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松本清張作の点と線の本について、おもしろかったところ、印象に残ったところ、他の人に紹介するならどういう風に紹介するか、他の人の意見を知りたいので、教えてください。

A 回答 (2件)

「点と線」は推理小説として読むと、今から見ると「謎」が「謎」では


なくなってる部分があったり、トリックそのものに無理があったりして
「駄作」に分類されると思いますが、「その時代の通俗小説」として
読むと、風物や人物の描写が見事で一級の小説だと思います。

松本清張の推理小説、としてはむしろ「砂の器」の方が出来が良く、
彼の代表作はこちらだと私は思いますけど・・・

「点と線」は、旅行雑誌に掲載された小説である、という点からしても
「小説」の分野より一連の「土曜ワイド劇場」などルーツとして見る
のが正しく、また、その意味でも出来が良かったために、社会派推理
というジャンルを確立したんだと思います。「そのジャンルとしては
駄作だが、別ジャンルの元祖となった作品」という意味で、例えば
少女漫画としての「セーラームーン」(少女が主役の戦隊モノとして
見る)あたりと比較すると面白いかもしれません。
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今から新しく興味のない人にオススメするのは難しいです。


1の回答者の通り、肝心の謎が今の人間にとっては
まったく謎としての効果が無いからです。

ドラマなどで松本清張に興味を持った、
もしくは別の作家の時刻表ミステリィが好きだという人になら、
それらの原点になった作品という意味で、

推理小説好きにコナン・ドイルやエラリー・クイーンを
紹介するのと似たような意味でのオススメはできると思います。
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