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オバマさんは「黒人」初の大統領と多くのマスコミが報道しています。父親が黒人で母親が白人なのに、なぜ「黒人」という質問と回答数多くあり問題の大きさを感じています。
そこで、質問です。
◆米国で2000年に行われた「国勢調査」で米国の人種構成は(白人系43.8%、黒人系は24.1%、ヒスパニック系は22.5%、アジア系は6.6%)となっているようですが、
(1)人種を記入する際の基準はあるのでしょうか?単なる「自己申告」でしょうか?
(2)米国では出生届けで「人種」を登録するのでしょうか?(記入する場合に、基準はあるのでしょうか?)

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

(1)自己申告です。

「あなたの人種は何ですか?」と聞かれます。
嘘をつくこともできるでしょうが、それに対してなにかしらの罰則があったかどうかは憶えていません。もっとも、このデータは国勢調査の目的以外では使われないので、虚偽行為をしたところで大した意味は無いように思えます。

(2)出生届に関しては州によって細かな違いが有りますが、
「健康・医療の目的にのみ扱われる情報」として父親と母親の人種が記載されます。


オバマ氏の場合、自身を「黒人」として考える理由として、
「例えば私がどこかでタクシーを拾おうとしたとき、そのタクシーの運転手は私を『混血』の人間として見るだろうか?多分違うんじゃないかな」
と話しており、「白人+黒人=周りからしてみれば黒人」と考えているわけです。もっとも、選挙活動中の姿勢から見る限り、自分の人種は自分を形成する「アメリカ人」としての一面にすぎない、というアピールをしていた様に思えます。
 同氏の人種にばかりに固執するというのもバカらしいですが、自国の人種差別の歴史からいいかげん離れたい現代のアメリカにとっては、やはり「黒人/アフリカ系」というマイノリティーに属する大統領が出るというのは、一大イベントなわけです。そのためにオバマ氏の人種が注目を浴びていますが、やはり本人がそれを全面に押し出していない点がその広い人気の理由なんでしょうね。
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>(2)米国では出生届けで「人種」を登録するのでしょうか



そんな事をすれば、即人種差別として批判されます。
公的な場で、人種問題はタブーです。
人種構成は、アメリカなどの場合、混血がすすみすぎて、真のデータの集計は不可能です。
おおよその推計にしかすぎません。
オバマ氏にしても、カウントのしかたで、どこに所属するか変わってきます。
黒人というのも自分の自己申告でしかありません。
(ブラジルなどでは、黒人(ネグロ)ではなくムラート(黒人と白人の混血)に分類されるでしょう。
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