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私は今までクラシックなんて聞いたこともなかったのですが、先日、知人の勧めで彼女のCDを聞きました。「奇跡のカンパネラ」。正直驚きました。特にラ・カンパネラとノクターンの第二番が最高でした。試しに他のも聞いてみたのですが、なんとなく彼女は素晴らしいということしかわかりません。彼女がどのくらいのピアニストなのか、現在の最高峰とされているピアニストはどんな人がいるのかなど知りたいと思いました。なにぶんまったくの素人なもんでわかりやすく、これからクラシック(特にピアノ)を聞く上でのアドバイスや豆知識などを頂けたら幸いです。まだ他にも、全く初歩的な質問で恐縮なんですが、何故ノクターンやエチュード、ソナタ等は第何番とかたくさんあるのでしょうか?全然曲調が違いますよね?またヘ長調だとかイ単調だとか全く理解できないのですが、どうかその辺についても教えていただきたいのですが・・・。お手すきのときでかまいません、教養のない私に胸を貸すつもりで回答いただけないでしょうか。よろしくお願いします

A 回答 (4件)

こんにちは。

No2の者です。

>例えばノクターンの場合、誰が作曲したものでもノクターンと呼ばれ、作曲された順に番号がふられるということですよね??。。
その時に仮にノクターンの第二番はショパンでも第三番はショパンが書いたものででなかったりするのでしょうか?
それとも、ショパンが書いたノクターンの内の第何番、という感じになるのでしょうか?

これについてですが、誰が作曲したものでも、ノクターンはノクターンです。
というか、その作曲者が「ノクターンだ!」と言えばノクターンです(笑)。
もちろん、クラシックというのは形式を重んじますので、まったく違うものをノクターンだという作曲家はいないと思いますが、それほど厳密なものではないようです。

番号は、その作曲家の、何曲目のものか、ということです。
交響曲だったら分かりやすいですか?
ベートーベンの第九とか。あれはベートーベンが作曲した交響曲の9番目のものなので、ベートーベンの(交響曲)第九、なのです。それと同じです。
もちろん、他の作曲家でも、9曲以上交響曲を作曲していれば、その人の第九があるわけです。有名なところでは、マーラーとか、ドボルザークとかがいますね(ドボルザークの第九は普通「新世界」って言いますけど)。

こんな感じで分かりますでしょうか?
何番まであるか、というのは、もちろんその作曲家が死ぬまでに何曲書いたか、ということで決まります。
ちなみに、ショパンのノクターンは全部で21曲あるようです。

参考URL:http://www10.plala.or.jp/frederic3/work/nocturne …
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この回答へのお礼

おお!!なんと素晴らしいサイトなんでしょうか。
ノクターンのことがすべて載ってるじゃないですか。
ここまで的確に答えて下さるなんて、きっとすごい膨大な知識をお持ちなんでしょうね。
しかもこんなサイトをしってることがすごいです。
だって人に簡単に物事を伝えるのって、実はすごく難しいことじゃないですか。
私は質問が検討違いなんじゃないかと心配してたくらいですからね^^;

ご自分でも演奏されるんでしたよね?
きっと誰にでも理解しやすい包容力のある演奏をなさる方なんでしょうね。
優しい音が聞こえてきそうですよ、本当に。

とりあえずお答え頂いたことをふまえた上で、まだまだ教えていただきたいことは沢山ありそう(たぶんこれから出てくるはず)なんですが、自分なりにしばらく聞いてみようと思います。できればそのマーラーやドボルザークも。。

また質問立ってれば知恵をお貸しください。
今はピアノソロばかり選んで聞いているのですが、なんかこれからクラシックが楽しくなりそうな予感です。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/02/24 01:38

こんにちは~。

#1の者です。何度も申し訳ありません(汗)。
ご丁寧なお礼をどうもありがとうございます。

前回の回答の時に余り時間が無くて今読み返すと乱文で、しかもお答えがあまりにも不十分すぎたかと思いまして恐縮しています…(^^ゞ)。

フジ子・ヘミングさんに関する面白いHPを見つけましたので貼っておきますね。(フジ子・ヘミングさんの昔の写真も何点か見れますよ。)
ここには掲示板もありますから、他のフジ子マニアの方々と交流ができるのではないでしょうか?
http://www5e.biglobe.ne.jp/~academyr/fujiko_hemi …

私は音楽についてはごく基本的な事と一部の好きな曲しかわからないので#2の方のお答えは私も勉強になりました。音階や調など確かに小学校の時に習ったのに今ほとんど頭に残っていないところが悲しかったです。

世界最高峰のピアニスト…。
これは難しいですね~。コンテストで優勝していたり、マスコミの注目を集めていたり世間の高い評価を受けていればそう呼ばれるのかもしれませんが、そういう事に捕らわれずにもっと個人個人で自由に楽しんだ方がいいような気が私はします。

ちなみに私は、20年程前のチャイコフスキー・コンクールのピアノ部門で優勝し、その当時天才と詠われたある外国人の方のリサイタルに昔行った事があります。確かに素晴らしい演奏だったのですが、その時その類まれな高い技術とされる演奏が、私の心の中にはあまり入ってこなかったのです。私には専門的な事は何もわかりませんが、きっと波長が合わなかったのかと自分なりに解釈してその方の演奏はそれ以来聴かなくなりました。

フジ子・ヘミングさんについては、その演奏をCDでですが初めて聴いた時にズシンと来るものがありました。フジ子・ヘミングさんの演奏テクニックについては一部では酷評を得ているようですが、私にはテクニックや理論を超えた所でフジ子・ヘミングさんの表現しようとされた事が何となくですが、伝わってきたような気がしてドキドキしました。

あ、ちなみにフジ子・ヘミングさんと同じように逆境に打ち勝って今も活躍していらっしゃるオーストラリア人の男性ピアニスト "デイビッド ヘルフゴット"さんの人生を元に作られた映画とその方のCDがありまして、念のためご紹介しておきます。これまた心を打たれました。

☆『Shine(シャイン)』(1996年/オーストラリア)
http://www.mediajapan.com/ocsnews/96back/544b/544/


CD:DAVID HELFGOTT PLAYS RACHMANINOV:PIANO CONCERTO No.3
(デイビッド・ヘルフゴット演奏 ラフマニノフ ピアノコンチェルト 第3番)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000003 …

もちろん学術的な面からのアプローチで聴くのも楽しいでしょうし、私のように動物的勘(?)のみに頼って心で選別して楽しむのも有りだと思います。(最も私の場合はもう少し基礎知識を貯えた方が楽しめる世界が広がるので勉強した方が良いのですが…。(^^ゞ))

chappioさんはこれからクラシック音楽とどのように付き合っていかれるのでしょうか?これまた底無しかと思うくらい奥深い世界ですから先が楽しみですね!(^^)
長くなってしまい大変失礼しました。

参考URL:http://www5e.biglobe.ne.jp/~academyr/fujiko_heming/fujiko_heming.html,http://www.mediajapan.com/ocsnews/96back/544b/544/
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この回答へのお礼

やはり良い音楽というのは良い人を引きつける力があるのでしょうか?
yum_pさんといいあなたといい、何故そこまで親切なんでしょうか。本当に感謝です。

また違った角度でのご意見、すごく参考になります。
「Shine」ですか。聞いたことはあるのですが正直今までノーマークの映画でしたよ
是非ビデオ借りて見てみます。
逆境のピアニストという面では共通してますね。すごく楽しみです。

フジ子の手はすごくごつごつしていてて、ピアニストらしからぬ手なんだそうです
きっとだからこそ全くの素人の私にも、技術や知識の壁を越えて彼女の音が響いてきたんだと思います。
クラシックと聞くと、上流階級の人たちのものっていうイメージが私の中であったのですが、彼女のピアノは頭の上を通り過ぎてゆくだけの軽いものではなく、心にずしっとくる気取らない質量感のある音だと思いました。
私はそこが好きです。
無理やり言葉にするとたぶんこんな感じです^^;お恥ずかしい・・・

私ももちろん直感で聞いていくつもりです。
正確無比なピアノより、おそらくフジ子のような何かメッセージのあるようなものを選んで聞いていると思います。
ピアノも人間が弾くのですから、人間くさくてもいいですよね^^;
ただ知ってるほうがよりその素晴らしさを認識しやすいかと思いましてね。
折角、素晴らしい音楽があるんだから、それをより深く実感できる私になれれば良いなと思ってます。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/02/24 02:33

フジ子・ヘミングさん、いいですよね。


私はコンサートにも行ったことがあります。
あまりピアノ曲は聴かないので、相対的な評価はちょっとわからないのですが、
好みの分かれる演奏だと聞いたことがあります。
(ちょっと自由奔放に演奏される感じ…というのでしょうか?)

用語について少しだけ…
ノクターン、エチュード、ソナタ、というのは曲の種類を表す言葉です。
ノクターンは「夜想曲」(夜の静けさをイメージしたものが多い)
エチュードは「練習曲」
ソナタは、ソナタ形式という形式で書かれている曲のことです。
番号は、普通は作曲された順番に1番、2番、となります。
ですので曲調とはあまり関係ないですね。

ヘ長調とかイ短調というのは、その曲が何の音で始まる音階で作られているか、ということを表しています。
ドレミファソラシ=ハニホヘトイロ、です。
また、長調は明るい曲調、短調は悲しげな曲調になります。
(このあたりは、小中学生の音楽で習うので、子供の方が詳しいかも(^^;)

専門的に言うと訳が分からなくなると思うので、できるだけ簡単に説明してみましたが…
(なんて言ってますが、私もアマチュア演奏家ではありますが専門家ではないので、音楽理論をきちんと説明なんてできないんです(汗))
少しでもお役に立てれば幸いです。

この回答への補足

的を得た簡潔明瞭な素晴らしい回答ありがとうございます。
今の私のレベルも考慮して下さっているし、すごく優しい回答です。
少し視界が開けたような感じがします。

そこで!!!厚かましくも新たな疑問が浮上なんですが・・・
例えばノクターンの場合、誰が作曲したものでもノクターンと呼ばれ、作曲された順に番号がふられるということですよね??。。
その時に仮にノクターンの第二番はショパンでも第三番はショパンが書いたものででなかったりするのでしょうか?
それとも、ショパンが書いたノクターンの内の第何番、という感じになるのでしょうか?
となると一体何番まであるのでしょうか???・・・。。。。等等。。。
またまた回答の方お待ちしております。お手すきの時でかまいませんからよろしくお願いします 

実は先週、大阪でのリサイタルに行く予定だったのですが、どうしても仕事の都合でいけなくなってしまい、本当に残念な思いをしました。
すごくよかったと聞かされて腹がたつくらい^^。
なんというか確かに独特のピアノですよね。強烈な個性の持ち主で相当の偏屈ばあさんらしいですね^^!言われてみれば、確かに賛否はわかれそうです。

補足日時:2003/02/21 02:12
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こんにちは。


私が以前こちらで打ち立てた質問 ↓
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=324476

をチェックしていただけると今回のご質問への答えにもなります。
(ほぼ同内容の質問です。)

手前味噌で失礼しました。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=324476
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。いろいろ他にも沢山CDが出ているんですね。早速私も参考にしてCDを探してみます。私もこの間リサイタルに行きそびれたので今度こそ準備万端でリサイタルに行きたいと思います。近畿圏にきてくれたらさいわいなんですがね^^
また質問立てることもあるかと思います、その時はまたよきアドバイスをお願いします

お礼日時:2003/02/21 02:19

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