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 どうしてドイツではゴジラやガメラの日本の怪獣映画のタイトルにフランケンシュタインとつけるのですか?
 

A 回答 (1件)

"フランケンシュタイン"というのはもともとは死体から人造人間を


作り出した"博士"の方を指しますがここでは一般的にも浸透している
人造人間の化け物の方を指すといたしまして、

「ゴジラシリーズ」を含めていわゆる東宝怪獣映画を筆頭として
日本の怪獣映画のテーマの根底には人間が科学を誤用することの
破滅的な結末があります。東宝怪獣の多くはご存知かと思いますが
先進国の水爆実験の為に生まれたという設定になっています。
ゴジラなどの生みの親の東宝映画のプロデゥーサーの田中友幸氏
(故人)は一貫して「科学の誤用への警告」がテーマであることを
言い続けました。そういうわけで、かのフランケンシュタインの
怪人(人造人間)もまさに倫理無き歪んだ科学技術の行使の所産であり
ゴジラやガメラと根底に繋がるものがあるように思います。

長い長い生命の歴史から外れた人間が生み出してしまった
生命体はフランケンシュタインと名付けても特に違和感は
ないように思えます。
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この回答へのお礼

大変良く判りました。
ほとんどの作品にフランケンシュタインとついていてゴジラやガメラやキングギドラのどこがフランケンになるのかドイツ人はわからんとずっと疑問におもっていましたがこんな深い意味があったのかと驚いています。陽気に楽しんでいる日本やアメリカとはさすがドイツは違うと思いました。
これ以上はない素晴しい回答を教えていただき本当に感謝しています。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/11/16 23:17

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