No.2
- 回答日時:
こんにちわぁ♪ =*^-^*=
同じく。。。
10曲も聴けば、答えがでませんか???
みんな同じじゃありません。
そもそも、「形式」など知らないで作曲する人もいるわけで、爆!
貴方の好きに作曲してください。
がんばってね。^^
No.3
- 回答日時:
>逆にすすんでもいい曲があってもいいと思いませんか?
いいと思いませんか、というより「かなり多数実在します」
100~200曲聴けばそれ(「起承転結」)以外のパターンがある事が流石に判ると思います
ちなみにかなり色々なパターンがある中で、「起承転結」のパターンが「(ある程度以上)面白いものに最もし易い」だけです
他のパターンで面白いものも当然あります
実際「結」から始まるパターンは結構あります(映画とかでも良くあります)
ちなみに「結転承起」というパターンは見たことないし、作る側の人間として流石に面白くできる自信が無い
これで面白い作品作れたら、正に歴史に残る気がする
また「起結」というパターンもあり得ますが、面白い物にし難いだけで、これで面白い物が作れるなら全然問題なし(ミニマルテクノはこの辺りに近いかも、あれだと「起承」かも)
尚且つ、他の人に聞かせるつもりがないのであれば、本当にどんなのでも問題なしです(他の人が全員面白くないと言っても、自分が面白いと思えればそれでいいからです)
ちなみに「起承転結」のどれにもジャンル分けできない音楽もありますよ
ノイズ系音楽なんてその辺りの代表的なところかと
だってそこら辺走っている車の音を聴かせるだけだったりするから
それでも音楽としては成立してしまいます
典型的様式的パターンと言う意味で質問しました。つまりオーソドックスは起承転結であるということです。その亜流としてさまざまなものが存在することはあります。なんというか、まったくポピュラーな「様式」「しきたり」ということですね。
人間の決まりきった思考にあわせると言う意味合いだと思います。反対にしたらそれを味わうことのできる人はわずかでしょうから。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
クラシック音楽(現代音楽などは除く)は、たとえ即興曲といわれるような自由な形式の音楽についても、何らかの形式性が認められる事がほとんどであるのは確かではあります。
では具体的に、クラシックの代表的な音楽形式である、交響曲やソナタはどうなっているかというと、普通は第一楽章はゆっくりした序奏がつく事もありますが、どちらかの主題がそれなりに急速的な提示部のソナタ形式が多いはずです。(もちろんシューベルトのピアノソナタのように例外もあります)これは厳かであるかは、あまり関係がないと思います。
そして、第二楽章に緩徐楽章が来て、第三楽章にメヌエットやスケルツォ、終楽章にはやはり急速的なソナタ形式やロンドがきます。
これは、歴史的な背景として、交響曲の祖先である序曲が急-緩-急という形式をとっていたからかと思います。
協奏曲はもっと分かりやすい急-緩-急構成が多いですね。
それとも、ベートーヴェンの第五交響曲に確立された、暗から明へという構図の事でしょうか?
確かに、この交響曲以降、この形式をとる楽曲は多いです。例えば、有名な第九交響曲もそうで、結果的には明るい急速的な終楽章を取ることになるのですが、一般的には形式としてこれが正しいというわけではなく、あくまでベートーヴェンがこのような作品を作り、その影響下でいろいろな作品が生まれたと考えるべきではないでしょうか。
しかし、実際はそれが全てではありません。
例えば…聞いていただいた方が早いと思いますので具体的な曲名を挙げますと、チャイコフスキーの第六交響曲は、明らかにこの形式に則っていません。
また、マーラーの第三交響曲、第九交響曲はどうでしょうか。
特にマーラーこそ、交響曲の形式、従来のフィナーレというものの立ち位置に付いて非常に悩んだものと思われます。(推測に過ぎませんが。)
よって彼は第九交響曲で結論的に緩-舞-急-緩という形式をとったものと思われます。
序曲が元になっているのですか。それと、ベートーヴェンの影響力ですか。でも、元はといえば、全般的に人間の生理的欲求が背景にありそうです。
No.5
- 回答日時:
一部カテゴリーを勘違いされている回答もあるようですが、
クラシック音楽は、「古典派」といわれる時代までは、形式・様式にのっとって作るという約束のもとに作られていましたので、ソナタ形式であれば、基本は「急緩急」を踏まえていると思います。これは作法なので、守らないと、「知識がない」、「作曲技術が低い」、「品がない」と嫌われたのです。
これが崩れたのが、ベートーベン以後のローマン派の音楽で、これ以後は「クラシック音楽」という線路の上ですが、形式・様式に縛られずに自由に作られています。
ほかの回答にあるように、ベートーベン以後であれば、逆バージョンもあります。
「起承転結」については、ソナタの第一楽章、すなわち「ソナタ形式」の主題提示部(第一主題&第二主題)、展開部、主題再現部&終結部を説明するときに言う場合が多いですが、もともと形式・様式をさすものでなく、あらゆる音楽がそうなっていると思います。
特に歌詞のある音楽はわかりやすいです。
「君と会った」「一緒に暮らした」「別れた」「今はさみしい」
これが、おのおの「起」「承」「転」「結」です。
メロディーの構成としては、Aメロ・Bメロ・サビ・Bメロが充てられるのが普通です。J-Popの多くの曲が、古典派のソナタ形式(第一主題・第二主題・展開部・主題再現部)そのままです。
それゆえ、「クラシック」は永遠に「古典」と呼ばれ、もっとも均整のとれた音楽の規範的なスタイルの完成形を示しています。
いちばん簡単な、「起承転結」は、C→F→G7→C というコード進行で、大多数の音楽がここからの変化・発展・複合で成り立っています。
音楽表現は、人間の心理に結びついたものなので、ここから逃れることはできません。
伝えようとするものがなければ、好きなように作ればよいのですが、それだと頭のおかしな人がしゃべっているの変わりません。
聴く人を魅了するためには起承転結を意識しないと、独りよがりな音楽になります。要はヒットしないということです。
やはり、「様式性」あるいは「慣例」と言う感じですね。それはやはり、人間の自然な感覚と言うものから来ているようですね。おそらく近世音楽から現代ポップスにいたるまで、共通のIIVVIですかね。
No.6
- 回答日時:
こんばんは。
#5さんが、良い回答をされていると思います。
クラシック音楽を聴き考える場合、やはり古典派とロマン派を一つの区切りに考える必要があると思います。
古典派は形式に縛られ、歌曲の旋律は取り入れられていません。
ロマン派の時代になり、旋律は歌い、自由な形式で音楽が作られるようになっていきます。
それでも形式は生きています。
私たちが音楽を聴く場合、形式が分かれば実に聴きやすい。
ソナタ形式だと、提示、展開、再現、コーダと進むわけですが、数十分から一時間以上もある曲を聴くのに、曲の構成、展開がわかっているのといないのとでは聴き方も違えば、理解の深さも違ってきます。
これは、聴く者に限らず、演奏家も、作曲家もそうです。
形式とは、「よりどころ」の様なものだと思っています。
ロマン派最後の作曲家、マーラーもそうですが、それ以後現在音楽に繋がる作曲家達は、形式にとらわれない多くの作品を作っています。
ストラビンスキー、バルトーク、シェーンベルク…、枚挙にいとまがありません。
多くの作曲家が、形式を無視し、新たな形式を打ち立てようとし、様々な試行錯誤をして来ていますが、私に限って言えば、やはりよく聴くのは、ロマン派であり、モーツアルトです。
ご質問になにも答えていませんね。
今は、絶対的な形式などありません。逆に進んでもいいし、無窮運動のような出口のない音楽があってもいいです。
音楽には、三つの楽しみがあると言われます。
作る楽しみ(作曲)。
弾く楽しみ(演奏)。
聴く楽しみ(鑑賞)。
この三者が満足できて初めていい音楽になるのです。
いくら作曲家が実験的な曲を作っても、あとの二者が受け入れなければダメなのです。
様式の時代は古典的な思考法。しかし、その原則を発展はさせるがやはり大いに縛られてここまで来た。逆に言えば、そう縛ってもらうことが作品に完成度を与えると言うことなのでしょうか。要は、人間の感覚にあっている様式だということでしょうね。
No.7
- 回答日時:
こんにちは。
「因果律」というのは,なかなかに避けがたいもので,音楽に限らず,原因より時間的に先に結果が現れることは普通は(絶対に?)ないのですよね。
特に音楽は時間の芸術なので,因果律的な事象を排除したような音楽(例えば,十二音技法とかトータルセリーとか偶然性の音楽とか)であってさえ,その作り手や受け取り手たる人間が,時間的に先に起こったことを後に起こることの「結果」と認識するような作品の作り方や聴き方をすることは大変に困難である,というのはあるような気がします。
・・・という話の進め方は大上段に構えすぎでしょうか。
ちょっと切り口を変えまして,実は,古典的な(特に古典派の)多楽章形式の作品の多くは,第一楽章(ソナタ形式の楽章)が音楽的には「結論」であって,残りは休憩・気分転換・オマケ,という見方もできないことはありません。
それは,理性的に緻密に構成されたソナタ形式と,ある意味感興に任せて作っているといってもいい「ロンド・フィナーレ(古典的な交響曲の典型的な最終楽章の形式)」,どっちが作曲家の本当に言いたいことなのか,ということでもあるような気がします。
で,少々脱線しますが,ロマン派というのは後者に重きを置く価値観であり,それが,私たちがよく知る,いわゆる「(必ずしも歓喜とは限らないが)感情が爆発するフィナーレ」なのかもしれません。(それは,推し進めるほどに本質的には理性的なシステムであったクラシック音楽の枠組みを壊してしまう所業でもあったわけですが)
では,本当に「起」が「結」より後に来る作品はないの?ということで,ひとつ思い当たった作品があります。
それは,
☆R・シュトラウス メタモルフォーゼン
です。メタモルフォーゼンとは「変容」という意味ですが,知らずに聴いていると,何が変容されているのか分かりません。その答え・・・いや,答えというとこれが「結」になってしまいますが,その変容の「起点」は,曲の最後に示されます(ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」第2楽章の葬送行進曲のテーマ)。そこで,聴き手はこの曲を支配する悲痛さが何に由来していたのかを知ることになります。
#ちなみに,ご存知かもしれませんが,この曲は,第二次大戦終戦間際に,ドイツ人作曲家R・シュトラウスが破壊されていく祖国を見て作られた音楽です。
もちろん,反証(のようなもの)がいくつかあったからといって,大枠の原則が覆されるわけではありませんし,クラシック音楽の起承転結のお約束(和声・形式,あるいはもっと原始的なメロディ・リズム・ハーモニーの原理)を基本的に守っているからこそ,上に書いたような内容が人間に理解できるのでしょうけれども。
以上,まとまらない回答になってしまいました・・・。
様式が合って、そこから発展性がある。陰陽のようなものです。しかし、その原則と言うのはやはり人間の感覚にあったものだからこそ、近世から現代までを貫く指標になっているようです。古典派の様式を少し変容させよりドラマチックにしていった過程もあるようですね。
No.8
- 回答日時:
>多くの楽曲は、楽章形式であれ一曲形式であれ、厳かな始まりから歓喜の爆発的な急速展開の最終章に向かってすすむと言う形式ですが、
→この代表例はベートーベンの「運命」などですね。
>これは絶対的なものと考えていいのでしょうか。なかには、逆にすすんでもいい曲があってもいいと思いませんか?
→この代表例はチャイコフスキーの「悲愴」などですね。
つまり、「歓喜の爆発的な急速展開の最終楽章」でない名曲も多々ありますよ。だから貴殿の考えは合っていると言えませんか?
もっともご質問の真意が「曲の終りをどうすべきか」を議論したい、ということであれば、私としては、起承転結の「結」つまり結論がその曲では何なのか、によって、どう終わるかが決まると思いますね。これは音楽でも文学でも舞踊でも同じではないでしょうか。
なお、曲作りの実際的な現れ方としては、楽曲の結論の音は「主音」つまり長調なら「ド」、短調なら「ラ」で結ぶ、というのが基本であろうと思います。途中経過がどうであれ、あるいはその曲がどんな感情、心情表現に支配されていようとも、たぶんこういう原則は変わらないのではないでしょうか。
以上、参考になれば幸いです。
「運命」が結構支配的な影響力を持っているのですか。「悲壮」はちょっと生理に受け付けませんよね。やはり、なんか物足りない消化不良(それが作曲家の意図としても)残らざるをえない。
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