プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

趣味で絵を習いたいと思っているのですが、油絵・アクリル・日本画など、どれを選んで良いのか分かりません。
日本画に魅かれるのですが、細部を細かく描くことは苦手ですし、透明感のある色彩なので、重ね塗りをして色を作ったりすることには、向いてない画法なのでしょうか?

他の油絵・アクリル画の特徴もアウトライン的にしか分かりません。
参考意見がありましたら、教えて下さい。
ちなみに、道具や、画材にかかる費用が安いものも知りたいです。
お願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

本来なら「日本画に興味があるのならまずやってみれば」で終わりなのですが、誤解を招く回答もあるので幾つか書きます。


----------------
・アクリルについて

>テクニックがない初心者にはお勧め出来ません。

確かに速乾性で計画的にやる必要もあるのですが、全体的に言えば初心者にも良いと思います。

速乾性に関しては、リターダー系のメディウムを使えば乾燥は遅くなります。

また、小・中学校の図工や美術などでは水彩が一般的です。アクリルは感覚的に比較的水彩に近い(水だけでやろうと思えば出来る)ので他の画材に比べ違和感を余り感じず製作できます。

また、基本的には絵の具、筆、紙、パレット、水入れだけで出来、特別な用具はいらないので手軽です(勿論、慣れた上でなら、様々なメディウム等で表現の幅は大変広がります)。

・日本画について

>粉末の顔料を膠で溶くなど、絵の具を自分で造る必要があり

たしかに本格的にやるのならそうですが、「一応」、乾燥させて固形化した顔彩やチューブに入った岩絵の具(正式には岩絵の具とは言わないのかもしれないが)で何となく日本画っぽくというのも出来るので、そちらも考慮しては。それで物足りなくなったら本格的にやるとか。

ただ、本格的に日本画をやる場合、子供のころから慣れ親しんだ水彩などの画材に比べ勝手が相当違うので、それなりの覚悟は必要かと思います。

・透明水彩について

はっきり言って一番、入りやすい画材です。本屋の美術技法書コーナーに行けば色々と入門書があるので見てみては。

よく、旅の途中でちょっとスケッチなんて趣味の人もいるでしょ。あれの多くは透明水彩です。

透明水彩の場合は、普通は買った絵の具をパレットの所定の位置に詰めて乾燥させてから使うのですが既に乾燥した絵の具が付いたパレットも売っているので手間いらずです。

・油絵の具について

個人的には「一番表現のバリエーションが広い絵の具」と思っていて、画材の中で経験も一番ありますが「初心者向き」かと言われると疑問です。

乾燥が遅ければ確かにやり直しは簡単ですが、絵の具やメディウムの種類や厚み、気温によっては何日も指触乾燥すらしない場合があり、製作が中断されます。

また、基本的にはカンバスに描くわけですが、カンバスは紙とはかなり違った感覚であり、慣れには時間が必要な上に一般的な中目でも紙に比べると相当荒く感じます。細目のカンバスを使おうと思ったら自分で布と枠を買ってきて張らなければなりません。

当たり前ですが油絵の具を薄めるのは「油」です。筆を洗うのも基本的には「油」です。なじみのある水彩は「水」で何でも出来ますから、まずそこで「面倒」という感覚が起きます。

アクリルのメディウムがどれをどう混ぜても、余り問題ないのに比べ、油絵のメディウムは役割や特徴がはっきり分かれていて、それぞれの組み合わせのセオリーなどを覚えるのに結構慣れが必要です。

それを覚えないと後で絵にひびが入ったり、製作中でも描いた部分がシワになったりするトラブルに見舞われます。

また、絵の具やメディウム自体やカンバス、他の画材では使わない道具など、一つ一つの値段が結構高く消耗品も多いのでお金的には多くかかります。

また、油絵には「臭い」が付いて回ります。家族がいたり、一人暮らしでも安いアパート暮らしならその辺も考慮しなくてはいけません。臭いを抑えたものもありますが、単に臭いを抑えただけなので換気はしなくてはなりません。

趣味であっても、ある程度の覚悟がなくては続かないと思います。
------------------
絵の具の値段ですが、文房具屋やディスカウントストアで売っている物なら別ですが、「専門家用」となると画材別に明確に違ってきます。

「初心者だから専門家用でなくても良い」と思うかもしれません。

しかし、安い絵の具は顔料を少なしたり、顔料そのものも安いものを使ったりしているので、普通に使うと「色のききが悪い」などのトラブルがあり、初心者には向きません。いつまで描いても思い通りの色が出なかったりしたらモチベーションも下がってしまいます。

油絵の具とアクリル絵の具、透明水彩、ガッシュなど値段の差はかなりあります。

基本的には油絵の具が一番高いですね。また、透明水彩は一見値段が高く感じるかもしれませんが非常に薄く塗り重ねるので結構長持ちます。

また、アクリルは一見安く感じても乾燥したときの「痩せ」が大きいので結局大量に使い、結果的に高くつく場合があります。(日本画の場合は顔料を膠で溶いて使うので他のチューブに入った他の絵の具と単純に比べることは出来ません。)

また、どの画材でもそうですが使われている顔料の値段によって絵の具自体の値段が変わってきます。一般的には天然の顔料を使ったものは美しく値段も高い。合成の顔料は安いが発色がイマイチ。ただ、土や錆を顔料にしているものは天然でも安いですが。

筆ですが、これはハッキリ言って画材別というより素材別で値段が変わります。

>筆は、アクリル、油絵の具は使い捨てに近い感覚です。(アクリルはナイロンなど、油絵は豚毛などで比較的安価です)

これは大変な誤解です。油絵の場合用途に合わせて大体、筆の材質も変わっています。豚毛は比較的安いですが、セーブルは大変高価です(ある意味 学生などには憧れです)。また、セーブルに似せて合成繊維で作ったリセーブルはセーブルよりは安価です。

アクリルの場合は少し事情が変わります。アクリルの場合は絵の具やメディウムの化学的特性上「ヤスリの上を筆でなでているよう」と評される場合があるくらいなので、筆先はかなり早く傷んできます。

だから、高価な筆を使ったのでは勿体無いという意味合いでナイロンなどの安い筆が使われる場合が多いだけで、描き味の面でナイロンが特に適しているというわけではありません。

また、透明水彩の筆がまともなものは数千円から数万円などということはありません。何をまともかということにもよりますが画材専門店に行ってもずっと安く普通にかける筆を手に入れることが出来ます。

同じ素材でも安い筆はすぐに毛が抜けてしまうので注意が必要です。
----------------------------------------
初期投資額は画材によって明確に変わります。

一番安いのは、透明水彩でしょう。絵の具つきのパレットと何本かの筆、水入れ、スケッチブックくらいで済みますから。専門家用の絵の具とパレットを買って自分でパレットに詰めても一番安いと思いますよ。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
大変詳しく書いていただき、大体理解できました。
絵画は、詳しい方や経験者の方によっても意見が相違するほど、多種多様な世界なのですね。
その中から自分のやり方とか核になるものを見つけるには、時間や経験を積み重ねないことには、方法はないのかも知れません。

唯一経験したことのある水彩画は、選択候補に入れていませんでしたが、この際、もう1度見直してみたいと思いました。
どの画法にも良い面・悪い面があって、どこに妥協点を見つけるか考えています。
でも、最終的には、やはり興味―なのかも、です。

お礼日時:2009/03/24 14:58

>「水彩ではセーブルでなければ~」は絵を描く個人の考えでで決まるものです。

あなたが決める事ではありません。

そういうことを決められる方なら、質問はされないでしょう。
初心者の質問なので、水彩画の場合は、筆だけは良いものをお使いなさい。
というのが、私の経験からのアドバイスです。
私も水彩を始めた頃は、安価なリセーブルを使った事もありますが、その後セーブルやリスに変えて、使い心地が良くなく、すぐに描き辛くなるリセーブル(合成筆)を何本も買うくらいなら、始めから良い筆の方が持ちも描き心地も雲泥の差で良かったと後悔しました。
自分の腕が上がったと錯覚するようです。

付け加えて言うなら、水彩画では、紙も専用の物の方が良いですね。
学童用の画用紙は安価ですが、これも専用のもの(国産ならワトソンが手頃です)を使う事で、水彩とはこういう物だったのかと思わせてくれました。
絵の具に関しては、国産のホルベインや、クサカベでも良いですし、海外製のものでもアーティスト用でなくても、習作用でも良いです。(W&Nなら コットマン)
(学童用のマット水彩は別物です)

弘法 筆を選ばずという言葉をご存知でしょうか?

ある程度のレベルの方なら、少々プアーな道具でも工夫して使いこなしてしまうでしょうが、初心者にそれを要求するのは酷です。
貧乏画学生ではなく、趣味(道楽?)で始められるのなら、最初の道具だけはいいものをお薦めします。
本当にやる気のある人なら、道具がどうであれ描いてしまいます。
しかし初心者ではそうはいかないのですよ。

(懐に余裕があるなら)道具をケチって、こんなものかで止めてしまうよりも、高い道具を買ったのだから続けようというのもありでしょうね。また、道具のせいでせっかく描けるはずのものを描けないのは残念ですよ。

技法に因って、ここには お金をかけた方が良いと言うポイントがあります。
水彩画では、それが、筆と紙なんです。(実際に水彩画をある程度のレベルで描かれる方に聞いてご覧なさい。)

P.S.
日本画においては、あくまで良い指導者がお近くにいらっしゃるなら、難しい物と尻込みしないで始められたら如何ですかということです。

また油彩やアクリルなら、筆ではなく、ペインティングナイフで描くという方法もポピュラーです。(筆より持ちはいいかもしれません)

加えて言うなら、やり直しが効き、重ね塗りが容易な画材程、初心者でも、自分の描きたい物に近づけ易いということです。
あえて、技量の必要な画材(水彩絵の具など)を選ぶ必要な無いというのが私のアドバイスです。
    • good
    • 1

色々な作品を見て、『あ、これいいな、好きだな』『こんな風に描きたいな』と思われるような作品に使われている画材を選ぶのが最適だと思いますが…。



ピアノの音色を聴いて『弾けたらいいな』と思いながらヴァイオリン選んだりしませんよね。
やりたいものに近い画材に挑戦すればいいのではないでしょうか。
後で余裕ができたら他のものにも興味が移るかもしれませんし。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですね。興味を持てないと続けることも難しいですね。
(性格的にその傾向、大です。)
色々と試してみてと言うより、1つ1つモノにしていけたら…と思います。
興味の面では、やはり、日本画ですね。

お礼日時:2009/03/25 16:06

>取っ付き易さと、扱い易さは違いますよ!



様々な画材をある程度扱いなれた人にならば、その理屈も通用するでしょう。しかし、質問者は自ら「初心者」と言っています。

画材の知識が色々あるのなら「描画の段階に限り、狭く限定するのなら」確かに油絵の具が一番扱いやすいと結論付けるでしょう。私もそう思います。

しかし、実際絵を描く場合は「画材を買い、描く場所で用意をし、描き、後片付けをする」といった一連の作業が必要です。

特に初心者には初めての行為がほとんどなので、少なくとも最初のうちはテンパってしまって、もう何がなんだかという状態になるのが普通です。

それを経験をつんだ上で描画と言う一連の行為の一部分のみを「扱いやすい」と言えるからといって、それをそのまま勧めるのは問題です。

初心者は扱いやすいと聞けば「全体として」扱いやすいと考えます。描くとき限定とことわりを入れても他の工程の大変さを同時に伝えなければ、自ら実行したときに大抵は「思っていたのとは違った」となることが多いのです。

つまり、初心者には取っ付き易さと、扱い易さをセットで考えなければならないと言う事なんですよ!
------------------------------
>ちなみに、顔彩やチューブのものは、あれは日本絵の具ではないですよ

人工岩絵の具や胡粉と膠を練ってチューブ詰めにしたものは実際にありますよ。

それに私は回答で「何となく日本画っぽく~」と言っています。
------------------------------
>同じレベルの物を比較するならともかく、あっちは入門用、こっちはプロ用で比較してはまともな評価は出来ないと思いますよ!

質問内容が「色々な画材の最高品質のものを比べる」というものならば、あなたの言うことは正しいのでしょう。

しかし、質問は「初心者がこれから使う画材について」と言うものです。

もし、質問者が「お金を腐るほど持っていて全ての画材で最高級のものを揃えられ、個人教授でわかるまで手取り足取り教えてもらえる」のならば別ですが、個人教授を受けるのではなく教室に通おうといっているわけですから、失礼ながら億万長者と言うことではないと考えます。

油絵の具や透明水彩の場合、同じメーカーのセット売りで「専門家用」と「学生用(習作用)」の差は2~4千円程度しょう。

その程度だったら、なるべく高価なものを使った方が良いという事になります。

しかも、違いは顔料の値段の差や体質顔料を多く使用して薄めているかと言った「質」のみの話であって「チューブから出して使う」といった慣れ親しんだ方法自体は変りません。

しかし、日本画を本格的にやる場合はやはり自分で膠を煮て顔料と混ぜると言った「通常、他の絵の具とは違った工程」を自らがをやることになります。

また、それに伴い買わなければならないものも多くなり、しかもそれは学校で使った慣れ親しんだ「水彩の道具」とは、違ったものが多いわけです。それをいきなり初心者にやれと言ってもかなりきついことになると思います。

つまり、新しい画材を使う時はただでさえストレスを感じやすいのに、いきなり慣れ親しんだことと大きく違うことをやったのでは、良さが分かる前に興味を失ってしまう可能性が高いわけです。

質問者は「命をかけて描きたい」とか「プロになりたい」と言っているわけではありません。あくまで「趣味」といっています。

「プロになりたい」と言っているならば、「興味がわくどうこう」などというのは甘いと思いますが「趣味」なわけですから、なるべく陥りやすい問題で挫折をしないよう配慮をするのは当然です。

そういった観点で、顔彩やチューブ入りのもので雰囲気を味わい、興味がわいて更にステップアップしたければ本格的に、という流れにしたほうが、質問者の可能性を伸ばせる確立が高いのではないでしょうか。

「高価なもの」「本格的なもの」を使った方が望ましいことが多いのは事実ですが「幾らでワンランク上のものが買えるか」「それは初心者にどの程度ストレスをかけるのか」は画材別、状況別で変化します。

そして前述したように、この質問スレッドは「各画材で最高のものを比べて評価しよう」というものではありません。あくまで質問者が絵の道に入るに当たって適切なアドバイスをしようというものです。

それを全く無視して「あっちは入門用、こっちはプロ用で比較してはまともな評価は出来ないと思いますよ!」などと言うのは何とも杓子定規で質問の趣旨を考えない回答だと思います。質問者のレベルや状況に合わせて臨機応変に回答しなければならないと言うことですよ。

また、筆が数千円から数万円などともおっしゃっていますが、確かに本格的にやるのであればそういう筆もアリなのでしょう。

しかし、これからはじめようとする人にそんなことを言ったら「そんなに高いのか。では無理だ。」と言うことに成りかねません。これも初心者の可能性をつぶすことになりかねません。

>水彩では、高価なセーブルが必須ということです。

これも大変問題のある回答ですね。

もし、高価なセーブルが「必須」であるなら、それを買えない人は水彩が出来ないことになります。元々お金持ちの出なら別ですが例え高名な画家でも最初から高価なセーブルで描いていたとは考えにくい。

最初は普及品を使い、自分が絵の道を突き進んで行くうちに作品のために高価なものを買い求めるのが普通なのではないでしょうか。

大抵の場合、高価な筆が安価な筆に勝るのは当たり前です。しかし、だからと言って初心者に高価な筆をいきなり勧めるのは問題ですね。

これは絵の具や他の道具も含めてですが、その人の状況や発展段階に応じて画材を勧める必要があります。

>油絵では豚毛で殆ど行けるがセーブルもつかって表現を広げる、水彩ではセーブルでなければ使えない、この差は大きいです。

「殆ど行ける」というのは「行こうと思えば行ける」であり、豚毛だけで行く、もしくはその後セーブルで表現を広げるかや「水彩ではセーブルでなければ~」は絵を描く個人の考えでで決まるものです。あなたが決める事ではありません。
--------------------------------
結果的に貴方の回答は

「質問者の質問意図、レベル、事情などを全く無視し、断片的に知識を羅列している」

ということですよ。

このサイトの趣旨は知識をひけらかす事ではなく、自らの知識と経験に基づいて質問者がより良く問題を解決できるようアドバイスをするというものでしょう。

その場合、質問者の状況を無視することは意味がないと言うことです。

知識をひけらかしたいだけなら専門サイトにでも行き、あなたと同じ程度のレベルの人たちと論戦してください。ここはそういうサイトではありません。

このサイトは議論をする所ではないので、このくらいにしますが、どうか質問者の状況に不適合な回答をして質問者の可能性の芽を摘むことは止めてください!知識や経験のある者とない者では、その分野の常識や感覚が全く違うのだと言うことをどうか理解してください。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとうございます。

実際に手取り足取りでなく、言葉だけで教えることは、大変なことですね。皆さんが書いてくださったことは、大小問わず新しい発見で、原動力の基です。

ご理解頂き、嬉しいです。

お礼日時:2009/03/25 14:49

そういうことでしたら画材の研究と平行して勉強して行くと良さそうですね。


高い顔料はどうしたって高いです。
画材じゃない物を使う手だってあります。
顔料とそれをつなぐ塗膜成分というメカニズムがわかりやすいのはアクリルや油ですが。
日本画の人でも岩絵の具をつかって定着はアクリルメデュームという人も居ます。

お金がかからないのでしたらやはり水彩でしょう。
クレーのように水彩をベースにしていろいろ重ねて行く技法だって考えられます。

この本はお薦めです
http://www.holbein-works.co.jp/announce/publishi …
このサイトとか
http://www.holbein-works.co.jp/announce/anatomy. …
このあたりを参考に自分でいろいろ遊んでみると楽しいし習うよりいろいろわかると思います。
教室はやはりどうしても描き方中心ではないでしょうか。
あと貸画廊などに多様な作品を観に行って間近で眺めて分析するといろいろわかります。秘密主義の人も多いですが教えてくれる人も居ますし。自分で考えるのも楽しい。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

抽象画、の時もご回答いただいたと思います。
ありがとうございます。

あれから、自分で扱え、購入できる画材で描いてみたりもしたのですが、色がのっぺら、と言うか深みが出ないので、日本画・油絵・アクリルなどの未知の領域を試してみたくなりました。
画材の知識は、絶対に必要なので、絵が描けなくても教室に行ってみようと思いました。

ある方からエミリーウングワレの絵を見る事を勧められ、とても感動しました。共感でき、印象的な部分は、真似事にならない感じで自分なりの表現に生かせたら、と思います。

確かに、他の人の作品をみることは、良い勉強ですよね。

お礼日時:2009/03/25 14:27

あと、もう一言。



あなたが、どのようなものを描きたいかで画材を選んだ方が、後々の為にも宜しいかと思います。

画材は、描きたい物を表現する為に、適切な物を選ぶものです。

まぁ、ホームグラウンドというか、ベースになる技法は持っていた方が良いと思いますが・・・・

そういう意味では、講師の数も多くポピュラーな油絵から始めるのが良いと思いますが・・・・

日本画であれば油絵から入るのは、かなり遠回りになるかもしれませんけど・・・
もし、日本画の講師の方が傍に居るのなら、日本画から入るのも悪くないですよ。
初期投資は、どれも大差ないですから。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

以前、こちらのgooで質問したのですが、『抽象画』が描きたいのです。
具象画の基礎なしに抽象画が描けるか―色々とご意見を頂きました。

描くことに対しての意欲があっても、描き方が(画材の扱い)が分からないので、教室に通おうかと思った次第です。
きれいにきっちり描くよりも、自分大の表現をしたいです。

色々とありがとうございます。

お礼日時:2009/03/24 23:26

P.S.


ちなみに絵の具と言うものは、顔料はどの絵の具でも使われる物はほぼ同じで、違うのは、顔料(色のもと)を接着する定着剤の差です。
(日本絵の具では、粒子が西洋絵画のそれに比較し、かなり粗い物も使われますが)

ということで、顔料(ピグメント)を購入して、自分にあう定着剤を捜すというのも手かもしれないですね。(自分で絵の具を作る)
(大きな画材店なら、テンペラ用として顔料単体で購入する事が出来ます。)
http://www.holbein-works.co.jp/pigments.html
http://www.kusakabe-enogu.co.jp/products/pigment …

油の具なら、乾性油
水彩絵の具なら、アラビアガム
アクリルならアクリルエマルジョン(アクリルメディム)
パステルならトラガカントゴム
日本絵の具なら膠
テンペラなら卵黄

です。

ちょっと初心者向けではないかもしれないですが、こういう入り方もあるという事を書いておきます。

参考URL:http://www.artnavi.ne.jp/representation/gazai/in …
    • good
    • 1
この回答へのお礼

再度、ご回答ありがとうございます。
紹介してくださったサイトを覗いてみました。
画法だけでも個性があるのに、そこに付随する画材は、種類だけでも無限大ですね。(その分、表現方法が数多くあるということなのでしょう。)

自分で絵の具をつくる―まだまだそう思えるレベルでは、ありませんが、いつか表現方法に役立ってくれそうです。

お礼日時:2009/03/24 23:00

アクリルは、その絵の具の性質上(アルカリ性になるので)獣毛を劣化させるため、長期の使用ができないのです。



油絵における古典的技法でセーブルを使うのなら、確かに高価です。
しかし現代的な技法で使う豚毛は安価な使い捨てですね。

水彩ではセーブル、あるいはリスといった比較的高価な筆なくては使えないというのが実情です。リセーブルなどの安価な合成筆ではすぐにまとまりが悪くなり使えなくなります。
油絵でも当然安価なリセーブルなどの合成筆を使う事は可能です。
油絵では豚毛で殆ど行けるがセーブルもつかって表現を広げる、水彩ではセーブルでなければ使えない、この差は大きいです。

また油絵の具は比較的粘度の高い状態で絵の具を用いますので、筆のまとまりを気にする度合いは、水彩や日本画に比べれば低いですから、安価な筆でも使用に耐えます。

一般に低粘度の絵の具を使う程、筆の品質を問われます。
これは、
透明水彩=日本絵の具<アクリル<油絵の具で考えれば、理解しやすいと思います。

油絵では、高価なセーブルはある一部を描く時にあると便利な筆ですが・・・
水彩では、高価なセーブルが必須ということです。

認識が間違っていますか?

初心者がより自分の感性に近い作品に仕上げようという事であれば、難易度は

日本画>透明水彩>ガッシュ>アクリル=油絵=パステル

ではないでしょうか?

取っ付き易さと、扱い易さは違いますよ!

個人的には、日本画に興味があって、教えてくれる人が身近に居るのならぜひ日本画をやってみて欲しいのですが・・・

ちなみに、アクリルは結構融通が聞くので、研究心が旺盛の人なら、ミクストメディアということで、日本画の絵の具をも取り入れ得て描く事は可能ですが・・・
いかんせん、資料が少ないので試行錯誤です。

そういう意味でもカルチャーセンターなどで習うのなら、油絵が初心者には、一番手頃ですね。

P.S.
ヤスリのテクスチャなら日本画が一番辛いかもしれないですね。
ヤスリのような絵の具を使うのですから

ちなみに、顔彩やチューブのものは、あれは日本絵の具ではないですよ。
ガッシュを日本風にアレンジした物で、メディウムにあたるものも膠ではなく、でんぷんなど、学童用のマット水彩に近い物です。
あれを日本絵の具と言うのは、ちょっと問題ですね。

同じレベルの物を比較するならともかく、あっちは入門用、こっちはプロ用で比較してはまともな評価は出来ないと思いますよ!
    • good
    • 1

それぞれの特徴や費用などはすでに皆さんが回答されているので、簡単に。



とっつきやすいのは透明水彩でしょうか~
自分の経験では油絵とアクリルはどっちもどっちという印象です。
油絵は素材に馴染みがない反面、ゆっくり描けるし、教室やハウツー本も多く、アクリル画は水を使えるので素材に馴染みやすい反面、絵の具の乾き方や筆跡の出方などが色やメーカーによってかなり違っていて、自分のものにするのに時間がかったことや、教室やハウツー本も少ないと感じました。

それより何より…
「好きこそものの上手なれ」ですよ!
あまりにお金がかかるのでは長続きしませんが、興味のあるもの、鑑賞者として魅力を感じるジャンルはモチベーションも高まるのでは?

お近くにカルチャーセンターとか絵画教室などがあれば、実際に通うかどうかは別にして、実際に描いているところを見学してみるのも良い判断材料になるかもしれませんよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
水彩画、オススメ度高いですね。
自分でも調べて、候補に入れようと思います。

日本画に魅かれるのは、その色の清々しさ、透明感です。ただそれに見合う繊細な絵が描けるようになるのか、少々不安です。やってみないことには、確実ではありませんが…画材にしても高価なイメージがありました。

教室に見学に行く―いいかも知れません。展覧会や美術館の絵は、玄人の完成品ばかりなので、圧倒されるばかりですが、絵画教室では、崇高にさえ思える絵を描くことも、もっと身近なものになるかも知れません。先ずはそこから、ですね…。

お礼日時:2009/03/24 15:59

>趣味で絵を習いたいと思っているのですが・・・・



あの~「習いたい」と思っているんですよね?
そうしたら そのお教室の先生に相談するのが一番いいと思います。
まず「何を習うのか」が 先決じゃないでしょうか?
日本画を習うのに油絵の具じゃないでしょうし・・・
決まってから 相談すれば 適切・最小限のものを選んでくれると思いますよ。
そう思いますが いかがでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
多分、回答者さんの想像以上に絵画についての知識がないもので…それぞれの違いが明確にならないと、選択ができません。
教室によっては、油絵だけ・日本画だけというところもあるので、やはり、画法をきめないと…なのです。
こういう時に、美大に行ってたり、絵を描いてる知人が居ないのが、ネックですね。

お礼日時:2009/03/24 13:44

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!