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A色とB色が接して並んでいるとして、

(1)油絵やアクリル絵の具の場合はA色が乾いていれば、すぐ横にB色を塗ってもお互いに色は滲まないですよね?(合っていますか?)


(2)水彩画の場合はA色が乾いていない場合、B色が隣に来たら間違いなく滲むと思います。しかし、A色が乾いていてもB色が水っぽい場合はA色が滲んできてしまうと思います。これはB色の水分量に寄るのでしょうか?水彩画の場合、色をきっちり塗り分ける(A色とB色の間が滲まない、境界がはっきりした状態)技法が何かあるのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • うれしい

    >油絵具の場合、完全に乾くまでに1週間くらいかかってしまうケースもありますので「乾いていれば」の前提はあっていますが、とても時間がかかるかもしれません。

    ご回答大変にありがとうございます。追加で質問させてください。ですと、油絵の抽象画で色同士がきっちり分かれているような絵はとても乾燥に時間をかけながら描いている可能性が高いという認識で合っているでしょうか?

    >1 マスケットインクという液体マスクを使う方法。
    >2 マスキングテープを使う方法。
    >3 マスキングシートを貼って、カッターでにじませたくない部分をカットして守る方法。

    一番とっつきやすそうなのがマスキングテープなのですが、繊細な薄い水彩の色の上に貼った場合、絵の具の色の粒子が取れてしまうのでは?と疑問に思いました。皆さん普通にマスキングテープや、マスケットインクを使いながら絵を描いているのでしょうか?

      補足日時:2022/05/06 00:04

A 回答 (2件)

>油絵の抽象画で色同士がきっちり分かれているような絵はとても乾燥に時間をかけながら描いている可能性が高いという認識で合っているでしょうか?



油絵具を使ってみるとわかるんですが、水よりも粘りがあるので滲みにくいんです。
だからA色の隣にB色を塗っても、塗り方次第で違ってきたりします。
サラダ油とか、オリーブオイルとか、触ってみるとねとーっとしてるじゃないですか。あんな感じなんですよ。にじむイメージ、あんまりないですよね。

油絵具は、顔料とバインダーの役割をする油を混ぜてこねてつくられています。
出してみて「硬いな」と思ったら、とき油で薄めて柔らかくします。テレピン油とかペトロールっていいます。

とき油は水みたいにさらさらで、例えば灯油やガソリンみたいな油なんです。とても揮発しやすい。
とき油が揮発したところは埋まらなくて、ちいさな穴が残ります。
そこは空気に触れる面になって、乾燥が進みます。

あとは、油絵具をあんまり薄めずに、ねっとりしたままで載せていく塗り方なんかもあります。技法次第なんですよね。



>繊細な薄い水彩の色の上に貼った場合、絵の具の色の粒子が取れてしまうのでは?

お察しの通り、剥がれることがあります。

ですから背景など面積が広く、一気に仕上げたい部分などを最初に塗る時などに使うのが一般的じゃないかなと思います。

既に描いた部分には使わない。
なので、塗る順番を考えて制作することがわかると思います。
好き勝手に塗っているように見えて、実は計算して描くのが水彩だったり。

水彩紙の周囲4辺をテープでマスクして、綺麗な四角い絵のエッジを作るとか。
グラデーションを一気にしあげてしまいたいとか、そういうケースです使いますよね。
メインテーマの部分にマスクし、気兼ねなく背景を仕上げる。そんな感じです。

また、滲みを減らす方法として水彩紙を使う、ということがあります。

ケント紙のような表面がつるっとしている描画紙と、ワトソンやコットマン、キャンソンなどのように「ボコボコしてて吸い込み力がすごい紙」では、描画のテクニックが違ってくる、みたいなコトがあります。

水彩紙には、にじむよりも先に吸い込んでしまう力があったりするので、たとえ隣り合っていてもわりとイケる、みたいなことがあったりします。

マスキングシートの場合ですが、ノリの薄い弱粘着タイプと、しっかり貼る強粘着タイプがあります。

あと、絵具のアクリルガムは溶かさずに、接着溶剤だけ溶かす「ペーパーセメント・ソルベント」というものがあったり、ドライヤーで温めていくとうまくいく、なんてケースもあります。

まあ、とりあえず水彩をやってみられてはいかがでしょうか?

思ったよりもできるな! とか、ここは難しいな! とか、感じ取れると思います。

ただ全般的なお話をすると、マスキングってけっこうめんどくさいので、なくてもいいじゃん、描いちゃえ! ってなることが多いんじゃないかなと思います。

マスキングをする時っていうのは「どうしてもこれをきっちり仕上げたい」って強く考えた時だと思います。マスキングなしでも、意外といけたりしますし。

水彩紙やイラストボードを使ってみると、違いがわかるかもしれません。

水彩の場合、マスキングよりも、紙が曲がる、ボコボコになるって悩みのほうが強くなるかもしれません。

「水張り」で対応するか、イラストボードを使うことになります。
そっちも調べてみてください。
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この回答へのお礼

実践的なアドバイスで大変参考になります、同じ疑問を持っている方々にもこのアンサーは今後参考になるのではないでしょうか。ご返答の内容を踏まえつつ色々と試してみようと思います。ありがとうございます(!)

お礼日時:2022/05/10 20:09

>油絵やアクリル絵の具の場合はA色が乾いていれば、すぐ横にB色を塗ってもお互いに色は滲まないですよね?(合っていますか?)



にじむ・にじまない、は、絵の具を紙やキャンバスにくっつけるノリのような役割の成分の性質によります。

ノリの役割をするものを「バインダー」と呼んだりします。

油絵具の場合、完全に乾くまでに1週間くらいかかってしまうケースもありますので「乾いていれば」の前提はあっていますが、とても時間がかかるかもしれません。

アクリルの場合は乾けば耐水性になりますので、色はにじまないですね。

油絵はバインダーを溶かすものが「とき油」「描画用油」になります。
これは油絵の具がじわっと乾くので、そのスピードを早めるために揮発しやすい油で絵の具に気泡をつくって、空気に触れる面を増やして乾かす、という役割をします。

アクリルのバインダーはアクリル樹脂で、水にとれるけれども、乾いたら水ではとけないという性質があります。

水彩画は、アラビアガムというバインダーを使いますが、これはいつでも水にとけちゃいます。

なので、固まった絵の具でも水をつければ水彩につかうことができるんですね。

さて。

水彩で隣り合った色がにじまないようにするには、水を防ぐ必要があります。

それを実現するために、マスキングという方法を使います。

大きく分けて3つ。

1 マスケットインクという液体マスクを使う方法。
2 マスキングテープを使う方法。
3 マスキングシートを貼って、カッターでにじませたくない部分をカットして守る方法。

3はハードルが高いです。
カッターで紙まで切ってしまう危険性があるので。

ということで、大きな部分はシートを貼って、細かい部分はマスケットインクを使うのが良いのではないかな、と思います。

マスケットインクと、マスキングシートの使い方については、紙との相性がありますので、YouTubeなどの動画を探してみてください。
そして練習をいっぱいして、本番に臨んでください。
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