
先日TVでファゴットの首席岡崎さんの協奏曲があり、もうじき定年だとアナウンスがありました オーケストラの奏者を年齢で卒業させる(もちろん身体の故障などでのリタイヤは仕方ないと思うが)=ウィーンフィルやベルリンフィルだって明らかにお年の方を見ますが ウィーンフィルのソロコンサートマスターだって頭がピカピカですが)のですか?東京時代はよく定期会員でソロが外山さん フルート吉田さん ホルン千葉さんの時代ですが、昔はチャイコフスキーの第5の第2楽章のホルンのソロなんてびくびくして聴いていましたが、今は技術が進歩して、どの人が吹いても安心して聴けますが

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
日本のオーケストラは多くの場合定年があります。
N響も、法人としてはNHK本体とは別組織ですし音楽家の雇用契約は通常のNHK職員とはかなり異なりますが、定年はあります。また、日本のオーケストラの一部もそうですが、海外のオーケストラでは年間契約型になっているところがあります。つまり、一年~数年の契約で、必要なら更新するという方法です。この場合は「定年」に相当するものはほんらいありませんので高齢のメンバーがいても不思議ではないですが、一定の年齢以降は契約を更新しないなどの原則になっているケースもあり、それを「定年」と通称することもあるようです。ただ、年齢による雇用差別を禁じる傾向が世界的に強まっており、少なくとも形式上は年齢ではなく技術的な限界などを理由にしているケースもあるでしょう。
いずれにせよ期間契約の場合でも、特に問題がなければ「定年」まで契約が更新され続ける場合と、契約更新のたびにオーディション同様の審査を行い技術の向上がなければ厳しく判断する場合があります。
いずれの場合であっても、定年などで退職した団員をエキストラあるいは嘱託としてアルバイト的に出演させるケースは日本・海外いずれでもあります。「定年」があるはずのオーケストラで高齢のメンバーを見かける場合には、このケースが考えられます。一般の企業と同じです。
また、ソロコンサートマスターなどは指揮者と同じで、一般の団員とは異なった個別の契約になっている場合があります。これだと年齢は関係ありません。ただし、念のため申し添えますと、外国人の年齢を外見で判断するのは難しさがあります。たとえば、ご質問にあるウィーン・フィルのコンサートマスター、キュッヒル氏は、Wikipediaによれば1950年の生まれですのでまだ60歳前ですが、私の記憶ではすでにずっと以前からいまのようなアタマをしておられました。ドイツ系の西洋人には30歳台でもこうしたアタマの方は少なくありません。
参考になれば幸いです。
回答感謝します=詳しい解説を頂きました 年齢到達だけの肩たたき?なのか疑ったのです しかも首席奏者を入れ替えるのは次席がいても大変だと思いましたので・・・プロ野球と同じように個人事業主との契約と理解すれば、よく分かりました キュッヘルさん、ゴメンなさい 2009ニューイヤーコンサートでもバレンボイムの棒で元気に弾(奏)いておられました/中には明らかに60歳超の奏者もいたようです クラシック音楽で長寿まで技術的にでもOKなジャンルでは、1:作曲家2:指揮者3:ピアニストでしょうか 昔は声楽家は肺活量が効いて長寿でしたが今は一般人も長生きなので目立たなくなりました
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