてるかもしれませんかけどね(^^ゞ
学校にもよるでしょうが、ステージの上に雛段を作る時などに利用する頑丈な台(もちろん、ドラムが置ける面積は必要。長方形の台を2~4コ組合わせるようなのなら、置いてあるところも多い。)が借出せて、ステージに据えさせて貰えるなら、とってもGoo! 台の上がカーペット張りならさらにGoo!
体育館の構造にもよるんですけど、特にステージの下に椅子置場の空間が広く取ってあるような所だと、ステージ床にドラムを直に据えたら、なんともいえん気色悪い反響が客席に出るところが多いんですわ。この音は、ステージ上では全くわからないので、当日になって人に言われてやっと気が付くことも多いです。
なので、もし、上に書いたような台が無かったら、私らの場合では、体育の床運動のマット借りてステージに敷いて、その上にコンパネ(900mm×1800mmくらいの厚めのベニヤ板。2枚有れば大抵のドラムセットは据えられる)を敷いた上にドラム据えたりします(コンパネだとクギが打てるので、ドラムの固定もらくちん(^^ゞ)。
まぁここまでは、できなくても、なんとか古いカーペット(切れ端の組合せでも良い)を調達して、ドラムの下に敷くだけでもちょっとは違います(床の傷予防にもなるので、最低ぜひともお薦めです)。

ドラムチューニング的な要素では、ちょっと説明ネタとして、まずはこれなどお目通し下さい。
(こんなもん常識的に知ってるよ! って内容が殆どだと思うけど、まぁネタということで許して(^^ゞ)
http://www.soundhouse.co.jp/download/zenn/drum_s …

実際のところは、学祭に来てくれるPAさんが、ドラムに何本マイク立ててくれるか・・・によっても、ちょっと悩みどころが変わってくるんですが、ぶっちゃけ高校の学祭レベルだと、よっぽどの金持ち校はどうだか知りませんが、普通はいいところ「バスドラム、スネア、ハイハット、オーバートップ2本」の5本録りか、スネアとハイハットが兼用(これはPAさんの腕が良ければ、マイク角度の工夫でなんとかなる)の4本録りくらいだと思いますので、とりあえずそれが前提で書きますね
(もっとごっついPAセットのようなら、また補足下さいまし)

まずは「バカにするなよ」と怒られそうな話ですが、各太鼓については、チューニングがどうこう以前の話として、ヘッド(裏ヘッドもあるものは、当然裏も)の締付けが『絶対に各ネジ均等な張り』なるようにして下さい。
「それがPAとどう関係する?」と真顔で聞かれると、ちょっと言葉に詰まるところもあるんですが(^^ゞ でも、チューニングの高低にかかわらず、ヘッドが均等に締まってないドラムは、PA通しても音がダラけるというか、全体的に『締まりのない』音になりがちなのは事実です。特にスネアは、裏が均等でないとスナッピーがイヤな余韻を出しやすく、マイクにもそのイヤな感じがバッチリ乗るものですから、表裏とも均等締めを再確認下さい。

スネアについては、体育館のようにステージ上の内部反響がやたら大きい場所では、『どっちかといえば』裏ヘッドは緩めにしつつ、スナッピは減衰が早いセットアップにする方が良いですが・・・これは、ドラマーの好み優先でも良いです。

バスドラについては、これは私の好み(素人PA屋としてのです)も含んだ話ではあるんですが、バスドラのアタック感は、PA目線では音程の高低よりも「ビーターのアタックの瞬間の音圧」で決ります。バスドラのドラムとしての音が綺麗かどうかより、ビーターがどれだけ激しく裏ヘッドをゆさぶるか・・・みたいな感じですね(それが総べてではないんだけど、イメージとしてはそゆ感じ)。なので、アタック感自体は、限度はもちろん有りますが、裏ヘッドはある程度緩め(指で軽く押して十分凹むくらい)の方が、マイクで録ったアタック感は得やすいです。
ただ、ドラマーならお気付きのとおり、そんだけ緩めたら余韻がそれこそ「ボヨンボヨン」言いますから、緩めた上でミュート材をキチッと押しこんで、無駄な余韻は止めきらないといけません。
裏ヘッドの緩さについては、ミュート材をキッチリ詰めて、表ヘッド無しの状態で「ボフッボフッ」といささかショボイ音くらいでも十分です。表ヘッドを付けて、表ヘッド孔にマイクをやや突っこみ気味にすれば、不思議とほどほどのアタック音がマイクには入ります。というわけで、アタック重視であれば、裏ヘッドはユルユルにして、表ヘッドの張りで音程感出す・・・という気持ちのセッティングで良いです。
どうしても「トントントン」と高めの音程感のバスドラに仕上げたいなら、表ヘッドを張り気味にして音程感を出した上で、PAさんに相談を。そういう場合は、ちょっとオフマイク気味にして高い音を拾うようにしてくれるはず。ただ、マイクをバスドラから離せば離すほどアタック感が減りますから、ペダルは普段より強めに踏む必要が出て来るかもです。
また、バスドラの場合、裏ヘッドをかなりユルユルにしてミュート材で音を殺しても、マイクには意外と高域成分も多く入ってます(スネアより高い成分も結構出てるくらい)。ここはPAさんの使用マイクと腕次第(私はイマイチ腕がないが
(^^ゞ)ですが、ドラム席で「ボスボス」の音でも、PAさんに好みを上手く伝えられれば、客出しは結構高めに締まった音に仕上げて貰えることもありますよ。
それと、裏ユルユルでビーターのはね返りが気色悪い分には、ミュート材を裏ヘッドにギチギチに押し付けて『裏ヘッドを固くする』のは、音的には差し支え有りません。っていうか、ライブセッティングでは、その方が良いくらいです。
ミュート材の使い方は、さきに掲げた資料も御参照。毛布系は定番ですが、必要に応じて「砂袋」みたいなもの突っこんで、毛布類を裏ヘッドにビチっと押し付けるのも有効です。体育館だと、バーベルのウェイトやダンベルなんかをチョイと借りてきて、毛布にくるんで入れるなんて手も。バスドラの中にこの手の『重り』を入れると、ペダル踏んだ時にバスドラが安定するという効果もあります。

タム類については、チューニングという意味では、音もありますがPA的には「他の太鼓と共振しない」というのが有難い。特に、バスドラやタムを叩くとスネアが共振してスナッピーが響く・・・というのは、非常に有難くないですね。
そうならないようなヘッドの張り具合にしていただくのが、非常によろしいのですが、これはヘッドの張りのチューニングだけでなく、タムの固定だとかタムホルダの金具の締め上げだとか、各種スタンド類が他の機材と触れ合わないように気をつけるだとか、どうしても触れ合ったりビビッたりする部材には、ゴム材噛ませたり布巻いてビニルテープで固定する・・・なんていう、ドラムセットの組上げ自体の対策も結構大事です。
その意味で、ヘッドの締めのチューニング自体は自分のフィーリングでかまわないですが、組上げた後に『資料』のようにガムテープ貼ったりティッシュペーパー貼って、共振を押さえるというやり方でも良いかと思います。また、タム系→スネアの共振では、スネア側もある程度ミュートして共振押さえをする必要もあるでしょう。
そのほか、バスドラ踏むとスネアやタムが共振するという場合には、バスドラの胴に毛布を巻付けテープで固定するのも有効です。なんだかんだで、ボロ毛布3~4枚くらい手もとに用意しておくと便利ですよ。

とまぁ、今まで「ミュートする」「音を殺す」方向のアドバイスばかりしていますが、反響の多い体育館ステージに限っては、この「音を殺す」方向性の方がPA的には有効です。ドラマーの立場で「バスドラはボスボスたし、スナッピーはすぐに止まるし・・・こんなんでいいんかぁ?」くらい音を殺しても、ステージ内の『天然リバーブ』がそのまま客席にボワッと出てしまうもんですから、結果ちょうど良いか、それでもまだハットやスナッピーは良く響くくらいになります。
(このステージ内の『天然リバーブ』は、ステージ上の人間にはわかんないのが普通なので、そのへんの調整はPAさん頼みにならざるをえません)
知っておいて欲しいのは、このステージ内の『天然リバーブ』は、ベースやギターについてもそこそこついて回ります。なので、体育館ステージでは、ボーカル以外の音がどうしても「輪廓がボケやすい」のです。
ところが、そんな中でせめてドラムが(ちょっとドラマーが好みから妥協したとしても)、むしろ「死に気味」くらいのタイトな音で支えてやれれば、バンド全体の音がギュっと締まります。体育館ステージでは、その方向性を狙う方がよいです。

できたら、また事前に現場で演奏できる時に、上記のようにタイト路線のセッティングをして演奏してみて、友人にでも感想を聞いてみて下さい。PA無しで「スネアの余韻が足りない」「バスドラはドスっドスっというアタックしか聞こえない」と言われるくらいで、PA通したらちょうど良い音になることが多いです。

素人PAレベルの手法ですが、一度お試し下さい。
何かわかり難いところがあったら、補足下さいね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ステージの下の椅子置場の反響については正直なところ考えもしていませんでした・・・。
一応今も練習時(特にツーバス演奏時)にバスドラが前に進んでいくのを防ぐのに
某ドラムメーカーのゴムパッドを敷いてはいますが、それでは不足ですか?

また、自分は割とタイトな音のほうが好みなので、
今までもバスドラやスネアはある程度ミュートをかけていましたが、
タム類はノーミュートのまま使っていました。
ミュートはやり過ぎなくらいでいいんですね~
常に「タイトに・・タイトに・・・」と心がけてミュートしていこうと思います。

近いうちに機材・演奏者の流れを実際に会場で確認する機会があるので
そのときに部活の友達(本来はギターだけどドラムも一応できる)に
叩いてもらって
観客席側から自分のセットの音を聞いて手直ししていこうかと考えています。

自分は音響関係については無知に等しいので参考になりました。
アドバイス本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/09/16 22:22

昔ちょっとサークル内PAやってたことがある程度ですが…。



ほぼ重複ですが。
「すきなように音は作ってかまわない。ただし、チューニングはしっかり」
ということで。

チューニングがしっかりしていない(張りが均等でないと)いやな響きが残るので、それだけ避ければいいカナと。
で、時間がかけられないところであれば、確かにセッティングはデッドの法がPAとしては「やりやすい」です。
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№1です。


素人PA屋がええ加減なこと(とはいえ、素人なりに長年の経験でやってきてはいますが)書いてますので、専門家から『こいつはバカ』みたいな突っこみ入りはせんかとヒヤヒヤしていますが(^^ゞ

>某ドラムメーカーのゴムパッドを敷いてはいますが、それでは不足ですか?

えと、ちょっとモノがピンと来てないんですけど(ごめんです(^^ゞ)、ドラムセット全体をカバーする面積か、バスドラ周辺だけ(シンバルスタンド等と椅子は範囲外)をカバーするくらいの「ゴムマット」的な奴なら、あらゆる意味でほぼOKかと。

ただ、バスドラの前下に『噛ませ』る『楔(くさび)』みたいなちっこい奴だったら、私としては、せめてバスドラの下は全面蔽えるくらいのカーペット等は、有った方が無難かなぁ・・・と思うところです。

音のことも無いではないですが、どっちかというと床保護(兼滑り止めでもある。それも大事)という意図も大きいところです。
言うまでもないですが、生木に直接ペダル置いたら、下手したらごっついこと床がエグレますからねっ!


>ミュートはやり過ぎなくらいでいいんですね~

いや、ちょっと大袈裟風に書きすぎたかなと、少し反省中ですが・・・(^^ゞ

私自身はドラマーではなくてバンドではベース屋なので、どうしてもドラマーさんと感覚が同じとはいかないですけど、若い力のあるドラマーさんが「ちょっとミュートきつすぎかな?」と思うくらいで、素人PA屋的には程よいことが多いです。
実際、前にも書いたように、体育館ステージはステージその物の反響がかなり大きく、その反響はステージ上ではあまり体感できないものなので、ちょっと締めすぎと思っても、客席には生音反響が結構出てるものです。

なので、私などは野外ステージではドラムに少しリバーブやゲートリバーブを足すのが趣味なんですが、体育館ステージではドラムはできるだけ硬めのデッドな音にします。それでもスネアの音は天然リバーブで効きすぎることも多いくらいです。

ただ、体育館ステージでも、ステージの背面壁やステージサイドに、部厚い幕を三重くらいに張ってある(遮光の黒幕と式典用の金房付き臙脂色幕と、裏に薄い白のホリゾン幕と・・・みたいな)『演劇ステージ仕様』のとこだったら、そこまでキツキツにしなくてもいいかもしれませんが、そこは現場合わせになりますから何とも言えません(^^ゞ

バスドラについては、いろいろ書きましたけど、あんまり裏ヘッド緩めるのは趣味じゃないとか、あとあと困るとかいうことがあるなら、ミュート材の毛布など多目に準備して、「毛布で殺す」のは有りです。
ただ、バスドラだけは、いつもより殺し気味でちょうど良いと思います。

>タム類はノーミュートのまま使っていました。
については、それはそれでいいんですが、
>観客席側から自分のセットの音を聞いて手直ししていこうかと考えています。
というチャンスがあるなら、とりあえずティッシュミュートを多目に3ヵ所ほどあえて貼っておいて、最低1枚は剥がすのを前提でテストに臨んだ方がいいかもしれません。
また、ガムテープがイヤなら、百円均一の緑の「養生テープ」という奴だと剥がし易く糊残りがありませんが、ミュート効果は低くなりますし、うまく貼らないと演奏中に剥がれることがあるので、絶対に残すであろう1枚は、打面だけでなくフープにも回るくらい長目に貼るのがお薦めです。

あと・・・ツーバスなのは、PAさんに上手く伝わってますかねぇ?
PAさんが知らなかったら、バスドラのマイクが1本しか無い・・・なんてのは、私ら素人PAでは良くある話なので、ちょっと心配。
ただ、ツーバスとわかってても、あえて1本で録るPA流派もありますので、そこは現場で1本マイクでもやむなしとして下さい。
うまいPAさんだったら、ツーバスに1本マイクでも、客席への音は(片方のバスドラにしかマイク構えてないのに!?)意外と上手く出してくれます。
(私には、その技がないのでできないけど・・・(^^ゞ)

素人的にはこんなもんですが、もし専門家の方から違う意見が出たら、そっち信用して下さいね(^^ゞ

てなとこで、頑張って下さい。
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