
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
「押印」と「捺印」は正しくは署名捺印(しょめいなついん)と記名押印(きめいおういん)と使用します。
自分で直接名前を筆記用具で記すこと(サインのことです)をいい、記名は自分の名前を例えばゴム印を押したり、予め契約書に印刷しておいたりすると、すなわち署名以外の方法で自分の名前を記すことをいいます。
押印、捺印はいずれも印章を押すことですが、署名には捺印が、記名には押印がそれぞれ対応して
用いられます。
また、法的な証拠能力としては、直筆でサインする署名の方が証拠能力として高く、証拠としての有効性は
1.署名捺印
2.署名
3.記名押印
4.記名(これだけだとほとんど法的効力がない)
の順になっています。
この回答への補足
詳しく回答していただきありがとうございます。
回答から判断するとただはんこを押すといったときには
どちらでも構わないということなのでしょうか。例えば
「回覧板にはんこを押してください」というときはどう
なのでしょう。(つまり署名、記名はなし。)
追加質問になってしまいましたが宜しくお願いします。
No.6
- 回答日時:
補足へのアドバイスです。
回覧板などの「確かに廻って(読みました)来ました」という、認め程度でしたら「押印」でも「捺印」でも構わないと思います。
厳密にはハンを押す(押すだけでサインをしない)事を押印と言いますが、
回覧板などはあまり深く考えなくて良いのではないでしょうか。
「回覧板にはんこを押してください」であれば
「回覧板に押印してください」でも、「回覧板に捺印してください」でも差し支えないと思います。
No.4
- 回答日時:
手元にきちんとした資料がないのですが,もともとは捺印のほうが広く使われていた言い方ではないでしょうか。
それが,昭和21年に当用漢字(1850字)が制定され,この中に「捺」の文字は入らなかった。
当用漢字表は非常に制限色が強かったので,表内漢字である「押」を使った「押印」が公文書などで用いられるようになった。
その後,昭和56年に常用漢字表(1945字)に変わり,漢字の制限ではなく目安となったので,振り仮名つきなどの形で「捺印」も使われるようになった。
当用漢字表があっても「捺印」が(公文書は別として)一般人の間で残ったのは,昔から親しんでいる語というだけでなく,母音が連続する「押印」よりも,「捺印」のほうが発音しやすく,また聞き違いが少ない,ということも関係しているのかもしれません。
(以上,全くの推測ですので,違っていたらごめんなさい)
この回答への補足
文字が当用漢字ではなかったというのはあり得ることなのかもしれませんね。また音の響きとしても捺印の方がいいですよね...
なんだか詳しく調べていただいたようでありがとうございます。m(__)m
No.1
- 回答日時:
回答になっていない回答ですが「押」(おう)はおしつける。
おさえる。「圧」に似て「推」とは異なる、とあります。
それに対し、「捺」(なつ・だつ)は手で重く押さえつける・・・
という意味があるようです。
「押捺」(おうなつ)という言葉もあるのですね。
双子みたいなものなのかなあ。
「押」の方がより広い意味合いを持っているので使いまわしは利きますよね。
「捺」の方は意味が狭い分(それしか意味を持たないということで)
より丁寧な印象を受けるのかもしれないですね。
「ご捺印」は言いやすいですが「ご押印」とは言いにくいですもんね。
詳細については専門家の意見を待ちましょう。(^_^;)
調べるとほとんど意味の違いが見いだせないんですよね。
でもとっても気になってよく固まっている自分がいるんですどちらにしようかと...
ありがとうございました。
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