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プロ棋士の失格負け事項って、なにがあるのでしょうか。

対局中、第三者からアドバイスを貰っても(その疑いのある行為をしても)敗戦にはならないのでしょうか。

A 回答 (7件)

失格というのは参加権剥奪であり、反則負けより処分が重いのです。


ご質問者の問いは反則負けのことを聞きたいのだと思いますが、
質問内容が助言を含んでいることと、既に反則負けについては多くの意見が出ているので
参加権剥奪について述べていきます。

まず、ご質問の助言ですが、これは助言したものが罰則を受けることになります。
つい先日の名人戦でも対局中に観戦記者がサインを求めるハプニングがありました。
一種の妨害行為であり、記者は厳重注意処分を受けました。
もし、度重なれば観戦記者失格となります。

加藤八段がテレビ棋戦で待ったをして処分を受けています。
何分にもテレビ将棋ということで逃げ場がなかったようです。
(実はよくあることです。。。)
http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/news/2005.cfm?i= …

対局場へ行かない場合、それはファンへの裏切り行為です。
名人戦では単に敗戦扱いになりますが、他の棋戦の扱いはよく分かりません。
概ね棋士人生で数回これをやると廃業勧告が出され致命的になります。

その他にも行動等、プロにあるまじき下品な振る舞いは棋士失格の対象になります。
この辺りの倫理規定は野球など、他のプロスポーツと大差ないでしょう。
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物理的に対局場に来ることができないと「失格」になるようです。


渡辺竜王のブログにマイナビ女子オープンの第1局が挑戦者の岩根忍女流二段が出産のために延期になったという記事に関するコメントで
> ちなみに竜王戦では第1局を指せないと失格になり、挑戦者決定戦敗者が繰り上がっての番勝負になるのですが、出産ではそうもいきませんね
という記述があり、知りました。
http://blog.goo.ne.jp/kishi-akira/
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失格、反則負け、反則、禁じ手


それぞれ意味が違います。

失格:もともと対局する資格がないこと。
反則負け:運営ルールで定められた「反則による負け」。
反則:運営上定められたルールに違反すること。差し手以外のルールも含まれる。どの程度の処罰にするかは、運営上のルールによる。
禁じ手:将棋というゲームで、指してはいけない手。処理方法は、運営上のルールによる。連盟の公式戦では、指し直しできない(反則負け)。
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対局中に第三者からアドバイスを貰った棋士、というのは聞いたことがないですね。

助言をする側としてもわざわざする意味もありませんし、何より棋士は自分の指し手に誇りを持って指していますので、そういった事例は今後もまず起こりえないでしょう。

ちなみに 二歩etcで反則負けになった、という例は結構あります。妙に出回っている「プロ棋士が二歩で負ける瞬間」なんて動画がありますが、他にも棋士が反則の手を指して負け、といった例は沢山あります。猿も木から落ちるんです。
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反則としては #2 の他にも


・自分の手番ではないにもかかわらず指してしまった (特殊な例として「後手番が先に指してしまった」ことがある)
・動けない場所に駒を動かしてしまった (斜めに動く角は特に注意. 特殊な例として「駒を取ったときに, その駒のいたところとは別のところに動かしてしまう」というのもある)
・成れる駒を成った状態で打ってしまう
などがあります. あと, 対局開始時刻に遅れた場合, 事情がなければ「遅れた分の 3倍の時間を持ち時間から差し引く」ことになっているので, あまりに遅刻するとそのまま負けということになります.
なお, 公開対局以外で「第三者がアドバイスできる」としたら, 記録係と (正副) 立会人だけですね. やっぱり記録係も「危うく口に出しそうになる」ことはあるそうです. で, 感想戦の途中で記録係に指摘されて「あ」ということはたまにあるとか.
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失格負け事項はありません



あるのが 反則または禁じ手

次に挙げる行為は反則と決められており、着手した場合直ちに負けとなる。反則行為が行われた時点ではそれに気付かずに手が進められても、後になって反則に気付き、指摘された時点で勝敗が決定する。ただし、対局相手が反則に気づかないまま投了、終局した際は投了が優先される。

また、対局中の助言は一切禁止されるが、反則行為が行われた場合に限り第三者がそれを指摘しても良い。

二歩
自玉を相手駒の利きにさらす手
連続王手の千日手
いったん着手した手を変える行為(待ったと呼ばれる)
仲間同士の気楽な対局や駒落ちなど指導を目的とする対局の場合は、例外的に許可される場合もある。しかし、多くの人は「待った」をマナー違反とみなすため、注意が必要である。
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公式ルールの失格は、二歩、打ち歩詰め、行き所のない駒を打つこと3つですが、助言を慎しむのは言うまでもありません。



しかし助言された対局者が有利になるかどうかは別問題です。
局面を一番深く読んでいるのが両対局者なのに、盤面を少し見ただけのプロが対局者を上回る手を発見できるか疑問です。

たとえば「あれっ、詰みでは?」と言ったとしても
本当に詰みがあるかどうかわかりませんし、信じて読んでも詰み手順を発見できなかったり、詰みそうで詰まないことがわかった場合、その読みのために無駄な時間を費やし結果持ち時間がなくなって負ける原因になることも考えられます。

もちろん助言されていないほうの対局者も読みを乱されるわけで、無責任な発言が勝敗をどちらに左右するか不明です。

となると発言したプロは厳重注意または処罰を受けることになっても対局者が失格となることはないと思われます。
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