No.9ベストアンサー
- 回答日時:
「賢者は愚者を知り、愚者は賢者を知らず」なのですね。
つまり賢者にしか賢者はわからないということでもあるのですね。それではいつまでたっても愚者は賢者になれないし賢者を見分けることもできないということになってしまうんですが、うまくしたもので方法はあるのですね。
それが「信じる」という方法ですね。私はあなたを信じて学びつくすというやり方ですね。
この方法には大きな欠点があって、信じた者が偽賢者の場合もっと愚者になってしまうということですね。
そこで、まず、万巻の書を読み、対象を絞る必要があるわけです。この両方が賢者への王道ということでしょうね。
大海に浮かぶ浮木に目の見えない亀がたどり着くほど稀有なことですが、賢者にめぐり合えることもありますね。そのとき
あなた自身が賢者を「信じる」あるいは「認識する」ことができるかなんですね。偉大な賢者はいつの時代にもいるものです。
つまり、若者(愚者)は書を読みなさいといいたいのですね。
No.12
- 回答日時:
「賢い」人間になりたいなら、ただただ知識を構築していっても無駄だとおもいます。
ただ流されるだけではゴミをためているようなものです。智慧に・賢さにたっするには、そのであった知識の中から自分の理性を最大に使って論理的に道徳的に実証的に範囲と根拠をきちんと提示し、反証を受け入れる厳密に科学的に柔軟に自己の見解を構築していくことが必要になると思います。
このような見解の持ち方について助けになると思われる書籍を紹介しておきます。サンガ出版の「仏法」です。
正見の項目だけでもかなり役に立つと思いますよ。
スマナサーラ長老の書籍や無料のポッドキャストなどもオススメです。
具体的なご指導ありがとうございます。
ぜひともmagga様の意見を取り入れていきたいと思います。
ご回答ありがとうございました。
No.11
- 回答日時:
本を読むことで得られるものは大きいと思います。
別の人生を体験することができ、それを幾つも経験した人と、そうでない人とでは大分違います。
しかし、本を読むということは、世の中の憂い、悲しみも多く知るということで、性格的にどうしてもマイナス方面に傾く時もあります。
それは世の中には馬鹿じゃないとやっていけない場面も、数多く存在するからだと思います。
賢い者が罰を受けることもあります。
なので、実践、実戦のほうが大事で、5分5分の経験がバランスがいいかなと思います。
最後に、本をたくさん読まれた方が、ポリシーを貫き通すことは大変素晴らしいことですが、世の中はそれではやっていけない場面が、歳を重ねていけば必ず出てきます。
若いうちに通すのは良いことですが、通さずに生きていくことも幸せな場合もあります。(恋愛などですね)
少なくとも、ポリシーがない人を馬鹿にすることはしてはいけません。
賢者よりも、素晴らしい人格形成も、人もたくさんありえると思いますよ。
頑張って下さいね。
年をとってからどうなるかはまったく予想しておりませんが、
今はがむしゃらに力を尽くしていけたらと思っております。
共存をがんばります。
>少なくとも、ポリシーがない人を馬鹿にすることはしてはいけません。
これは私にとっては新しい視点で痛快でした。
ご回答ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
No.7
私も中1のとき、自分でしっかり生き、経験し、思い、考え、戦っていくことが大事だと思っていました。
何かを介在させるべきではない、とか、自分の足と経験、自分の生きることが大事だ。人のものを下駄や馬にしてはいけないと。
しかしそれだけではとても無理ですね。
昔の賢者は文字資料は少なかったでしょうが、運命的な出会いに恵まれたのでしょうね。人か、経験か。
人に何でも聞いてしまって、或いは本を読んで、それで自分の結論にするというのもあまりいいことではないですね。
でもしっかり経験することと、同時に、しっかり読んで思い、考える、そしてしっかり生きるということも重要ですよ。
経験し、思い、考えれば同じなのですが、そこには全ての結論も答えもありますが、やはり読んで自分の異なる世界を啓く(開く)ことも大事でしょう。
読んだものが、本当にそこに書いてあった(書いてある)ものかどうかは、確かに判らないところもありますが。
そのことはやはり、読むということの訓練でもありましょう。
私は、きちんと自分の思想を持つ、そういう生き方をするのだ、という決心を中1でしましたが、下村湖人、阿部次郎、倉田百三、出隆、バガヴァン・クリシュナ、マハトマ・ガンディ、ロマン・ロラン、Paramahansa Yogananda、クタフ・フォン・ラートブルッフに出会い、もろくも、彼らに夢中になっていくという変節となりました。
じゃ自分はどうなんだ、自分のふるさと・本性が見えないではないか。ということもあります。
自分を真剣に生きようとすることは今も努力でしか在りません。
そんなわけで中1から数えるとあれから、60年かな。ですから。少しあなたよりは年寄りかもしれませんね。
>自分を真剣に生きようとすることは今も努力でしか在りません。
私は自分というものが不安定で定まらないならば、
枠を勝手につけてやったらどうかとも思います。
ご回答ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
夢中になれる本もあるものですよ。
そういう何人かの人に出会うのも文字資料からですね、特に今は。そして自分のポリシー1つを貫き通うそうとして、経験し、時にぶつかり、しっかり自分になっていくのもいいでしようね。
両方必要だと存じます。
No.6
- 回答日時:
単純に読む数が多ければ良いというものでもありませんが、いろいろな
主張や理屈を知っておくのは大事です。ただ、それを鵜呑みにしてしまう
のは問題です。とりあえず『こういった考え方がある』ことを知っておく
のはともかくとして、自分自身でも意見をきちんと持っておくことです。
ただ、賢者/愚者というのは他人が見て評価するものであって、
自分から『賢者』という言葉を使ったら高飛車なやつだと思われる
だけです。まだ知らない人は『未熟』ではあるかもしれませんが
『愚者』であるとは限りません。そういったことまできちんと
考え、自分も『知らなかった時代がある』ことはいくらでも過去に
あった人間であることを自覚し、相手に思いやりを持って分かりやすく
教えられなければ、教える側の方がそれこそ『愚者』と思われるでしょう。
No.5
- 回答日時:
良い本と呼ばれている物の一部を思い付くままに挙げてみます。
kabian2000さんはもうすでに、プルタークの『比較英雄伝』を全巻読みましたか。ヘロドトスの『歴史』を読みましたか。トウキディデスの『戦史』は読みましたか。シーザーの『ガリア戦記』は読みましたか。タキトスの『年代記』は読みましたか。マルクス・アウレリウスの『自省録』を読みましたか。マキュアベリの『君主論』ばかりではなく、『共和国論』を読みましたか。モンテーニュの『随想録』を全巻読みましたか。ベンジャミン・フランクリンの『自伝』を読みましたか。ダーウインの『進化論』を読みましたか。新約聖書の全巻を読みましたか。司馬遷の『史記』を全巻読みましたか。新井白石の『折りたく柴の記』と『読史余論』それに『藩翰譜』を読みましたか。北畠親房の『神皇正統記』と頼山陽の『日本外史』は読みましたか。慈円僧正の『愚管抄』を読みましたか。恵心僧都源信の『往生要集』を読みましたか。鈴木牧之の『北越雪譜』を読みましたか。勝海舟の『氷川清和』を読みましたか。南方熊楠の『十二支考』と『履歴書』を読みましたか。
ここにあげた本で一つでも読んでないものがあったら、それらを読んでからもう一度、本は読んだ方が良いかその必要がないかを考えても遅くはないと思います。上に挙げた本はそんなに沢山ないので、そんなんに何年もかけずに全てを読むことが可能です。上に挙げた本を読んで行くうちに、もし本を読み続ける気になった場合、そこでは挙げなかった本のうちで次ぎに何を読んだら良いのかも自ずと分かってくると思います。また、40才前までの方では日本の古典を読むのはしんどいですから、それらの本は後回しにしても良いと思います。本を読むにはその方の成熟度に関する時期というのがありますので、読み始めて詰まらないようだったら、まだ早過ぎたのだと思って、そのまま読み続けるよりも、別な本に当たってみるのが、良い本を読むコツです。
古今東西の古典をずらりと。
時間はかかるでしょうが、それで答えがみつかる可能性があるのならば試してみたいと思います。
ご回答ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
本を読むことがあなたを賢くすることは、間違いはありません。
でも、これだけでは全く不十分でしょうね。
国会図書館内の全ての文字情報を記憶したところで、
それだけでは、全く役に立たないし、到底賢いとは言えません。
それにたいした情報量では無いのです。所詮テキストデータであって、全て辞書に書いてある単語の組み合わせに過ぎません。本というのは、その限界を絶対に越えられないのです。
もっと豊かで帯域が広く情報量の多い世界を体験しないとそれが全く生かせません。その情報量の差は圧倒的です。
図書館で本を読み一生を費やす人生と、自然に触れ、多くの人と交わり、様々な体験をした人生を比較すればその差は歴然とします。
ご質問の答えとしては、本を読むのをやめると賢くはなり得ません。
かといって、知識の増築ばかりやっていても賢くはなり得ないということです。賢者は、多くを経験し、かつ、多くを知り、そこから、新しいものを創造する者、あるいは、将来を正しく予見する者のことだと思いますね。賢者になるためにどうするかについては、愚者である私には、到底解答することができません。
No.3
- 回答日時:
ジャンルにこだわらず書物を読み、
かつ、人の意見も良く聞き、
沢山のことを経験し、
それでもブレないのがポリシーと呼べる物だと思います。
知識量の増加だけが賢さでは無いと思います。
あらゆる事柄に興味を持ち深く掘り下げて考えることが出来る人間が
賢者に近づいてゆけるものと考えます。
あなたの望みが、高みから見下ろす事ならば、
わたしは、自分が愚者である事を誇りに思います。
この回答への補足
知識の豊富な人が他人の無知を笑うこともあるでしょう。
しかし、そういう人もいるというだけであって、見下ろす以外のこともできるでしょう。
たとえば、知識人が愚者を導くことは見下ろすというマイナスイメージに値するでしょうか。
愚者(どうやら私と境界においてはかなり相違があるようですが)であることを割り切っては教育というものが成り立たないのではないでしょうか。
補足の方では私の質問に対してのご回答をまったく無視しておりまして、誠意ある回答を頂いたにもかかわらず本来の目的にあてはめ、考えることを忘れておりました。誠に申し訳ございません。
e-z-rider様からはより芯の強い「ポリシー」というものを追い求めていく姿勢を学ばせていただいた気がします。
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