こんにちは。
私は作家志望でもなんでもないのですが、今現代において「文豪」と呼ばれる人間は今後出てくるのでしょうか?
例えば日本の夏目漱石や、宮沢賢治、外国の人は…あんまり知らないかな(いたら教えてください…^^;)、ショーペンハウアーとかは作家専門ではなかったっけな?
昔からだと、プラトン(かなり昔ですけどあまり知らないもので…)とか、でしょうか?
今は多くの本があの薄い単行本という形で出ていますがこれらの人を文豪というのかというとそうは言いませんよね。
果たして文豪とやらは今後出てくるのでしょうか?
また、もしいつかは「文豪」と呼ばれる存在になりたいと思ったとき、(法則的な意味合いで)どんな内容の本が、そしてどういうルート(本格志向?な出版社だとか、同じく本格的な賞とか、)を辿る事が考えられますか?
何か思う方お願いします
No.1
- 回答日時:
芸術の世界は今現在の時代よりも過去の時代の方が感性が鋭くてとても才能のある方々が多いのです!
音楽の世界でも、作家の世界でも、美術の世界でもそれはほとんど同じです。(昔の人が書いた本や絵や音楽は今現在でも優秀です、ですから今現在でもこの世界にきちんと残っているのです)
その理由として考えられることは、まずは環境の変化です。
音楽の世界で例えると、ベートーベンなんかはご存知ですよね?
昔は、音楽に飛びぬけた才能が認められれば、それだけで生活を国が保証してくれていたというのも現実だったのです、ですから、世界的に有名な音楽家や作家のそのほとんどは、比較的貧しい家庭環境で育っているという生立ちも合わせ持っております。
自由すぎたり、裕福すぎたりすると、芸術はあまり育たないのかもわかりませんね。
お話を元に戻しましょう!(笑)
・・・果たして文豪とやらは今後出てくるのでしょうか?
過去の偉大な文豪よりも上のレベルの作家が出てくる可能性は、私は個人的にかなり難しいと考えております。
世界的な文豪・・・アンデルセン? ヘルマン・ヘッセ?
ドストエフスキー? スレマス様はこれらの作家の本をお読みになってみたことがありますか?
もしも、まだ、お読みになられてはいないようでしたら?
まずは、世界的な作家と言われている人達の本をご自分で読んでみることも勉強です、それで、スレマス様はどのように思われるのかです! アンデルセンは童話ですが、ロシアのドストエフスキーの「罪と罰」なんかは、世界的に有名な本ですので、読んでみられたらよいかと思います、そして、文豪と言われている方々の本を読んで行くうちに自然と有名な作家も良くわかってくることと思います。
この日本で作家になることは簡単ですが、それで自分の生活が出来るようなレベルの作家になる為には、かなりの才能とセンスが必要だと私は思います。
ありがとうございます!!
ドストエフスキーは聞いたことあります。
いつも『罪と罰』に手を伸ばしてやめちゃうんです…^^;
ふと思ったのですが著名な作家ってドイツ人多くないですかね?
No.2
- 回答日時:
文学の専門家でも何でもありませんが、「文豪」と呼ばれるには、(1)一定の作品数、(2)本人およびその作品群が歴史上の人物であり作品であると認識されるようになること、(3)本人およびその作品群が権威を伴って語られるようになることが必要だと思います。
逆にこれらを満たせば、読者数が多い少ないは関係ないと思います。
特に、(3)が重要だと思います。具体的には、硬派な出版社で全集が編まれることや、教科書に作品が掲載されることや、学者の研究の対象になることなどでしょう。
個人的には、学者の研究対象になることが最も難しそうに思います。つまり、その作品を研究することが、学問として認識されるかという問題ですね。
必ずしも純文学の作家である必要はないとは思いますが、純文学のほうが、「文豪」になれる可能性は高いと思います。
私の個人的なイメージでは、クリスティーなんかも文豪に入りますから。
「文豪」という言葉をしっかり定義してのご質問なら、また専門的な立場からの回答もあると思いますが、あくまで素人のイメージで回答しております。
この回答への補足
あああわかります!!
そんなイメージですね!
(2)と(3)なんかはまさしくそう思われます。
「純文学」この言葉がぴったりですね
ちなみに日本で純文学を扱ういわゆる「硬派」な出版社ってどこでしょう??
なにか公募とか行っているのでしょうか?
そこで本を出すには?
疑問だらけです…
No.3
- 回答日時:
質問者さまは文豪を志しておられるのですね。
志は大きければ大きいほど結構だと思います。頑張ってください。ところで、余り小説をお読みで無いようですが、文豪を志すならば、日本や世界の文豪の作品を全部とは言わなくも、かなり読み、理解される必要があると思います。そしてこれは狙って成るものではありません、とだけ断っておきます。文豪は東西余り多くはありません。漱石、鴎外くらいが異論の出ないところでしょう。あとはちらほら露伴、鏡花、谷崎、荷風くらいが続くでしょう。あとは日本の文学大賞として著名な直木、芥川も文豪として認められては居ません。最近では多分近い将来文豪の仲間入りを許されるかと思われるのが清張、司馬遼のふたりですが、まだ予断は許されないところです。歴史的な時間も必要なのです。
世界ではやはり漱石もあこがれた文学(文豪とは文学者の桂冠のひとつです。お間違えなきよう)のふるさと、イギリス(というよりグレート・ブリテンとアイルランドを含めた諸島地域)に文豪が多く輩出しています。C・ディケンズ、H・フィールディング、H・ジェームス、もっといるけどS・モームは最低いれなければならないでしょう。フランスではフローベール、にバルザック、それにスタンダールできめ。ロシアではドストエフスキーとトルストイでしょうか。
文豪を目指されるまでに、哲学書を読むのもいいですが、小説家をまず目指されるべきですし、そのためには小説家の常識として上記の大家文豪の代表作ひとつふたつだけでも読まれることをお勧めします。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
・・・ふと思ったのですが著名な作家ってドイツ人多くないですかね?
ドイツに限らず、芸術家のほとんどは寒い国の人物が多く、ヨーロッパ方面の人物が多いのも確かなのです。
やはり、寒いので家の中に居ることが多いからなのでしょうか?
私はアメリカ文学も比較的に好きな方なのですが(デイケンスなんか)
やはり、ヨーロッパ系の作家が書いた本とは特徴が異なります。
ヨーロッパ系の作家は「黒」の部分が主体で、アメリカ文学の作家は「白」の方が主体です。(ハッピーエンド的なものも多いと思います)
ちなみに黒と白との違いとは人生の中での「暗」と「明」との違いです、どちらの方が勉強になるかといえば、私は「暗」の方だと思います、知れば知るほどに面白く、物知りになって来ますよ。(笑)
その作家が気に入れば、住んでいる(住んでいた)場所だとかを地図で調べてみたり、その国の歴史を調べてみたり、いっかは旅行に行ってみようみたいな気にもなって来ます、それがフランスだったり、デンマークだったり、ドイツだったりと・・・。
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